つばきファクトリー 山岸理子 ハロプロを選んで良かった「しっかり」リーダーのバースデーイベント2017

はじめに:ほんわか、しっかりご挨拶

つばきファクトリーの「いつも眠そう」な、ほんわかリーダー山岸理子ちゃんのお誕生日をお祝いするバースデーイベントが、お誕生日当日の2017年11月24日、半蔵門のTOKYO FM HALLで開催されました。

今、”「いつも眠そう」な、ほんわかリーダー” とか書いちゃいましたが、理子ちゃんは、けっこう芯がしっかりした頼れるリーダーです。あんまり自分から前に出ないけれど、メンバーから慕われ頼りにされているところは、そのリーダーシップの取り方こそ、Berryz工房キャプテンの清水佐紀さんに似ていると思ったり。その「ふんわり」した印象の反面、いざというとき、涙を流しながらも、しっかり客席を見据えていたりステージでは涙を流すのをずっと我慢していたりと、愛らしくゆったりした口調の一方で、ちゃんとリーダーをやっているところが健気にも愛らしい理子ちゃんです。

そんな理子ちゃんは、つばきファクトリーにあって他のメンバーに先駆けてソロのイベントは経験済みだけど(写真集イベントハロショ千夜一夜)お誕生日が11月後半であることは如何ともし難く、ようやくバースデーイベントを迎えて、やっぱり、しっかりリーダーらしく、きちんとしたご挨拶をしてくれました。

曰く「辛いことも一杯あったし、辞めちゃおうかなって思ったことも一杯あったけど、やっぱり、ハロプロを選んで良かったと思います」って。

当時アドバイザーだった清水佐紀さんからサプライズで新グループのメンバーに選ばれて、「先輩のグループに帯同していたメンバーでデビューできていないのは私だけだった」(おそらく2014年春の『℃-ute の本音』ツアーのことを言っていると思われる)と泣いていた、あの愛らしい小っちゃい可愛い子が、今、グループのリーダーとしてメジャーデビューを果たして初めてのバースデーイベントで、「ハロプロを選んで良かったと思います」と。

はい、そんな山岸理子ちゃんのバースデーイベント、「開場17:30/開演18:00」の1回目の公演に参加してきました。

※ 何故1回目公演だけなのかは墓場まで持っていく秘密だけど、ヒントは、これまでの文章中に登場した名前にあったりなかったり

山岸理子バースデーイベント2017

イベント開始を告げる会場の暗転にもステージには誰も登場してこないなと思ったら、さわやか五郎さんのナレーションに続けて、いきなり激しめのダンスで飛び出てくる理子ちゃん。ハロコンのダンス部のノリです。
しかし、ダンス部的な激しいダンスで、ずだん!ずだん!と格闘技の型のように(投稿者の念頭にあるのは伝統空手の演武『岩鶴(ガンカク)』:この名称で検索してみてちょ)強めの足踏みをしながら、その出で立ちは、フリフリの80年代アイドル風(当日のグッズを参照されたし)。いきなりのギャップにしても、落差ありすぎです。

そのまま一言も発しないで理子ちゃんが引っ込んだかと思ったら、再度、さわやかさんの煽りも明らかなナレーションにのって、理子ちゃん再登場です。今度は、特技だというリコーダーを演奏しながら、ムーンウォークで。
いや、ダンスもリコーダーもムーンウォークも特技だとはいえ、いきなりのギャップにしても、落差ありすぎです。

そんな激しめのギャップからスタートしたバースデーイベント、オープニングトークから、いきなり懸命に話しを引き出そうとあれこれ試みる五郎さんを傍らに、ただひたすら、愛らしくニコニコと眠そうに「は~い」としか答えぬ、響かぬ理子ちゃんです。
登場の激しさと、いざトークに移行してからの眠そうな様子と、いかにも落差ありすぎです。

攻め足りなかった「どんな時でも、かわいくポーズ」

オープニングでは、このイベント中を通して、シャッター音とポーズを促す子供の声が流れてきたら、何をやっていても中断して可愛く撮影されるポーズを取らなきゃいけないとの縛りが入ると説明されます。子供の声は、五郎さんの相方、上々軍団鈴木啓太さんのリアルお子さんの声なんだとか。題して「どんな時でも、かわいくポーズ」。
といった、その企画タイトルが表示されるべきスクリーンが展開されていなかったりと、若干、スタッフ側の不備もあったりなかったりしつつ、シャッター音に合わせて3つほど可愛いアイドルポーズを決めてみせる理子ちゃんでした。トークをしていようが、別のコーナーをやっていようが、どんな時でも、シャッター音が流れてきたらアイドルポーズを決めなきゃいけないので、これは面白くなりそうだと思うも、結局1回目公演の間で、シャッター音が流れてきたのはコーナーの合間とエンディングの2回のみ。
若干攻め方が足りなかったかと。

プレゼントゲット りこりこ絵描き歌

コーナー企画の第一弾は、「プレゼントゲット りこりこ絵描き歌」。
秋のフルーツ盛り合わせを賭けて、絵描き歌対決です。バックスクリーンに表示される絵を見て、その絵を再現できるような「絵描き歌」を即興で理子ちゃんが歌って、その理子ちゃんの絵描き歌に従って五郎さんが最初に表示されたお題を再現できたらクリアーというゲーム仕様となっております。再度、表現を変えてルールを説明すると【イラスト表示 → アドリブで絵描き歌(理子) → 絵にする(五郎) → 表示イラストが再現されたらOK】といったところ。

最初のお題は「うさぎ」ですが、いきなり即興の絵描き歌で「長い耳が」って歌っちゃってる理子ちゃん。絵描き歌だって言ってるのに、スクリーンの表示を「説明」しにかかってる理子ちゃんを傍らに、懸命に「ゲームを成立させようとする」五郎さんが ”健気” でした(笑)。

続いてのお題は「かめ」ですが、これも、絵描き歌だって言ってるのに「どうしよ?」とか口に出してみたり、五郎さんが描いているキャンパスに直接「ここから」って指さして説明しちゃったりしてる理子ちゃん。
そんなわけで、3問目は、絵描き歌担当とお題再現担当を交代して、理子ちゃんが絵を描きます。お題は「くるま」。ギター片手にアドリブで一曲、名曲「寒空の下で」を奏でてしまった五郎さんですが、歌詞のなかに「ドライブ」などのヒントを盛り込んで、さすがに理子ちゃんも、見事に正解できました…と、このように文字列だけでご説明すると、いかにもグダグダな感じなんですけれども。

いや、確かに実際、かなりグダグダだったんですけれども、コーナー企画、ゲーム仕様としてはグダグダであろうとも、こういったファンクラブイベントにあって大事なことは、それがメンバーの魅力を効果的に伝えているかどうかというところ。

絵描き歌だって言ってんのに「説明」しちゃったり、絵描き歌だって言ってんのにキャンパスに直接指さして「ここから」とか言っちゃったり、おかしなところは山ほどあったけれど、その山ほどあった変なところを指摘される度に、「あはは、ほんとだ」とケラケラ笑って、しかし、一向に改めようとしない理子ちゃんの揺るがぬ可愛さは、十分に客席に伝わっていたわけで、その意味で、このコーナーは大成功だったんじゃないかと。

りこりこ どっちでQ

当日、会場に並べられた座席には、裏表に「り」と「こ」の文字が印刷された紙があらかじめ配布されています。これを使うのが「りこりこ どっちでQ」という企画コーナー第二弾。理子ちゃんに関する質問が出され、2択の答えが「り」と「こ」で読み上げられるというもの。
その問題と答えの一覧がこちら(答えは括弧内)

  • 飼っているハムスターの名前は?(生ハム)
  • 本番前の緊張をほぐすためにしていることは?(あくび)
  • 一昨日の私は何をしていた?(歌のレッスン)
  • 理子ちゃんの部屋の家具類の色は?(白系)
  • 高校の時の委員会は?(図書委員)
  • 電車に乗ると必ずすることは?(イヤホンをする)
  • 山岸理子の口癖は?(たしかに)
  • ここに来る前にしたことは?(カラオケで声出し)

本番前の緊張をほぐすために「あくび」をしているという理子ちゃんは、実はかなり自在にあくびを出せるのだとか。じゃあ、やってみせてよと五郎さんに促されて実演するも、かなり微妙。というか、私たちが想像する以上に、普段から「眠そう」な理子ちゃんであってみれば、普段の表情と、あくびをした時の表情に、実はそんなに差がないのかも知れませんね。

(このイベントから見て)一昨日は、その翌日の大宮ステラモールでのリリイベに向けて、全員で新曲のレッスンをしていたそうで。
と、別途記事を投稿したその大宮リリイベでは、お誕生日企画として理子ちゃんのやりたい放題が繰り広げられており、この日のバースデーイベントに企画が残っているのか心配になったほどだったんですけれどもね。

電車では必ずイヤホンをするという話しを受けて、どんな音楽を聴いているのかと問う五郎さんでしたが、理子ちゃんは音楽を聴いていなくてもイヤホンをするんだそうで。なんでも閉ざされた感じが安心できるんだとか。

と、このように「りこりこ どっちでQ」の出題に絡んで、いろいろとお話しをしてくれているかのようにレポしていますが、こういった派生的な理子ちゃん情報は、イベント進行をつとめてくれた五郎さんが、それこそ文字通り「懸命」になって理子ちゃんから引き出してくれたものであって、当の理子ちゃんは、お客さんを呼び込んでのイベントだってのに、五郎さんから問われなければ何らトークを展開させることもなく、ずーっとニコニコして「ぽやん」と嬉しげに、そして眠そうに佇んでいるばっかりで、ええ、ほんとうに愛らしくて可愛かったです。

ハロー継承の保守本流 山岸理子のミニライブ

ハロプロのバースデーイベントといえば、ミニライブのセトリにあっては、メンバー本人が歌いたいものを選んでくるので、時に「懐かしのハロ曲」だらけになったりして、しかもその「往年の名曲」を幼くも愛らしい現役メンバーが歌ってくれるとあって、これはもう、いろんな意味でハロヲタの醍醐味でもあるところです。

つばきファクトリーに限っても、そして最近のイベントに限っても、意外にも躍動感溢れる選曲に驚いた浅倉樹々ちゃんのイベントだったり、真摯に「自分の歌いたいもの」を厳選してきた希空ちゃんのイベントだったり、そこらのヲタを軽く凌ぐマニアックぶりに、その本物度合いを知らしめた小片さんのイベントだったり、懸命に曲について行こうとするパフォーマンスの初々しさが選曲された楽曲の内容と見事にシンクロしていた安美ちゃんのイベントだったりと、ミニライブのセトリに見応えがあるものが続いていて、この点でも、改めて つばきファクトリーに刮目し直していたところでした。

で、リーダー山岸理子ちゃんのミニライブの選曲がこちら(↓)。

01.二十歳前の女の子(℃-ute)
02.Only you(モーニング娘。)
03.君は自転車 私は電車で帰宅(℃-ute)
04.安心感(Berryz工房)
05.ロマンティック 浮かれモード(藤本美貴)

如何でしょうか。
もちろん19歳を迎えてのバースデーイベントにあって『二十歳前の女の子』はお約束として、それ以外の4曲をもって、「ハロー継承の保守本流」とか形容するのは、我が事ながら、とても「まっとう」だと自負しているところですが、みなさま、如何でしょう。

ぶっちゃけ、冒頭の段落の繰り返しですが、理子ちゃんが つばきに選ばれたときに「先輩のグループに帯同していたメンバーでデビューできていないのは私だけだった」と泣いていて、その帯同していた先輩グループのツアーってのが、おそらくは2014年春の「℃-ute の本音」ツアーのことだろうという文脈も効いてのことかとも思いますが、3曲目で『君は自転車 私は電車で帰宅』のイントロが流れてきたとき、ちょっと泣きそうになりましたから。いや、泣きはしなかったけれども。
そうした上述の文脈も一役買って、てっきり今回は ℃-ute 押しで進めるのかと思いきや、『安心感』ときて、挙句に『ロマンティック 浮かれモード』でしょ。もう、完全にわたくしは、この選曲に屈服です。

それに『ロマンティック 浮かれモード』なんて、藤本美貴さんの曲を、℃-ute では岡井千聖さんがカバーしていることからも明らかなように、かなりの歌唱力がなければ、聴かせるものにはなりません。それを理子ちゃんは、きっちり聴かせます。この日、TFMホールに集まった中には、年季の入った team ℃-ute も多数いたというのに(確認済)。そんな必ずしもメンバーに甘いばっかりじゃないファンに対峙して往年の名曲をパフォーマンスする理子ちゃんは、あんなに小っちゃいのに、歌もダンスも、あまりにも真っ正直に、きちんとしていて。

そう、セトリの選曲だけじゃなく、それをパフォーマンスし切る地力も含めて、山岸理子と、そして つばきファクトリーこそは、ハロー継承の保守本流かと。きっと、つばきファクトリーが、どことなくプラチナ期とされる頃のモーニング娘。っぽい雰囲気があるのも、この「継承の保守本流」であることと無関係ではないと思っていて、その具体的な例証は、各地で大盛況のリリイベにあって明らかであると投稿者などは思うわけですが…まあ、これはまた別の記事にて。

とまあ、そんなことも含めて、オーソドックスな選曲ながら、楽曲そのものではなく、理子ちゃんがこれらの曲を選んだということそれ自体が、かなり胸に迫るものがあって、比較的涙腺ピンチなミニライブだったというわけでした。

*****

みなさま如何でしょうか。冒頭でしれっと述べた理子ちゃんの「つらいこともいっぱいあったけど、ハロプロを選んで良かった」とのご挨拶ですが、このように、いろいろと感じるところのあるミニライブを済ませてから、パフォーマンス終わりで若干息が荒くなった理子ちゃんが述べてくれたことだと思えば、その衝撃も一層大きいものであると、ご理解いただけるのではないかと。

あの、まんまるな眼をうるうるさせて「デビューできていなかったのは私だけだった」と泣いていた、そんな愛らしい少女が、それから2年を経て、「ハロプロを選んで良かった」と、嬉しそうに微笑みながら、今、ご挨拶してくれています。

理子ちゃんがリーダーをやっている つばきファクトリーがハローを継いでくれることに、先輩たちの時代からのハロプロのファンとして、いや、先輩たちを応援してきたファンだからこそ、感謝しなければいけないと、少なくとも投稿者は、なんだかそんなことを思ったのでした。

ありがとう、理子ちゃん。

(文=kogonil)

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