つばきファクトリー谷本安美、”居てくれるだけで楽しくなれる” 貴重な笑顔のバースデーイベント2018

はじめに 稀代の美しさが、こんなところに!

レポとして物事をお伝えするにあたり踏まえる順番といったものを、まるっと無視して、今回のイベントで一番に美しかったところを最初に。

2018年11月19日、実際のお誕生日(11/16)から3日経過した月曜日に、つばきファクトリー谷本安美さんのバースデーイベントが開催されました。このイベントには、安美ちゃんといつも姉妹のように寄り添って仲の良さでも知られるメンバーの新沼希空さんがゲストで参加します。イベント後半、ミニライブで5曲を披露してくれる、その3曲目に、スマイレージから『私の心』が選曲されています。希空ちゃんのイベントに安美ちゃんがゲストで参加したときと同じように、この3曲目にだけ、希空ちゃんもライブに参加します。
最初、安美ちゃんは上手側に、希空ちゃんは下手側に位置していて、間奏のあいだに、お互いの立ち位置を交換するんですけども、センターですれ違うとき、お互いに目を合わせずに、しかし一瞬だけ手をつないで、お互いにすれ違って距離が離れるにつれて手も放して…これ、実に美しいシーンでした。お互いの横顔も(安美ちゃんの端正な美しさも、希空ちゃんの可愛らしさも)、さりげなく手を触れ合って、そして離れていくところも。

まだまだ末っ子だと、年若い幼いグループだと、どこかそう思い込んでいたところがありました。だけど、つばきファクトリーは、いつのまに、こんなにも美しく麗しいシーンを見せてくれるようになったのか。
このように驚いている投稿者に、”なんと節穴であることよ” と、呆れ返っている筋金入りの つばきファンのみなさんの嘆息が聞こえるようですが、この『私の心』披露にあたって立ち位置を入れ替えるためにステージのセンターですれ違う谷本安美と新沼希空の一瞬の美しさは、筆舌に尽くしがたいものがありました

これも、陳述的に意味を把握するような意識のレベルを一瞬で突き破られて、思わず(文字通り “思わず”)魂に刻まれてしまうような、そんな美しいシーンでした。

余談ながら、すれ違う一瞬の、そのシーンそのものも美しかった上に、そのシーンを現出せしめた谷本安美さんの横顔の美しさも傑出しています。
これは、ほんとに当人のブログを始めとしたWeb上で見られる画像では、まったく想像できないほど(いや、もちろん画像でも美しいけれども)。リアルで近い位置で肉眼で接する谷本安美は、わたくし思うに、歴代のハロプロを通覧しても5指に入るかと。
美しかった

たとえば念願の大きなホールでのライブだとか、たとえば結成記念日の単独コンサートだとか、そういう多くのファンも注目する節目みたいなところで、とんでもなく美しい場面が現出しちゃうのは、流れ的にも順当だし、注目してる多くのファンも目に焼き付けることができて、いろいろ納得できる次第ですけども、バースデーイベントのミニライブで、そんな一瞬で、かくも美しい場面を目にすることができるとは。
まったく、思いもよらぬ僥倖でした。

谷本安美 バースデーイベント2018

そんなわけで、すばらしく美しい一瞬の場面を見せてくれた、つばきファクトリー谷本安美さんのバースデーイベントが、2018年11月19日の月曜日、Tokyo FM Hall にて開催されました。

打ち合わせが長引くという不測の事態により、わたくしは「開場19:15/開演19:45」の2回目公演にのみ参加。”会議で関係ない話を延々やめない人” の理不尽さには(以下、投稿者の平穏な市民生活のため数十行カット)

ちなみに、昨年のバースデーのレポはこちら。

イベントのMCは、上々軍団から鈴木啓太さんが勤めてくれます。
2回目の公演には、つばきメンバーから小野田紗栞ちゃんが、TFM Hall の最後列でご見学。ステージ上で動きがある都度、後ろから彼女の笑い声も聴こえてくるので、いや、響いてくるので(DマガやイベントDVDでもお馴染みですね)イベントの素敵なアクセントになりました。さおりん、可愛いっすよね。

オープニングトークからサプライズVTRまで

啓太さんの呼び込みに、笑顔もキラキラさせながら安美ちゃんが登場します。登場しての第一声は「どもーー」。もう、安美ちゃんって、どう考えても良いやつに違いないですよね。

当日の衣装は、メンバーカラーを基調にしたセパレーツのヒラヒラなドレス風。セパレーツ部分で、しっかりヘソ出しで、その部分を啓太さんに突っ込まれると、安美ちゃん曰く「お腹は出していこうと思って」と。そんな安美ちゃんの衣装については、公式のTwitterを。

10代最後の一年だから大人なところを見せていきたいと抱負を語る一方、まだまだ子供だとも言う安美ちゃんです。いったい、どんなところが子供なのかと問われて曰く、まおぴんとよくケンカしてるところがお子チャマなんだとか。
“それはよく聞くけど、実際、どんなことでケンカしてるの?” との(そうそう、それが聞きたかったって)啓太さんの質問に、”些細なこと” だと曖昧に答える安美ちゃん。絞り出して “食べようと思ってたお菓子を先に食べられた” とか言うケースが出てくるあたり、本当に特にケンカの理由が思い当たらないほど些細なことでケンカしてる模様です。ですが、そういう些細なケースにあっても、年下の秋山眞緒ちゃんには決して譲らないのだと、むしろドヤ顔の谷本さんでした。
もう、安美ちゃんって、どう考えても良いやつに違いないですよね。

サプライズのメッセージVTRは、安美ちゃんが愛してやまぬ、こぶしファクトリーから井上玲音さん。
2018年5月の合同ライブの映像化商品の特典映像にも活写されていたように(シェアハウスでの同居を迫って断られていた)、あたかも安美ちゃんからの一方的な片想いかと思われた安美ちゃんの井上さんへの愛ですけれども、なにやらザワザワとした雑音を映像のフレームの外側に響かせながら、井上さんは、安美ちゃんとご飯に行ったり買い物にも行きたいと、ついにその愛を受け入れたかのようなコメントを。続けて、「ご飯食べにいくとき、私を食べないでね」とも。

そんな井上さんのコメントを受けて、「だはは」と笑っている安美ちゃんです。
ラクーアのリリイべで、谷本安美の良いところを挙げるのに “イジられても怒らない” と述べていたのは岸本ゆめのさんでしたか、ほんとに納得です。
安美ちゃん曰く、”れいれいの魅力は顔!” なんだそうですよ。

当意即妙とはちょっと違って 『質問 千本ノック』

企画コーナーの一発目は、『質問 千本ノック』。
詳しいことは後からちゃんとインタビューするから、まずは反射的に、どんどん出される質問に、あんまり考えないで答えてね、という企画。その応答の一式は、次のとおり。

質問 千本ノック
  1. これがないと生きていけないものは?→ 携帯
  2. 鏡を見て一言 → 今日も美しい
  3. つばき以外のグループでライバルは?→ いない
  4. 自分を山手線の駅で言うと?→ 渋谷
  5. つばき お○りランキング、自分は何位?→ 5位くらい?
  6. この冬のトレンドは?→ アニマル柄
  7. おでこの美しさの秘訣は?→ デコ出し続けること
  8. それを英語で言うと?→ Open the head
  9. ブログのタイトルが顔文字の谷本さん、お気に入りは?→ ٩( ^ω^ )و。
  10. 19歳の谷本安美に期待できることは?→ 美しさ
  1. について → 電話だけじゃなく計算したり検索したりもできるからね
  2. について → 「いや~美しかったわ(笑)」
  3. について → つばき内でもライバルはいない/でも、まおぴんとは喧嘩する
  4. について → それしか思い浮かばなかった。代表的な駅ってことは、私も代表的なのかな
  5. について → 1位は理子ちゃん。秘かに上昇中なのが、小野田さおりん(← 後ろで見学中)
  6. について → アニマル柄はお姉ちゃんが買ってる
  7. について → つねに全開です
  8. について → 意味的に頭髪がチャレンジドな人々って意味では?
  9. について → 実際にやってみせてくれたのに近いものを当日のブログのタイトルにしてくれました
  10. について → まだ人生で50%くらい(まだ倍、美しくなる)

これが、次々と出される質問に当意即妙に答えてるってのとは、ちょっと違って、ほとんど安美ちゃんは何も考えずに反射的に応答してるんだと思うんだけど、それぞれの答えに、ものすごく自信満々なんですよね。さも、考え抜いてこう答えているのだから、別の回答なんか有り得ませんって言ってるみたいに。
と、そんな具合に、むしろドヤ顔風でもありながら、MCの啓太さんはおろか、客席に対してさえも、誰にも目を合わせないで中空を見つめるようにしていて、あたかも自信満々でありながら、その目を合わせないところから “わかってるよな、突っ込むなよ” と身体全体で主張しているようでもあって。
しつこいようですが、安美ちゃんって、ほんまに良いやつに違いないですよね。

私(=谷本安美)の人生を通じて現在の自分の美しさは50%でしかないと言うのは、まだまだ謙遜がすぎるかと。もちろん今でも美しいけれど、つばきメンバーって、年齢を重ねる毎に美しさが増すような顔立ちだと思っていて、個人的に思うところでは、彼女たちは30代を超えるあたりから、とんでもない美しさになるのではないかと。だからきっと、今の安美ちゃんは、まだまだ安美ちゃんの人生の中で30%くらいなんじゃないかと思いますよ。

つばきファクトリーお○りランキングで、自らは5位とし、1位をリーダーの山岸理子だと述べますが、最近急上昇中って小野田紗栞さんの名前が挙がります。って、当の さおりん が後ろで見学してまして、ランキング急上昇中って言われて、恥ずかしそうに口元を押さえていましたよ。もちろん、目は嬉しそうに笑ってましたけども。

勝負よりもおまけが楽しい 『谷本ファイターズ』

続いてのコーナー企画は『闘え 谷本ファイターズ 秋のイントロ交流戦』。
抽選されたファン5名とイントロ対決です。ここで、助っ人ゲストとして新沼希空ちゃんが登場します。一問ごとにファン側が勝ったら、安美ちゃんチーム(=谷本ファイターズ)にムチャぶりが課されるというゲーム仕様です。

イントロ対決の押しボタンを希空ちゃんの手で押す安美ちゃんだったり、自分たちが先行して正解を重ねるや、ファンのみなさんを煽り出す2人だったり(「うちら本人だし」、「何回聴いてると思ってんのよ」)、抽選BOXから雑に抽選する希空ちゃんだったり、イントロ対決そのものにも見所満載だったんですけど、もちろん一番の見所は、2人がミスった際のムチャぶりこそ。
加えて、イントロ対決が終わったあとでは、”谷本、新沼の2人の答えがそろったら秋のフルーツプレゼント” というお誕生日らしい追加企画もあって、こちらもセットで具体的には以下のとおり。

イントロ対決ファン側正解時のムチャぶり
モノマネ 希空:『今夜だけ』の安美ちゃん歌割りのマネ
安美:IKKOさんのマネ
2人で投げキッス 希空:(客席に向ってやると知らされて)お互いにやるのかと思ってた
お互いに駄目出し 希空:うるさい 安美ちゃんの声で眠れない
安美:たまに、めんどくさい
2人の答えがそろったらプレゼント
中華料理といえば? 希空:えびちり
安美:麻婆
純情センチメートルは、
何センチメートル?
希空:20㎝
安美:21㎝
「あわせに行けただろう」ってことで悲鳴をあげてコケる2人
つばきで、ほんとうに
やさしいのは?
希空:新沼希空
安美:山岸理子
希空「安美ちゃんは、わたしって答えてくれると思ってた!」
↑たまに、めんどくさい
北海道でダジャレ
といえば?
北海道はでっかいどー
ようやく そろってOK!

“お互いに駄目出し” というムチャぶりのお題で、安美ちゃん曰く「新沼希空は、たまにめんどくさい」と。
続けての『2人の答えがそろったら』で、”つばきで、ほんとうにやさしいのは?” というお題で安美ちゃんが理子ちゃんの名前を挙げたことにご立腹の希空ちゃん(「安美ちゃんは、わたしって答えてくれると思ってた!」)、さっそく、めんどくさいところを証明しちゃったり。

若干前後しちゃいますけど、イベント終わりのご挨拶でも希空ちゃんはコメントしてくれて、「安美ちゃんが私をゲストに選んでくれたのが嬉しい」とか麗しくも可愛らしいことを述べるかと思いきや、「…けど、めんどくさいって言われた」と、重ねて、めんどくさいところを証明しちゃったり。

ご立腹きそらん、とっても可愛かったので、今後共、安美ちゃんは、希空ちゃんをつっついてくれると嬉しいと、個人的な立場から要望してみたりして。

今の谷本安美に最も相応しい曲として

こうした企画コーナーを終えて、イベントはミニライブへ。
その最も美しく印象深い場面は、レポ冒頭で述べてしまいましたが、そのセトリは、こんなところで。

2回目公演 ミニライブ セットリスト
01.初恋の貴方へ(スマイレージ)
02.あなたなしでは生きてゆけない(Berryz工房)
03.私の心(スマイレージ)with 新沼希空 <センターで交錯して絡む腕が美しい>
04.君だけじゃないさ…friends(アンジュルム)
05.元気者で行こう!(真野恵里菜)

こうしたイベントのミニライブって、ほんとに不思議ですね。
若いメンバーが、自分で選曲した先輩の楽曲を、見事に歌いこなしていても胸が熱くなる一方、ときに高音で音を外したりしながら、明らかに “拙い” ところが見え隠れして、しかし、だからこそ “挑んでいる” 姿が明瞭な場合もやはり、胸が熱くなります。それが自分で選んだセットリストだからこそ、一層。

ハロショのトークイベント千夜一夜によれば、中学3年生で「モーニング娘。’14 黄金オーディション」に応募するまでハロプロを知らなかったという安美ちゃんですが、そうであればこそ、今、こうして先輩たちの楽曲に “挑んでいる” 姿は胸が熱くなります。

冒頭で述べた『私の心』の一場面もすばらしかったんですけど、楽曲として見るなら、真野ちゃんの『元気者で行こう!』をこそ推したいところです。内心ではいろいろあろうとも、あくまで堂々と “私は大丈夫です” とでも言わんばかりにケラケラ笑ってすべてを受け止める安美ちゃんにこそ、この曲は相応しい。千夜一夜で明かされた来歴にも鑑みて、明るい歌詞と旋律であるからこそ、グループが結成されてからもしばらくは北海道から通いながら、それでも挫けず、ちゃんと今こうしてファンの前でケラケラ笑っているということの貴重さに、この『元気者で行こう!』が重ねられて、実はけっこうヤバかったことは絶対に秘密です。

谷本安美 本当は貴重なその笑顔

安美ちゃんといえば、その頼もしげな笑顔が真っ先に私たちの印象に残ります。
リーダー山岸理子ちゃんは言います、安美ちゃんは居てくれるだけで周囲を明るく楽しくしてくれるって。それは、オープニングの「どもーー」から一貫して、今般のイベントでも終始確認できたところですが、いつも安美ちゃんは、ケラケラと鷹揚にすべてを受け入れるかのように堂々と笑っています。
その明るい笑顔で、メンバーもファンも、これまで、どれほど救われたことか。

そのケラケラと懐深い笑顔こそ安美ちゃんの大きな魅力であることは疑いないとして、最後に、そんな笑顔とは、すこし別の側面を指摘しようかと。

つばきファクトリー谷本安美さんは美しいです。
いろんな人に怒られそうだし、投稿者個人としても自らの所感に戸惑うところがあると告白しつつ、率直に、造形の美しさについては、谷本安美は、歴代のハロプロを見渡しても屈指です。
ライブハウスの最前で、リリイべの握手で、個別のサイン会で、イベントのお見送りで、めちゃくちゃ近い距離で目の当たりにする谷本さんは、美しいです。

個別的なことなので基本的にレポには組み込まない方針の “お見送り会” ですが、今回は、すこし曲げて指摘を続けますと、「お誕生日おめでとう」ってことは、バースデーイベントに先立つリリイべの握手会なんかで散々伝えたので、この日のお見送りでは「楽しかったよ」とだけ(歩みを止めちゃいけない一瞬だから伝わらないだろう前提で)伝えようとします。まあ、これも定型で。すると、それこそ、ほんの一瞬のすれ違いでしかないお見送り会なのに、こちらの “楽しかった” との感想に、ほんとに心から安堵したような表情で「よかったああ~」と応じてくれる安美ちゃんの、その笑顔ではない表情もまた、たいへんに美しかったのでした。

その上で、安美ちゃんがミニライブのラストに選んだ『元気者で行こう!』の一節から。

元気 出して 出せば 出るんだ!
笑顔の中から 出るんだ!

驚異的な美貌の谷本安美さんが、美しさ以上に印象的な笑顔を私たちに見せてくれていることの、もしかしたらの貴重さを、改めて思わずにはいられぬ一節です。
現時点で、谷本安美のテーマソングに、最も相応しいかなと。

(文=kogonil)

 

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