つばきファクトリー2017年1月にメジャー・デビュー大決定!9人体制でハロプロの一翼へ

ハロー!プロジェクトで一番の末っ子ユニットであり、新メンバーが加入して新体制で出発した『つばきファクトリー』が、2017年1月に念願のメジャー・デビューを果たすことが明らかになった。

この「つばきファクトリー、メジャー・デビュー決定」の報は、2016年9月4日(日)、Zepp Tokyo で開催されていた『Hello! Project 研修生発表会 2016 9月 ~SINGING!~』は、15:00 開演の昼公演中に、メンバーに対してもサプライズとして、ハロプロ・アドバイザーの清水佐紀よりお知らせされた。詳細は、追って順次、告知されるという。

清水佐紀からサプライズ

『Hello! Project 研修生発表会 2016 9月 ~SINGING!~』昼公演は、今期のHello! Project 研修生発表会の初回公演にあたり、つばきファクトリーのメンバーは、先頃、牛込箪笥区民ホールでのFCイベントで迎えた新メンバーを加えた9名での初パフォーマンスに挑もうとするところだった。

公演スタートの全員曲を終え、MCのシャ乱Qまことの挨拶に続き、いざ9名でインディーズ第三弾オリジナルとなる楽曲『独り占め』の初パフォーマンスの準備をしているタイミングだった。いったん暗転した照明が明るさを取り戻し、まことによって清水佐紀が呼び込まれ、サプライズの告知という流れ。

清水は、さすが長年グループのキャプテンとして、ステージでの告知役を務めて来ただけあって、「これから9名で頑張っていこうって、そういうところ・な・ん・で・す・がぁ~」と、衝撃の内容をタメるだけタメた挙句、メンバーたちも不安げな表情を見せたところで、上記の通り、嬉しいお知らせとなった。
最初にメンバーの選定段階から関わっていたから、このようなお知らせを持ってくる役も自分がやりたかったのだと明るく笑う清水。一方で「2017年1月!」と大きなテロップがスクリーンに表示される中、つばきファクトリーメンバーからは嬉し涙が溢れた。

新メンバーである小野瑞歩、小野田紗栞、秋山眞緒も、慌てて手で顔を被って、涙がこぼれるのを防いでいたが、小片リサ、新沼希空、谷本安美、岸本ゆめの、浅倉樹々ら、デビューを目指して1年と5ヶ月、頑張ってきたメンバーは、「メジャー・デビュー決定」の文字が躍るスクリーンを見ながら泣き崩れ、MCまことが「ほら、お客さんにお尻を向けない!」と注意しようとも、客席に背を向けたまま涙を流していた。これまで「キャラが読めない」といった評判ばかりが周知されてきたメンバーたちのそんな様子も非常に感動的であった一方で、同様に涙を頬に流れるにまかせていたものの、しっかり正面を向いて客席と対峙していたリーダー山岸理子は見事だった。どんなに「ほんわり」としていて、どれだけ「天然」であろうとも、リーダーとして名指されるメンバーは、やはりそれなりの資質があるのだ、と納得させられる場面でもあった。

客席にも歓喜の涙

この報がアナウンスされるや、客席でも「やったああーーー!」と歓喜の雄叫びがあがり、つばきファン同士が、お互いに「おめでとうございます!」と握手し合う姿も、あちこちに散見された。つばきメジャー・デビュー決定のアナウンスに涙の歓声を上げたのは、ステージも客席も同じだった。

この昼公演に参加していたファンは、たとえば、次のように述べる。

「だって、もしかしたら、メンバーの入れ替えとかあるんじゃないかと思ってましたから。メジャー・デビュー決定だけじゃなくて、繰り返し “この9人で” と言ってくれていたことも、嬉しかったです。ファンが不安に思っていることは、もしかしたら、伝わっていたのかもしれませんね。」

「2017年の1月となると、℃-ute が次の冬ハローに参加せず ℃-ute としてのイベントやライブに専念するとの告知からも、まさしくその時期には、℃-ute の単独イベントと、冬ハローと、そして、つばきのデビュー行脚にと、様々なイベント類の日程被りが頻発するのではないかと、今から戦々恐々としています。」

熱心な つばきファンを自認し、当日も Zepp Tokyo に参加していた本誌専属ライターは、感情も顕わに涙を見せた小片リサの姿に、ことのほか衝撃を受けた模様で、なにやら切羽詰まったような発言をしていたが、ニュース部がテープ起こしをしたものの、大半は意味不明だった。

ハロー!を継ぐもの

この、つばきファクトリーのメジャー・デビュー決定がアナウンスされた2016年9月4日の『Hello! Project 研修生発表会 2016 9月 ~SINGING!~』の前日には、ハロー!プロジェクトは広島にて、℃-ute にとって最後となるハロコンのステージを終えており、このZepp Tokyo 昼公演のラスト前のMCで、シャ乱Qまことは、そのことにも触れて、次のように客席に語りかける一幕もあった。
「℃-ute が去り、そして、その後を担う若い子たちが、こうして次のステージを待っています。あたかも生き物のように新陳代謝を続けるハロー!プロジェクトを、どうか今後とも宜しくお願いいたします。」

つばきファクトリーのリーダー山岸理子も、岸本ゆめのも、2014年よりこの方、Berryz工房や℃-ute のツアーにずっと帯同し、とりわけ岸本はBerryz工房の大ファンであるとファンにも周知されている。新沼希空も、2014年のモーニング娘。春ツアーに帯同して、伝説となったわんこそば対決に、憧れの石田亜佑美と同グループで参加してもいる。小片リサも、ナイスガールトレイニー時代からハロプロファンを公言し、アンジュルムを卒業した福田花音の大ファンであると知られてもいる。
なるほど、形は違えど、シャ乱Qまことの言うとおり、目に見えない何かは確実に継承されていくようだ。

(文=ニュース部 ハロプロ担当)


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