「アイドル的才能の塊」カントリー・ガールズ稲場愛香、病気療養で活動休止

カントリー・ガールズの稲場愛香が、カントリー・ガールズとしてのタレント活動をしばらく休養することが公式に伝えられた(カントリー・ガールズ 稲場愛香に関するお知らせ)。

稲場愛香は、そのダンス・パフォーマンスに留まらぬ高いポテンシャルを示して、カントリー・ガールズや、ハロステ・ダンス部のみならず、今やハロー!プロジェクトにおいて誰からも一目置かれる大切な存在となっていた(参考 エンタメアライブ記事:「【観劇レポ】演劇女子部『気絶するほど愛してる!」)。
しかるに、当の稲場愛香は、先般発売したソロのブルーレイ映像作品の発売記念イベント以降(2016年4月6日、パシフィックヘブン)、体調不良として公の舞台から半月以上の長きにわたって姿を消していた。ファンの間でも様々に不穏な憶測が飛び交う中で、環境が激変したことによる持病の悪化から、その治療に専念するために、しばらくカントリー・ガールズとしてのタレント活動を休養することが、ようやく、公式に告知された。
あえて「急な発表になってしまったこと」にも触れて、しっかりファンに向けて事情を説明してくれている。

体調不良として公の活動をお休みしている最中の4月20日に、一瞬だけ本人のブログが更新された後、さらに沈黙が続いたことや、これまでの例からは異例ともいえるチケットの「払い戻し」といった対応が事務所側から見られたこと、また「体調不良」としての沈黙が半月に及ぶことなどから、ファンの間では不穏な空気が醸成されつつあった。実際、過去の事例を紐解くと、こうした不穏な空気の中で、スキャンダルが明らかになったり、公式に事情が明らかにされないままに脱退していったりしたメンバーの名前は挙げることができるわけで、多くの稲場愛香ファン、カントリー・ガールズファン、ハロプロファンは、戸惑い困惑しながらも、公式な「お知らせ」に備えて、さまざまに身構えているところだった。
すなわち、どんな「悪い知らせ」であっても、自分が傷つかないように。
すなわち、どんな「残念なお知らせ」であっても、自分が応援してきた「虚像」が崩れてしまわぬように。
そして、すなわち、どのように「厳しい現実」であっても、自分が愛するメンバーと、信じるハロプロが揺るがないように、と。

自身も、環境の変化に敏感な自己免疫性の疾患を抱える、あるファンは、こう語る。

「環境が激変したことによる持病の悪化ということで、ファンが身構える一貫として抱いていた不穏な予測以上に、場合によっては「厳しい」結果であると言えなくもない「真相」でしたが、ゆっくり休んで、はやく治して欲しいです。
いや、治るものではないかも知れませんが、はやく、上手につきあって、タレント活動と両立できる形に持ち込めるよう、お医者さんともスタッフさんとも、ゆっくり相談して、自分の身体と向き合って欲しいです。ファンは、ちゃんと待てますから。

公式のお知らせから、さほど間を置かずに、モーニング娘。’16 の生田衣梨奈さんが、この件について言及したブログを公開してくれています(いなばっちょ。生田衣梨奈)。
そこでは、稲場愛香さんが治療の後に「戻ってくる」ことを疑わぬ様子が綴られており、メンバーのブログは、その公開にあたって事務所スタッフが目を通していることを考慮するならば、ネットの一部に見られる “憶測を重ねようとする態度” とは真逆に、公式に「治療の経過を見つつ、慎重に検討の上、決まりましたら改めてお知らせいたします」と述べられていること、「一日も早い復帰を、我々とともに願っていただければと思います」と訴えていることは、言葉通り受け取るべきだと強く思います。

なあに、年季の入ったファンであればそれだけ、待つのには慣れていますからね。」

この稲場愛香の休養にともなう、イベントへの影響や大阪での演劇女子部公演の中止にともなう詳細は、上記のお知らせ(カントリー・ガールズ 稲場愛香に関するお知らせ)や、公式HP(『カントリー・ガールズ ライブツアー2016春夏』 払い戻しに関するお知らせ)にて、順次、お知らせされるという。

(文=ニュース部 ハロプロ担当)

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