道重さゆみ LIVE TOUR 2025 SAYUMINGLANDOLL~SAMSALA~(ファイナル東京公演)〔承前〕
道重さゆみ LIVE TOUR 2025 SAYUMINGLANDOLL~SAMSALA~ 2025.08.14(木) 東京都:Zepp DiverCity 開場18:00 開演19:00 |
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01・『OK!生きまくっちゃえ』 02・『マインとパンゴー』 MC:ごあいさつ 前髪切りました また皆に甘やかされようと思います。→「可愛い」を浴びる道重さん 03・『Fantasyが始まる』(モーニング娘。) 04・『ちーぎゅう♡』 05・『フレンズレンズ』 06・『へう゛んな人たちに捧げる歌』 07・『さゆみるふぃーゆ』 MC:一曲、ねじ込みました♪ 店員さんとローストビーフバトル お昼の弁当も3つ ↓↓↓【怒涛の21分メドレー】↓↓↓(漏れがあったら、ごめん!) (↓↓とうていメモが追い付かず!下記は非常に自信無し) 08・『再生~わたしはここにいるわ~』 09・『キラキラは一日にして成らず!』 10・『ありえない遊園地』 11・『SHIBUYAのファビュラス』 12・『バラバラWonder』 13・『Sayutopia』 14・『WHO IS BABY』 15・『PINK FREEDOM』 16・『青空09』(←↑↑ぶっちゃけ、メモ、自信無し) ↑↑↑【怒涛の21分メドレー】↑↑↑ MC:二の腕大公開 プレイリストは過去のメドレーから 17・『unknown cloud』 18・『オレンジブルー』 19・『DESTINY 〜タピオカモード〜』 MC:ちょっと寒くない? 「さゆの言うことは?」「ぜった~~い!」 私を愛してくれてるダンサーさんたちへ 20・『彼と一緒にお店がしたい!』(モーニング娘。) 21・『瞬間Watcher』 22・『形而上的熱視線』 MC:大好きな曲です! 23・『サユミミライ』 ▽▽▽▽▽アンコール▽▽▽▽▽ お手紙朗読:ありがとうのまえに、ごめんね 一杯考えて自分で決めたことだったのに/がんばったのにな がんばれなかった/自分が弱くでできなかった 限界でした/さゆロス 変な人ロス/私よりも私のことを好きで居てくれる 24・『YES!最幸でしょ♡』 25・『白い羽根』 26・『ラララのピピピ』(モーニング娘。) MC:何度でも出会いましょう! 27・『SAMSALA』 MC:ソロ時代の代表曲、一回じゃ、もったいないから! 28・『OK!生きまくっちゃえ』再 |
ファイナルツアーのファイナル公演であることは、みんなわかっていたし、この日の2日前に開催してくれたインスタライブでは、なんと日付が変わるほどの長時間の配信の、その最後の局面で涙も見せてくれたから、最初っからみんな、エモーショナルな雰囲気に身構えていたのに…
しかし、さすが生粋のエンターテイナー道重さゆみ、そんな湿っぽい雰囲気は微塵も感じさせずに、初っ端の『OK!生きまくっちゃえ』から、明るく、元気に、いつものライブの通りにスタートです。
湿っぽい雰囲気は感じさせずに平常運転
そう、ファイナルのファイナルだなんて少しも感じさせずに、そのまんま楽しそうにケラケラ笑ってる道重さん、2曲目の『マインとパンゴー』を終えたご挨拶のMCでは、前髪を切った話をしてくれます。(それにしても、モーニング加入当初は、マンゴー苦手だって言ってませんでした??)
曰く、「火曜日(2日前)のインスタライブ(のアーカイブ?)観てて気になったから、昨日、前髪を切りました」と。「これまで、馴染ませるためという意味もあって、前髪を切るのは、ステージに出る数日前が望ましいと、さんざん主張してきたのに、なのに、わたし、昨日、前髪を切りました!」って。
その上で、「でも、今回も、みんなに、甘えようと思います!どうですか?」って。もちろん、会場は一斉に「可愛ーーーー!!」の大斉唱で、その客席からの賛辞を、たいへんに満足そうに一身に受け止めている道重さゆみさんでした。これだけで一片の宗教絵画になりそうな場面です。
そして『Fantasyが始まる』に進みますが、それにしてもモーニング娘。時代の楽曲として、大事なところで必ずこの楽曲をチョイスするのは(わたくしも、道重さんのご自身の謙遜とは裏腹に、そのパフォーマーとしての凄みを一番によく示しているのがこの曲だとは思えど)よほど道重さんにも思い入れがあるんでしょうかね(識者プリーズ)。
これまでのツアーの昼公演と夜公演のセトリをシャッフルするような組み立てに加えて、ご本人が「歌いたいからねじ込んだ」という『フレンズレンズ』を含めて、メドレーまでの7曲を楽しそうに、嬉しそうに歌い切る道重さんでした。
01・『OK!生きまくっちゃえ』 02・『マインとパンゴー』 03・『Fantasyが始まる』(モーニング娘。) 04・『ちーぎゅう♡』 05・『フレンズレンズ』 06・『へう゛んな人たちに捧げる歌』 07・『さゆみるふぃーゆ』 |
べジファーストから二の腕から道重主義まで
一拍置いてのMCでは、引き続き、前日のお話を。
ライブの前日って、ステージのことを思って、いろいろと節制するのが普通だけど、実は昨日、焼き肉を食べた、と。
それでもやっぱり “べジファースト” だと思ったので、最初にサラダを頼んだんだけど、店員さんが「うちの名物」だというローストビーフサラダをお薦めしてきたので、サラダでローストビーフを食べたら、肝心のお肉が十分に食べられないから、普通のサラダをください!って、このタイミングで店員さんとローストビーフサラダを巡るバトルが展開されたのだという顛末を面白おかしく話してくれる道重さんでした。
しかし、せっかくのお肉が十分に食べられなくなるからと、お薦めのローストビーフサラダをお断りするって、当初の「やっぱり “べジファースト” だと思ったので」って辺りが、どこかに飛んでいってしまってるのが、さすがの道重さんですが、そんな、このファイナルライブ当日もまた、お昼に準備されていたお弁当が焼肉弁当で、余ったのも含めて3つ食べたと申告する道重さん。
ってか、ほんまにファイナルのファイナルだっていうのに、あまりにも通常運転すぎる道重さんでした。
そして、毎回、自分のメモが非常に信頼できない、怒涛の20分超えのメドレーです。道重さんは、再生公演以来の COTTON CLUB での思い出深かい楽曲を… と、ファンとの関係を大事にする道重さんらしい口上を述べながら、しかし、本人の謙遜とは裏腹の激しい怒涛のメドレーです。この点でも、道重さんがパフォーマーとしても優れていることの一証左かな、と。
↓↓↓【怒涛の21分メドレー】↓↓↓(漏れがあったら、ごめん!) 08・『再生~わたしはここにいるわ~』 09・『キラキラは一日にして成らず!』 10・『ありえない遊園地』 11・『SHIBUYAのファビュラス』 12・『バラバラWonder』 13・『Sayutopia』 14・『WHO IS BABY』 15・『PINK FREEDOM』 16・『青空09』(←↑↑ぶっちゃけ、メモ、自信無し) ↑↑↑【怒涛の21分メドレー】↑↑↑ |
私は衣装がちょっとだけ乱れただけかと思ったんですけど、メドレー中に、ちゃんと衣装が着れてなくて、道重さんは肩から二の腕が露わになっています。歌いながら、フリつけに合わせるようにして、ごく自然に修正する道重さんだったんですが、メドレー空けに ぶっちゃけます。曰く、ソロになってからは二の腕は封印していたんだとか(ついでに、右の方が太いんだよね~とか、いろいろな小規模の情報開示が)。あくまでアクシデントだったのだと言いながら、客席からのレスポンスを踏まえて、チラッと再度見せてくれたりするサービス満点の道重さんでした。
開演前の会場のBGMだったプレイリストは、過去の SAYUMINGLANDOLL でのメドレー音源からであったことなど、小規模の情報開示は続きます。
ライブは、このファイナルツアーの地方公演での夜公演分のセトリを中心に、やっぱり楽曲が追加されていたり『彼と一緒にお店がしたい!』がねじ込まれたりしています。
続くライブ本編の後半戦では、これほどまでに激しいパフォーマンスを見せてくれるのに、なんだか冷房が効きすぎて寒いと言い出す道重さん。それでも、立錐の余地もない客席を気遣ってか、逆にみんなは暑い?とも。
この道重さんの発言を受けて客席はザワつきますが、ここで、道重さんは「え~~どっち?だれか統計とって」と一瞬言いながら… 急に思いついたように「え~~」に続けて、「さゆの言うことは?」という、”道重主義” のコール&レスポンスを要求します。
「さゆの言うことは?」「ぜった~~い!」というコール&レスポンスで、道重さんの要求こそが通ったようになりながら、道重主義のお約束を押し通すことで道重さんらしさを演出したようでありながら、その直前、客席のファンが暑がっているのか寒がっているのか迷って「だれか統計とって」と言い出していたことは見逃せません。道重さゆみさんは、ファンの思い描く “道重さゆみ像” をなぞってくれているようでいながら、タレント道重さゆみ を脱いでみれば、そこには、優しく思いやりに溢れた一人の道重さゆみという女性がいるっていうこと、このことが、あまりにも明らかだったかと。
17・『unknown cloud』 18・『オレンジブルー』 19・『DESTINY 〜タピオカモード〜』 20・『彼と一緒にお店がしたい!』(モーニング娘。) 21・『瞬間Watcher』 22・『形而上的熱視線』 23・『サユミミライ』 |
ずっと帯同してくれたバックダンサーの HiKARU☆さんと MoMoco さんへも、ともかく優しいというだけでなく、楽屋でも、「わたし(=道重さん)のこと好きだって隠さない」とも言います。この後のお手紙でも如実でしたが、自分のステージに関わってくれた人を誰一人ないがしろにしない道重さんでした。
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ファイナルのファイナルであることを重視するつもりで楽曲については多くを捨象しているのに、思ったよりも長くなっていて困ったので、もう一度だけページを切り替えます。
それは、湿っぽい雰囲気を感じさせることなく平常運転で続いていたラストライブが、アンコールのお手紙で(あくまで報告者個人にとって)急に雰囲気を変えたこともあって…
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