Berryz工房、大手町で Spring Live 2026を開催 活動停止後11年を経てなお怒涛の18曲

Berryz工房 Spring Live 2026〔承前〕

オープニングと最初のご挨拶

まずはオープニングから、『ジリリ キテル』から『ROCKエロティック』へ、2曲続けて披露されます。

『ジリリ』の「♪なつならじりり」を「♪なつやきみやび」と言い換えるコールについては先に述べた通りですが、長年のベリヲタとして、『ジリリ キテル』と比べて『ROCKエロティック』は比較的グループ時代の後半でのリリース楽曲だって印象があったんですけど、こうしてみると、個々の楽曲のリリースのラグ以上に、活動停止してからの時間の方が余裕で長くなってしまっていること、個々の楽曲が歴史と化しつつある中で、都度、具現化して蘇らせてくれてること… こういうことが、改めて(特に新曲みたいなものが付け加えられるわけではないからこそ)明瞭なのが Berryzライブかなと思うところです。

そして『ジリリ』のオープニングの手羽先みたいなフリとか、『エロティック』の、順次、右手を上に挙げてから右下に流すように下げるフリなど、いま改めて、何気ないようでいて、実に美しいと、魂に刻んできました。

オープニングから2曲終えてご挨拶のMCです。
メンバーのディナーショーなどで、ミュージックレストラン La Donna さんでお馴染みのメンバーにベースを加えた “ベリさんバンド” が紹介されますが、昼公演では、このタイミングで、熊井ちゃん、(文字列でお伝えするのが難しいんですけど)「げんきですか~」、「あいたかったよ~」と、棒読みというわけでもなく、なんだか微妙なリズムをつけた感じで、コメントします。その様子が変だってわけで、雅ちゃんも茉麻も、もちろん、そんな隙は逃さないよって感じで突っ込みに入り、当の熊井ちゃんも笑ってます。

思うに、茉麻や雅ちゃんといったお姉さんたちと一緒だと、急に幼くなるのが熊井ちゃんなので、どこか任せてしまって、このタイミングでのご挨拶の予行演習とか、何を言おうか事前に練っておくとか、してなかったのではないかと。だから、そのまんま、素のコメントが飛び出てしまって、たぶん、自分でも驚いたんじゃないかしら。

可愛い楽曲パートとセトリあれこれ

続く3曲目から6曲目まで、『ハピネス 〜幸福歓迎!〜』、『21時までのシンデレラ』、『愛のスキスキ指数 上昇中』、『恋してる時はいつも…』と4曲続けて、メンバー曰く「可愛い楽曲」パートといったところ。

『ハピネス』は、あの足踏みしながら軽くジャンプしながら交互に中段くらいの高さの前蹴りを繰り返すフリ、雅ちゃんがピョンコピョンコしていて、異様に可愛かったところです。いうまでもなく『ハピネス』は好きすぎる楽曲でもあり、イントロだけで泣きそうになる次第ですが、やっぱり茉麻や熊井ちゃんと比べてちっこい雅ちゃんなので、3人そろってパフォーマンスしていると、一人だけピョンコピョンコしてる感が強めです。あんなに圧の強い煌びやかな夏焼さんだけど、なんか、ほんまに可愛い。

そしてイントロだけで泣けるというなら『21時までのシンデレラ』、これは真面目に名曲ですよね。Berryz現役時代こそ、つんく♂さんが一番に乗りに乗っていた時期ではないかとは、一部界隈で交わされるフレーズですが、ほんまに名曲です。そして、まだまだ幼かった現役時代のメンバーの姿が重なる度合いが大きいのも、この楽曲ってことで。

ピョンコピョンコするっていうなら、どこかコケティッシュな可愛らしい感じが濃厚なのが『愛のスキスキ指数 上昇中』(2007年)ですが、続けて “可愛いブロック” に、2015年の『恋してる時はいつも…』が披露されて、楽曲リリースのラグを、改めて意識して、幼いメンバーから大人になりつつあるメンバーまでを想起して、そして繰り返し、現役時代の楽曲リリースのラグ以上に、活動停止から今日までの時間経過の方が長いことに思い至り、すっかり美しく大人になったメンバーを目の前にして… やっぱり涙が止まりませんよね。

この4曲を終えてのMCでは、何かとライブの裏側が…

セトリは見ないでね

「ここまで『○○』と『□□』をお送りしました~」的な口上を述べてる茉麻は、ステージの縁に(黒地に白抜きフォントで)張り付けられているセトリ表を見ながら話して… で、まさか、こんなに堂々と貼ってあると思ってなかったよ、ネタバレになるから、最前の人は見ないでね、と言いつつ豪快に笑っております。この「セトリは見ても見なかったフリをしてね」ってのは、昼公演、夜公演、通しで定番化。

歌割関連あれこれプラス

元々7人で歌っていた楽曲だから、現役時代は他のメンバーが歌っていた歌割を改めて割り振ることになるんだけど、そうしてみると、改めて「しみちゃん(キャプテン清水佐紀)や もも(嗣永桃子)は偉かったね」って思うと述べるのは夏焼さん。そんな夏焼さんは、なかなかに歌詞を掘り起こすのが厳しかったとかで、リハーサルのときは歌詞カードを手放せなかったとか。「今も袖にあるもんね」と熊井ちゃんがバラしています。

今にして思えば、あんな幼かった私たちに、こんな大人びた歌詞を歌わせるなんて… といった流れで「つんく♂さんは変態」と述べるのは須藤さん。しかし、”良い意味で変態” というのは、どういう状態を指すのか…

夜公演では、DVDマガジン(Berryz工房 DVD MAGAZINE Vol.40 CM)の、全力での『cha cha SING』を(Dマガそのまんまに)雅ちゃんから要望された熊井ちゃんは、「やったらこの後の体力がなくなるから」と拒絶しています。

セトリを組んでくれる茉麻

Berryzライブのセトリは、それぞれに歌いたいものを提示した後で、茉麻が組んでくれるんだとか。
「(ミヤも熊井ちゃんも)あれこれうるさいことを言わないから、話が速いんだよ」という須藤さんに、「何を意図してるか、わかるから」と夏焼さんと熊井ちゃん。良い感じでコミュニケーションが取れてる風に見せつつ、しかし、今般も熊井ちゃんが希望した『I like a picnic』は却下された模様。

イナイレの頃の…

続くブロックは、7曲目から9曲目にかけての、『シャイニング パワー』、『雄叫びボーイ WAO!』、『ガキ大将』の3曲。
『ガキ大将』はちょっと違うけど、気分的に、イナズマイレブン期といったところ。

しかし、「♪にだん がさね おべんと」みたいな歌詞が、なんでまた感動的なんでしょうね。ほんまに不思議。
上に夏焼さんがピョンコピョンコしていて可愛いと述べましたが、『雄叫びボーイ』の「♪WAO、WAO」のところ、お雄叫んでいるような手格好に脚を内側に蹴り上げるフリを繰り返すところは、現役時代からずっと、熊井ちゃんが一番にピョンコピョンコしてるよね。

このブロックでのMCでは、基本グッズ紹介がメインだったんですけど…

配信、入ってますけど

昼公演では、熊井ちゃんの汗が話題に。
当の熊井ちゃんは「あっち~~♪」と言って、汗ダラダラでも「見て見て」と嬉しそうなんですけども、そんな友理奈さんの背中に流れた汗を指して、須藤さん「エッロ!」と叫びます。

その須藤さんの叫びに対し、「配信、入ってますけど」と注意喚起するメンバーたち。その場限りのライブ現場だけでなく、広く配信される上に、場合によっては動画として残ってしまいかねないことから、須藤さんのオッサン発言に注意を促すといった場面であって、これ、配信がなかったら、茉麻の中のオッサンは、どこまで暴走していたか、ちょっと見てみたかったかも。

甘く見られたうちら

夜公演ではグッズ紹介の流れで、久しぶりに うちわ を作れて嬉しかったと言います。
もうソールドアウトなんだって、という報告から続けて、会場に持っている人は掲げてと促すメンバーたちですが、意外と少なくて、それでも売り切れってことで、どうやら、そもそもの在庫が少なかったらしいと推察したメンバーたちが漏らしたコメントが表題のものってことで。

そしてライブは怒涛の後半戦に

10曲目は、昼公演と夜公演で、回替わり。
もちろん、さいたまスーパーアリーナで行われた単独コンサート『2007 桜満開 Berryz工房ライブ 〜この感動は二度とない瞬間である!〜』の、昼公演と夜公演で配布されたCDにちなんで、昼公演『サクラハラクサ』、夜公演『桜→入学式』となります。それぞれ楽曲としても素晴らしい以上に、ベリヲタにとって、楽曲の来歴的にも、非常に涙腺に厳しいペアってことで、これを回替わりに持ってくるについては、その辺の機微をメンバーも共有しているのかなと思ったりして。

11曲目に、いかにも Berry工房らしい『バカにしないで』でつないだかと思ったら、12曲目には『普通、アイドル10年やってらんないでしょ!?』が。あの乗馬してるようないくつかのフリ(「ひひ~ん」とやってるだけじゃなく、乗馬してる様子から、自分にムチを入れてるような様子まで)が、リリース当時を思い出させること甚だしくて、やっぱり涙腺に厳しい次第。

ここで、昼夜ともに、もっと声だせますか的な煽りが入って、以降、怒涛の後半戦に。

13曲目は、名曲中の名曲、『ヒロインになろうか!』です。
初発の、梨沙子さんが担当していた「♪ひろ~~い~~ん」を茉麻が受け持って、その後の「♪ひろ~~い~~ん」は、順当に、往時のまんま雅ちゃんと熊井ちゃんが。なんか、熊井ちゃん、「♪ひろ~~い~~ん」に、どこか気合いが入っていたように感じたのは私だけかしら。(ずっと以前、ディナーショーだったかで、この「♪ひろ~~い~~ん」を思ったように発声できずに悔しかった、みたいなことを言っていたので)

14曲目は『ああ、夜が明ける』ですが、リリース当時はメンバーの衣装がなんだか異様に艶やかであったことばかりが話題になっていたように思いますが、改めて、こんなに良い曲だったんだと驚くこと驚くこと!

15曲目、イントロの瞬間から客席が身構えた『スッペシャル ジェネレ~ション』です。もう言うまでもありませんが、脚を内側に向けて蹴り上げたり、スペシュウム光線かワイドショットを放っているかのような手格好だったり、「♪池袋をすぎ」てみたり、熊井ちゃんの高く掲げた手に届かない… だったり、右足を後ろに大きく回したり… いかにも特徴的なアレコレが多すぎて、客席が呼応するイントロがどうこう以上に、全編通じて、涙腺に厳しい楽曲です。

そして本編最後の16曲目が『愛の弾丸』。
『ああ、夜が明ける』のリリース時の衣装が艶やかであったなら、こちらはツナギのオートレース風の衣装ってことで、『夜が明ける』以上に身体の線が明瞭だったりして、これまたリリース当時には、そんなところばかりが話題になっていたようにも思いつつ、改めて、こんなに良い曲だったんだと驚くこと驚くこと!

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ライブ本編は以上ってところで、以降はアンコールとなりますが、ここらでもう一度、ページを切り替えて。

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