植村あかりバースデーイベント2018~うえむーが今年も一緒に遊んでくれるみたいだぞ!~

10月下旬、ファンクラブのサイトにリリースされた”開催のお知らせ”に、今年最後の殺生を覚悟した方も多かろう。植村あかりさん(以下うえむー)のバースデーイベントは、うえむーがゲームやクイズで、ファンといっしょに遊んでくれるのが恒例となった、垂涎のイベントだ。いや、厳密には遊んでる(ところを見せてくれる)のはうえむーだけなんだけど、見ていていっしょに遊んでる感覚になるイベントなんだ。それが今年は1回まわし。2回、3回とやってくれたら見られるチャンスを確実にモノにできるんだけど、1回じゃ当たるかなぁ。で、祈って待つほかないので、緑のセーターを意識して着たりして、ソワソワしながら過ごした。みなさんはどうやって過ごされましたか。

数日して、通知メールが来た。当選。一安心。迎えた当日、代々木へ。うえむーは今年もファンと遊んでくれるんだろうか。リュックをグルリと前に回し、ジッパーを開け、山野ホールの綺麗な階段を降りつつ、手荷物チェックを通過、ロビーへ入場。 目に飛び込んできたのは、「知力・運・音楽」×「クリア・ノットクリア」で、3×2個の投票箱。「開演五分前までに、植村さんのチャレンジを予想してくださーい!」とスタッフの方。これはつまり!うえむーが今年もいっしょに遊んでくれるみたいだぞ!

というわけで、2018年12月8日、代々木は山野ホールで行われた植村あかりバースデーイベントの模様をお届けする。

あかり姫登場~むろのビデオレター

「あかり姫のお仕度が整うまで、今しばらくお待ちください」

アナウンスが響いてから数分して、会場にワルツがかかると、パステルピンクのドレスに身を包んだあかり姫が、中央通路から登場。探りさぐりの″姫っぽさ”を表現しつつ、ウェーブするように手を振り「ごきげんよう。」とゆったりと歩を進めてステージにつくと、さっそく『ロマンティック浮かれモード/藤本美貴』を投下。バツグンに盛り上がるし、エレガントな曲だからこのチョイスも”姫っぽさ”だ。

さて、曲を終えたあかり姫。開演から続いた姫の”設定“は、この辺でなし崩し的に収束していくのだが、ふと思い出しては、「ですわよ・ですのよ」口調になりながら、20歳になるにあたっての所感を、司会の上々軍団・鈴木啓太さんとのかけあいで話してくれたので、いくつかピックアップして。

・「6年間ぐらいずっと楽しみにしてたんですよ」・・・大阪出身のうえむーが上京したのが14歳。それ以来6年間もハタチになるのを楽しみにしていたそうだから「6年⁉」と思わず啓太さんも聞き返す。やっぱり6年らしい。長いよね笑。なによりも成人式が楽しみなんだとか。

・「いやいや、完璧です。これ以上はない。」 ・・・「ハタチになったらもう大人」の認識があったので、自分がハタチになる実感がイマイチ沸かず、「大人になって大丈夫なのかな?」と心配そうなうえむーに、啓太さんが「想像してたハタチの自分と違う?」と聞くと「いやいや、完璧です。これ以上のものはない」と急に強気!

・むろのビデオメッセージ・・・みかんが映し出された謎のサプライズ映像に「私は誰でしょう?」の声が。カメラアングルが変わり、植村の親友・むろ ことアンジュルム室田瑞希さんが登場。このビデオがすごかったんだ。うえむーに向けたハッピーバースデーの歌の音頭をとるむろが「皆さん、せーのっせで!ハッピバースデートゥーユー・・・で歌い始めますからね?ワン・ツー・スリー!・・・にしますか?」と、ひどく散らかった音頭を披露。文章だけで伝わるかなぁ。構図としてはファンをフェイントに引っかけてしまったんだけど、ビデオの中のむろは、まったく悪気のない様子なんだ。「位置について、ヨーイドン!・・・って言ったらスタートですからね」のアレを、完全に無自覚で繰り返しやったんだ。

見てる植村は「いやいや、なんでだよ!いらんわそんなん!ごめんね、ごめんね!ほんとごめんね! 」と謝りっぱなし。うえむーの記事なんだけど、むろすごすぎるよ。あの日は、アタックNo.1からの”ハシゴむろ”組もいるだろうか。アタックの方も”石松”として、むろらしい動きで、相当(マジメに)ふざけてるんだが、この狭い代々木〜南新宿エリアで同時多発的に(マジメに)ふざけてるって最高だな、むろ。

Back to the あかり姫

「Back to the あかり姫」へ。

あかり姫が0~10歳ぐらいまでの写真を見せながら、当時の思い出話をしてくれる。写真15枚ぐらい(?)と動画二本で、けっこう盛りだくさんだ。写真はアルバムの山をひっくり返して朝方まで選んでくれたらしい。うえむーが家族に愛されていることがわかるのって、なんで、こんなにこんなにうれしいんでしょうね。そんな、ほっこり感たっぷりなこのコーナーからも印象的なエピソードをいくつか。

・反抗心から、スカルとか。・・・このために用意されたのうえむーの写真は、全体的な傾向として、それこそハロプロの衣装風なお洋服が多かった。”着せ替え人形みたいにして(byうえむー)”赤ちゃんうえむーの写真を撮るのが好きだったようだ。これがファンにとって意外感じられるのも当然で、研修生~デビュー時では、ヤンチャな印象のファッションが多く、「その反抗心から、スカルとか」と本人の説明があった。「でも(その反抗心も)すぐ終わった」らしい。たしかに。

・親戚にカメラ小僧って呼ばれてる人がいて・・・そっぽを向いて無表情の写真があるのは、「親戚にカメラ小僧って呼ばれている人がいて」、カメラを向けられることにうんざりした時期があったからだとか。「常に動画とかをまわしてる人で!」とうえむー。「なにその面白いエピソード!」と啓太さんもツッコむ。「これはいい笑顔で写ってるからお母さんが撮った写真かな?」「多分そうですね。わかりやすいですよねー昔から。」と、カメラ小僧のインパクトが大きすぎるあまり、そのあとのトークにも存在がチラつくのだった。そういえば、ひょっとするとうえむーのたまにやる「映さないで!」のルーツってカメラ小僧にあるかも?

・いや、否定するとこだよ!・・・当時10歳のうえむーが20歳のうえむーにあてた手紙をタイミングよくアルバムに見つけ「今か!」と思い、写真で公開。本人が手紙を朗読する。「お片付けはできていますか?ってあったけど?」と啓太さん。「キレイ好きと言ったらJuice=Juiceの中であたしのことだよ。(客席から感心の「おお~」)・・・いや、否定するとこだよ!」と、ノリツッコミいただきました。余談だが、フラットな場面でのうえむーの一人称は”あたし”であって“わたし”でではない。ブログでもそうだから、多分こだわって使ってるんだろう。さっぱりとしたうえむーらしさがあっていいですよね。筆者もこだわってみました。

あかり姫 20歳の3番勝負!

再び、ライブを挟み、「あかり姫 20歳の3番勝負!」。開演前に結果を予想し、投票した例の箱が登場する。ここから3つほど場面をピックアップして。

・「知力」×「この問題はダメ!」・・・あるなしクイズ。円、腹、バリにあって、ドル、背中、ハワイにはないもの、なんだ?割と早いタイミングで、「円、ドル・・・価値!木!土!バリ?あ、海!」と当てずっぽうに答え始めたうえむー。正解出ないままタイムアップで、”二回繰り返すと言葉になる”と答えを聞いて「わかったとしてもこんな長文だったらわかんない!この問題はダメ!」とバッサリ。理不尽なクレームにに客席から笑いが。

・「運」×「かっちゃー、かっちゃーは」・・・最近、アンジュルムの笠原桃奈さんがかわいくてたまらないらしく、うえむーのなかでは、かっさー→かっちゃーになってるらしい。親友・むろからの写真が動画が頻繁に送られ、好きになった模様。「運」のゲームでハズレの封筒を開けてしまい、罰ゲームで、“かっちゃー”のモノマネはこんな感じ!と頭を振り回してくれた(髪飾りが取れてしまったほどに激しく!笑)。

・「音楽」×「やったよねー、りんちゃん!ありがとなぁ」・・・「恋をしてる 自覚症状」と歌詞を聞いて曲名をあてる問題(※答えはプリーズミニスカポストウーマン)。曲はわかるのに曲名が出ないうえむーに、マイクを使わずとも明瞭に聞こえるJuice=Juiceの援護射撃が。関係者用のバルコニー席の手すりを乗り出すほどの勢いで赤いニットのかりんちゃんと黒いセーターのまなかんが「♪テーテーテーテテテテーテーテ」とBGMを自分で歌いながら踊り、「今履いてる!(ミニスカートのこと)」、「やったじゃん!」とヒントを与える。ヒントを理解したうえむーは無事正解し、「やったよねー、りんちゃん!ありがと、ありがとなぁ」。かりんちゃんとうえむーが仲良しなのってなんかいいよね。そして大阪弁の、ありがとなぁに、ほっこり。一方であまりにも堂々たる不正をする彼女たちに「そっち側でもそうゆうことすんじゃん!」と啓太さん。

最後に

ここまで、うえむーがまじめに遊んでくれた・おふざけしてくれた瞬間を中心にご紹介した。

「時間まあまあおしてるから」と幾度となく啓太さんが口にしたように、おそらくは時間的なやりくりを重ねて、門限ぎりぎりまで粘って遊んでくれたあかり姫に感謝したい。来年もファンといっしょに遊んで、まじめなおふざけをしてほしい。クールに見られがちだけど、しゃべると面白い。気取ったところなく、楽しそうに遊んでくれる。そんなうえむーらしい、いいイベントでしたよ。

20歳として過ごす一年が、健康で、左だけにえくぼができる笑顔にあふれた年になりますように。

Happy Birthday うえむー!

セットリスト

1.ロマンティック浮かれモード/藤本美貴

オープニングトーク&むろからのビデオレター

Back to the あかり姫

2.二十歳前の女の子/°C-ute

3.GO Girl 〜恋のビクトリー〜/モーニング娘。

4.カクゴして!/アンジュルム

5.1/3の純情な感情/Buono!

あかり姫 20歳の3番勝負!

6.時空を超え 宇宙を超え/モーニング娘。’14

7.砂を噛むように…NAMIDA/松浦亜弥

8.スクランブル/後藤真希

(文=puke)

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コメント一覧

1 : avatarkogonil:2018/12/23(日)22:38:45

こんなに曲数が多いのに一緒に遊んでくれるのか…(遠い目)

2 : avatarpuke:2018/12/24(月)00:14:56

>kogonilさん

あくまでもパフォーマンスは抜かりなく。そこはしっかりJuice=Juiceだなぁと思いました。

いつもコメントありがとうございます。

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