モーニング娘。結成20周年記念イベントに6期メンバーがサプライズゲストで登場!

モーニング娘。OGで6期メンバーの道重さゆみと田中れいなが、後輩である現役のモーニング娘。’17 メンバーと共にステージに立った。

それは、2017年9月14日、新木場STUDIO COASTにて開催されていた結成20周年記念イベント『モーニング娘。結成20周年記念イベント ~21年目もがんばっていきまっしょい!~』の現場でのこと。結成20周年イベントとしてファン投票による人気曲などを中心に披露する記念イベントに、【サプライズゲスト】として登場したようだ。

れいなと2人で『大きい瞳』
モーニング娘。’17のみんなと『彼と一緒にお店がしたい』を歌いましたっ

道重さゆみ オフィシャルブログ サユミンランドール 20周年イベント より

6期の代表曲とも言える『大きい瞳』を披露しただけでなく、後輩メンバーとも共演し、続けて、かつてはモーニング娘。のライブステージの目玉でもあった「6期MC」までも披露したようだ。

田中れいなは、2013年春ツアーをもってモーニング娘。を卒業し、以降は LoVendoЯ として音楽活動を継続していた。道重さゆみは、2014年秋ツアーをもってモーニング娘。を卒業し、以降、2年半にわたって休養していたが、2017年春に「再生」し、衰えぬ人気と影響力を示したばかりだ。後輩メンバーとの共演だけでなく、道重さゆみの卒業以来、田中れいなとの共演も、この日が初とあって、6期メンバーもまた、この日「再生」を果たしたことになる。

「モーニング娘。結成20周年記念イベント」と銘打ちながら、一夜明けて、界隈の話題は道重さゆみと田中れいなが後輩と一緒にステージに立ったことで持ち切りで、一部には「せっかくの記念イベントなのに、これじゃあ現役メンバーが可哀想じゃないか」との声すら上がるほどだが、むしろ、道重と田中の登場を一番に喜んでいたのは、現役のメンバーたちだったかもしれない。

何よりこの2人は、10期メンバーの佐藤優樹から「たなさたん」「みにしげさん」と呼ばれるほど、後輩たちに慕われ、自分たちもまた卒業に際して「この子たちが愛おしくてたまりません(道重)」とスピーチするほど、後輩たちを愛し慈しんだことでも知られ、現在の、モーニング娘。とハロプロの「幸せの風景」を創り出した大きな貢献者でもあったとされているからでもある。

事実、道重から名前をあげられて飛び上がるほどの抜群のリアクションを見せた森戸知沙希(14期)も、道重の大ファンであることを隠さぬ牧野真莉愛(12期)も、普段は自分の「黒歴史」を暴露されているのに、俄然、「当時、怖かった」ことを嬉しげに暴露する工藤遥(10期)も、加入してすぐに田中が「とっぴ」しておいた弁当を食べてしまったことを蒸し返す石田亜佑美(10期)も、田中れいなや道重さゆみとステージでの共演を果たして、語るべきエピソードが途切れないかのようであったとも云う。

もちろん、4期メンバーの辻・加護コンビをコピーする「まーどぅ」こと佐藤・工藤ペアなど、先輩たちの楽曲に挑み続け、自らのものとしてパフォーマンスする現役メンバーたちの力量・熱量もまた印象深いイベントとなったようだ。

言うまでもなく、こうして「6期メンバーが現役のステージに降臨」したことが話題になること自体、現在に至るまで途切れることなくモーニング娘。が活動を継続していたからであり、OGのサプライズ感が大きければそれだけ、実は、その前提として「現役メンバー」が誇らしいこともまた際立つところだ。

一方、モーニング娘。が、かくも愛されるグループとなったことを問われて「20年のうち、12年、私が在籍していたから」と、道重は変わらぬ取材巧者ぶりを示し、来るべき30周年に向けて「結婚したい」と、田中は自由すぎるアイアンハートを示すなど、どうやら、更新され続けるのはモーニング娘。の歴史だけではなく「6期最強伝説」も同様なようだ。

最後に、当日のイベントに参加できず、【サプライズゲスト】という言葉の意味を噛み締めているファンの声を紹介したい。

そういうことは、事前に告知しておいてくれないと困ります!

(文=椿道茂高)

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