モーニング娘。20周年記念の武道館ライブにOGメンバーがサプライズ出演!

モーニング娘。’17 の武道館ライブに、往年のOGメンバーがサプライズ出演した。

モーニング娘。’17 は、2017年の秋ツアーとして『モーニング娘。誕生20周年記念コンサートツアー2017秋~We are MORNING MUSUME。~』を開催しており、11月21日には、このツアー中で武道館でのライブが行われた。
この武道館ライブに、4期メンバーの辻希美、5期メンバーで6代目リーダー高橋愛、6期メンバーの道重さゆみ(8代目リーダー)と田中れいながサプライズで登場した。

サプライズで登場したOGメンバーは、それぞれにメンバー当人にとっても、当時から応援していたファンにとっても思い出深い楽曲を現役メンバーと共に披露した。
その楽曲のオープニングのセリフと共に登場してきた田中れいなは、高橋愛、道重さゆみと、『シャボン玉』を披露。続けて『リゾナントブルー』を披露し、以下、道重は現役メンバーの譜久村聖(9代目リーダー)と『好きだな君が』を、辻は、いわゆる「まーどぅ」(10期メンバー佐藤優樹工藤遥)と共に『ロボキッス』を披露した。

2003年7月リリースのモーニング娘。19枚目のシングル『シャボン玉』は、6期(藤本美貴、亀井絵里、道重さゆみ、田中れいな)が加入してから初のシングル。実質的に、道重さゆみ、田中れいなのデビュー曲でもある。加入早々、中心的な歌割を与えられた田中にとっても、曲中の印象的なセリフパートを担当した道重にとっても、そのキャリアの中で言及しないでは済ますことのできぬ楽曲だ。

2008年4月リリースのモーニング娘。36枚目のシングル『リゾナント ブルー』は、高橋、田中に加え、7期メンバーの久住小春をメインに据えた曲調から衣装まで挑戦的な楽曲で、今に至るも、歴代の名曲をカウントする際には、必ず挙げられる曲でもある。また、2017年11月21日の武道館ライブにあっては、11月30日に新曲をデジタルシングルとして配信することも公表されたが、この『リゾナント ブルー』についても、CDリリースとは別途デモ音源が配信という形で公開されており、「配信」であっても「名曲」は産まれるという主張も含まれた選曲だったのかもしれない。

2011年リリースのアルバム『12,スマート』に収録された『好きだな君が』は、道重と譜久村のペア曲。
この楽曲は、2014年11月の道重卒業のライブでもセトリに含まれており、道重が足を攣ってしまって動けなくなった、あのメドレー中の楽曲であり、トラブルにも関わらずライブを完遂しようとした道重と、メインステージから動けない道重の元へとセンターステージからアドリブで駆けつけた伝説の「フクムラ ダッシュ」を思い出したファンも多かったのではないだろうか。
11月21日当日も、道重は喉の調子が思わしくなく、本人も「この曲は呪われているのか」と冗談めかして語っていたとのことだ。

辻希美と加護亜依(4期)によるユニットW(ダブルユー)の『ロボキッス』は、2004年10月リリースのシングル。
この楽曲を、当時最年少ペアだった辻加護コンビの楽曲を、加入以後しばらくのあいだ最年少コンビであることでも、その独特な自由さにあっても、一部に辻加護コンビを彷彿させた「まーどぅ」コンビが、辻本人と共に披露したことに、感無量なファンも少なくなかったのではないだろうか。
その辻はといえば、公式のWeb配信番組の「20周年」企画にあっても、さかんに「加護」の名を出しており、今後の「モーニング娘。誕生20周年記念」企画においてサプライズの加護登場を期待する向きもあるようだ。

このように、それぞれに思い入れの深い楽曲が披露され、その登場・披露が【サプライズ】であったにも関わらず、それぞれの楽曲に対して懐かしいコールが大音響で再現され、ファンの対応も、ファンの対応込みでのライブの盛り上がりも含めた「モーニング娘。の歴史」の厚みが再確認できた形だ。
同時に、そのようにサプライズに柔軟に対応して往年のコールを再現するくらい歴のあるファンを、今でもしっかり「平日の武道館」に呼び寄せているほどの、現役のモーニング娘。の健在ぶりも。

秋ツアー『モーニング娘。誕生20周年記念コンサートツアー2017秋~We are MORNING MUSUME。~』にあっては、その千秋楽をもって10期メンバー工藤遥が卒業するとアナウンスされており、その最後の花道が日本武道館であるとも告知されていた。このツアー千秋楽には申し込みが殺到し、いわゆる「落選祭り」ともなっているだけでなく、千秋楽の武道館が、いわば後からお知らせされて、最初に発表されていたツアー日程中の、この11月21日の武道館ライブは微妙な位置づけともなっていた。と、そんな「微妙な位置づけ」のライブに、とんでもないサプライズを持ってくるという、粋で派手な演出となったOGメンバーの出演でもあり、そんな「微妙な位置づけ」の日程であっても往年のコールを再現させるファンを多数参加させている人気のほどを示したとも言えよう。

この様子では、この秋ツアーの千秋楽も、今後の20周年記念企画も、どんな隠し球をアップフロントが準備しているものか、ファンは一瞬たりとも気が抜けないようだ。

最後に、当日の武道館に参加できず、【サプライズゲスト】という言葉の意味を改めて辞書で確認しているファンの声を紹介したい。

そういうことは、事前に告知しておいてくれないと困ります!

(文=椿道茂高)

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