池袋のシアターグリーンにて、3月25日からスタートするハロプロの演劇女子部「気絶するほど愛してる!」のグッズが公開された。
公式通販サイト:演劇女子部「気絶するほど愛してる!」グッズ公開!
多くの注目を集めているのは、この公開されたグッズに DVD Magazine が含まれていることだ。今回、演劇女子部公演にともなって販売されるのは、『カントリー・ガールズ DVD Magazine Vol.2』および『つばきファクトリー DVD Magazine Vol.1』。
バブル全盛期の映画のキャッチをコピーしたようなカントリー・ガールズのDVDは、スキー場での雪遊びに興じる趣向のようだ。カントリー・ガールズは、それでなくとも一部で「劇団ももち」などと呼ばれ、お姉さん組である山木梨沙さんや稲場愛香さんの空気の読みっぷりだったり、森戸知沙希さんや小関舞さんがときにお姉さん組に牙をむく場面であったり、年齢や芸歴とのギャップがありすぎる梁川奈々美さんの「しっかりしぎた」受け答えであったりと、プレイング・マネージャーである嗣永桃子さんが、いかようにでも踏み込んでいけるフックにあふれており、グループとしてコミカル路線へと大きく舵を切ったのではと話題になるほどでもあり、いかにも期待が持てる。
つばきファクトリー初となる DVD Magazine は、体力測定企画とのこと。
メンバーそれぞれが、ほんわかしたり、意図せぬボケを炸裂させたり、あまりにも自由だったり、ただただキラキラしていたり、自分の出し方に迷いがあったりして、前に出て仕切らざるを得ない岸本ゆめのさんや、自由ながら、過去のハロプロ全体のDマガなどでも、カメラにしっかり愛嬌を振りまいていた新沼希空さんの動向が注目される企画物となっている。
このように、内容にも十分に期待できるものとなっているが、それ以上に、今回、DVD Magazine が発売されたこと自体が注目に値すると見る向きもある。
第一に、演劇女子部公演という節目でDマガが発売されていること。従来Dマガは、基本的には、それぞれのグループのライブツアーで物販されており、(℃-ute における、9月10日の「℃-uteの日」にDマガが発売されるなど、ないわけではなかったが)それ以外のイベントでの発売は比較的稀であったことから、舞台の公演で発売されたことは、今後のDマガ刊行ペースが上がるのではないかと予測させるところだ。
第二に、すでに初のDマガが発売されていたカントリー・ガールズのDマガが、ちゃんと「Vol.2」と継続したこと。過去、一部から好評をもって迎えられても、担当するスタッフが移動になったり、当初の狙い通りの成果を収められなかったりと、その理由は定かではないながら、単発でやり放しのまま立ち消えになっていった企画があることは、古参のファンにとって警戒すべき点でもあった。こうして、しっかりDマガの刊行が継続したことから、先の「Dマガ刊行ペースが上がるのではないか」との予測とも併せ、カントリー・ガールズでのDマガが今後も順調に期待できるとファンを安心させたのではいだろうか。
第三に、つばきファクトリーが、期待されるメジャー・デビューに先立ってDマガの刊行をスタートさせたこと。一部に、他のユニットに比べて事務所のプッシュが薄いのではないかと懸念されていた つばきファクトリーだが、そうした懸念を払拭すると同時に、この先の展開がますます楽しみになってきている。
いつもコメントを寄せてくれる本誌ライターは、「つばきヲタ、大勝利!」と叫んだまま池袋方面に向かって駆け出してしまったため、今回はコメントは得られなかったが、Dマガ以外にもパンフレットからコースターまで、思わぬ充実したグッズに、ファンも嬉しい悲鳴を上げるのでないだろうか。
メンバーの誕生日DVDという新しいカテゴリーのグッズもスタートしていることからも、この先のハロプロのグッズの充実には期待できそうだ。
演劇女子部公演が行われる池袋シアターグリーンの物販会場のほか、e-LineUP!にて、3/25(金)19:00より販売開始とのこと。
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