℃-ute 矢島舞美・萩原舞 お誕生日イベント@2016/2/7 品川 レポ ~愛すべきアイドルの成長を見守るという奇跡~

はじめに

言うまでもなく世界に誇るべきハロプロの5人組ユニット ℃-ute 。
2016年2月7日、そのメンバーである矢島舞美さんと萩原舞さんが、それぞれ24歳と20歳のお誕生日を迎えました。これを盛大に祝すべく、品川のステラボールにてイベントが開催されました。
こちらに参加してきたので、レポートさせてください。

そうでなくとも長文になりそうなので、折悪しくプロムナードの工事が重なったエプソン アクアパーク品川の敷地内で、通路を確保した上で、入場や当日券やグッズの待機列を、どうやってこしらえたもんか苦慮する現場スタッフさんの健闘など、言及したい諸々はカットの方向で。なお、なるべく淡々と記述に努めようと思いますが、そのために人生最大の克己心を発揮していることもお伝えします。

第一回 公演 矢島舞美 バースデーソロイベント

イベントは3回まわしで構成されますが、それぞれ内容が異なります。
お昼すぎからの一回目のイベントは、リーダー矢島舞美さんの誕生日を祝うバースデーのソロイベントです。
冒頭にカットすると述べた事情からか、初っ端からイベントは時間押しまくりでのスタートとなります。この日のイベントには、すべて上々軍団から鈴木啓太さんが出張ってくれています。

まったく文字通り筆舌に尽くしがたいその美しさ

舞美ちゃんは髪をコンパクトにまとめて、黒のドレスで登場。胸元まで顕な上にスタイルがはっきりとわかるタイトなシルエットながらも、ロングのドレスで足は露出していないという形。どこの王侯貴族のご子女かと思いました。

投稿者は一回目の公演ではたいへん遠い席で、天女の微笑みの舞美ちゃんも、ほとんど顔立ちを判別できないレベル。なのに「美しい」ということだけはダイレクトに伝わってくる不思議。
いや、矢島舞美さんの美しさを文字列で記述することは、投稿者の力量ではとても不可能であるという以上に、舞美ちゃんが美しいことについては、すでに世界中の人々が承知していることでもあるので、「いつにも増して輝いていた」とのみ記して、「舞美ちゃんがきれいだったこと」については、もう書かないってことで。
そしたら書く事がなくなるあたりが、いかに舞美ちゃんが美しいかって証明でもありますね。

サプライズのお祝い動画について、このセクションの末尾におまけの余談を

KANさんの曲『よければ一緒に』

舞美ちゃんイベントのセトリは、次のとおり。

矢島舞美ソロ セトリ
1.Lonely girl’s night
2.私の心(スマイレージ)
3.さよなら「友達にはなりたくないの」(後藤真希)
4.にじいろ(絢香 Ayaka)
5.恋におちたら(Crystal Kay)
6.ずっと 好きでいいですか(松浦亜弥)
7.よければ一緒に(KAN)

KANさんの『よければ一緒に』がとても良い曲でしたが、それ以上に、歌詞に合わせて「よければ一緒に」と客席に語りかけてくれる舞美ちゃんの様子が神々しすぎました(「美しさ」とは独立に)。
そして、中島早貴さんのバースデーイベの『My Days for You』の選曲にも思ったことですが、自分をお祝いしに集まってくれるファンのみなさんへ向けて歌う曲を選ぶにあたって、こうした楽曲を選んでくれる舞美ちゃんの心を思うに、まことに菩薩か女神かという言葉しか浮かんできません。

舞美ちゃんのイベントは、静かな大人な選曲もあって、客席はみんな「座り」で通すことになりました。素敵に良い雰囲気でしたよ。

やっぱり後藤真希さんや松浦亜弥さんの楽曲は、非常に強力です。こうした楽曲が豊富に利用できることは、まことに、財産ですね。
そして、こうしたお姉さまたちの往年の超名曲を、当時、お姉さまたちに憧れるばかりで小学生だった女の子が、今こうして、堂々とその楽曲を歌いこなしているという現実。
客席の隅っこで、その大きな流れの一部を体験できるという喜び。考え深いですね(参照:清水佐紀さんブログ)。

矢島舞美さん、大きくなった。そして、美しくなりました。

45分なんだって。もっとやってたいよね~

入場時に配布された番号を使っての定番の抽選会などをはさみながら、イベントは進行していきます。
定番といえば、ライブの最後の曲に移るに際しての、「それでは次が最後の曲となりますが」からの客席のエーイングといった一連のやりとりも定番ですね。

そのエーイングを受けて舞美ちゃんは、ほんとに友達に話しかけるような口調で「だって、45分なんだって(たぶんイベントの設定時間が)。もっとやってたいよね~」とか、「静かな曲ばっかりだったけど、三回目で元気な曲もやるから! あ、それには来れないって人も、これからも元気な矢島は、いつでも見れるから!」とか、客席に向かってお話してくれました。

そんなトーク中でのこと。
すでに長文のブログ(「24歳になりました!(舞美)」)が界隈に感動を呼んでいるのは旧聞に属することですが、このイベント中も、これまで支えてくれたみなさんへの感謝を語りかけて、一瞬、舞美ちゃんがうるうるする場面がありました。ほんの一瞬でしたけど、すぐにニッコニコが復活してましたけど、確かに一瞬だけ、満面の笑顔のまんまに泣きそうになって言葉に詰まる場面が。これは決して投稿者の勘違いではないはずです。すぐに立ち直って、そして「このまま感謝の言葉を続けてしまっては、やはり立ち直れない」と判断したのか、話を別のことに切り替えていましたけれど。

さんざん舞美ちゃんについての美辞麗句を連ねておきながら、ああまでハロプロについてエモーショナルな投稿をし続けておきながら、そんな投稿者であってすら、ちょっと疑問に思えるレベルです。
こんな麗しい心をもった人が本当に存在しているのか!って。

お見送りでも、しっかりこちらを向いてくれて、ニッコニコだったから目が細くなっちゃって、目が合っているのかどうかわからなかったけど、「ありがとう」と言ってくれた舞美ちゃんです。あんな笑顔は、漫画の中にしか存在しないって思ってましたよね。

おまけの余談:矢島舞美にとっての唯一の罰ゲーム それは藤井梨央

舞美ちゃんのイベントでのサプライズのお祝いメッセージ動画には、こぶしファクトリーの藤井梨央さんが登場。舞美ちゃんのメンバーカラーの赤にハートマークをあしらった衣装で。
これまでの藤井ちゃんの行状について、そのままの言葉で話したもんか躊躇しながらも、ついに「変態」と口走ってしまうなど、藤井ちゃんの登場に、舞美ちゃんも動揺している模様です。

唐突ですが、それは ℃-ute DVD Magazine Vol.39 でのこと。
岡井千聖さんの強い希望による「究極の選択ゲーム」に4人のメンバーが巻き込まれた企画にて。めずらしくショートでアップにしている中島早貴さんがあまりに可愛らしくて声を失うのは、それはまた別の話として、その企画の中、次々と出されるお題に、「どっちの罰ゲームが嫌か」というものがありました。それは「バンジージャンプ」と「お化け屋敷」を選択するものだったわけですけど、そこでむしろバンジージャンプを積極的にやりたがるリーダー矢島舞美さん。

なんでまた、こんな話を持ち出しているのかというと、いったいどんな罰ゲームであれば、舞美ちゃんにダメージを与えられるのだろうか、と思うから。

あんだけ何度もお弁当やお茶に砂糖を混ぜ込まれても平然と食し切る舞美ちゃんには、食べ物系の罰ゲームは、あんまりダメージになりそうにない。
ファンクラブツアーで沖縄へ遠征した際の撮影で、他のメンバーがみんな脱落するなか、最後までバナナボートにしがみついて落ないどころが、よじ登って余裕で体勢を立て直す舞美ちゃんには、水に落とす系の罰ゲームは、あんまりダメージになりそうにない。
多くの場面でお化け屋敷を怖がるメンバーたちを不思議そうに眺めては、ラジオのトークでも怖いことを考えない秘訣について何度が話題にしている舞美ちゃんには、お化け屋敷は響きそうにない。加えて、カートレースでぶっちぎりのレコードを叩き出した舞美ちゃんには、スピード系の罰ゲームも、さほどダメージになりそうにない。

そんな舞美ちゃんに唯一のダメージとなり得るのが、とりわけ甲殻類系の節足動物だけども、しかし、甲殻類系を目の前に出されると、舞美ちゃんは本格的に泣いてしまうから、こちらの心が持たない上に、妥協を知らない全力娘の思わぬ反撃を招いて、こちらが大ダメージを被る可能性が高い。

そんなわけで、安全な範囲で、鋼の腹筋と不動の菩薩心を持つ矢島舞美さんを動揺させることができる世界でたった一人の選ばれし者こそ、こぶしファクトリーの藤井梨央さんというわけで、この件(くだり)めっちゃ面白かったです。
あんなに艶やかな衣装で輝いていた舞美ちゃんが、喜びながらも微妙にオタついて、あらぬことを口走りそうになるあたりが。そんな場面でも、ニッコニコなあたりが。

第二回 公演 萩原舞 バースデーソロイベント

二回目の公演は、舞ちゃんのソロイベントになります。
記念すべき20歳のイベントです。舞ちゃんとしても記念すべき節目であると同時に、ついに、あの6歳で加入してきた末っ子が大人になったという意味でも、キッズの歩みに併走してきたファンにとっては、節目すぎる記念日となりました

末っ子 舞ちゃん 誓う

まずは、一生懸命記憶してきた「萩原舞 20歳の誓い」から。

萩原舞 20歳の誓い
(記憶で書いているので間違いがあったら許してね)
1.ゴミはゴミ箱に捨てる
2.地毛で髪の毛を伸ばす
3.女子力UP
4.たくさん笑う
5.太らない
6.ダラダラ過ごすことを減らす
7.日記をちゃんと書く
8.中学生時代みたいにはならない
9.トイレ掃除をする
10. お肌の手入れをしっかり
11. お料理を初めてレパートリーを増やす
12. たくさん仕事する
13. お酒はほどほどに
14. いらない洋服を整理する(ちさとなどにあげる)
15. 感謝を忘れない
16. 家族で海外旅行に行きたい
17. 幸せ過ぎて終わって欲しくない一年にする
18. プラス思考で –ここからイベント中口頭で–
19. 少し小学生の勉強をする
20. 豆乳を飲む

誓いの 17 番までは、イベント開始前の待機中から会場のスクリーンに映し出されており、その段階で周囲の客席かも「ゴミはゴミ箱に」や「ちさとなどにあげる」あたりが、さまざまに突っ込まれていた誓いです。
イベント中のトークの流れで 18 番以降の誓いは口頭で述べられます。
「豆乳を飲む」という誓いについて、ざわつく客席に「えっ!だって豆乳って身体に良いんだよ!」と強弁しつつも、「えっ?だめなの?」と微妙に弱い舞ちゃんです。

来年のお誕生日イベントでは、「少し小学生の勉強をする」結果が試験されることになった模様です。それでもMCの鈴木啓太さんは、小学校四年生レベルの問題にとどめておいてくれるらしいですが。

理念の世界にしかないはずの「真・善・美」を固めて人の形にしたら矢島舞美さんになるように、「愛らしい」という言葉に魂を吹き込むと萩原舞ちゃんになるようです。

末っ子 舞ちゃん 照れる

白のミニスカートのパーティードレス風の衣装で登場した舞ちゃんイベントの企画は、これまた定番の萩原舞スライドショー。
6歳でキッズに合格した舞ちゃんの、それ以前の赤ちゃんからの様子が写真で紹介されます。お食い初めだったり、幼少時に初ハワイを経験していたり、意外なセレブぶりをナチュラルに振りまきながら、5歳あたりまで進んできたスライドショーは、いきなり2016年の成人式のドアップに。

「だって6歳から先はみなさんも知ってるし、お仕事してたからプライベートの写真はあんまり残ってないんだもん」と、ちょっと照れてる舞ちゃんでした。
舞ちゃんの面影が見える3~4歳の頃の写真も、つい先日の19歳ラストのお着物姿も、とっても可愛かったです。

サプライズのお祝い動画には、舞ちゃんと仲良しであることが周知されてる光井愛佳さんと Berryz工房の清水佐紀さんが登場。
佐紀ちゃん、久しぶりにケラケラ笑ってる様子を見せてくれて、これは投稿者の個人的な感慨ですけど…佐紀ちゃん、やっぱり可愛かったです。
で、このイベントの前日、ハロコン終わりに日付が変わるころに、実はこの二人と一緒に過ごしていたという舞ちゃん。「えー!そんなこと、一言も言ってなかったじゃん」と照れまくり。仲良しがビデオメッセージでお祝いしてくれた、そんなことが嬉しくて仕方ない様子で、常々思うことながら、こんなことが嬉しいのかと、今更ながら新鮮な驚きですね。
芸能界という世界で生きながら、どんだけ幼い心を保っているのか、と。

末っ子 舞ちゃん 歌う

さて、そんな舞ちゃんのソロイベントのセトリは、次のとおり。

萩原舞ソロ セトリ
1.王子様と雪の夜(タンポポ)
2.初めてのハッピーバースディ!(カントリー娘。に石川梨華)
3.トリセツ(西野カナ)
4.あなた(いきものがかり)
5.手を握って歩きたい (後藤真希)
6.行け!元気君 –降臨あり–
7.EVERYDAY YEAH! 片想い –歌割りをもらってほくそ笑んでいた–

高音部の不安定さを時に指摘されることもあるけれど、逆に今回印象深かったのは、あの舞ちゃんの声質にもかかわらずの低音部の安定さ。これは、上手にスタッフさん側で歌割を工夫してあげれば、思わぬ歌姫の増強となるのではないでしょうか、℃-ute は。
コロコロしてピヨピヨした舞ちゃんの声は、心地良いですね。

西野カナの『トリセツ』、直筆の歌詞が客席に配布されました。
舞ちゃんが、20歳の節目で、この楽曲を…というだけで目頭が熱くなることは避けられないのですが(ご存知ない方は是非検索を)、これ、途中で歌詞が曖昧になっちゃって、掟破りの歌唱中の「ちょっと待って」が飛び出します。
「来てくれたみなさんに歌詞を配布しちゃってるから、間違えたら絶対にばれちゃうじゃん!」と思って焦ったと、「舞ね、これ一生懸命、練習したんだよ!」と。一生懸命弁解しながら、最初っから「もう一回、ね」と歌い直す舞ちゃんです。
(納得いかないからとメンバーが歌い直しを要求したのは、実見の範囲では、2013年の道重さゆみさんバスツアー以来の衝撃)

特筆すべきは、歌い直したけれども、やっぱり歌詞があいまいだったところ。
舞ちゃん本人が「どんだけ緩いんだ」とか「グダグダでごめんなさい」とか言ってましたけど、めちゃくちゃ楽しかったし、これぞイベントの醍醐味です。

オーディションで歌ったという『手を握って歩きたい』を終えた後、舞ちゃんは裏に引っ込んで舞台は暗転。これは、着替えて再登場するまでの「アンコール待ち」だった模様ですが、なんのアナウンスもなく唐突に引っ込んだので、なにか事故があったのかと客席は戸惑うばかり。舞ちゃんも「『まーいまい!』って言ってくれるかなと思ったけど、なかった」とかご不満だった模様です(笑いながら言ってましたけど)。
ってか、そんなことまで明け透けに、しかもダイレクトに客席に向かって話しちゃうあたり、どんだけ甘やかされ慣れてるんだとか思いますよね。もちろん、どんどん甘やかしたいところです。

Tシャツにジーンズという姿に着替えて再登場した舞ちゃんは『行け!元気君』を歌いながら、二階席も含めた会場全体に降臨。
走り回って、階段も駆け上って、最後にステージに戻った時には息を切らし、「やっぱハタチになって体力が」みたいなことを愚痴っておりました。

末っ子 舞ちゃん 泣く

そして20歳の節目にお母さんからのお手紙が。これは恒例ですね。

当然、イベント前から予想していて、ご家庭でもさかんに牽制していた旨のお話をしてくれる舞ちゃん。「書いてないっていうから!名古屋のこと(おそらくはモーニングの鈴木さんの件か?)もあるから、あ、恒例でも、ないこともあるっちゃあるんだって思ってたのに!」と騒ぎながらも、やっぱり恒例は恒例で、読み上がられるお母さんのお手紙に大泣きしています。

そのあとも、ステージの上でしゃがみこんじゃったりして(もちろん笑いながらですよ)「もー!ファンのみなさんに泣いてるところ見られたじゃん!」とかご不満気味。

ほんとに不思議ですよね。
それなりのヲタ歴を持つと自負する投稿者は、在宅時代に映像のみで鑑賞していた場合も含めて、こうしたシーンは何度も見ているというのに、都度、もらい泣くのは、どうしてなんでしょうね。
舞ちゃんイベントでは、かなり前の列だったので、おっさんも恥ずかしかったですわ。

第三回 公演 矢島舞美+萩原舞 ライブイベント

ラストは、舞美ちゃんと舞ちゃん合同でのライブイベント。

美人姉妹のガチンコバトル

あの2015年春ツアーの ℃-ute ガチ対決企画をなぞるように、いきなりジャージ姿で登場してきた二人。「ジャージがつんつるてんです」とか自己紹介する舞美ちゃん。
そのまま対決企画になだれ込みます。事前に、入場前にどちらが勝ちそうかボックスに投票する形式までも2015年の春ツアーを踏襲しつつ。

エンタメ対決企画は、「即興ダンス対決」と「縄跳びトーク対決」にて。
即興ダンス対決は、いきなり流れてくるBGMに、その場で二人が即興の振り付けをするというもの。どちらがよりBGMに相応しかったかを天の声が判定します。
謎の雅楽風のBGMに合わせて、お茶のお点前風の所作だったり、お着物の裾直し風の動きなど、なんとなく「和」なテイストの動きを繰り出していた二人ですが、いつの間にかお障子の「さん」をお掃除するような動作が混じったり。即興で振り付けを絞り出しているはずが、部分部分で舞美ちゃんと舞ちゃんの動きがシンクロしたり。
この対決は、天の声によって、舞美ちゃんの勝利となりました。

縄跳びトーク対決は、大縄跳びを飛びながら、出されたお題を「わかりやすく説明する」というもの。最初の対決は、舞ちゃんに「TPP」が、舞美ちゃんに「LCC」が出題され、全然わからないで引き分け。舞美ちゃんは「LCC」を「Look!Change!Chance!」だとか何とか、なにやらポジティブなことを捏造してましたけど。
難しい言葉はわからないということで、では「小学生に噛んで含めるように説明するように」と、続いて出されたお題は「じゃんけん」に「だるまさんが転んだ」。
こちらは天の声によって、舞ちゃんの勝利となったのですが、天の声が「は・ぎ・わ・ら」とか言ってるのに、「やったー!」と大喜びの舞美ちゃん。24歳一発目の天然が炸裂とは、そんなリーダーを評しての、舞ちゃんのリアルなつぶやき。

一勝一敗で、勝負はラストの「あっち向いてホイ」対決へともつれ込みます。
結果は、矢島さんの勝利。舞美ちゃんの勝利に投票していた方から3名が抽選でプレゼントをもらうことに。
負けたときの「きゃっ!」という悲鳴も、舞美ちゃんに投票した人へのプレゼントなのに、普通に自分で渡そうとして、指摘されて大慌てするも、そのまま「舞から欲しいですか」とか「Yes」を強要するあたりも、舞ちゃんが自由で可愛かったですよ。
そんな舞ちゃんを慈しみ深いまなざしでニコニコ見ている舞美ちゃんも楽しげで、言うまでもなく、上記文字列だけでは、グダグダな企画で、ほんまのコアなファンじゃないと楽しめないといった印象を持たれかねないところかも知れませんが、これが、実に楽しい一幕だったのでした。

掟破りの歌唱中の「ちょっと待って」 舞美バージョン

二人の合同イベントのセトリは次のとおり。

矢島舞美+萩原舞 ライブ セトリ
1.ロマンティック浮かれモード(藤本美貴)
2.(森高千里)–舞美ちゃんピアノ–
3.ダイアリー(松浦亜弥)
4.好きになっちゃいけない人(あぁ)
5.抱いてよ!PLEASE GO ON(後藤真希)
6.私がオバさんになっても(森高千里)

ロマンティック浮かれモード』は、名曲ぞろいのハロプロ資産のうちでも屈指の名曲ですね。投稿者は、2011年の秋ツアーとなるベリキュー合同ライブのメンバー回変わりソロ曲で岡井千聖さんが歌っていた頃から、ベリキューの歌う『ロマンティック浮かれモード』には、いろいろ打ち抜かれ続けております。

森高千里さんの『』は、舞美ちゃんがピアノを演奏。
舞美ちゃんのピアノ伴奏で舞ちゃんが歌うというのは、舞美ちゃんの提案とのこと。「ちゃんと弾けなかったら、ごめんね」「ううん、舞こそ、ちゃんと歌えなかったら、ごめんね」と前フリしつつ、間奏で運指が怪しくなる舞美ちゃん。
掟破り再びということで、舞ちゃん歌唱中に「ちょっと待って」を繰り出すどころか、なかなか上ずった気持ちが落ち着かないらしく、一旦演奏をやめて、はっきり声に出して「ふうううう~~~」と深呼吸する舞美ちゃんです。
そして演奏再会にあたって、客席に向って可愛く「ごめんねっ」と。

こういう辺り、まったく「外」の視点から見ると、それが人様にお見せするステージでのことなのかと呆れられる部分もなきにしもあらず…かも知れませんです。あくまで文字列によるレポだけをみていれば、ですが。
これ、そういう客席との、一見すると「甘え」とも見えなくもない、ちょっとしたコンタクトから(それは上述した舞ちゃんのすべての様子も含めて)現場の会場に参加していた私たちが受け取ったのは、舞美ちゃんと舞ちゃんが、客席に向ける信頼感でした。
客席は、私たちが、少々逸脱したことをしても暖かく受け入れてくれると、そんな具合にファンのみなさんは私たちのことを信頼してくれている…という彼女たちのファンへ向けた信頼こそが感じ取れる場面でした。

信頼の円環
それは、もしかしたら虚構のものかもしれないけれど、舞美ちゃんがこうして客席にテヘペロ的な笑顔を向けてくれるその度に、ゆっくり現実になって、きっと今では強固な実体を獲得しているに違いありませんね。

末っ子 舞ちゃん もう一回、泣く

この3回目の公演で、再度、ご家族からのお手紙が読み上げられる舞ちゃん。
女性から、ということで舞美ちゃんが代読します。お姉ちゃんからのお手紙です。

舞ちゃん、上述のとおり、20歳の節目の恒例ということで、お家でお母さんがお手紙を書くんじゃないかと牽制しており、そのやり取りをお姉ちゃんと話していたときには「お母さん、どうもほんとに書いてないらしい」と言われていたとのこと。「そんなこと言いながら、おまえも書いとるんかーい!」とか、めっちゃ笑顔で、またもやファンのみなさんに泣いてるところを見られてしまいました。

するとスーツ姿に衣装チェンジした鈴木啓太さんが、胸元から何やら取り出し、こんどは男性からだから自分が代読するとか、言い始めます。
「もー絶対パパじゃん!」と半ば呆れながら、ニヤニヤと涙がとまらない舞ちゃんです。

それを見ながら、自分も微妙に泣いちゃって、お母さんやお姉さんやパパが舞ちゃんに宛てた言葉は、私も同じ気持ちだとか言い出すリーダー舞美ちゃん。
いや、本来ならば、そんなご家族内のことは内々でお願いしたいところ、下手をすれば客席がすっかり置いて行かれることにもなりかねない場面ながら、そんな様子を見ているだけで、しっかり涙をもらっちゃうのは、「現場の雰囲気」ってことなんですかね。

おわりに:『私がオバさんになっても』の破壊力

イベントのラストには、舞美ちゃんと舞ちゃんが、森高さんの『私がオバさんになっても』を歌ってくれました。
卑怯です。

2012年の夏ハローで、まだ道重さんもBerryzも現役で、今では正規メンバーとなった何名かが研修生だった頃のハロコンで(2012年、「Wkwk」公演と「Ktkr」公演)、当時のハローのメンバーが全員で歌ってくれたこともあった『私がオバさんになっても』。これは厳しいですよね。

ずっと小さい子供だったころから、何もわからず、ただ大人の言うがままにパフォーマンスしていたあの頃から、ずっと見てきた結果、可愛いアイドルを追っかけているつもりが、いつの間にか一人の愛すべき女性の成長を見守り続けることになってしまった私たち
あなたたちがオバさんになるころには、私たちはお爺さんです。
よりによって、お誕生日をお祝いするイベントの最後に『私がオバさんになっても』歌うなんて、いろいろ刺さりすぎますよね。ズルいっす。

いつかオバさんになっても、お爺さんになった私たちに応援を続けさせてもらえたら嬉しいです。

*****

そんな刺さるところも再確認させてくれ、キッズから数えて14年目の成長を見せてくれた矢島舞美さんと萩原舞さんのお誕生日を祝うイベントは、”何の見返りもないのにアイドルを追っかけるおっさん” という、一見すると痛い図柄に巻き込まれながら、その実、普通に人生を歩んでいては得難い幸せをもらってきた年月だったのだということも再確認させてくれる、とても楽しい、涙腺がゆるむイベントでした。

そんな幸せを私たちに届けてくれた2人が、この2人だからこそ、私たちはそんな幸せを感じることができたのだということも含めて。

(文=kogonil)

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コメント一覧

1 : avatarkogonil:2016/02/14(日)01:08:36

「おまけの余談:矢島舞美にとっての唯一の罰ゲーム それは藤井梨央」の項目、藤井梨央さんについて「つばきファクトリー」と紹介している部分があります。

これは「こぶしファクトリー」の誤りです。
記して訂正します。

申し訳ありません。

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