【イベントレポ】 演劇女子部『続・11人いる!』公開記念トークショー 「私たちの本気を見て欲しい」

はじめに トークショー開演まで

ついに愛用のPCのデスクトップの背景画像を、「小片リサさん」フォルダのランダム再生に差し替えてしまった投稿者です、こんばんは。

2016年6月14日に、秋葉原のハロプロショップにて、演劇女子部『続・11人いる!東の地平・西の永遠』公開記念のトークショーが開催されました。
こちらに参加してきましたので、ご報告です。

公開記念トークショーは、1回目公演の受付が 18:50 から。
ハロショが入居しているビルの階段に地上階まで入場待機列ができていて、受付開始時間になると、荷物チェックと参加券・身分証のチェックがあって、席次の抽選をして、その場で番号を確認し、ハロショ内に誘導されます。かなり密集した人ごみの中、ある程度店内を見て回ったりしつつ、つばきファクトリー可愛いなーとか、なっきぃ 可愛いなーなどと良い具合に脳の軟化が進んだところで、抽選した席順での呼び込みが始まります。

投稿者は1回目の公演も2回目の公演も、100番台には行かないものの、二桁番台の非常に後半の番号を引いてしまい、座って観覧できるものの、かなり後方からの着席観覧となってしまうので、あえて立ち見を選択したりなど。
このあたりの抽選による場位置の見切りは、全体の参加者がどのくらいかによって、毎回微妙な調整が要求されるところで、ハロショ・イベントの醍醐味といったところかと。

演劇女子部『続・11人いる!』公開記念トークショー in ハロショ

特に MC 的なゲストはおらず、モーニングの選抜メンバーのみでのトークです。
スタッフさんによる「それではスタートです」的な開始の合図もなく、音楽と証明の調子が変化して、いきなりメンバーが登場して、トークショーがスタートします。

登壇者は、モーニング娘。’16 より、譜久村聖さん、佐藤優樹さん、工藤遥さん、小田さくらさん、生田衣梨奈さん、野中美希さんの6名。
2回まわしのトークショーで、1回目には譜久村聖さん、佐藤優樹さん、工藤遥さん、小田さくらさんが、2回目には生田衣梨奈さん、野中美希さん、工藤遥さん、小田さくらさんが登壇して、それぞれ35分前後(40分は行ってない)くらいの時間、楽しいトークを展開してくれました。とりわけ、まーちゃん が参加していた1回目については、演劇女子部公開記念と言いつつ、むしろ「まーちゃんが、いかに飛び道具か」が明らかになるような、あたかも「モーニング女学院~放課後ミーティング~」が公開収録されているかのような感じで、短い時間ながら非常に密な楽しいひと時を過ごせました。

つーか、時間も短くて軽い感じのトークショーであって、舞台のチケットを捌くための販促イベントなわけでしょ?…と、軽く見ていた自分が恥ずかしいくらい、たいへんに楽しいトークショーだったのでした。まーちゃん、ブッ飛びすぎで、面白すぎです

仕切りきれない様子が意外と楽しげ 譜久村聖

1回目公演は、基本的にリーダー譜久村聖さんが仕切ってくれます。
いや、仕切ろうとしてくれます。台本が箇条書きだとか文句を言いつつも、台本に準備されていた質問なんかを順番に処理していこうとする姿勢を見せる譜久村さん(2回目の公演の展開などからも「注目して欲しいところ」といった質問が列挙されていたみたいです)。しかし、いきなり最初のトピックからトークは迷走します。それは、もっぱら まーちゃんこと佐藤優樹さんのせいなんですが、その迷走を、仕切るはずのリーダー譜久村さんが、まったく意に介さず、そのままメンバーが話してる様子を楽しそうに笑いながら見てるもんだから、箇条書きでいい加減だと文句を言われたその台本が、ほぼ、あってもなくても問題なかった模様です。ふくちゃん、なんだか事態を受け入れる懐が深いですよね。寛容にも程がある、というか。

むしろ、暴走する まーちゃんだったり、きちんと まーちゃんを制御しようとするところばかりに頭が行ってしまって、本来のトークテーマがどこかへいってしまい、結果的に正しく まーちゃんに引きずり回されることになってしまう工藤さんや小田ちゃんだったりを、譜久村さん、楽しそうに眺めています。いや、一緒になって、楽しそうに まーちゃんに引っ張りまわされてるというか。
もしかしてもしかしたら、そんな状況については、リーダーとして忸怩たるところがないわけではないのかも知れませんが、見てる限りで譜久村さん楽しそうなんですもの。
ふくちゃん、可愛いなって思います。

そんな風に、いろんなことを許しているリーダー譜久村さんですが、ときおり暴走する まーちゃんの急ハンドルの方向を見極め切れないで、ふくちゃんが発したコメントが、まーちゃんの発話とぶつかっちゃうことがあります(これ、まーちゃんにツッコんでるとか、まーちゃんを叱ってるっていう、そういう対立的なものじゃなくて、あくまでお互いの発言が重なってぶつかっちゃう感じ)。そんなとき、ほとんどの場合で、譜久村さんは(誰が悪いわけでもないのに)「ごめん、ごめん」と(笑いながら)自分が引っ込むんですが、あるとき、いつものような衝突の場面で、出会い頭に まーちゃんが「ちゃんとやって!」と。すると ふくちゃんも「おまえがな!」と

あーもう、この場面だけで良いから DVD にしてくれないかな。
(※ 決して敵対的ではないんですよ、これ。文章での伝達に限界を感じ中)

「うるさいですよリーダー、ちょっと黙りましょ」 佐藤優樹

物事の円滑な進捗をかき乱させたら世界一です、まーちゃん。
とにかく、まーちゃんは飛び道具です。これ、非常に記述が悩ましいところで。

たとえば、こうお伝えすることは容易だったりします。
まーちゃん、見てる分には、めちゃくちゃ面白い。話題もあちこちに飛ぶし、誰が話してようがお構いなく割り込んでくるし、ツッコむってわけじゃなくて割り込んでおいて勝手な話を始めるし、自分が勝手に飛ばした話題の責任を別の誰かに押し付けるし、飽きたら放り出すし、そのところどころで、めっちゃ楽しそうにケラケラ笑ってるし、他のメンバーにツッコむにしても、まーちゃんだけがわかってる脈絡で突っ込むもんだから、突っ込まれる側も客席も反応できないし、その反応できないでいるところを、これまた まーちゃんなりの脈絡で勝手に明後日の方向に展開させるし、間違って覚えた言葉を訂正しないし。そして、そのすべてが、めちゃくちゃ面白くて、めちゃくちゃ可愛い。
これ、観客として見てるだけなら、ほんとに面白い。
だけど、メンバーやスタッフとして、きちんと まーちゃんと接するのって、しんどいと思うなあ…と。

でもね。これが、そうとばかりも言えないんですよ。
上述の一切について、「きちんと まーちゃんと接するのって、しんどいと思う」と述べたメンバーたちが、ほんとにしっかり(普通に見てると、あらゆる方向に跳ね返って飛び跳ねてるから、向き合おうにも向き合えないはずの)まーちゃんの言動を、きちんと追っかけて、追いかけきれないで困ってるところも含めて、ちゃんと まーちゃんに応じてるのがわかるんですよね。
それに、上述のように、勝手にあちこちに飛ぶ話題や、トークの流れにお構いなしの割り込みも、まーちゃんにしかわからない脈絡と言いながら、ちゃんと聞いていると、それなりに筋の通った話をしてたりするんです。

まーちゃんは、内部でも持て余し気味な捉えどころのない問題児なのか、それとも、他の誰にも見えないステージの機微が見えてしまう天才児で愛されメンバーなのか、非常に見極めにくいところです。個人的に思うところとしては、8:2で天才児側に軸足を置いてる感じかな。
ですんで、印象的だった点を下記、箇条書きで。

  • 必ず間違えるから
    まーちゃんは、必ず間違えるから、見に来てくれるみなさんは台本を知らないから、間違えたとかわからないから、このお話は「そーゆーもんなんだ」と思って見ていてください、と。何度も見に来る人にはわかっちゃうかも知れないけれど、この舞台は「そーゆーもんなんだ」と思って見ていてください、と。
  • 正しく言えたことがないセリフ
    EAST公演とWEST公演のダブルキャストで開催される今般の演劇女子部。どの演者も、一方の側で演じた役柄を、他方の公演で別の演者が演じるわけで、最初は誰もがバチバチするんじゃないかと思ったけれど、お互いに相談もできるし、役の解釈について話し合うこともできるから、けっこうダブルキャストって良いもんだなと思ったという工藤さんと小田さんですが、工藤さんと小田さんが、そんなイイ話をしている間も、「そんなことは初めて聞いた」とばかりに、譜久村さんと(まーちゃんとふくちゃんがある役でダブルキャストだから)そんなことないよねと笑い合ってる まーちゃんです。「だって、まーちゃん、ちゃんとセリフ、言えたことないからね」と、ふくちゃん。
  • まーちゃんの嫉妬
    小田ちゃんが元宝塚の「汐月しゅう」さんと仲良しなことが気に食わない まーちゃん。リハでは、小田ちゃんと汐月さんが、とても近い距離で会話をしているらしく、その写メを大量に保存しては「これが世の中に出たら、おまえは終わりだ」「小田んごを終わらせてやる」と、なんだか小田ちゃんの弱みを握ったつもりでいるらしい まーちゃんです。
    他にも、京都の公園で、思った通りに演じられなかったことに悔やんでいる小田ちゃんを舞台袖で工藤さんが慰めていたところ、そのことが気に食わない まーちゃん。大好きだけど大嫌いなんですって。
  • うるさいですよリーダー、ちょっと黙りましょ
    自分は勝手な脈絡でトークの方向性を迷走させるくせに、たまさかメンバーが(まーちゃんが迷走させた)トークに乗っかってくれたりしたときは、さも後乗りしたメンバーの側が悪いかのように、急に大人びたセリフと表情で、乗っかってくれたメンバーをたしなめる まーちゃんです。このスタンスの急な切り替えもまた、あまりに急ハンドルで、たしなめられたメンバーだけじゃなく、見てる観客全体も、慣性に引きずられて大コケすることに。

それでいて、すでに終了した京都の舞台での演技については、非常に高く評価されているやにも見受けられ、このギャップについては、やっぱり非常に見極めにくいところです。
それでもひとつ言えることは、この暴走する まーちゃんは、ほんとに楽しそうで、見ていて本当に面白いってこと。実際の舞台が楽しみすぎますよね。

まーちゃんについては、かつて書評を投稿したこともあったんですが(旧エンタメアライブ:「書評:『まーちゃんくどぅーのハロプロ先輩探訪団』」)、そんな、ほのぼのとした柔和な見通しなどブッちぎって己の道をひたすら疾走する まーちゃん です。
お世辞でも何でもなく、是非、そんな まーちゃんに付いて行きたいとの気持ちを強くしております、わたくし。

長身にして圧倒的な美形だけど、やっぱり幼い 工藤遥

知ってましたけど改めて驚く…ハロプロに関しては、こう述べなければならない事柄が多すぎるわけですが、工藤さんの中性的なイケメンかつ美少女っぷりは、ハロショのイベントの距離で目の当たりにするや、改めて本当に驚きますよね。

背も高いし、顔もちっちゃいし、色も白いし、美人だし、めっちゃイケメンで、同時に、めっちゃ美少女です。これ、モーニングのライブのステージでは、見ていても、あんまりそういう感じがしないんですけど(わー工藤さん背が高いなーとか、あんまり思わないけど)こうしたイベントでトークするような場面だと、目立ちますね。ほんと長身です。

そんな工藤ちゃんは、しっかりしたところを示して、トークやステージ全体の進行を、きっちり定型通りに進めようとします。ステージ全体の進行も、しっかり管理しているところを示す…というか、自分が舞台を制御できていることを疑っていないかのように、ナチュラルにドヤ顔感が溢れている工藤さんです。

が、しかし。
そうやってドヤ顔だったり「やれやれ」感を充溢させて、暴走する まーちゃん(ってか、この記事の中で「暴走する まーちゃん」って何回使ったかと)を保護者然として制御しにかかる工藤さんですが、なんだかんだ右に左にと細かく逃げにかかる まーちゃんを追い詰めようと、それに呼応して右に左に小刻みにステップを踏んでいく結果、見事に まーちゃんに振り回されて、正しく進行させるはずのトークを見失っている工藤さんです。ってか、淡々と正しいトークテーマを進行させたり、適切に舞台の見所を告知していたり、いわば「求められている振る舞い」を十全にこなしているときに、その傍らで暴走してる まーちゃんについては、基本放置というか無視を決め込んで「あーはいはい」的な対応以上の掣肘は放棄して、自分のお仕事に専念しようと、工藤さんの まーちゃん対応については、そういった大人の姿勢が垣間見える昨今ですが、それでも、無視を決め込んだはずの まーちゃんの発言に、たまに放置できないものが含まれているのか、何らかの琴線に触れるところがあるのか、ついつい、正しく進行していたはずのテーマを放り出して、反射的に「違うよ!」とか反応してしまう工藤ちゃんです。
つーか、もう文章でお伝えできているとは思えないんですが、めっちゃ可愛いです。

ミューズが憑依したバランサー 小田さくら

サイボーグ 009 ってご存知でしょうか。
その主人公である9番目のサイボーグである島村ジョーは、先に改造されたゼロゼロナンバーの能力をすべて併せ持つという設定でした(いちばん最初はね)。それぞれ特殊な能力を持つゼロゼロナンバーたちの、それぞれ能力を、それぞれに少しずつ持っていると。

小田ちゃんを見ていると、どうしてもそのサイボーグ 009 の最初の設定が思い起こされるのです。この記事でみなさんにお伝えしようとした内容だけに限っても、楽しげにメンバーに絡みに行っては叱られる譜久村さん同様、楽しげにメンバーの話に乗っかっては突き放されてボヤいてる小田ちゃんだったり。やれやれ感を出しながら まーちゃんを制御しようとしては、結局 まーちゃんに振り回される工藤さん同様、状況を制御しているようでいながら、なんだかんだ流されてあわあわしていたり。本来のやさしさを照れに阻まれて全面展開できない生田さんと同じように、意外といろんなところで「照れ」を見せる乙女な様子だったり。そして何より、まさしく傍らに人が無きが如くという通り傍若無人に暴走する まーちゃんと【同様に】、自分の文脈にマッチするものであったなら、受け手側の対応なんか無関係に楽しげに暴走を始めるところだったり。
小田ちゃんには、他のメンバーの特質を少しづつ全部持ってるようなところがあります

今般の舞台に関しては、以前からずっとファンだったという元宝塚の共演者、汐月しゅうさんとのエピソードに、暴走小田ちゃんの片鱗を見ることができます。

小田ちゃん、ほんとに掘れば掘るほど、新しい味が出てくるので、困ったもんです。
そんな、全員の美質を少しづつ全部持っている上で、サイボーグ 009 の加速装置に相当するものとして、突出した歌唱力と、憑依体質の演技での表現力があるとなると、誰も敵わないので、どうしましょうね。

心まで、ほんとにイケメン 生田衣梨奈

生田さんちのエリポンは、ほんとにイケメンだなって思います。
ルックスじゃなくて(ルックスもだけど)心が。

WEST公演では、どこかに「隠れ生田」があるそうで、見つけて欲しいという話題にて。まあ、隠れてる生田さんを探し出すのに一生懸命になっちゃうとお話を追えないから、20回公演があるうち、19回くらいになったら探してみてねというトークが展開する中で、最初に工藤さんが、次に小田ちゃんが「あ、あれのことか!」と気づいていきます。で、野中さんだけ、いつまでたっても何のことだかわからないという流れ(もちろん観覧者である私たちだって、わからないまんま)。そこで、「隠れ生田」は、それはそれとして(ネタバレはできないので)そのままにして、表向き展開するトークの流れに沿えば良いのか、「隠れ生田」とは何のことなのか思いつく努力を継続すべきなのか、どうすべきか戸惑ってしまって、一瞬、野中さんが他の3名の登壇者から浮き上がってしまいます。このとき、たとえば ”加入当初のサービス期間を終えたあとはドライでクールでマイペースな生田先輩” という自身も認める「キャラ」のままならば、戸惑ったままトークショーの流れから遅れ気味な後輩を面白がって笑っていても、そのままの「キャラ」は維持できるところかとも思いきや、そっと野中さんに耳打ちして「隠れ生田」について教えてあげる生田先輩です
”いろんな媒体でインタビューされるにあたって自分の名前を出して欲しいから” ということで、加入当初の期間限定で ”やさしい先輩キャンペーン” をしているのだという生田さんちのエリポンですが、いやいや、Dマガなんかも含めて見てる範囲で、ガチで「やさしい先輩」なんじゃないのかと。
その Dマガでのステージ裏の表情からは、実は客前の表情が微妙に硬めで、だからこそ、案外照れ屋さんであるとも思える生田先輩です。照れ屋さんだから「本当はやさしい先輩」だってことを、そのまんま表に出せないんですよね。

殺陣もかっこよすぎで、小田ちゃんも工藤ちゃんも、「これ、うちらも殺されちゃう?」と、お芝居だとわかってるのに焦ったと証言しておりましたよ。

ただ一人の常識人として 野中美希

トークショーに登場してくれたメンバーは、まーちゃんを除いて、訓練されたモーニング観察者の目からは、特に大きな波乱もない無難な人選であると思われるところ。小田ちゃんと危うく絡む石田さんもいなければ、進行役としてツッコミ的な立ち位置からポンコツぶりを繰り出す飯窪さんも、無理やりブッ込んでくる真莉愛ちゃんもおりません。
それでも、「訓練されたモーニング観察者」からすれば「無難な人選」と見えるであろうメンバーすら、実は「異形」というに相応しい個性的でブッ飛んだ人々であることがよくわかるのは、そこに常識人としての野中さんが混じるから。

さもなければ目立たなかったかもしれないメンバーの非凡さを際立たせる反射材として、野中さんの常識人っぷりは貴重です。
先輩たちの促しに常識的に相槌を打ったから、歌が上手いと自分で思っていることにされてしまったり。そうでなくとも、先輩たちが、ときに正しく舞台の告知を進行していたり、ときに激しく トークバトルを繰り広げたりしている、その全部の傍らで「あわあわ」しています。それも、目の奥から漏れ出す「助けて」という無意識の表情から、無理やり作った口角まで、なんだか表情全体で「あわあわ」してるんですよ。一見すると、表面上、きちんと笑顔でいるかのようでいながら、身体全体で「どーすれば良いんですか、わたし」と訴えています。

いずれ、そんな野中さんも、嵐のような「個性がぶつかり合う」激しい戦場で、一人前以上に戦えるようになるかと思えば、なにかと感慨深いですよね。

推しの幸せは私の幸せ 生田先輩イケメン伝説

トークショーの当日には、かつての5期メンバーである新垣里沙さんの結婚が報じられました。ガキさんの結婚をマネージャーさんから知らされたとき、全員が全員、咄嗟に生田さんを見たと、工藤ちゃんと小田ちゃんはお知らせしてくれました。
で、実際のところ、どーなんですか?と問われた生田衣梨奈さんからは、こんな名言が飛び出します。

推しの幸せは自分の幸せ

実際によくガキさんとは電話しているという生田さんですが、先輩の時間を奪ってはいけないからと、自分からは決して電話しないんだそうで、ということは、ガキさんから電話が来てるってことですよね。ガキさんの舞台にも欠かさず差し入れをしていた生田さんですが、あるとき「もう持ってくるな」と言われたのだとか。それは、都度「何が良いですか」と確認していたのが煩かったのだろうということで、確認抜きで、差し入れだけは続けているとのこと。
このエピソード披露にともなって生田衣梨奈さんからは、こんな名言が飛び出します。

そのくらいで心折れてちゃいけん

やっぱり生田先輩、イケメンっす。
うっかりすると、本気で惚れてしまいますのでご注意ください。

出来過ぎだった? モーニング娘。’14

譜久村リーダーは、舞台のイメージにあまりにもピッタリだからと、開演前に聞いて欲しい曲として、’14時代の『時空を超え 宇宙を超え』を挙げていました。ほんとだったら劇場に BGM として流して欲しいくらいだ、と。

このレポの脈絡からは外れまくりますが、その譜久村リーダーによる『時空を超え 宇宙を超え』の言及で思ったことを。
昨今、いろんな点から、いろんな人が、モーニングの状況を危ぶむ声をあげています。「大丈夫か、モーニングは」と。そうした危ぶむ人たちに見えていることは、きっとメンバーたちが、自分たちなりの ’16 に成ろうと、その先の ’17 を展望しようと、苦しみながら試行錯誤している、その姿なんではないかと。メンバーたち自身が、自分たちのその先を見据えようとして苦闘している、その苦しんでいるところが、モーニングを愛するからこそ見えてしまうから、それを指して「大丈夫か、モーニングは」と思ってしまうのではないかと。
それほど、道重さゆみさんの元でまとまっていた、過去最高の幸せの雰囲気を醸し出していた ’14 が、ひとつの完成形すぎたのだろうと思っています。

プラチナ期と称された時代が、亀井さん、ジュンジュン、リンリンの卒業のステージでもあった横アリの2010年暮れで、パフォーマンスの洗練度という点で、ひとつの完成を達成したとするなら、その後、9期メンバーを迎え、個性豊かな10期メンバーを、芸神に愛されたミューズである11期を迎え、道重さゆみさんをリーダーとした形も馴染んできた 2014年に、もうひとつの形の完成形を達成したと言って良いでしょう。モーニング娘。は、見るものにまでその「幸せの風景」が影響を及ぼすような、幸せな愛され娘として、もうひとつの完成形を、2014年に達成したぞ、と。
その達成に不可欠だった人類史上最高の美少女であった8代目が去り、自身のキャリアに迷った万人が認めるエースメンバーが卒業を選択し、お互いの切磋琢磨が前面に出てきたところで、メンバー同士の競い合いが危ういところでギスギスに落ち込みかねないところを救っていた笑顔のメンバーも別の道を見出していく中、おそらく、現役のメンバーを含む多くの関係者には、今こそ次の、もうひとつの新しい完成形を目指すべきタイミング、目指さなきゃいけないタイミングだと認識されているのではないか。

だからこそ、その認識に基づいた今現在の苦闘が、やっぱりモーニングを愛して見ている者の目には映るから、だから「大丈夫か、モーニングは」となるのではないか。
それほど、かつての ’14 の時代の達成が出来すぎだったからこそ、今の苦闘があるのではないかしら、と。

譜久村リーダーは、舞台のイメージにあまりにもピッタリだからと、聞いておいて欲しい曲として、この曲の名前を挙げていました。モーニング娘。’14 による『時空を超え 宇宙を超え』を。

私たちの本気を見て欲しい

このように、こんな短い時間の中で、自分たちの持ち味を爆発させて、40分未満という十分とは言えない時間の中で、それでも観客を魅了させずにはおかぬ、立派なエンターティナーとして、十分な押し出しのメンバーたちです。どころか、すばらしい明言は飛び出すわ、モーニングの来し方行く末までも垣間見させるわと、かくも短い時間なのに、どこまで濃い押し出しかと、ほとほと感心します。

そんな彼女たちが演じる今般の演劇女子部、テーマ的にも、非常にセンシティブなところを主題にしているお芝居であり、そのことについて、主に告知を担当した小田ちゃんの言葉を紹介して、なんだか予定以上に長文になってしまったレポを閉めようと思います。

わたしたちはアイドルが本職であって、お芝居をメインでやっているわけではありませんが、それでもイイ加減な気持ちで舞台に立っているわけではありません。
どうか、わたしたちの本気を見に来てください。(趣旨)

(文=kogonil)

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コメント一覧

1 : avatarpuke:2016/06/19(日)00:14:50

また新しいカタチのモーニング娘。への萌芽を見つけるべく、自分も観劇してこようと思いました。こうして観劇の“軸”を与えてくれ、ますますその日が待ち遠しいです。

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