2025年の9月に、実に1年ぶりとなる単独ライブの開催を控えている小片リサ。
その再始動に向けた動きが、ここに来て目に見えて活発化してきている。
まず注目したいのは、東京は渋谷の街頭ビジョンにて、小片リサのライブ開催を告知する映像が放映されるというニュースだ。渋谷といえば、音楽シーンの情報発信地として知られるだけではなく、都内有数の、したがって日本有数の日中人口を誇る場所だ。その中心地で映像が流れるというのは、ファン層に限らず多くの通行人の目に触れる可能性がある。放映期間は5月25日(日)までとのことで、街を行き交う人々のあいだで彼女の存在感が再び高まりつつあるといっていいだろう。

もっとも、今回のライブは全国を巡るような大規模なツアー形式ではなく、現時点(2025年5月19日現在)では有楽町の一会場でのみ行われる単発の開催となっている。加えて、販売されるチケットの中には、プレミアムなグッズが付属する高価格帯のものも存在しているが、それでも渋谷での大々的な告知映像の制作および放映にかかるコストを考えると、ライブの収益を相殺してしまうのではないかという声も一部ファンの間からは上がっている。とはいえ、そこまでの予算をかけてPRを行うという事実から、「このライブが単なる一度きりの復帰イベントにとどまらないのではないか」との見方も浮上しており、小片の今後の本格的な活動再開を示唆する動きとして受け取る向きも多い。
さらに第二の動きとして、チケット販売を手がけるローソンチケットの公式チャンネルにて、小片リサの新曲と思われる楽曲が突如公開されたことが挙げられる。これまで彼女は、アップフロント在籍時代のオリジナル曲に加え、昭和歌謡を中心としたカバー曲などを断続的に披露してきたが、今回の音源はそうした過去の延長線上にはない、新たな創作の気配を感じさせる内容となっており、ファンのあいだでは「ついに完全な “再始動” が始まったのでは」との期待感が急速に高まりつつある。
このように、小片リサの動向には現在、多くのファンが熱い視線を注いでおり、彼女の再生がどのような形で展開されていくのか、その一挙手一投足に注目が集まっている。
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