Berryz工房 清水佐紀 活動停止後も着々と「画伯」として成長中

活動停止中のBerryz工房キャプテンにしてハロプロ・アドバイザーである清水佐紀は、その破壊的な描写力の一方で、決して「絵が下手」だとは認めず、むしろ自らの描写力を誇る場面すら散見されたことから、“画伯” との異名を欲しいままにしていた。

先般、自身のブログで久しぶりに自身の「絵画」と共に、あいも変わらぬ謎の自己評価を公開するにおよぶも、その自己評価があまりにも嬉しげであったせいか、特に強めに突っ込まれることもなく、画伯の要望に応じて多数のファンがコメントし、その描写力の自己評価については積極的には触れない方向で暗黙の了解の元、流されていた。あたかも何事もなかったかのように。

私、確実にうまくなってる!!!

清水佐紀 オフィシャルブログ 清水画伯 より

ところが事態は、この画伯当人をこそ救う(?)はずの「なかったこと」扱いが許されぬ局面に立ち至ったようだ。

同期でもある℃-ute の中島早貴によって、改めて画伯の変わらぬ破壊力が満天下にさらされてしまったのだ。

そしてラスト、絵には定評がある、佐紀画伯。

℃-ute オフィシャルブログ 中 画伯 より

2017年2月22日、後輩である つばきファクトリーのメジャーデビューを祝うべくディファ有明に駆けつけていた℃-ute の楽屋に、懐かしいBerryz工房メンバーの顔が見られたようだ。同じくデビューを祝おうと駆けつけた須藤茉麻や、ずっとアドバイザーとして つばきファクトリーを支え続けていた清水佐紀が、℃-ute の楽屋に遊びに来ていたという。
事件が起こったのは、その楽屋での空き時間のことだったと、中島は証言している。
同じお題のお絵かきにあたって、明らかに須藤茉麻や℃-ute の萩原舞とは一段格が違う破壊力を示す清水画伯に、おそらく中島としても、自分の中だけで留めておくことはできなかったものと見られる。

本来ならばその背景に、「ベリキューの変わらぬ絆」であったり、後輩の晴れ舞台に駆けつける先輩という「ハロプロの受け継がれていく感」といった感動的な文脈を据えて読まれてもおかしくないエピソードながら、清水画伯の描写力の冴えに、そうした文脈は軽く蹴散らされてしまったようだ。

一方で、こうした証言は、また別の側面を照らし出してもいる。

Berryz工房が活動停止してから、何名かのメンバーがそれぞれの道で芸能活動を継続しファンとの接点を維持してくれているなか、早々にアドバイザーとして、いわば「裏方」にまわり、研修生やこぶつばの(メンタル面も含めた)指導に従事してきた清水。すっかり「スタッフ」側となって、もうファンの前に出てきてくれることはないのではと思いきや、実はどのメンバーよりも目撃証言が多いのもキャプテン清水だ。

昨年末、ハロプロの3グループが同じ会場でクリスマスイベントを開催した際には、会場に向かう道すがら普通にファンと一緒に歩いていたり、会場内で迷子になっていたりする姿が報告されており、最寄駅から会場までの順路をファンと同じように歩いていたとは、中島が証言する つばきメジャーデビュー会場であったディファ有明でも報告がある。だけではなく、つばきイベントに足繁く参加しているファンによれば「つばきのイベントでは、後ろを向くと関係者席かPAブース周りに佐紀ちゃんがいますよ」といった具合だ。
こうした「目撃報告」に加えて、その描写の破壊力と自己評価においても、変わらぬBerryz工房キャプテンで有り続けていることが確認できたと言えるだろう。

あるいは、変わらぬ清水画伯の絵画こそ、永くベリキューに併走してきたファンにとって、一番に「感動的」であるということなのかもしれない。

(文=kogonil)

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