道重さゆみの伝説的ラジオ『今夜もうさちゃんピース』が一夜かぎりの「再生」!

元モーニング娘。道重さゆみがパーソナリティをつとめていたラジオ番組『道重さゆみの今夜も♥うさちゃんピース』(CBC)が「再生」する。

CBCラジオの公式サイトでの告知によれば、道重さゆみの「再生」にともなって、一夜限りの特別放送が行われるようだ。

番組名 道重さゆみの今夜も♥うさちゃんピース~一夜かぎりの再生スペシャル~
放送日時 2017年3月27日(月)24:00~25:00

『道重さゆみの今夜も♥うさちゃんピース』は、2006年から道重の卒業まで8年強にわたって継続した道重さゆみのソロラジオで、道重さゆみがバラエティ番組で大活躍していく礎ともなった(従って、間接的に、モーニング娘。自体の第二の黄金期といわれる時期の礎ともなった)ラジオ番組だ。
放送中は「天使さゆみと小悪魔さゆみ」や「今週のお姉ちゃん」などの特徴的なコーナーも人気であった一方、放送時間をまるごと使って道重さゆみが延々一人喋りをすることも多く、道重さゆみのキャラクターをそのまま伝える貴重な番組となっていた。

舞台で不本意な役回りであったこと、あるいは、一番の仲良しだった同期の亀井絵里との間で、ブログ更新を巡って、すれ違いがあったことなどを語るうち、涙に泣き濡れて、ちゃんと話せなくなってしまった放送も回も数多い。その亀井が卒業するにあたってゲスト出演した回では、番組終わりにお互いにお手紙を読みあって、お互いに泣いてしまって何を言っているのかわからないというものまであったほど。

ラジオでのトークの軽妙さ、そのトークで示されるファンへの誠実さ、コロコロとした声質の(その容姿に劣らぬ)愛らしさなど『今夜も♥うさちゃんピース』を介して道重が示した魅力は多岐にわたるが、特筆すべきは、こうした、泣いてしまった道重の様子が、そのまま放送されたということだ。この『うさちゃんピース』での道重の様子から、モーニング娘。が、ハロプロが、ただ、歌って踊るだけのアイドルではないということに気づかされたというファンも多いだけではなく、録音して編集したうえで世に送り出されるはずのラジオ放送に、「泣いてしまって、ちゃんと話せいない」様子が、そのまま乗っかったこと、「仕事」としてラジオの録音・編集・放送にたずさわる「大人」たちが、感情のままに泣いている道重の様子を、そのまま放送することに踏み切ったこと、このことは道重さゆみの「再生」と、この記念すべきラジオ番組の一夜限りの復活が決まった今だからこそ、明記しておくべきだろう。
この声を、このまま届けることこそ「仕事」だと覚悟したスタッフがメンバーの活躍を支えていることも。そして、現在に続く多くのハロプロの(ラジオだけに限定されない)仕事が、こうしたスタッフ側の「態度」を継承し続けていることも。

すでに『うさちゃんピース』の一夜限りの復活にあたって、ネット上では「さゆはスタッフさんに愛されてるなあ」とのコメントが確認できるが、道重さゆみは、ラジオの前の多くのファンを魅了する前に、その声をファンに届ける現場のスタッフをこそ真っ先に魅了していたのかもしれない。

そんな記念碑的ラジオ番組が、2017年3月27日に一夜限りの再生を果たす。
それまでには、メディア復帰第一弾となる18日の「ヤングタウン土曜日」も終え、再生の宴となる19日からスタートの COTTON CLUB でのイベントも順調に日程を重ねており、卒業以来の沈黙と再生にまつわる、いわば「ご挨拶」としての定型的な儀礼は済ませた後となる。多くのファンが「正座して聴かねば」と緊張する中、むしろ、落ち着いたトーンで、何者にも縛られない本来の道重さゆみの、伸び伸びとした自由な一人語りを心ゆくまで堪能できるのではないだろうか。

(文=ニュース部 ハロプロ担当)

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