植村あかり写真集発売 急性扁桃炎を押して点滴を打ち記念握手会を敢行

Juice=Juice の植村あかりが、初となるソロ写真集の発売を記念して、2015年10月26日、福家書店 新宿サブナード店にて握手会を行った。

ところが、この握手会は、数日前から波乱含みのイベントとなった。
その発売を記念するという植村あかりのソロ写真集自体、発売直前になって製本上の不具合が見つかり発売が延期になっていたことはエンタメアライブ ニュース部でも報じられた通り。発売の延期にも関わらず、握手会は予定通り行われるとは当初からアナウンスされていたものの、当の植村が、前日になって体調に不調を来していた。

握手会の前日、名古屋で行われていた握手会にて、当初は参加していた植村が途中から退場したことはネット上でも報じられていた。参加者のネットへの書き込みでは「その前のライブの段階で調子が悪そうだった」という観測もあった。
そして26日の発売記念握手会当日になって、植村が本格的に発熱したことが報じられ、一事はネット上に「中止」の情報も飛び交った。

福家書店 新宿サブナード店前に集まったファンへ、スタッフから説明されたところでは、ネット上に「中止」情報が流れた段階で、実際に、一旦は中止の決定がなされていたという。しかし、自身初となる写真集の発売を楽しみにしていたからというだけではなく、集まってくれるファンのためにと、植村自らの意思で、病院での加療と点滴の後、握手会が開催されることになったと云う。

「ですから、申し訳ありません。今回の握手会は、通常よりも早めで進めさせて頂きます。すみません。最後に複数の握手券をまとめ出しすることについても、どうかご理解とご協力をお願いします。今回だけは、みなさまから植村さんへ元気を与えてあげてください」と、待機列に控えるファンに向って切々とアナウンスするスタッフに、思わず目頭が熱くなったと本誌ライターも報告している。
本誌ライターが目撃したところでは、このようなスタッフによるアナウンスを受けて「握手はしなくて良いから、整理券と引換えに写真集だけもらって帰るってことは出来ないのか?」と言い出すファンも数名現われ、事実、握手会の待機列から静かに離れる者もいたという。

「点滴をしてきたという左手は動かせないので、握手は右手だけでした。それに、こういう経緯から、あーりーのテンションも低いんじゃないかと少し心配していましたが、それでも明るく、精一杯元気そうにして、笑顔で握手してくれました。」
と、握手会参加者は語っている。

体調不良を押して、それでも明るく笑顔でファンを迎えてくれた植村あかり。
辛くも握手会は乗り越えたようだが、翌日(27日)翌々日(28日)と埼玉県でライブをひかえ、その翌木曜日にはハロショでのソロイベントが予定されている。
握手しながらも植村の体調を気遣うファンに「大丈夫、もう元気」と明るく微笑んでくれた植村だが、休むヒマもない過密スケジュールに、心配するファンも多いようだ。

握手会に参加したファンの手元には、延期された正式な発売日よりも一足早く、不具合が修正された写真集が手渡されたが、写真集の中で見せてくれる植村の微笑みは、この握手会に参加したファンにとって一層まぶしいものとなったのではないだろうか。

(文=ニュース部 ハロプロ担当)

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