ひなフェス2025 モーニング娘。’25 プレミアム
そんなわけで、2025年3月30日の日曜日、千葉は幕張メッセ国際展示場で開催された ひなフェスの模様を、モーニングプレミアム公演の流れに沿ってご報告です。
01・『ミニモニ。ひなまつり!』
オープニングは、オリジナルのミニモニ。楽曲を全員で。
全員でと言いつつ、この楽曲が奏でられる中を、全ハロプロメンバーが順番に登壇してきます。
話題のマスコットと一緒にメンバーがステージに登場してきますが、こういうの(お祭りな感じの楽曲も含めた雰囲気)が華やかで気分も盛り上がりますけども… そんな中、「おお、BEYOOOOONDS の江口紗耶さん、大きいな!」とか驚きつつも、やはりこれだけ大勢のメンバーがいるにもかかわらず、モーニング娘。’25 の愛生ちゃんの存在がぱっと眼に飛び込んで来ます。改めて考えてみても、これは本当に不思議な感覚ですね(ちなみに、こういうときは真琳ちゃんは大勢の中に上手に紛れ込んでいて探すのが大変だったりして)。
02・『シャボン玉』
そのまま、ひなフェス最初のブロック。
プレミアム公演担当のモーニング娘。’25 がパフォーマンスします。
この楽曲に特徴的な中盤のセリフなど美味しいところで目立つのは横山玲奈さんだけど、12期がいかにも活き活きとしています。ってか、このところの報告者コンサート観覧履歴に照らして、なんだか、いよいよ12期の3人(野中美希、牧野真莉愛、羽賀朱音)いろいろ熟してきた感じ。パフォーマンスだけでなく、堂々とした押し出しが、いよいよ自信と迫力に満ちて来た感じです、12期。
この段階で11期の小田さくらさん、髪色を変えたのか、なんだかシックで落ち着いた雰囲気であることに気がつきます。(ちなみに意識のメインは、ずっと愛生ちゃんに引っ張られ中|以下同様)
*****
『シャボン玉』を終えて、モーニングのご挨拶MC。
岡村ほまれさん、井上春華さんの欠席が告げられます。弓桁朱琴さん、羽賀ちゃん、生田衣梨奈さんが意気込みのトークをしますが、「なんだかシックで落ち着いた雰囲気」だとか思っていた小田ちゃん、すでに汗が!
03・『青春Night』
モーニング娘。’25 ブロック続きます。
ハロプロって本当に不思議で、リリースの段階で「?」って思わないではなかった楽曲が、何年も、いくつものツアーで、何度も何度も繰り返された結果、「あれ?良い曲じゃね?」とか思わされることに。
ところで特徴的な「うぉうお~~~!!」というセリフだか斉唱だか、愛生ちゃんが担当しています。
04・『みかん』
序盤のモーニング娘。’25 ブロックのラスト。
初っ端の『シャボン玉』に続いて、12期が本当に熟した良い感じで、なんだか謎に惜しいな、とか思っちゃいます。愛生ちゃんのことを離れても、15期や16期の伸びが著しく、まもなく先輩たちを見送るとはいえ、12期がモーニングを背負って中心的に活躍できる時間は、そんなに長くないと思うためか、なんだかホントに惜しいです。12期、ほんとに熟してる。
ちなみに『みかん』ですけど、愛生ちゃんが良い感じの歌割をもらってる感じ?
*****
ここでモーニングから、生田リーダーと小田ちゃんが MC で、ひなフェスのご紹介です。毎年「ひなフェスをご存じない方のために」って、さすがに、そろそろ、そんな方はいないと思うけども(だってこの MC を聴いてるのは、会場だけじゃないとしても、わかってて配信を見てるファンだから)。この MC を区切りにブロックは研修生とロージークロニクルのパートへと切り替わります。
なお、この MC の段階で小田ちゃん汗かきまくりで、なんだかとっても色っぽい感じだと思ったことは、報告者の品位に関わるのでお伝えしない方向で。
研修生からロージークロニクルへ
05・『きみの登場』by ハロプロ研修生 06・『ウブとズル』by ロージークロニクル ◆ ロージークロニクルご紹介 07・『ガオガオガオ』by ロージークロニクル |
ハロプロ研修生、『きみの登場』を披露!
さすがに、加入間もないメンバーは今回のパフォーマンスには参加せず(少し残念ですが…)。それにしても『きみの登場』は素晴らしい楽曲ですね。長年ハロプロを見ていると、幼かった研修生たちが正規メンバーとして成長し輝きを放っていく姿を何度も眼にしてきました。だからこそ、今も眼の前で繰り広げられているパフォーマンスが、やや拙く見えるところがあったとしても、ファンにとっては非常に尊いものかと。
ロージークロニクル、『ウブとズル』で幕開け!
まさか、デビュー早々こんな大人っぽい楽曲を歌うとは。
そんな中、思わず眼を奪われたのは小野田華凜さん。楽曲や衣装の影響もあるのか、強く印象に残ります。
前評判通り、上村麗菜さんは将来のハロプロエース候補。可愛いだけでなく、歌唱中の表情もしっかりしていて、魅力的です。そして、松原ユリヤさんはますます美少女化が亢進し、島川波菜さんは急に頭角をあらわしており、植村葉純ちゃん、ちっちゃいです。みんな、まさに「幼かった研修生たちが正規メンバーとして成長し輝きを放っていく」その過程をリアルタイムで見せてくれています。…ええ、ぼくは小野田華凜ちゃんで!
自己紹介MCを挟んで『ガオガオガオ』へ
テレビアニメの主題歌ということで披露された『ガオガオガオ』。ちょっとガニ股気味の振り付けにドキッとしたことは… やはり秘密です。

OCHA NORMA 髪を切った斉藤円香リーダー
08・『わかってるっつーの!』by OCHA NORMA ◆ OCHA ご挨拶 髪を切った斉藤さん 09・『宇宙規模でダイスキ宣言!』by OCHA NORMA 10・『オチャノマ マホロバ イコイノバ~昭和も令和もワッチャワチャ~』by OCHA NORMA |
OCHA NORMA のオープニングは『わかってるっつーの!』
今回のステージは、さまざまな事情があり8人体制でのパフォーマンスとなった OCHA NORMA、ロージークロニクルに続いて、かなり大人な感じのテイストです。
8人編成となったことで、メンバーの気合いの入り方についても、当日の現場では複数の声が上がっていましたが、個人的には、髪を切ったリーダー斉藤円香さんに注目です。髪を切ったことについて、本人の気持ちの切り替えと覚悟についても、ショートになってルックス的な魅力が向上したことについても、多くの注目が集まった次第ですが、やはり、ここは次のことを言いたい。
もともと斉藤さんの横顔は、元 Berryz工房&カントリー・ガールズのプレイングマネージャーであった嗣永桃子さんに似ていると思っていましたが、髪を切ったことで輪郭がより際立ち、さらに似てきたのでは。
パフォーマンス後のMCでも、斉藤さん自身が髪を切ったことについて触れていましたが、調子に乗って個人的な話が続いて恐縮ですが、中山夏月姫さん、美しいですね。
一転して元気いっぱいの楽曲が
続いて、『宇宙規模でダイスキ宣言!』と『オチャノマ マホロバ イコイノバ~昭和も令和もワッチャワチャ~』の2曲で、急に雰囲気がガラリと変わり、エネルギッシュなステージへと突入します。
リーダーの斉藤さんについてさらに触れると、誰かに似ているという話だけでなく、彼女自身が何か吹っ切れたような印象も。これまでのステージングでは、彼女自身がヲタ気質だからか、どこかギコチナイ感じ(あえてやってる感じ)が見受けられたんですけど、今回のステージでは、ぐっと自然です。これをして「一皮むけたような感覚」と言うべきかどうか。髪を切った斉藤さん、もしかすると2025年、大きく飛躍するかもしれません。
ちなみに、『宇宙規模でダイスキ宣言!』、なんか〆方がモベキマスっぽかったね。
ハロプロって、恐ろしい
先ほど、研修生とロージークロニクルについて「幼かった研修生たちが正規メンバーとして成長し輝きを放っていく」といったことに触れましたが、OCHA NORMA こそ、その変化を強く感じるグループです。つい最近まで「研修生内ユニット」だっていう印象が強かった彼女たちが…
ハロプロって、恐ろしいね。

BEYOOOOONDS いつのまにか “まってました” に
11・『Do-Did-Done』by BEYOOOOONDS ◆ 盛り上がってますかあ~~? 12・『ビタミンME』by BEYOOOOONDS 13・『恋愛奉行』by BEYOOOOONDS |
かなり楽しい『Do-Did-Done』
この曲は本当に楽しいですね。ステージ上のパフォーマンスだけでなく、BEYOOOOONDS のメンバーだけにとどまらず、TikTok なんかでフリをよく見ていたけど、これ、ほんまに楽しいね。この楽曲を終えたあとの BEYOOOOONDS のMC では「盛り上がってますか~~?」と会場の反応を確認する場面がありましたけども、それに対して「そりゃ盛り上がるよね!」と、思わず応えたくなるほど。
続く『ビタミンME』について、「これ、これ、まってました」的な感じになったことに自分で戸惑います。並びで行われるラインダンス風の振り付けは眼のやり場に困ります。さらに続く『恋愛奉行』について、正直なところ、最初にハロコンで披露されたとき(もう何年前のことになるでしょうか?)には「??」って感じだったのに「これ、これ、まってました」的な感じが一層。
まじか、俺!
BEYOOOOONDS の魅力に改めて
しまったなあ… 実は、私は元々つばきファクトリー推しを自認していたこともあり、BEYOOOOONDS が結成された当初は、つばきファクトリーの現場から何人かのファンが BEYOOOOONDS に流れていくのを見て、なんとなくライバル視していたという器の小さい者なんですが、しかし、こうして改めて彼女たちのパフォーマンスを見ていると、素晴らしいと言わざるを得ず、なんか、最初からちゃんと追ってなくて、しまったなあ…
さて、今回のステージでは江口紗耶さんがひときわ目立っていました。それに加えて、西田汐里さんと岡村美波さんにも視線を引きつけられます。そこで、さらに「しまったなあ…」と感じたのが、里吉うたのさん。
これまで彼女のステージを見て「うわっ!誰だ、この美人は?」と思って注目したら里吉さんだった、ってことが多かったんですけど、そういうわけで美人さんだとばっかり思っていたのに、なんか急に可愛くない?
ああ、しまったなあ…。

ひなフェスの醍醐味 シャッフルコーナーから『桜ナイトフィーバー』へ
ひなフェスの醍醐味、シャッフルブロックですが、そのご紹介をモーニングから愛生ちゃんと櫻井さんが。
らいりーに対してお姉さん風の態度で接しようとする愛生ちゃんでしたけども、軽く櫻井さんに流されていて、全部含めて、珠玉の場面です。
◆ 愛生・櫻井 シャッフル紹介MC 14・『ファイティングポーズはダテじゃない!』(Berryz工房)by 羽賀・橋迫・石井・松原 15・『チョット愚直に!猪突猛進』(こぶしファクトリー)by 弓桁・平井・福田 16・『ガタメキラ』(太陽とシスコムーン)by 清野 17・『ワタシ・プレミアム』by GOODM!X PREMIUM 18・『桜ナイトフィーバー』(こぶしファクトリー)by 全員 |
『ファイティングポーズはダテじゃない!』(Berryz工房)
by 羽賀・橋迫・石井・松原
Berryz工房の楽曲が選ばれたことは、ベリヲタとしてして嬉しいんですけど、今回のパフォーマンスで特に眼を引いたのは石井泉羽ちゃん。その表情の豊かさが本当に素晴らしい。
冠番組やDVDマガジンでも、いつもコロコロ楽しそうに笑っている石井ちゃんですが、ステージ上でもその表情が存分に発揮されていました。ただ笑顔が多いだけでなく、シーンごとに異なる表情を自然に作り出せるのが魅力。どの表情を切り取っても「いい表情だなあ」と思わせてくれるのは、実に凄いことです。
あと、橋迫さん、すっかりお姉さんになってるのがビックリです。
『チョット愚直に!猪突猛進』(こぶしファクトリー)
by 弓桁・平井・福田
こぶしファクトリーの楽曲がセレクトされることについては、いろいろとこの場を借りでテキストを連ねたいものがある報告者ですが… 申し訳ない、今回は真琳ちゃんしか眼に入らなかった。
真琳ちゃんの足運びは軽やかで、時折、振り付けの流れの中で自然に小さなジャンプなど入れる姿が印象的で、その瞬間の無邪気さというか自然さというか、あんまり意図してない感じがなんとも魅力的。そして何より、歌割りの後に見せるあの笑顔。
可愛いとか美人とか、そういったルックスの話ではなく、なんか、人が生物として進化のなかで培ってきた対人プロトコルが、正常に作動しないような、バグを誘発するような、そんな笑顔。真琳ちゃんの、あの “ふにゃあ” っとした、柔らかく弛緩するような笑顔を、どう表現すればいいのか…。
『ガタメキラ』(太陽とシスコムーン)by 清野
いや、太陽とシスコムーンをソロでやるなんて、普通考えますか!?
清野桃々姫さん、ビートボックスをはじめとした様々なギミックを駆使し、これまでも、ステージ上で独特の存在感を放っていましたが、あえて悪い言い方をセレクトすれば、そういう外部的な付属品に “頼っている” ように見えなくもなかったけれど、実際には彼女自身の実力が際立つパフォーマンス。
ってか、太陽とシスコムーンを、ソロでやるかね普通!
『ワタシ・プレミアム』 by GOODM!X PREMIUM
今回のライブでは、企画ユニットも登場しました。
通常のグループごとのパフォーマンスでは、グループごとにコンセプトを決めて統一された衣装の美しさが際立ちますが、こうしたシャッフルユニットでは異なるグループの衣装が混ざり合うのが、また新鮮で面白く、個人的には北原ももさんのチェックのミニスカートが…
しかし鈴ちゃん、ほんまに、すっかり大人になったなあ…
『桜ナイトフィーバー』(こぶしファクトリー)by 全員
この楽曲は、すっかりハロー!プロジェクトの春の定番曲となりました。
今回のパフォーマンスでは、中盤の歌割が、この春卒業する4人に割り振られていて、こうした演出が、なんか粋ですね、アップフロント。
しかし、続く つばき担当ブロックでも思ったけど、安美ちゃん腰大丈夫なのか?
*****
このあたりで前半戦終了と言ったところ。
続く つばきファクトリーのブロックからは、もう一度ページを切り替えて。
Sorry, the comment form is closed at this time.