はじめに 最後列からの風景2点
2025年7月13日の日曜日。
7月13日といえば、偉大なるレジェンド、道重さゆみさんのお誕生日です。2025年に36歳になられる道重さんの、このお誕生日を期しまして、道重さんにとってのラストとなるライブツアーがスタートしました。
題して『LIVE TOUR 2025 SAYUMINGLANDOLL~SAMSALA~』。2025年7月13日の日曜日にヒューリックホール東京にて初日が開幕します。この初日は、昼公演、夜公演の2回まわしながら、報告者は「14:30開場 15:15開演」となる昼公演にのみ参加… っていうか、ぶっちゃけファンクラブ先行とかいった申し込みで大落選を喰らっており、一般発売で、ようやくチケットを確保した次第。いかにも道重さんのラストってことで、当選が厳しいライブとなっております。自分が参加できないことを悔やむよりは、道重さんが大人気だってことを喜ぶべきなので、そこは「さすが!」と大きく叫んでおいて。
そんな事情で辛くも一般発売にて確保したチケットだったので、発券されてから会場の席次を確認してみると、ほぼほぼ最後列です。というわけで、まずは会場のほぼ最後列であったところから見えた情景をいくつかご報告させてください。
みんな道重さんが大好きで
有楽町のヒューリックホール東京、言うまでもなくピンクの正装に身を包んだファンであふれており、会場はピンク一色… ではあるんですが、さすがに報告者が確保できた位置くらいになりますと、ピンクの道重Tシャツを装着していない方、ペンライトもお持ちでない方、場内アナウンスが始まっているのに、ゆっくりと持参されてる文庫本を読んでる方など、祝祭の列に加わらんとする熱心な信仰の徒というよりは、フラっと日常の延長で道重さんを見に来た… 的な雰囲気の方が一定数混じっています。そして…
… そして、そんな一見冷静に見える方たちが、ライブが始まってみると、なんとノリノリです。
既に述べたように、ペンライトもお持ちでないので、基本的な鑑賞スタイルは、いわゆる “地蔵” です(わたくしも、ペンライトこそ把持しながら、どっちかっていうと地蔵)。なのに、ライブの進行に伴って、肩や首、上半身全体が揺れる揺れる。合間のトークで道重さんがお話してくれることに笑っているであろうと推測できるほどには、目じりのシワも観察できるほどに表情も動いてます。
当たり前のことではありました。この日、ヒューリックホール東京に集った人に、道重さんへの “どうしていいかわからないくらいの愛” を持て余していない者など、いるはずがなかったのでした。
豪華だった関係者席
会場のほぼ最後列であったところから見えた情景、その2。
事前の会場チエックでは、自分のチケットに記載された席次は、ほぼ最後列だったんですけど、実際に現場に行ってみると、わたくしの席次の後ろにも何列か空いています。… さすが、道重さん大人気だから、いろいろ融通して席を追加で作ったのかな?みたいなことも思ったんですが…
結果から言いますと、そこは関係者席。
あの日の道重さんへダッシュした(エンタメアーカイブ記事:「道重さゆみ卒業コンサートの名場面 ”フクムラダッシュ” は譜久村聖の独断だった」)9期メンバーの譜久村聖さんを始め、元アンジュルムの勝田里奈さんなど、多くの “道重チルドレン” であるメンバーやOGたちが!(公演中道重さんがネタで語ってくれた YOSHIKO先生も!)
思いっきり振り返って関係者席を観るのも失礼なら、わたくしとしても正面の道重さゆみさんをこそ網膜に焼き付けたいところですので、そんなにはっきりとは確認できなかったんですけど、めっちゃ関係者席が豪華。そして、こうしたメンバーやOGたちと同じ列に並んで、今となっては一般人として一般企業で働いている元カントリー・ガールズにしてカレッジ・コスモスの方も(参考)いらっしゃいましたよ。とても、楽しそうにしていて、その様子だけで、いろんなことを思い出します。
わたくし、もちろんカントリー・ガールズのリリイベなどで、その方に握手してもらったことも何度かあるんですけど(参考)、ふと「そういえば、もうすぐ道重さん復活するね♪」などと話しかけたところ、それまでに増して笑顔の度合いが激しく、握手の力強さも増加しまして、”ああ、ほんとに、こういうところは嘘がないから、ハロプロって信じられるよなあ” との想いを強くしたものです。
と、こんな具合に「会場のほぼ最後列であったところから見えた情景」を語ってみたのは、やっぱり、いかにも道重さゆみさんが、たくさんのファンに、たくさんの関係者に、たくさんの後輩に、深く愛されていたことの、ひとつの証左になるかな、と思いまして(ってか後ろの席だから、あんまりステージが見えなかったことは秘密)。

プロフェッショナル・パフォーマー道重さゆみ
もちろん、そんな最後列からの風景だけでお茶を濁すつもりはなくて。
道重さゆみさんは、自分では、現役時代から “口から産まれた” などと称して、トークこそ自分の持ち味だと自負するところが大きく、”モーニング娘。になるまで、世の中に「リズム」というものがあることを知らなかった” などと、コミカルに笑いに包んで、一方の歌やダンスについては、さほど優れているわけではないと申告しています。
でもね。
実際には、現役の頃からだって、それこそプラチナ期から、あの『ライバルサバイバル』ツアーを支えたプロフェッショナルであって、今般の昼公演でも披露してくれた『Fantasyが始まる』などを始め、道重さんは、パフォーマーとしてこそ、素晴らしかったことは、ファンにとっては言うまでもありません。
今般の『LIVE TOUR 2025 SAYUMINGLANDOLL~SAMSALA~』、ゲストダンサーとして、SAYUMINGLANDOLL に足繁く通ったファンにはお馴染みの HiKARU☆さん、MoMoco さんが参加してくれています。そして、HiKARU☆さん、MoMoco さんと並んで、道重さんがステージで激しく躍動的なダンスを見せて(… っていうか、激しいダンスを当たり前のように通常運転に組み込んだパフォーマンスをずっと見せて)くれます。道重さん、ゲストダンサーたるプロのダンサーさんたちのパフォーマンスに伍して… ってか、勝るとも劣りません。
途中何度か、水分補給とか衣装チェンジ(あるいは髪形再セット|プリンセスの王冠装着)などのために道重さんは一瞬ステージを外します。そんなタイミングでは、HiKARU☆さん、MoMoco さんが、圧巻のダンスパフォーマンスを見せてくれる次第ですが、何が言いたいかというと、プロダンサーさんたちの本域のマジダンスをその場で観ているからこそ、道重さんが加わって3人で披露してくれているダンスが、たとえば道重さんの技量に合わせて若干やさしめの組み立てになっている… といったわけではないことが明らかだと、そういうことがファンにもわかるよ、ってことが言いたい。
道重さゆみさん、あんなに華奢で(バランスが良いから目立たないけど、実はめっちゃ細い)筋力があんまりないから、いろいろと脚を攣ったりしてきたというのに、激しいパフォーマンスを延々と続けて、さすがに汗で前髪がつぶれたりしてますけど、しかし、息を荒げたりはしていません。
そして、その意味でプロフェッショナルだというなら…
わたくし最後列だと申しましたが、当日のヒューリックホールには大きなビジョンが設営されており、その場で激しく動き回る道重さんが常に大きく拡大してスクリーンに投影されていたんですけどね。
繰り返し、その意味でプロフェッショナルだというなら…
道重さゆみさん、2025年で36歳になろうっていうのに、まことに幼くあどけないです。非常に、可愛いです。そして、凛として美しいです。スッペスベです。ピッカピカです。毎度、心から驚きます。
これでも、2002年の合宿審査のころから見ていたんです。なかなかお祝いしてもらえなかった誕生日を初めてお祝いしてもらったという2013年のソロバスツアーからこっち、道重さんのバスツアーにも欠かさず参加してきました。ず~~っと、道重さんを観ていたんです。そして今現在、その “ずっと見て来た自分の印象に照らして”、 2025年にして、幼く・あどけなく・可愛く… そして美しく… 道重さゆみさん、ほんまに、プロフェッショナルです。どんな魔法を使ってるんだろう。
あどけなく可愛く、しかし美しい道重さんは、会場を見回して嬉しそうに笑顔を見せてくれる(← ほんとうに可愛い)だけでなく、楽曲に応じて、切ない表情から、力強い表情まで、自在に変化してみせます(← しかし一貫して可愛く美しいのは言うまでもないけど)。あまりにもプロフェッショナル!
その一端を特筆するなら、ついに今般、わたくしメモが追い付かなかったことをお知らせしなければなりません。いつも正面のステージを見据えて、カンでペンを動かすので、戻ってから現場で取ったはずのメモが読めないことも多い次第ですが、今般、ついに、真面目にステージ進行にメモが追い付かず!という状況を経験します。
今般のライブは『SAYUMINGLANDOLL』であって、それは、これまでに何度も重ねてきた自分のオリジナルのステージだと、そう道重さんは述べます。だから、大好きなコットンクラブさんで歌った歌を、「再生」公演から「大空」公演まで、これまでに歌ってきた歌を、改めてお送りします!と、そう道重さんは言います。
こう述べてから、観客としての実感的にライブ全体の時間の半分はあったんじゃないかってくらいの怒涛のメドレーに、道重さんは突入します(ゲストダンサーさんも一緒に… だから繰り返し、道重さんが本気のプロダンサーに匹敵してることを再度強調)。このメドレーが凄くて!
それで、ついにメモが間に合わなかったというわけです。
繰り返し、ご自身では謙遜しても、やっぱりプロフェッショナル・パフォーマー道重さゆみだと。
道重さゆみ LIVE TOUR 2025 SAYUMINGLANDOLL~SAMSALA~
というわけで、繰り返し、2025年7月13日の日曜日、道重さゆみさん36歳のお誕生日に、有楽町のヒューリックホール東京にて、道重さんのラストとなるライブツアーが幕を開けました。
その「14:30開場 15:15開演」となる昼公演に、かろうじて参加できたので、まずは、その概要とセトリを掲示します。ってか、またもや繰り返し、メモが信頼できないので、このセトリも超自信ありません。ご承知おきください。
道重さゆみ LIVE TOUR 2025 SAYUMINGLANDOLL~SAMSALA~ 2025.07.13(日) ヒューリックホール東京 14:30開場 15:15開演 |
---|
01・『OK!生きまくっちゃえ』 02・『マインとパンゴー』 MC:ごあいさつ お誕生日を祝わせてあげる → 私に向けての Happy Birthday 「わたしの指示で♪」 03・『Fantasyが始まる』(モーニング娘。) 04・『大きい瞳』(モーニング娘。) 05・『へう゛んな人たちに捧げる歌』 06・『さゆみるふぃーゆ』 MC:インスタのストーリーでさ『ゆみるふぃーゆ』の「♪好き好き」のコールの仕方について、まだ伸び代を感じます ↓↓↓【怒涛の20分超えメドレー】↓↓↓ 再生公演の『再生~わたしはここにいるわ~』から、再生公演から大空公演までの楽曲を一気に!(↓↓とうていメモが追い付かず!下記は非常に自信無し) 07・『再生~わたしはここにいるわ~』 08・『キラキラは一日にして成らず!』 09・『ありえない遊園地』 10・『SHIBUYAのファビュラス』 11・『バラバラWonder』 12・『Sayutopia』 13・『WHO IS BABY』 14・『PINK FREEDOM』 15・『青空09』(←↑↑ぶっちゃけ、メモ、自信無し) ↑↑↑【怒涛の20分超えメドレー】↑↑↑ 道重さん「つかれた~~!」 『再生~わたしはここにいるわ~』の話をするね。YOSHIKO先生から「しげさんは足をあげなくていい」と言われてホッと♪ 16・『バラッド バラッド』 17・『アンカウンタブル・ユー』 18・『歩いてる』(モーニング娘。) 抜き打ちテストです。道重主義「さゆの言うことは?」 19・『瞬間Watcher』 20・『形而上的熱視線』 歌詞まちがえた! 21・『サユミミライ』 22・『YES!最幸でしょ♡』 ▽▽▽▽▽アンコール▽▽▽▽▽ 23・『シャバダバ ドゥ~』(モーニング娘。) 24・『白い羽根』 ある人からもらったアドバイス「50歳を過ぎた時に振り返って面白かったと思えるのがいい人生」 25・『SAMSALA』 |
自分でも信頼のおけない当日の概要を公にしつつ、報告者が印象的だった個別の点については、いったんページを切りかえて…
コメント