道重さゆみ、怒涛のメドレーで開幕 最後のライブツアー『SAYUMINGLANDOLL~SAMSALA~』

LIVE TOUR 2025 SAYUMINGLANDOLL~SAMSALA~
気難しいお姫さまから、気心の知れた雰囲気まで

オープニングで初手からいきなり『OK!生きまくっちゃえ』です。
これは、道重さんが再生してからのオリジナル曲の中でも、道重さんの代名詞とも言うべき、明るく前向きで弾むような旋律の名曲ですが、”道重さんの代名詞” であるからこそ、これまでの道重さんのオリジナルのステージでは、アンコール明けだったりライブの〆だったりと、最後の曲としてセレクトされていたので、初っ端で披露されたことに、少し驚きます。

続けて、軽快な雰囲気のまま『マインとパンゴー』へ。
なんかタイトルに引っ張られてしまって申し訳ないんですが、わたくし、この曲を聴くたびに、モーニング娘。に加入当初は “マンゴー” が苦手だったはずなのに、いつの間にか普通に食べてるよなあ… ってことを思い出すのです。全然関係なくて、ごめんなさい。

この2曲を終えて、ご挨拶のMCへ。
7月13日だから、”おまえらに私の誕生日を祝わせてやる“(← 大意)とのことですので、わたくしどもは粛々と、Happy Birthday を歌うことに。「♪はっぴばーすでー ♪でぃあ…」のあと、道重さんのことを何と呼べば良いか迷うファンがいてはいけないからと、まあ、そこは自由に読んでいただいてかまわないのだけど、しかし、あえて「わたしの指示で♪」、 “さゆみん” と呼ぶようにご神託をくださる道重さゆみさんでした。
もう、嬉しそうにケロケロ笑ってるの、道重さん。

続けて、先にも言及した『Fantasyが始まる』から『大きい瞳』と、モーニング娘。時代の名曲を連ねてくれます。

『Fantasyが始まる』については、個人的に2019年の ひなフェスが印象的ではあったんですけど、今般は、なんと譜久村さんどころか、プロのダンサーさんのサポートすらなしで、道重さん一人で披露します。そして、もちろん(道重さんのソロのステージだからこそ)聴けるかもという期待すらしていなかった『大きい瞳』が。これらの楽曲は、いくつかの大きなレジェンドと並んで、あくまで個人的にですが、ハロプロ史にしっかりと刻まれているかのようで、道重さんのコロコロとした声で歌ってくれると、いろんなものが蘇ってきます。

と、たった今「コロコロした声」などと記しましたけど、モーニング娘。時代の上の2曲は、いずれも、”可愛いだけではない道重さゆみ” が如実な楽曲でもあろうかと思うところです。

続けて、「♪今日が一日はじまる おはよー♪」と、ほんとに明るいところが印象的なオリジナル曲『へう゛んな人たちに捧げる歌』から、この7月のリリース新譜の『さゆみるふぃーゆ』へ。

この『さゆみるふぃーゆ』については、今般のライブがスタートするに先立って、インスタのストーリーで「♪好き好き」のコールを一緒にして欲しいというファンへの呼びかけを行っていた道重さん、思ったように客席からコールが返ってこなかったことで、『さゆみるふぃーゆ』終わりのMCで、「まだ伸びしろがあります」とご立腹

まあ、ストーリーだから消えちゃうので、見てなかった人もいるかもしれないもんね」と寛大な態度を示してくれた道重さん、「♪きみとつくった♪好き好き」、「♪さけんでいいよ♪好き好き」、「♪とわに歌おう♪好き好き」といったパートについて、もう『さゆみるふぃーゆ』の披露は終わったというのに、だから、この公演では、すでに如何ともし難いというのに、「なんかしらで役に立つかもしれないから」と、練習に及びます。

客席を巻き込んでの『さゆみるふぃーゆ』コールの練習後、「だいぶ成長したね。期待してます」と我々を励ましてくれた道重さん、「道重」に続けて「姫」とか「様」とか付けてしまいそうな場面でありました。

と、このMCを経て、ライブのツアータイトルに再度注意喚起して、それが「わたしだけの世界」であったことを述べてから、コットンクラブで披露された、再生公演から大空公演までの楽曲による怒涛のメドレーがスタートです。

下記、かろうじて書き留めて来たものになりますが、もしかしたら漏れた楽曲もあるかも知れず、これは信頼なさいませんように…

↓↓↓【怒涛の20分超えメドレー】↓↓↓
再生公演の『再生~わたしはここにいるわ~』から、再生公演から大空公演までの楽曲を一気に!
07・『再生~わたしはここにいるわ~
08・『キラキラは一日にして成らず!
09・『ありえない遊園地
10・『SHIBUYAのファビュラス
11・『バラバラWonder
12・『Sayutopia
13・『WHO IS BABY
14・『PINK FREEDOM
15・『青空09』(←↑↑ぶっちゃけ、メモ、自信無し)

もちろん、いずれも耳に懐かしいものではりますが「♪エウロパ~」の響きに、思った以上に動揺してしまったことは秘密です。

メドレーを終えて、お姫様曰く「つかれた~~!」って。
なんか、ほんとに、客席に微妙にご立腹な気難しいお姫さまから、微笑ましい気心の知れた雰囲気まで、まさしく道重さゆみオンステージといったところ。

メドレー明けのMCでは、関係者席にいらっしゃったYOSHIKO先生絡みでもあるお話を。

『再生~わたしはここにいるわ~』の話をするね。
この曲が皆さんと再会して一番最初の曲だったので、思い入れも強いです。
Aメロで(足踏みするように)足をゆっくりあげるフリツケ、毎回フラフラしてたのを覚えています。でも今回はYOSHIKO先生から “しげさんは足をあげなくていい” と言われてホッとしました。んふふふ♪
YOSHIKO先生は、わたしが36歳だということも考慮してくれたんでしょうけど、今のわたしは、あの頃から成長してるし、足を上げなくても、オーラで皆さんを納得させられるかもって、そう思ったのかもしれませんね。

(道重さんが纏っている “オーラ” で納得させるのくだり、会場大拍手)
だから、パフォーマンス中に、わたしが足をあげないのは、YOSHIKO先生の指示であって、フリツケがそうなっているのであって、ご理解くださいね。んふふふ

道重さん、YOSHIKO先生から「しげさん」って呼ばれてるんだね。

続けて、『バラッド バラッド』と『アンカウンタブル・ユー』が披露されますが、なんか、『バラッド バラッド』での「♪歴史から何も学ばぬ」とか、『アンカウンタブル・ユー』での「♪わたしの過ちはいずこ」みたいな歌詞が、ちゃんと当選できずにチケット確保に苦労していた報告者の道重さんに対する態度を咎められているような、そんな気がしたのは秘密で。

それらのオリジナル曲に続けて往年の名曲『歩いてる』ですが、歌詞の中にも「♪せつに」とかあって、とりわけ道重さゆみさんが披露してくれるのがファン心理的に厳しい楽曲です。泣いちゃうから。

この後のMCで、道重さん、客席に向かって「抜き打ちテストです♪」って。
その抜き打ちテストの内容は、多くの四文字道重のなかから、”道重主義” についての応答を試されるもので、道重さんが「さゆの言うことは?」と問うて、それに対して客席が「ぜった~~い!」と応じる、一連のコール&レスポンスの対応なんですけども、そうやって「抜き打ちテストです♪」って言いながら道重さん、「なんだっけ?あれ?ちょっとまって?」と、自分がやろうとしたことを思い出せないというハプニング。

なにやら裏からスタッフさんが走って来て、ようやく、”道重主義” のコール&レスポンスが抜き打ちされたんですけど、「あれ?なんだっけ?」って言ってる道重さんが可愛かったことは… こりゃ言うまでもなかったかもしれませんな。

「♪こっちむいて むかないで」が愛らしい『瞬間Watcher』から、続けての『形而上的熱視線』では、早口で歌詞を披露しながら、急に両手を上げて一層大きな声で(楽曲の旋律にのせながら)「歌詞まちがえたあ!」って!

これも以前なら、場合によってはやり直したりして間違いを自分で許せない様子も見せた道重さんでしたけど、なんか楽曲の旋律にのせたまんま、元からそんな歌詞であったかのように、両手を万歳するようにしながら「歌詞まちがえたあ!」って、ニコニコしながら。なんか、この場面を見れただけで、暑い中、有楽町まで足を向けた甲斐があります。

歌詞の通りに、道重さんが本当に「大好きな My 人生」だと思っていることを祈りたくなる『サユミミライ』から、この7月でのリリースの新曲である『YES!最幸でしょ♡』へと続いて、ライブ本編は終了です。

… って気がついたら、なかなかの長文になっていたので、もう一回ページを切り替えて…

エンタメアライブでは、皆様からの投稿を募集しています。
詳しくはこちらを御覧ください『寄稿について

コメント

名前*必須