アンジュルム、武道館でスマイレージ楽曲を披露 “強さ”の現在が照らした可憐なる原点との時代を超えたコラボ!

アンジュルム 2025 autumn 「Keep Your Smile!」Final〔承前〕

オープニングアクト ロージークロニクル
薔薇より美しい人生

オープニングアクトは、ロージークロニクルで『薔薇より美しい人生』。
みんなで整列して自己紹介するんですけど、17歳の高校生が4人連続するのが、そこはかとない可笑しみを。ってか、知ってましたけど、村越彩菜さんと、植村葉純ちゃん、同級生なんですねえ…

上に、アンジュルム松本わかなさんが急に大人びた印象となったことについて述べましたが、清楚な押し出しでありながら、意外にも動きの力強さが目立つ上村麗菜さん、これまた急に大人っぽくて驚きます。って、つい先日(11/19)Juice=Juice のオープニングアクトで観たばかりなのに、若いメンバーの短い期間での急激な変化に、やっぱり驚かされますね。… ハロプロを見て来て20年以上、なんか、”寿命” が恨めしい昨今です。

点描:ライブの流れに沿って

本編に向けて待機する客席に向け、正面ステージにバックステージの様子が中継されます。… って、円陣を組んでる様子だけがわかって、メンバーの顔が見えないアングル(笑)

スクリーンの向こうでメンバーが気合い入れを済ませ、客席からのアンジュルム・コールもボルテージを上げる中でライブ本編のオープニング。カッコいいエフェクトを背景に一人ずつ登場するメンバーですが、ここで松本わかなちゃんの印象の違い(急な大人)に気づき、そして… やっぱり平山遊季さんに眼を奪われますよね。

01・『愛すべきべき Human Life』 

むしろ “能天気” と言って良いくらいの弾むような明るい曲からスタートです。この曲、大好きなのよ!
オープニングのスタイリッシュな雰囲気からの変化に驚きますが、中盤でのソロ歌割の連続部分、橋迫鈴ちゃん → 川名ケロ凜ちゃんといったあたり、メンバーの(普段は大笑いしていたりして崩れてるけど)輪郭からルックスの整い具合が改めて突き付けられます。

02・『出すぎた杭は打たれない』

『愛すべきべき』の弾むような明るいテイストから、また急に “戦闘的” な雰囲気に。
イントロ前の為永さんの客席煽りから、すでになんか戦闘的ですが、ここでも個人的に報告者は平山さんの「♪わかれと であいを くりかえしても」といった辺りの強さに感じ入っていた次第。って、アンジュルムって、こうした楽曲の強さについて “戦闘的” といった形容が似合うように思うし、そうした中で、平山さんや後藤さんの押し出しが、いかにも、その形容に似合うように(報告者には)思えるのでした。

03・『乙女の逆襲』

後々、この武道館のセトリが、アンジュルムとスマイレージのきれいな対比に配慮されてると思うに至りますが、この曲までは、やっぱりアンジュルムは一曲一曲が強いから、もうセトリの構成とか無頓着でも大丈夫なのだとか思います。全然、前の曲からのテイストが違いますからね。

しかし、やっぱり強烈な強さこそ印象的で、報告者が眼をみはった平山さんだけじゃなく、後藤さんと川名ケロちゃんまで強い押し出しではありますが(ケロちゃん、フォーメーションのセンターで怖いくらいに綺麗)、後藤さんは楽曲ラストの斉唱にも驚いたけど… なんか綺麗になったなあ、って思います。

04・【新曲】『トラブルメーカー』

新曲です。アンジュルムの強い楽曲は、楽曲それ自体の強さ以上に、これまでのライブで何度も何度も繰り返し披露されてきた履歴(ファンの脳内の記憶)にも、その強さを依存していたわけですが、新曲からいきなり強いので、もうすっかり「お任せ」したい気分満々です。

下井谷さんの髪形が可愛いわけですが、こうした楽曲中のパフォーマンスでは、髪形というなら、上半身を揺らすたびに髪が束で “ばっさー!” と動く後藤花さんが目立つんですけど、そうした要素を比較的持っていないのに、しかし、眼に飛び込んでくる平山遊季さんが凄いとは、しつこくて申し訳ないけど、繰り返し。

MC ケロちゃん、長野さん

ご挨拶の MC は、伊勢さんの仕切りで、意気込みは伊勢さんが “斜め後ろ” に立つことによって、ケロちゃんに長野さんが担当します。
なんと、2時間という標準のライブ構成にあって、MC は、これを含めて2回だけ。それだけ楽曲一辺倒だったというハードなライブだったわけで。

川名ケロちゃん、「ライブハウスを回ってきたので、お客様との近い距離での熱量を受けて来たのよ!」との意気込みを。そして長野桃羽さん、声がコロコロしていて可愛いですよね。

05・【新曲】『FAST PASS』 

新曲紹介も川名ケロちゃんで。ニコニコな長野さんも、端正さが目立つ橋迫さんも、みんな見どころ満載なんだけど、どうしても平山さんが… 凄ぇ… って思うんですが、スクリーンに抜かれるのも頻度が高いようで(← 私がそう思ってるだけの可能性あり)スタッフにも「平山スゲぇな」と思ってる方がいるのでは?

センターステージに縦列で整列してから2列に分離して、そこからまた各自の立ち位置にバラけていくの、カッコいいですよね。

06・『明晩、ギャラクシー劇場で』 

松本わかなちゃんが、こないだまでの わかなちゃんじゃないみたいです。なんか、やたら大人っぽい。流れるような形のまま、しっかり固めた前髪のせいかなとも思ったけれど、少し背が伸びて、そして、少しふっくらとしましたかね、わかなちゃん。

そして、この『明晩、ギャラクシー劇場で』ですけど、わたくし、なんか “こんなに楽しい曲だったっけ?” って思ってしまいます。すみません。それほど、なんか現在の(長野さんまで含めた)メンバーのバランスが良いようです。

アンジュルムの強さだったり、アンジュルムらしさを体現していたメンバーは、順次卒業して行ってしまいましたが、それでも、こんなに良い感じで武道館が展開しているということ自体に驚きです。

07・『ぶっ壊したい』 

ぴったりした松本さんの前髪を除いて、みんな、登場時にはきれいに整えていた髪が、もうザンバラで、汗だくです。汗だく度合いも大きな橋迫の鈴ちゃんが叫ぶところからの中盤のダンス、その主軸は橋迫の鈴ちゃんです。その中盤のダンスを終えて、リーダー伊勢さんと背中合わせになって真ん中に平山さんと、そろそろ言語化が追い付きません。

08・『愛されルート A or B?』 

どちらかといえば、落ち着いたスローな雰囲気が勝る楽曲だと思うんですけど、メンバーみんな、ほんとうに力強い。長く見てるメンバーについて、自信があって堂々としてる風に見えるのは、その “歴” からも、それなりに納得なんですけど、長野桃羽さんまで、先輩たちに混じって違和感がないのは、なんで?

楽曲ラスト近く、後藤花さんの斉唱が意外に後を引きます。
その表情の華々しさも含め、加入早々に地上波の “外” のお仕事に抜擢されたので、うっかりしてましたけど、後藤さん、パフォーマーとしてこそ、素晴らしい潜在力を持っていたことが明らかに。

09・【新曲】『右ななめ後ろから』 

静かな楽曲から続けて、急にバラードです。
しつこい自覚があるので、ほんまに申し訳ないんですが、平山さん、なんだか泣きそうな雰囲気の歌唱でも、この静かな楽曲でも、それでも圧倒的な存在感であることには、真面目に驚いています。

こうしたライブのレポなどで、なかなか文字化できない印象をテキストにするにあたって定番のフレーズって、このエンタメアライブに限らず、いくつか指折り数えられるかと思いますが、これまで、そんな “内実を伴わないクリシェ” だと思っていた「存在感」という言葉、いまこそ実感と内実を伴って、平山さんについて述べたい

10・『自転車チリリン』 

スマイレージ時代の愛らしい楽曲が、伊勢リーダー、わかなちゃん、下井谷さん、後藤花さん、長野桃羽ちゃんの5人で披露されますが… 強力な楽曲の一方で、いつでも愛らしいコケティッシュなスマイレージ楽曲を放てるというのは、他のグループからすれば、やっぱり “卑怯” だと映るのではないか。どんだけステージングに幅があるのかと。なんだか、そんなものは存在しなかった幼少期の幼馴染との思い出とか、蘇りますね(そんな幼馴染いないけども)。

そして、スマイレージ時代の楽曲のコケティッシュさを再認識してみれば、長野さんの声質が、その愛らしさに、いかにもぴったりで、アンジュルムが新メンバーとして長野さんを獲得したメリットは、はかり知れません。

11・『黄色い自転車とサンドウィッチ』 

伊勢リーダー、わかなちゃん、下井谷さん、後藤花さん、長野桃羽ちゃんの5人が続けて、マイクスタンドを自転車に見立てて。ほんとに可愛いですよね、スマイレージ曲。楽曲終わり、下井谷幸穂さん「チリンチリン♪」って、ひっくり返るっていうか、ほんまに、抜け毛もはかどりますよね。

12・『新・日本のすすめ!』 

メンバーを為永さん、橋迫の鈴ちゃん、ケロちゃん、平山さんに切り替えて。入れ替わりの担当メンバーは、衣装チェンジして登場です(チェンジ後の衣装でも平山さん強いのな!)。

すっかり “強いアンジュルム” を、そのまんま鈴ちゃんも、ケロちゃんも体現していることに、改めて驚きますが(だって、やっぱり、加入当初の幼い頃を知ってるだけにね)、為永幸音さん、パフォーマンスが嬉しそうっていうより、客席に喧嘩を売ってメンチ切ってる感じ?強いっすよね。

13・『寒いね。』  

為永さん、橋迫の鈴ちゃん、ケロちゃん、平山さんが引き続き。
やっぱり非常な名曲だと思う次第ですが、いや、為永さん、橋迫の鈴ちゃん、ケロちゃん、平山さん、4人ともなんか独特の美しさです。為永さん、元々造形が整っていますし、ケロちゃん、なんか顔が丸いって以上に、むしろ真面目にカエルに似てるのに、ほんとに可愛く、平山さん、美しいです。…で、橋迫さん、普段から大笑いだったり大泣きだったりして、せっかく整ったルックスを自ら崩すことが多い次第ですが、ほんとに綺麗になったなあ…

平山さん、憂いを含んだ切々とした歌唱もまた魅せること!
楽曲終わりに、他のメンバーもみんな衣装チェンジして登場してきて…

14・『プリーズ ミニスカ ポストウーマン!』 

その美しさに驚いている様子を上の『寒いね。』について述べた次第ですが、しかし、桃羽ちゃんも加えて、もう、みんな可愛くて、そんな現在のアンジュルム メンバーが、この曲を奏でるのは、卑怯すぎるよね。

正しく、ほんとうに正しく、4人のオリジナルメンバーによって始められた物語は、2025年の現在まで続いてきたし、これからも続いていくんですね。

この楽曲、ほんとに素晴らしい(その愛らしいフリも全部含めて)。もちろんメンバー構成に応じて、フォーメーションも含めた細かいアレンジは入ってるんですけど、それでも、なんだかオリジナルの味わいが、ちゃんと残ってるのは、ほんとに不思議。そんなものはなかったはずの思い出が蘇るように、ほんとに不思議。

15・『私、ちょいとカワイイ裏番長』 

いきなり長野桃羽さんの客席煽りから!
強力なアンジュルムと、スマイレージの、時代を超えたコラボレーションって思ったら、スマイレージ楽曲はそのコケティッシュ具合こそが際立つようでいながら、こうしてみると、ちゃんとアンジュルムに継承されるべき力強さは、しっかりスマイレージ時代にも包含されていたというわけですね。なんか、ちょっとだけですけど泣きそうです。

「♪ゆっくり おやすみ~」のケロちゃんの不敵な視線、素晴らしいですね。

16・『Survive〜生きてく為に夢を見んだ』 

伊勢リーダー、垂れ目で可愛いけれど、フォーメーションの中央に陣取ってるときなど、プロポーションのバランスが実に均整してますね。ってか、新人さんまで含めて、今のアンジュルム、突出して小っちゃいメンバーも、他より明らかに長身なメンバーもおらず、ほんとに良い感じでバランスしていますよね。

後藤花さんと川名ケロちゃんの絶叫バトルも見物でしたけど、「一点突破」って、まさにアンジュルムのことかと思ったよね。

17・『赤いイヤホン』 

イントロで、客席のコールも最高潮に。強烈な印象を残す代名詞的な楽曲の傍らで、こうした楽曲もまた、待ってました感、満載ですね。

中盤の大迫力のダンスパートでの、平山遊季さんの表情にご注目です。見えない誰かと戦っていたのは為永さんだけではなかった模様。

18・『アイノケダモノ』 

この辺りの楽曲はアンジュルム感が満載ですけども、みんな、どのメンバーを取っても素晴らしいパフォーマンスなんですけど、凄いけれど、明らかに平山さんと後藤さん、レベルが違う感じです。なんか “モノが違う” というか、ハロプロに来なくとも、アイドルを目指さなくとも、ご近所のダンス教室に通っているだけでも、必ずや誰かに抜擢されていたであろうと。

そんな風にメンバーのパフォーマンスに眼が釘付けになっていただけに、とある特定のパートでは、正面ステージに近い位置のアリーナ席のファンのみなさんが非常に妬ましいと思ったり思わなかったり。エンディングの特徴的なダンスは、ケロちゃんセンターで時間も一番長いのね。

19・『限りあるMoment』 

ライブ後半戦の、いわゆる “ラストスパート” 中であるわけですが、それでもこの曲が、前の曲からのクールダウンになってるという驚き。たぶん、アンジュルムの強烈な楽曲を、固めてつるべ撃ちしないのは、メンバーだけじゃなく、ファン側の許容度としても、いっぱいいっぱい過ぎて “できない” からかも。

アンジュルムの迫力は、それが果たして、アイドルとしての在り方的に、適切なのかどうなのかという問いかけすら措いて行くレベルかも。

*****

といった辺りで、報告者の意志に反して長文化しちゃってる上に、次がある意味でハイライトでもあるので、ここで、もう一回だけページ区切りを入れて。

エンタメアライブでは、皆様からの投稿を募集しています。
詳しくはこちらを御覧ください『寄稿について

Sorry, the comment form is closed at this time.