つばきファクトリー 岸本ゆめの、難解な哲学に言及するも密かなアピールか?

つばきファクトリー岸本ゆめののブログが波紋を呼んでいる。

ハイデガーの存在と時間という思想が興味深くて好きです

つばきファクトリー オフィシャルブログ 長ネギ大好き岸本ゆめのです

なんと、かの20世紀最大の哲学者と言われるハイデガーの主著『存在と時間』に言及しているのだ。

難解とされる哲学書に言及していることについて、誰かから話を聴いたか解説書を読んだかしただけで、まさか『存在と時間』そのものを読破したわけではないだろうとする向きが多いが、”単なる解説書だとしても、それを読んでるだけで大したものだ” といったものから、”ハイデガーは大学に進学してきたばかりのうら若きハンナ・アーレントと、どーしたこーしたというすったもんだがあったので、アイドルファンの心性から決して遠いわけではない” などと、無理やりな理解を示す者まで、さまざまな反応があるようだ。

過去にもハロプロのメンバーが読書好きであることをアピールする例はあったが、それでも重めの小説が愛読書として挙げられることが多く、難解であることで有名な哲学書が挙がるとは、さすがに異例だ。 いくらなんでもガチで読んでいるわけではないだろうとする声にも「興味深くて好きです」と、”興味深い” だけでなく、明確に “好きです” と述べていることから、ちゃんと読んでいる可能性も捨てきれない。

その「現存在」といった概念が、翻訳語として難解なだけで、ドイツ語としては日常的に使われる言葉だから、虚心坦懐に接すれば意外と読めてしまうのでは?と言われることもあったハイデガーだが、専門家によれば、ドイツ語としては日常的に使われる言葉を、独特の “マルチン流” のニュアンスでオリジナルな意味を込めて使用しているとのことで、やはり難解であることは間違いないようだ。

一部には、敢えて “ドイツ語関連” の話題に触れているところから、おなじグループ内の 小片リサ へ、密かなアピールを試みているのではないかと見るファンもある。お互いに熟した夫婦のような関係でありながら、お互いにお互いへの率直な好意を表明することを、微妙に回避してきた岸本と小片であるからには、持って回ったアピールこそ、それらしいというわけだ。

そのうち、イベントのMCなどで「みなさんも、アイドルを応援することが、本来的な自己であるのかどうか自問して」みたいなことを言い出すのではないかと、今後の岸本の言動にも注目が集まっている。

(文=椿道茂高)

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