まあ大阪だけに。(「夫婦善哉」で検索)
Juice=Juice の高木紗友希さんが Dマガ Vol.9(Juice=Juice DVD MAGAZINE Vol.9 CM)で言ってた「グループ内恋愛禁止」って言葉が脳裏をグルグルするハロショ千夜一夜が、1月19日の金曜日、大阪で開催されたのでした。
ハロー!プロジェクト オフィシャルショップの大阪店で千夜一夜が開催されるのは、これで「第六夜」め。今回の登壇メンバーは、つばきファクトリーから小片リサさんと岸本ゆめのさん。岸本さんは、ついこの間、東京はハロショ秋葉原店で、千夜一夜を経験したばかりです。その模様が大阪店にも中継されたように、今回の大阪での千夜一夜も秋葉原店に中継されたので、こちらに参加。
この「千夜一夜 in 大阪 第六夜」は2部構成でしたが諸般の事情から後半のみしか参加できなかったので、第2部のみのご報告となるのが悔しいところ…とか思っていましたけど、この中継でのイベント参加というのが思った以上に楽しい経験で、やっぱりニコニコして帰ってきた投稿者です。
これまで秋葉原店でイベントが開催されて、すぐ目の前にメンバーがいるイベントに参加していて「大阪のみなさんは中継だから、この臨場感が味わえずに可哀想だな」みたいに思っていたことを大反省です。なんだか、リアルに目の前にメンバーがいるよりもずっと ”目が会い続けている” かのような、スクリーンの向こうからメンバーが、ずっとこっちを見てくれているような(もちろん実際は大阪店のみなさんを見ているわけですが)、ひょっとしたら映画館でのライブビューイング並に嬉しい映像体験となりました。
なんだ、大阪のみなさんは中継されてた千夜一夜でこんな風に楽しんでいたのかと。
千夜一夜 in 大阪 岸本ゆめの・小片リサが語るひととき
いつもならば、どんなことがあってもファンのみなさんから寄せられた質問には50問答え切ってみせるのだけど、岸本さんは未成年だからシンデレラタイムを越えるわけにはいかないし、メンバーも2人でお話しするので時間を食うだろうということで、「50問50答」は最初から無理との判断で、この質問抽選の仕様をそのままに、タイトルを「語るひととき」としてお送りされた「千夜一夜 in 大阪 第六夜」です。
メンバー登場までの西口社長あれこれ
阪神タイガースの球団歌『六甲おろし』の旋律に乗せて西口社長が登場します。
しばし『六甲おろし』にちなんで野球の話題を続け、元ハロプロ研修生&ナイスガールトレイニーの橋本渚さんがジャイアンツの公式マスコットガールに選ばれた話題に触れたりして「小片さんに聴いてみようかな」とか、微妙なくすぐりを入れる西口社長です。
そのまま野球の話題を続けて「今年(2018年)は、いろいろ楽しんでもらえることもあるかも知れません」とか西口社長は言葉を濁します。つばきファクトリーからは谷本安美ちゃんが、モーニング娘。’18 にあっては牧野真莉愛さんが、それぞれ熱烈な野球ファンであることは広く知られているので、なんぞ企画が準備されているのかと、そりゃザワつきますよね。もちろん、濁すだけ濁して、明言を避けるどころか「そんなこと言ってない」レベルで惚けて話題を移動してゆく社長でした。
BGMが、新曲の『春恋歌』(← これは、真面目に名曲!)に切り替わって、小片さんと岸本さんが登場してきます。
メンバーが使うマイクには、あらかじめメンバーカラーのマーキングが準備されていたんですが(中継カメラのド正面だったから、ずっと見えていた)、もちろん小片さんがライトオレンジで岸本さんがイエローなんですけども、西口社長が渡すときに、メンバーカラーが逆になっちゃいまして、メンバーもそのまんま受け取ってイベントがスタートしちゃったり。
この日のメンバーたちの服装について
私服と思しき服装で登場してきたメンバーたち。
岸本ゆめのさんのファッションセンスには、すでに(微妙にネガティブな方向で)定評がありますが、小片さんも、イベント途中の質疑応答中の発言によれば「今日は、きしもんに寄せてきた」とのことで、なかなかの出で立ちです。
実際には写真を見ないとその独特なセンスも伝わり難かろうと思うのですが、岸本さんは、意外とファンに求められるものをそのままに提供してくれることも少ないですし(むしろ、しっかり自分の解釈を入れてくるので、かえって立派かも)、小片さんに至っては、テキストでいろいろと仄めかしながら、そのファンに期待させた画像を頑なにブログに載せなかったりする女王様風のスカしでも有名で、あんまり期待できないかも。
(それでも部分的に垣間見えるので、こちらを → 「関西を満喫!岸本ゆめの」「千夜一夜!! 小片リサ」)
岸本ゆめのさんは、緑のジャージっぽい服の上に濃いめの紺のツナギ風の服を重ねて、そのままスパナを片手にスポーツカーの下に潜り込んで修理を始めそうな感じ。イベント途中の質疑応答での発言によれば、緑のジャージっぽい服は「古着屋で100円だった」のだとか。
ジャージ風の服の上にツナギを着ているだけじゃなく、ステージに上がる前は、さらにその上に上着を着ていたのだとかで、小片さん曰く「襟がいっぱいあってミルフィーユみたいになってて面白かった」のだと。
そんな小片リサさんはドットの裾広がりなパンツにオレンジの丈の長いニットを併せて、一時期の「森ガール」を軽めにしたような感じ。岸本さんに「ニットにガラが入ってるのに、ドットを併せてくるなんて、私と同じファッションセンス」と言われ、「今日は岸本さんに寄せたのだ」と抗弁する小片さんでした。末広がりなドット柄のパンツは、お母さんのお下がりなんだそうですよ。
小片リサの切ない乙女心?
さて、そんなイベント本番は、上にも書いた通り、事前に参加者から寄せられた質問をBOXから抽選して回答する方式。通常「50問50答」のところ、既述の理由から、今回は「18問18答」となりました。
その詳細は記事末に表組みでまとめつつ、ここでは全編を通じて、岸本さんと一緒のイベントで嬉し恥ずかし(しかし、その「嬉し恥ずかし」を表だっては顕わにしようとしない)小片リサさんの乙女心が愛らしかったとご報告。
いや「小片リサさんの乙女心」だなんて、そんなもん投稿者の勝手な思い込みでしょう?と訝しむ皆様の気持ちもよくわかるので、決して私の勝手な思い込みではないと思える場面を挙げましょう。
質問BOXから「お互いの好きなところを10個挙げて」という質問を引いちゃったところ、このお題に応え切ってから(その回答は記事末)「こういう(10個挙げて)質問が苦手なのは、もう存在丸ごとが好きだから」と言う岸本さんに対して、フリートークな感じで、小片リサさんは、こんなことを言い出します。
「でも、わたしは LIKE なんでしょ? LOVE は東京にいるんだもんね」と。
これは、秋葉原店で岸本さんがソロで千夜一夜を開催した際に、「理子ちゃんと小片リサさんの、どっちを取るんですか?はっきりしてください!」という質問が読まれ、それに対して岸本さんが「理子ちゃんは “可愛いっ!” っていう好きで、りさまるは友達の好き。理子ちゃんには愛がある」と答えていることを受けたもの。
この時の、小片さんは友達で理子ちゃんには愛があるって岸本さんの受け答えを、小片さんが知っていた(誰かブログのコメントなんかで報告したんでしょうか)ことも驚きではありましたが、このことを持ち出す際の小片さんの雰囲気が、これまた典型的で。
非常に「シレっと」、さも「特に気にしてるわけじゃなくて、わたしは事実を言ってるだけ」的に話題を持ち出しながら、そして目線も岸本さんから外しながら、それでも全神経を張り詰めて岸本さんの反応をうかがっている…って感じで。
「わたしのことなんか好きじゃないもんね」と言い出して「そんなことないよ」といった反応を待っているかのような。
さらに言えば、お互いの関係が中途半端な場合なら、「そんなことないよ」といった反応を期待して「わたしのことなんか好きじゃないもんね」と言い出すことすらドキドキするものですから、小片さんの、この話題の持ち出し方の「シレっと」具合からは、むしろ岸本さんとの関係の熟成具合すら感じられたりして。
しかも、そのように小片さんから挑まれた岸本さんは、照れ隠しに笑ったり「やめなよ」的に困って見せたりすることもなく、どこか余裕を見せる感じで鷹揚と受け止めていて、小片さんの話題の持ち出し方のすっとぼけ具合と併せて、この岸本さんの余裕っぷりも、なんだかお互いに熟し切った歴の深いパートナーシップを見せられたようで。
ええ、本レポのタイトルの由来でもあります。
と、この場面に如実に見え隠れするように、乙女な小片さんと、小片さん側の好意を前提にするような、余裕の岸本さんって構図がイベント全編にわたって通底していたような千夜一夜でした。
そんな小片リサさんが愛らしかったのは当然として、鷹揚に構える岸本さんが、なんだか「おっとこまえやなー」って感じで惚れそうになりましたよ。
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イベント終わりには、ハロショ大阪店内でクレーンゲームで遊んでいったらしき小片さんと岸本さんです(ハロショ大阪店公式Tweet)。
もう、つばきファクトリーとしても3年の年月を重ね、それぞれ(ハロプロに関わるずっと以前からの)「子役」的な活動歴からすれば、芸歴はかなり長いものとなっている2人なのに、なんだか本当に可愛いですよね。
最後に、イベント終わりのご挨拶での小片さんの一言をご紹介。
きしもんと一緒のイベントで嬉しかった
【1】豚キムチが好きな岸本さんに高級な肉しか食べない小片さん、1日6食たべないとお腹が鳴っちゃうのを防ぐには? | |
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「きりん」さんだった質問者の名前を「きり人」さんだと思っちゃった岸本さん | |
西口社長「高級な肉しか食べない小片さん、そうなんですか?」 やっぱり小片さんもお家に電車がある人だったりするんですか?などと、しばしハロプロ内お嬢様ネタで盛り上がろうとする西口社長と、あくまで冷静な小片さんの対比が面白かった |
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小片「(お腹が鳴っちゃうのが困るのは)場面によるよね、ラジオとか響いちゃうし」 | |
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まあ、このあたりの話しを参考にしてみて下さいと、投げだし気味の岸本さん | |
【2】この場で披露できる特技は? | |
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新しい特技として小片さんが「タップ」を準備していることを暴露気味に言い出す岸本さん それを恥ずかしそうにしながら「やめてよ」とは言わない小片さん 当の岸本さんは、激し目に「喜」「怒」「哀」「楽」を回転しながら表現する「喜怒哀楽ガール」という自己紹介を披露 |
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【3】つばきでカバーしてみたい曲は? | |
小片「Juice=Juice の『Ca va ? Ca va ?』」 岸本「メロン記念日の『赤いフリージア』」 Ca va ? Ca va ? のラストの「Je t’aime bien!」を言わされる小片さん(照れてる) 西口社長、「赤いフリージア」から「さゆーじあ」の話題をしばし |
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ハロプロ以外では? 岸本「Folderの『パラシューター』」「フォルダー5ではなく」 小片「基本、ハロプロしか聴かないけど、SPEEDの『Steady』を」 西口「みなさんにとっては、ついこないだですよね」 小片「セリフのある曲が好きかも知れないです」 |
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【4】小片さんと岸本さん、共通でもりあがれることは? | |
なぜか関西風に「なんやろなぁ?」とつぶやく小片 | |
岸本「私のファッションを理解してくれる」 小片「え?ほんとに??」 岸本「今日だって、ガラのニットに、ドットを合わせてきた」 小片「これは、わざと きしもん によせてみたのっ!」(← まんざらでもない風) |
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【5】資格を取るなら? | |
小片:ドローンの資格 上からの風景はきっと楽しいから 岸本:小型船舶と、スキューバの資格をどんどん進めてレスキューの資格まで取りたい |
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【6】これをすれば(食べれば)元気になれるもの(こと)は? | |
岸本:動けば元気になる 小片:ライブの後の疲れてる時でも、寝る前の腹筋とかは必ずやる。そしたら「疲れてるけど、意外と大丈夫だ」とか思えるから、やっぱり動くのが良いかも |
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【7】ハロプロの楽曲で好きなものは? | |
岸本:Berryz工房の『行け!行け!モンキーダンス』 これは揺るがない 小片:スマイレージの『踊ろうよ』 わたし、スマイレージが好きなので |
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【8】つばきで演劇女子部をやるなら、どんな役をやりたい? | |
舞台やりたいねって、ちょうど言ってたところだった | |
岸本:男役 髪も切ったので、定番のヒーロー的な男役を 小片:SFファンタジー系で殺陣をやってみたい |
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【9】仲良しだけどファッションの方向性が違う2人、お互いのファッションについて良いところを3つ言ってみて | |
小片から岸本へ
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岸本から小片へ
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岸本:この緑のジャージ、古着屋で100円だったんですよ! 小片:このドットはお母さんが学生だったときのお下がり |
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【10】つばきでの困ったちゃんメンバーと頼りになるメンバーは? | |
質問者の名前が「まるちゃん」さんで、読み上げた小片さんが「わたし?」と。 | |
頼りになるメンバーはお互い 岸本:リサまるは真面目だからパフォーマンスとかの相談ができる 小片:きしもんとは「仕事の相手」として、ちゃんと仕事の話しができる |
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困ったメンバーはそろって秋山眞緒 岸本:ごめんな、まおぴん 小片:反抗期なのか思春期なのか、ダンスのミスとか指摘しても、拗ねちゃって困る 岸本:普段が可愛すぎるからギャップで困った度合いも高く感じるのかも |
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【11】ハロコンのお薦めポイントは? | |
PERFECT公演について 小片:20周年っぽさ、オープニングのSEもお薦め 岸本:パーフェクトな気持ちのわたしを、まゆげの動きまで注目して下さい! |
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FULL公演について 小片:オープニングのSEは、どっちも一緒でした(笑 岸本:いつものグループでのステージとは違う雰囲気のメンバーを見て欲しい |
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つばきはハロプロで末っ子グループだけど、もうハロコンでは先輩なんか関係ないって気持ちでやってます! | |
【12】今年はじめたいことは? | |
質問を抽選する順番が入れ替わっちゃって「2回引いた?」と小片さん | |
岸本:暗闇ボクシング 小片:20歳になるので、いろいろできるようになる(大型船舶とか大型トラックとか飛行機の免許とか、なぜか免許系)その中から、いろいろ見繕ってみたい |
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【13】つばき内で流行っていることは? | |
9人全員でやれることが少ないから、この質問には困っているので、「目でジャンケン」とかを創作していた 目でジャンケン:グーでは目をつぶって、パーは目を見開いて、チョキはウィンク ウィンクができない人(谷本さん?)はチョキが出せないと気づき、常にパーを出していれば絶対に負けないという必勝法に、このイベントの場で思い至る2人 |
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【14】レコード大賞のときの心境は? | |
小片:出て行くときの歩き方も変になっていて、ずーーっと足が震えていた 岸本:「今日は泣かないっ!」って思ってました 小片:失敗したのは泣いて顔を隠してしまっていたところ 岸本:私はちゃんと顔を出してました♪ |
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【15】つばきには「team ℃-ute」や「こぶし組」みたいなファンの呼び方は無いの? | |
いろいろ考えてみたけど、しっくりするのが出来なかった。 会場から「つばきスト」という案が出て、西口社長「サユリスト的な?」と この先、自然に任せたいという2人 |
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【16】お互いの好きなところを10個挙げてみてください | |
小片が思う、岸本の好きなところ
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岸本が思う、小片の好きなところ
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小片さんのことは存在そのものが好きだから10個挙げろと言われても困るのだと岸本さん だって全部が好きだから、と |
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でも、わたしのことは LIKE なんでしょ?とシレっと突っ込む(?)小片さん LOVE なのは、東京にいる理子ちゃんなんでしょ?と乙女な(?)小片さん |
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【17】好きなスポーツと、はまったきっかけは? | |
小片:走り幅跳び 岸本:マラソン |
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学校の競技会で、けっこう良い成績を出してしまったから | |
【18】今年2人で遊びに行くなら、いつの季節に何をする? | |
小片:冬にスキー 誘ってるのに断られた(切ない小片さん) 岸本:夏にGYM |
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スキーよりもスケートがやりたいという岸本さんに「えー、危ないよ、まだスキーの方が初心者向けだよ。ねっ?だから、行こう!」と、改めて誘う小片さんが可愛く |
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