モーニング娘。’15の59枚目となるシングル『Oh my wish!/スカッとMy Heart/今すぐ飛び込む勇気』が、8月19日(水)に発売される。7月8日配信の公式YouTube番組『ハロ!ステ』で、発売スケジュールと、『スカッとMy Heart』のワンコーラス分の映像が公開されていたが、作曲者などの詳細は明らかになっていなかった。
本日7月9日、作詞/作曲者などの詳細と、それぞれの曲の見どころ・聞きどころを各曲で2人ずつ解説するメンバーコメントが届いた。
メンバーコメント
『Oh my wish!』(作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫)
鈴木香音:この曲は歌チームとダンスチームに分かれていて、譜久村聖ちゃん、鞘師里保ちゃん、生田衣梨奈ちゃん、石田亜佑美ちゃんがダンスチームで、それ以外のメンバーが歌チームという今までにない編成になっています。私は歌チームなのですが、歌い出しやサビ前の長いパートを頂けたのでうれしかったです。シングルの中で私のソロパートがあるのは本当に珍しいことで(笑)、自分の声がCDから聞こえる感動をやっと味わうことができました! 自分のパートを歌っていると、あらためてもっとメッセージを届けられるようにならなきゃと思います。ダンスチーム4人のパフォーマンスも格好いいので、そこにも注目してほしいです。
羽賀朱音:私は歌チームというか、せりふチーム(!?)ですね(笑)。なんと私と尾形春水ちゃんのせりふパートがあるんです! そのせりふは先輩に対してのメッセージで、ちょっと悩んでいて心が苦しい感じを表現できるように心掛けました。せりふパートは後から追加されたんですが、そのことを私たち2人以外は知らなかったので、完成を聞いた時に他のメンバーがどういう反応をするかワクワクしてました(笑)。
『スカッとMy Heart』(作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:鈴木俊介)
譜久村聖:つんく♂さんっぽいディスコソングで、歌っていて楽しいし、リズムも新曲を覚えなきゃという感覚ではなく、自然に入ってきました。私たちモーニング娘。’15は、自分に自信のない子たちが多いのですが、そういう部分も歌詞に含まれていて、自信はないけど決意や熱意では負けない人の姿が描かれていると思います。サビの“ほら ほめて ほめてよ”のところは、“世間の皆さん、もっと今のモーニング娘。’15を褒めてや!”という、つんく♂さんからのメッセージだったらいいなと思いました。
尾形春水:衣装がマリン系の青と白で、モーニング娘。のMMのロゴやいかりのマークが入っていてすごくかわいいし、帽子をかぶってるメンバーも4人いるので、早く皆さんに見てほしいです。私は青色が好きだから、すごくうれしいです! 夏らしくおなかが出てる衣装なので、この夏も太れないですね(笑)。私たち12期メンバーにとって最初のツアーである春ツアーを経て、初めてのレコーディングだったのですが、前より声量がアップしたと褒められたのでうれしかったです。
『今すぐ飛び込む勇気』(作詞:児玉雨子/三浦徳子 作曲:泰誠 編曲:浜田ピエール裕介)
佐藤優樹:詞を読んで号泣しました。今回、59枚目のシングルだから号泣(59)するような歌詞になったんだと思ってます。詞を読んで泣くことはあまりないんですが、すごく今のモーニング娘。’15や自分に当てはまる歌詞で、レコーディングも感情を入れやすかったので、スムーズにできました。きっと、聞いてくださる方にもどこか重なるところがあると思います。この曲は私と野中美希ちゃんがメーンで、一緒に頑張ろうと話しています。この組み合わせでメーンになることは最初で最後かもしれないので、今この瞬間を楽しみたいです。
野中美希:とても爽やかでかれんなイメージの曲で、メロディーもとても気に入っています。私と佐藤優樹さんがメーンの曲になっていて、私にとっては2枚目のシングルなのにこうして前に出させてもらえることは、すごくうれしいです。曲の途中で佐藤さんと目を合わす時はまだ少し緊張しますが、佐藤さんに迷惑を掛けないようにダンスも歌も頑張っていきたいと思います。せっかくのチャンスなので、この曲が自分らしさを出していくきっかけになったと後から思えるようにしたいです。
今回発表された作詞/作曲陣とメンバーコメントについて、本誌ライターの宮元望太郎は、
「トリプルA面で表題曲3曲のうち、2曲がつんく作詞作曲、1曲が児玉雨子/三浦徳子という期待の新人と大御所を組ませた作詞、作曲はおそらくつんく♂の盟友たいせいでしょう。(たいせいの本名は泰誠、現在アンジュルムのディレクターなどを担当)何が何でもつんく♂プロデュース、にこだわらず、でもつんく♂さんの曲をメインにした、バランスの良い布陣だと思います。」と分析した。
また、メンバーパートの分け方については、「他に注目したいのは、今回アンジュルムの新曲『七転び八起き』で見せたような、ダンスチームと歌チームに分けた采配をモーニング娘。でも試してみている点ですね。ここしばらくのモーニング娘。は、フォーメーションダンスを中心に、歌割りの偏重などはあれど、基本的にはメンバー間の活躍や表現の差異をなるべく小さくする方向でやってきました。ダンスチーム、歌チームで分けるというのはそれを打破する試みです。今年は変革の年。モーニング娘。’15のチャレンジに期待しています。」と語った。
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