Juice=Juice 宮本佳林、順調に快復も、調整のためしばらく活動をお休み

先頃、ベル麻痺と診断され入院・加療していた Juice=Juice の宮本佳林が、しばらく活動をお休みするようだ。
宮本は、2018年1月3日より体調不良を訴えて冬のハロコンを欠席していた。検査の結果、ベル麻痺と診断され、それ自体は順調に快復傾向にあって、改めてアイドルとしての活動に復帰することが予告されていたところだった。1月18日付けの公式ニュースでは、1月25日からの Juice=Juice 単独ツアーからの復帰へ向けて調整するとアナウンスされてもいた(2018/01/18 Juice=Juice 宮本佳林に関するお知らせ)。
しかし、未だ音の聞え方の違和感などがあって、もう少し様子を見る必要があるとのことだ。

改めて医師や家族と相談した結果、
パフォーマンスに関して、もう少し様子を見ながら調整していく必要があると判断いたしました。

公式サイト ニュース Juice=Juice 宮本佳林に関するお知らせ より

この結果、直近で予定されている Juice=Juice 単独ツアーや冬のハロコンは、もうしばらくお休みすることになるようだ。

確かに野外ライブやリリースイベントの公開リハーサルなどでも、雨の後の水たまりといった、わずかなステージの変化にも丁寧に対応していたりする例を見るにつけ、”アイドルのステージパフォーマンス” というものが、思われている以上に、繊細で、場合によっては、わずかな差異が大きな事故につながりかねないものであることは明らかだ。従って、ここで宮本に「違和感」が残っているということを軽く見なすべきではないだろう。

それでも、ベル麻痺そのものは快復傾向にあることは明言され、先のお知らせでは1月下旬からのライブにも参加の方向で調整していたことも告知されている。告知されたニュースの文面も、あくまで復帰が前提で「様子を見ながら調整していく必要がある」ということなのだから、そうそう悲観的になることはないのかも知れない。

Juice=Juice に選ばれたとき、「これで、これまで私を応援してくれたファンの方に恩返しができる」と喜び、Juice=Juice として大きなステージに立つ度に「ファンのみなさんの応援は、パフォーマンスで返していく」と宣言し続けてきた宮本のことだ。ここで、ゆっくりと療養と休養に専念してもらうことで、やがて復活して来るであろう「アイドルサイボーグ」の一層の完成度を楽しみに、ファンとしては、じっと待つしかないだろう。

(文=椿道茂高)

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