この秋での卒業(および芸能活動の終了)が告知されていたモーニング娘。’25 の12期メンバー羽賀朱音および13期メンバー横山玲奈の卒業期日と会場が明らかになった。
羽賀と横山の卒業は、12月5日の金曜日、横浜アリーナにて、現在慣行中の秋ツアー『モーニング娘。’25 コンサートツアー秋 ~Movin’ Forward~』のファイナルとして「Movin’ Forward with HOPE」として開催される。モーニング娘。にとって横浜アリーナは数々の歴史を刻んできた会場でもあり、卒業公演にふさわしい舞台といえる。
この知らせが伝えられたのは9月23日の祝日、モーニング娘。のライブ会場からのファンの報告によってだった。
この日、モーニング娘。は『モーニング娘。’25 コンサートツアー秋 ~Movin’ Forward~』の一環として、そして長野県出身の羽賀の凱旋公演として、サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)・大ホールでコンサートを開催していた。羽賀と横山の卒業公演の期日と会場は、このステージで明らかにされた。
12期メンバーの羽賀朱音は、加入当初はパフォーマンス面で苦しい時期もあったが、持ち前の美貌が年を重ねるごとに輝きを増し、ステージ上の存在感を確立していった。それはバックステージ映像で、カメラが意図せず捉えた後ろ姿さえ華やかに映ると評され、別のメンバーにスポットライトが当たっている場面の、その後ろを通り抜けるだけであっても、画面に大きな華やかさを付け加えるほど。そんなルックスの美しさが安定して花開くにつれて、パフォーマンスも安定し、モーニング娘。のステージを固く支えるようになった。地元である長野県関連で地上波テレビのバラエティ番組にも頻繁に登場し、その華やかな美しさを誇っていた。
13期メンバーの横山玲奈は、小柄で愛らしい雰囲気と明るい性格でファンから愛されてきた。芸能界の大御所のラジオ番組に長くレギュラー出演を続け、トークの流れを制御したり、他のメンバーを前に出したりと、モーニング娘。の近年のコミカルさを担ってきたメンバーだ。15期以降の後輩たちがグループに馴染むにあたっても(バックステージ映像を見る限り)横山が果たしてきた役割は大きかった。そのコミカルで話しやすいところは、後輩にとってありがたいだけでなく、先輩がステージ上のトーク場面で困った際にもリリーフ的に貢献してきた(「これまで話したことがない秘密」を迫られた小田先輩が、困って横山の秘密を暴露してしまったことも)。
そんな、モーニング娘。に欠くべからざる2人が卒業する日まで、あと2か月とちょっと、ということになった。
羽賀と横山の “合同” 卒業であること、次の卒業(26年中の小田さくら)もすでに告知されていること、そして12月の復帰と見られている活動自粛中の北川莉央の去就など、ファンがざわめく話題には事欠かないが、同じように長野の現場で公表された12月の新曲(12/3)、そのタイトルの通り、Happy な流れの内に幸せな卒業ライブとなることを願いたい。
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