モーニング娘。’26 の12期メンバー、牧野真莉愛が今春ツアーをもってグループおよびハロー!プロジェクトを卒業する。公式サイトで告知されているが、ファンの間には驚きと戸惑いが広がっている。
モーニング娘。’26 牧野真莉愛の卒業に関するお知らせ
メンバーの牧野真莉愛ですが、4月11日より開催の
公式サイト ニュース詳細 モーニング娘。’26 牧野真莉愛の卒業に関するお知らせ
『モーニング娘。’26 コンサートツアー春 – Rays Of Light –』をもちまして、
モーニング娘。’26並びにハロー!プロジェクトを卒業することとなりました。
本人より「思う存分モーニング娘。の活動を愉しむことができたので、次の夢に向かっていきたい」との
申し出がありました。その意思を尊重し、協議の結果、卒業という結論に至りました。
すでに秋の卒業が先に告知されていた小田さくらを飛び越える形での発表となった今回の牧野の卒業。またもや、モーニング娘。から予期せぬ卒業が続くことになった(参考→ こちら)次第だが、今回の牧野の件は一層 “予期せぬもの” と受け止められている。というのも、牧野真莉愛については、ステージ上での振る舞いから、プライベートでの熱心な野球観戦、さらには、どこかそっけないブログの記述やライブの感想コメントなども含め、ファンが期待するアイドル像に寄り添うというよりは独自のスタンスが目立つ一方で、しかし、その “モーニング娘。愛” については、牧野に批判的なファンからですら一定の信頼を得ていたからだ。
牧野真莉愛は2014年、12期メンバーとしてモーニング娘。に加入。ハロー!プロジェクト研修生を経て憧れのグループにたどり着いた経歴を持ち、加入からすでに12年を数えるキャリアを築いてきた 。現在は中堅以上のキャリアとしてグループを支える立場にあり、アイドル活動のみならず、野球関連の仕事やバラエティ出演など幅広い分野で存在感を発揮している 。
とりわけ特徴的なのは、そのパーソナリティだ。北海道日本ハムファイターズの熱烈なファンとして知られ、実際に球場イベントでの始球式や観戦エピソードを積極的に発信するなど、野球好きアイドルとしての独自のポジションを確立してきた 。こうした外部活動はグループに新たな接点をもたらした一方で、いわゆるハロプロ的な王道アイドル像とはやや距離のある立ち位置でもあった。
ステージ上では強烈なビジュアルと存在感を誇りながらも、ブログやコメントでは淡々とした文体を貫き、過度に感情を表に出さないスタイルも印象的だった。ファンとの距離感をあえて一定に保つようなその振る舞いは、一部の期待するアイドルらしさとは異なる独特のものでもあったが、逆に言えばそれは、作為に寄らない素のキャラクターとして信頼される要因でもあった。
しかし、そうした評価の分かれる個性とは別に、牧野の “モーニング娘。愛” に疑いを挟む声は少なかった。過去の発言や活動の節々から、グループへの強い思い入れが感じられてきたからだ。だからこそ、今回の卒業発表、そしてそれに付随する簡潔なコメントは、多くのファンにとって意外なものとして受け止められている。
また、牧野本人からの、やはり淡々としたコメントも含め、卒業後の去就については、まだわからないことも多い。
牧野真莉愛の卒業は、一人の個性的なアイドルにとっての節目であると同時に、モーニング娘。というグループが再び大きく舵を切るタイミングでもある(2025年にセレモニーを伴わず卒業していった後輩の件に絡んで、昨年より此の方、微妙に牧野の周辺に不協和音が響いていることを感じていたファンもあるようだが、ここでは大きくは踏み込むまい)。その静かな決断の余韻は、春ツアーのステージを通じて、徐々に輪郭を帯びていくことになるだろう。
特に18期以降の新メンバーにかかる期待は、今回の卒業によってさらに高まることになりそうだ。
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