元℃-ute 岡井千聖、声帯結節再発で入院するも明るくファンに報告

元℃-ute の岡井千聖が声帯結節の再発により入院することがわかった。
「今後の為を考えて手術を決め」たとのことで、インスタグラムおよび公式のブログで、本人が明るくコメントしている。

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皆さまにご報告です!
実は、声帯結節が再発してしまった為これから1日だけ
入院します!!(略)
すぐに復帰しますので今後とも皆さま応援よろしくお願いいたします
 Instagram エントリー中のコメント文言より

本人のコメントによれば、入院そのものは「1日だけ」で、療養も「1週間ほどお休み」というレベルに留まるようで、深刻な事態ではないことが強調され、「FCライブには間に合いますので楽しみに待っていてください」と、今後の活動への影響もほとんどないことが伝えられている。

しかし、岡井は℃-ute としての活動中も、2016年の夏前にも声帯結節を発症しており、この “再発” であることを重く見るファンも多い。というのも、本人はあくまで “酒ヤケ” だと、面白おかしくネタにしてはいるものの、ここ最近の岡井の声の枯れ具合が懸念されていたからでもある。
℃-ute 解散後の配信シングルが『ウーロンハイの女』であるように、あるいはまた “将来、売れなくなったら、スナックをやる。ファンの人が来てくれるから” と冗談めかして語るように、比較的、お酒が好きな方であることも知られているからには、冗談のつもりの “酒ヤケ” という当人の弁も、あまり冗談になっていない部分もあってのことだろうか。
さらには、声帯結節の再発ということで、その特徴的で重厚な岡井のボーカルを支える声の出し方それ自体が、もしかしたら無理をしたものだったのではないか、との声もある。

当人のコメントでは「(一応たまに歌っています笑)」などと、相変わらず自虐めいたネタに紛らせてはいるが、岡井千聖の「歌」は、内外からの評価も高い。
一部に “岡井の低音のボーカルが、圧倒的エースであった鈴木愛理と互角の勝負を展開できるほどに成長したことが ℃-ute の目覚しい大躍進を支えた” とする声もあるほど、そのボーカルには定評がある。コミカルで愛らしくバラエティ番組で大活躍しているキャラクターが注目される一方、低音を担当しながら複雑な旋律を奏でられる稀有な声質に加え、腹の底から絞り出すような力強い呼気の迫力もあって、岡井千聖は、ボーカリストとしてこそ高く評価されていたことを思えば、ファンの懸念についても、心配のしすぎだとは言えまい。

実際の休養もさほど長くなるわけでもなく、今後のイベントなどのスケジュールにも、ほとんど影響はないとのことだが、願わくは、その特徴的な声質と、それが可能にする低く響くようなボーカルにも、ほとんど影響がないまま戻ってきて欲しいと願わずにはいられない。

ただ、本人のコメントに「今後の為を考えて手術を決めました!」とある一文が、「バラエティー」と「歌」と「女の子として」の三つの要素に係っているように読めることから、その「女の子として」の「今後の為」という文言が、一部のファンの間では、喉の手術以上の波紋を呼んでいるとかいないとか。

(文=椿道茂高)

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