咲くべき花なら蕾のままで終わらせるものか 【レポ】 2017年冬ハロコン ~Kaleidoscope & Crystal Clear~

はじめに 甲乙つけがたい2パターン構成

2017年も、恒例のお正月のハロコンが順調に公演を重ねています。
2017年冬ハローは、「Crystal Clear 公演」と「Kaleidoscope 公演」の2パターンにて。
中野サンプラザで、1月2日から4日までと7、8日の公演を終え、この先は地方各地で公演が予定されています。

従来、ハロコンといえば、毎回、さまざまに演出が工夫されますが、基本線として、ハロプロの各グループの新曲お披露目会でもあり、それぞれのグループに専従するファンに他のグループもご紹介するという意味合いも強かったわけです。この点、今般の「Crystal Clear 公演」と「Kaleidoscope 公演」の2パターン、私見では、これはかなり上質なのではないかと。ファンによっては、その歴によっては、まさに涙が止まらないであろう場面もあり、そうした場面に象徴されるように、新曲お披露目、各グループご紹介といったものに加え、過去の楽曲遺産の新しい形での提示という部分にも注目です。

「Crystal Clear 公演」は、ハロプロ各ユニットの新曲を含めたお披露目の色彩が強いですが、従来のハロコンように、各グループが前半と後半にそれぞれ数曲まとめて担当パートを受け持ったような構成とは異なり、特に担当ブロック的なパートを設けずに、次々と登場グループが入れ替わっていくようなセトリです。この入れ替わり具合がお祭り感を煽っているようで楽しく、次の登場ユニットを予測できない分、楽しさ倍増という次第。
一方「Kaleidoscope 公演」は、後半に各グループが「メドレー」として担当パートを持ち、前半では、実験的なシャッフルユニットによる楽曲遺産を蘇らせるような構成。この「Kaleidoscope 公演」にあってこそ、ヲタによっては感涙を堪えきれぬ曲目もあったりして。ダンス部によるパフォーマンスがあるのも「Kaleidoscope」なので、ついそちらの評価が高くなりがちでもあるんですが、落ち着いてみると「Crystal Clear」もまた実にすばらしく、楽曲の選択も入念で、まったく甲乙つけがたいところです。

ハロコンはまだまだ日程を残しているので、ネタバレを避けるためセトリは記載しない方向でと思ったのですが、なによりも今般の挑戦的な演出を如実に物語るものがセトリかとも思うので、記事末に。ネタバレを避けたい方は、記事末の署名の下、関連製品の Amazon リンクのさらに下にセトリを掲示しておくので、避けていただければ幸いです。

℃-ute が参加しないことの意外な効果

今回、なによりも強く印象的だったのは、℃-ute が参加していないこと。
それは、昨年の夏ハローの段階から告知されていたことではあって、覚悟はしていたものの、やはり寂しいです。

躍進著しい後輩たちを、それでも一切寄せ付けない圧巻のパフォーマンスはもちろん、すべてを(自分自身の「やらかし」をも含め)背負いながら満面の笑みの矢島舞美さんも、そんな舞美ちゃんを的確にフォローしながら頼もしげに眺める中島早貴さんも、MCコーナーでひな壇の隅から嗣永さんやまことさんの進行に面白く絡む岡井千聖さんも、同じくひな壇で楽しげに後輩のパフォーマンスのフリコピしてる鈴木愛理さんや萩原舞さんも、℃-ute の姿がステージに見えないことは、思った以上に寂しいことでした。

ですが一方で、℃-ute がいないことで、若い後輩グループの存在感が増していたのも事実です。
それは、たとえばモーニング娘。において、決して先輩が後輩を抑えていたというわけではなくとも、先輩が卒業することで「そのパートを引き継ぐ」といったことに留まらぬ “後輩の魅力が新たに伸びていく余地” が与えられるような、先輩のいない新しいフォーメンションの中で、後輩のこれまで知られていなかった魅力に、これまでもずっとモーニングを見ていたはずのファンが改めて刮目するような、そんなモーニングにおける新陳代謝が、あたかもハロプロ全体に拡張されたかのよう。

とりわけ、カントリー・ガールズ、こぶしファクトリー、つばきファクトリーが示した存在感の大きさは、こうした文字列による報告では伝わらぬことを重々承知しながら、それでも言わずにはおれぬところ。
これらについて思いのままに記述していっては書くことが尽きぬ羽目に陥りかねないので、一番に印象的だった「こぶしファクトリー」について。

こぶしファクトリー 辛夷の花

楽曲のリズムや旋律、歌詞の奥深さとは独立の、ボーカリストの声そのものによる感動とは、昨今の Juice=Juice によって教えてもらったことですが、一方、楽曲のすばらしさとその楽曲を奏でるメンバーが相俟って、演る者と演られる曲が正しくミックスして客席に感動を与えることも。

それこそ、こぶしファクトリーのアルバム曲である『辛夷の花』。
こぶしメンバーが『辛夷の花』を歌ってくれているのを客席で聴いていると、ほんとに涙が頬を伝いました。ほんとです。
ハロプロのステージに接して、とりわけ昨今では、つばきのパフォーマンスに接して、やたら涙腺がゆるんでいる私ですが、ある程度の体積をともなった液体が、文字通り、溢れて頬を伝ったのは、2014年11月26日以来のこと。まじで、自分でもびっくりした。
こぶしファクトリーの『辛夷の花』、実に良い曲でした

まずもって、歌詞がすばらしい。
たとえば…

誰も皆立ち止まっていても … 
私たちは歩こう」だとか。

清くこの世に咲いてゆけ 
派手な花ではないけれど」だとか。

もう一回 気持ち込めて 
冬のように 凍えてる 人々の心に 
春を告げる花になれ」だとか。

それ自体、含蓄深い文字列である以上に、何よりも、そこで歌われる「花になろう」とする、当のメンバーたちの眼差しを背景に重ねて見るとき、ここに立とうと志したステージに立っている、そのメンバーたちによって歌われているということを織り込んで見るとき、衝撃的に感動的です。

今般の冬ハローでの、こぶしファクトリーの『辛夷の花』のパフォーマンスについて、みなさまにご報告したいことは、「大人」が書いた「感動させてやる」的な、ためにする歌詞を、よくあるように「子供」が意味もわからずに字面だけをなぞって歌っているのではないということ。そうではなく、明らかに、こぶしメンバーたちは、「大人」がその歌詞に込めた意味を理解して、自分たちがこの楽曲を歌うことでどういう意味が生まれるかを理解して、その上で、「自分たちの曲」として、この歌を歌っているということ。

歌詞の意味と、自分たちが歌うことで生まれる意味を理解しているとしか思えぬのは、浜浦彩乃さんと井上玲音さんのボーカルがすごかったから。
冷静に頭で考えれば、「いつの間にか、かくも目覚しい成長を遂げてるいた」ということにも、大きな感動ポイントはあるわけですが、そんな具合に頭で考える前に、ダイレクトに感動がやってきました。浜ちゃんの朗々としたボーカルと、れいれいの自信にあふれた斉唱と、その声の響きに、頭で考える前に、心が反応していたというか。

いや、こぶしファクトリーの『辛夷の花』、すばらしかった。

ここに試みにMVを添付しておきますが、このMVの時点から、メンバーたちは長足の進歩を遂げています。ほんとです。是非、みなさん、どこかで一度、生のリアルな現場で、この『辛夷の花』のパフォーマンスに接してみてください。

*****

昨今のハロプロの楽曲傾向について、主に古参と思しきファンによって、もっぱら つんく♂プロデューサーのテイストが薄まっていることに対して、苦言が呈される場面が多いわけですが、もしかしたら投稿者は正しい「つんく♂の申し子」ではなかったのかと不安になるくらいです。それほど、今般のハロコンは楽曲それ自体がすばらしい。
上にも述べた『辛夷の花』(こぶしファクトリー)が筆頭ですが、他にも『Goal~明日はあっちだよ~』(Juice=Juice)など、楽曲に歌い込まれている世界とそれを声で具現化するメンバーたちがシンクロしちゃって、どうにも涙腺に厳しい演目が多かったなと。

こぶしファクトリー 田口夏実さんの大活躍

今般のハロコン、Kaleidoscope において、「ハロプロ向上委員会」なるコーナーがありまして。グループの質を向上させるために、他のグループのメンバーから、耳に痛いご指摘をいただくという趣向のMCコーナーです。

1月3日の昼公演で向上対象として痛いご指摘をいただくグループは、こぶしファクトリー。MCまことさんからも嗣永先輩からも、指摘をぶっ込むメンバー(Juice 高木さん)や、それに同調する同じこぶしメンバーまで、あらゆる壇上のメンバーを向こうに回して、たぐっち、大活躍です。
たぐっち先輩に対して、仕事していても(リハーサルや雑誌のインタビューなど)すぐに飽きて気持ちをそらせるのは如何なものかとの耳の痛いご指摘と、それに同調して「そうだ、そうだ」と言う広瀬リーダー他のメンバーたちに対して、「いつ?どこで?具体的には?」と畳みかけて、一歩も引かない田口夏実さん、思わず味方したくなりました。

一歩も引かずに(たぐっち的には)耳の痛いご意見を退けたとドヤ顔がスクリーンに抜かれるも、なぜか「勝った」はずなのに、「写さないで」と逃げる たぐっち。やっぱり、かなり耳に痛かった模様です。

1月4日の「ハロプロ向上委員会」では、向上対象である Juice=Juice に耳の痛い指摘をする役として、颯爽とマイクを取り上げる たぐっち先輩。
Juice さんは、いつも5人で輪になってるから話しかけにくい。私らがメンバーだけで輪になってるときは「会議」のときなので、今は会議なのかなと思って話しかけられない」と、フレンドリーさに欠けることを指摘。
で、いきなり「でも、いつでも、必ず話しかけてくるのは たぐっち」と、軽く返り討ちに遭う たぐっち先輩でした。

Juice=Juice は、「いつも5人で輪になってる」と、こんなところでも ℃-ute を継承しているのかと。その意味でも、たぐっち先輩、ナイスでした。

2017年 冬ハロー 補遺

さて、一番に印象的だった こぶしファクトリーのあれこれについて述べましたが(たぐっち先輩が一番だったのか?というご指摘については受け付けない方向で)、他にも印象的なところは多々。そのうちのいくつかを。

今後に期待 ダンス部パフォーマンスの演出を

ダンス部は、これまでハロコンの映像作品に収録されたものは明度が低く、かつ(ダンス部にとっては)余計なカット割りや編集が激しくて、誰が誰だかわからないうえに、ダンスそのものも良く見えなかったりしました。それが現場のステージでも、なんだか妙な照明の演出が加わって、ダンスやメンバーのことがよく見えない仕様になっちゃっていて、これは少し残念でした。せっかくのダンスなんだから、見やすい演出を工夫してくれると嬉しいんだけどな。

赤のメンバーカラー 加賀楓

ユニットをまたいで赤のメンバーカラーに共通するのは、圧倒的スキルと同居する圧倒的天然。℃-ute 矢島舞美さんも、かつてのモーニング娘。鞘師里保さんも、そして忘れちゃならねぇ、こぶしファクトリーの小川麗奈さんも。
さて、「イタリアンレッド」のメンバーカラーも決まったモーニング娘。’17 の 13期メンバー加賀楓さんは、そのスキル面については多くのファンが納得でしょうが、ドキドキハラハラしているのは「圧倒的天然」の属性の方ですよね。
かつて、2016年8月の「つばきファクトリーFCイベント2016」にて、リーダー山岸理子さんによって、その場にいないのに色々暴露される羽目になっていたことからすると、潜在的に秘められた天然成分は高そうな気もしています。

加賀楓を加えて劇的に甦った『Oh my wish!』

あの、鞘師、生田、譜久村、石田による激しいダンスも鮮烈な『Oh my wish!』。しかし、そのダンスが激しすぎて、モーニングのツアーでは、ほとんどが映像で代替されてしまい、フルで実演されたのは2015年の夏ハローを最後とし、鞘師里保が留学中であるからには、いわば「幻の名曲」化していた『Oh my wish!』
それが、加賀ちゃんの参加によって、その加賀ちゃんをダンス組に迎えて、華麗にこの冬ハローで甦ります。

Crystal Clear オープニング『スッペシャル ジェネレ~ション』

言うまでもなく今般のハロコンを最後とする嗣永桃子さん、その ももち先輩が所属している活動停止中の Berryz工房の大鉄板曲です。ベリの鉄板を ももち が、という以上に、客席からのコールがすごかった。
セトリにあるように、懐かしいあの曲の場合では「うおおおお」との歓声で応じることも含め、中野サンプラザの会場を埋めるヲタたちが全員DDってわけでもないでしょうに、この対応力のハイレベルの汎用性って、何なんでしょうね。

ベリを愛したあなたを愛する

ベリの鉄板といえば『ギャグ100回分愛してください』のパフォーマンスにも、ももち先輩が。一緒に譜久村聖さんが参加していたので、それだけでも “頼むからリハーサルやバックステージの様子を見せてくれ” と思うわけですが(でも、どうしてハロコンのバックステージって、ハロー全体のDマガ Vol.37 以来、Dマガにしてくれないんですかね)、何よりも、このパフォーマンスのメンバーに、Berryz工房を愛する同志でもある岸本ゆめのさんが。やっぱり “頼むからリハーサルやバックステージの様子を見せてくれ” と思うわけですが。

隠れた実力派 岸本ゆめの

つばきファクトリーといえば、新メンバーのスキルの高さに注目が集まっているようですが、山岸理子ちゃんも小片リサさんも、めっちゃダンスが上手だったりするんですよね、実は。そして、そのにこやかな表情と無理矢理なボケに失敗するところばかりが面白可笑しく注目されちゃうので、あんまり目立たないんですが、岸本さん、めっちゃスキルメンです。
つばきは1月7日の公演途中から新沼希空ちゃんがインフルで離脱しちゃったんですが、1月8日の公演では、その希空ちゃんの歌割りを全面的に岸本さんがフォローしていました。かつて研修生発表会で、℃-ute の『地球からの三重奏』の、舞美ちゃんパートも、岡井さんパートも、愛理さんパートも歌いこなしていたように、岸本さん、全方位的にハイスペックです。・・・ってか、それが目立たなくなるほどのボケっぷりと、そのスベりっぷりって、どんだけだよ、と。

まだ早い!と思ったら 小田さくら

Berryz工房の『ロマンスを語って』が、シャッフルのメンバーによって歌われます。
かつては Berryz工房の楽曲が、こぶしに、つばきに、研修生によってカバーされるにあたって、ベリヲタとして忸怩たるものがあり、なにかと微妙な感じを持っていたところでしたが、すっかり後輩たちにカバーされることを「ありがたい」とも思い、嬉しいとも思い、時には涙するようにもなった投稿者です。
それでも、『ロマンスを語って』は、まだ早いと、そう思って若干ご立腹だったわけですが、これが意外にも非常にすばらしかった。
それはひとえに、この『ロマンスを語って』という “美しいメロディーライン” こそがキモの楽曲を、しっかり歌いこなしてくれる技量によってこそ。ベリヲタとして、あなたには心から感謝したい。小田さくらさんこそ、現在、筆頭のハロプロの歌姫です。

Juice が継いだ ℃-ute の存在感

ハロプロの歌姫といえば、あたかも鈴木愛理さんが5人いるかのような最強ボーカルユニットである Juice=Juice。
歌に引っ張られてるんじゃなくて、ちゃんと「声を操っている」5人です。
カウントダウンライブの際も強く思ったんですが、躍進著しい後輩たちを、それでも寄せ付けなかった ℃-ute の存在感をも、個別のスキルとか、パフォーマンスの迫力とか、もちろんそれはそれで凄いんだけど、そうした個々の要素に還元できない総合的な「存在している」ことの圧というか、そういうものをも Juice=Juice は継いでいるように思います。
植村あかりさんなんて、ステージの3階部分の端っこに居てすら、何をしてるってわけじゃなくとも、ものすごく目立ちますから。

つばきファクトリーの新曲に期待大

つばきメジャーデビューの新曲は、期待大です。『初恋サンライズ』は、たいへんノリノリの曲です。また、上に「投稿者は正しい「つんく♂の申し子」ではなかったのかと不安になる」と書きましたが、あたかもプラチナ期を彷彿とさせる『独り占め』に続き、新曲『Just Try!』は、まさしく つんく♂ テイストに溢れているかと。
そして『うるわしのカメリア』。つばきファクトリーの、全体的な清楚さ控えめさ美しさ、そして一方のコケティシュ具合を総合的に表現するに、大正モダンガールをイメージさせるとは、この『うるわしのカメリア』のコンセプターには足を向けては眠れませんね。

おわりに 咲くべき花なら蕾のままで終わらせるものか

他にもまだまだ印象深いところはあります。
筆頭の歌姫として小田さくらさんを挙げるなら、あんなに小さい身体に爆発的なパワーを秘めた石田亜佑美さんがダンスで先頭に切り込んで、可愛らしく妖艶であるというレアな資質を全面的に開花させつつある譜久村リーダーに、いよいよエースの王冠を戴冠せんとする牧野ラブリン真莉愛さんに、加賀楓さんを迎えて、モーニングの布陣には隙がありません。

ポニーテールを封印したことで、「美少女」ということにかけては誰も敵わなくなったのは、カントリー・ガールズの森戸知沙希さん。そして、美少女という軸で森戸さんと争うかに見えた梁川奈々美さんは「美女」化しています。
2017年の春に再生する道重さゆみさんが、一番に対抗心を燃やすのは、その意味で、現役ハロプロ最強の美少女と美女を擁するカントリー・ガールズなのではないでしょうか。山木梨沙さんと梁川奈々美さんと、これまたハローのユニットの中で、メンバー内さゆヲタ率にあっても筆頭なわけですから。

2016年一杯を通じて、いや2017年になってからも、ハロプロは多くの故障者を出し、何人かはハロプロを去って行きました。
そうしたことを残念に思う余り、自分が愛したハロプロが傷つけられたように思う余り、どこかに悪者を探して、アップフロントを攻める向きも、ときに目立ちます。

しかし、上に縷々述べたように、モーニング娘。’17 として、長い雌伏の時を経て、加賀楓さんが颯爽と「選ばれた」輝きを放ち始めています。「選ばれた」ことは受身なことなのではなく、選ばれようとする志があってのこと。こぶしファクトリーの『辛夷の花』の感動は、MVの頃からのわずかな期間での長足の進歩は、それを物語っているようです。Juice=Juice が自ら望んで厳しい指導で知られるボイス・トレーナーに師事したことも、つばきが凛と美しくなってきていることも、森戸知沙希さんの驚異的な美少女化も。
Berryz工房が活動を停止し、℃-ute が歩み去ろうとする今、一時代を築いた先輩たちが新しい一歩を踏み出していく影で、咲くべき花はしっかりと根をはっていました。
ハロプロは、アップフロントは、いくつかの失敗を経ながらも、咲くべき蕾を、大事に大事に守り、育ててくれていたのではないでしょうか。

恒例のお正月のハロコンが順調に公演を重ねて、2017年もハロー!プロジェクトからは目が離せないようですよ。

(文=kogonil)

Crystal Clear
01. スッペシャル ジェネレ~ション/全員 (降臨)
02. 初恋サンライズ/つばきファクトリー
03. Oh my wish!/モーニング娘。’17
04. 女の園/ハロプロ研修生
05. カクゴして/アンジュルム
06. どーだっていいの/カントリー・ガールズ
07. 生まれたてのBaby Love/Juice=Juice (研修生BD)
08. GO TO THE TOP!!/こぶしファクトリー
09. 愛・愛・傘/Juice=Juice
10. 忘れてあげる/アンジュルム
11. うるわしのカメリア/つばきファクトリー
12. 辛夷の花/こぶしファクトリー
13. ピーナッツバタージェリーラブ/カントリー・ガールズ
14. セクシーキャットの演説/モーニング娘。’17
15. Bye Bye Bye!/全員
16. ギャグ100回分愛してください/嗣永・譜久村・佐々木・宮本・梁川・浜浦・岸本
17. Just Try!/つばきファクトリー
18. Goal~明日はあっちだよ~/Juice=Juice
19. そうじゃない/モーニング娘。’17
20. 愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間/アンジュルム
21. 急がば回れ/こぶしファクトリー
22. Good Boy Bad Girl/カントリー・ガールズ
23. KEEP ON 上昇志向!!/Juice=Juice
24. ムキダシで向き合って/モーニング娘。’17
25. 上手く言えない/アンジュルム
26. みかん/全員 (降臨)
Kaleidoscope
01.ダンス部
02. チョコレート魂(松浦亜弥) 宮本・井上・岸本
03. 寒いね(スマイレージ) 羽賀・宮崎・小片・小関・野村
04. ロマンスを語って(Berryz工房) 譜久村・飯窪・小田・勝田・相川・和田(桜)・新沼
05. 愛の種(モーニング) by モーニング’17
06. あなたなしでは生きてゆけない(Berryz工房) by 研修生
07. 初恋サンライズ
08. Good Boy Bad Girl
09. 懸命ブルース
10. 愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間
11. Goal~明日はあっちだよ~
ハロプロ向上委員会
12. CRAZY ABOUT YOU(ミニモニ。) 野中・上國料・嗣永・田口
13. HEY! 真昼の蜃気楼(T&Cボンバー) 石田・室田・金澤・山木
14. 悲しみトワイライト(モーニング) 加賀・横山・和田(彩)・笠原・高木・森戸・浜浦・山岸・浅倉
15. つばきメドレー
(独り占め → 青春まんまんなか → 気高く咲き誇れ)
16. カントリーメドレー
(恋泥棒 → 浮気なハニーパイ → ブギウギLOVE)
17. Juice メドレー
(CHOICE & CHANCE → ロマンスの途中 → 選ばれし私達 → カラダだけが大人になったんじゃない)
18. ガールズパワー・愛するパワー(メロン記念日) 竹内・船木・藤井・秋山
19. まっさらブルージーンズ(℃-ute) 生田・工藤・尾形・中西・佐々木・植村・広瀬・小野田
20. バラライカ(月島きらり) 牧野・やなみん・小川・谷本・小野
21. アンジュルム メドレー
(次々続々 → 臥薪嘗胆 → 新しい私になれ → 出すぎた杭は打たれない)
22. こぶしメドレー
(念には念 → ラーメン大好き小泉さんの唄 → チョット愚直に猪突猛進)
23. モーニング メドレー
(スカッとMy Heart → The摩天楼ショー → 泡沫サタデーナイト → ラヴ&ピィ~ス HEROがやって来たっ)
24 友よ 全員

 

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コメント一覧

1 : avatarpuke:2017/01/22(日)21:49:30

ギャグ100の人選が非常に気になりました。カントリーガールズからは梁川さんでしたね。ももちイズムを、その全員が継承するカントリーガールズにあって、梁川さんには謎の正統後継者感を感じてしまいます。あのメンバーはももち先輩の指名だったのでしょうか?それとも立候補制だったのでしょうか?2人が同じステージであの曲目を演じたのには、ももち先輩の梁川さんへの特別な思いがあるような気がしてなりません・・・わたしの読み込み過ぎかもしれませんが。

2 : avatarkogonil:2017/01/23(月)08:17:06

>pukeさん

カントリーのリリイべとか行くと、ももち先輩が梁川さんに厳しいんですよ。
なんだか、ももち先輩が梁川さんを鍛えている感じがあります。

>正統後継者感

まさしく!

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