衝撃的すぎる告知もまたファンの心を揺さぶった『清水佐紀・須藤茉麻・熊井友理奈FCイベント2021~普通、この日なしではやってらんないでしょ!?2~』

一番見応えがあった、ダンス&リズム対決

おそらくは、尺的にも企画的にもファンの皆様からの募集的にも、今回のイベントの一番の眼目は、先の『ファン VS 3人 Berryz工房クイズ』コーナーだったと思うんですけど、個人的には、こちらが一番見応えがあったりして。だって、佐紀ちゃんはもちろん、茉麻や熊井ちゃんの、Berryz楽曲でのダンスを、しっかり見てられるんですからね。しかも、ギミック満載で。

ダンスにちなんだ2つの対決が行われます。ひとつは「倍速ダンス対決」で、だんだんリズムが早くなっていく音楽に合わせて、どこまでちゃんと踊れるかを競うもの。もうひとつが「リズミカル対決」で、途中で音楽が消えちゃいますけども、メンバーたちは脳内のリズムで正しいテンポでダンスできるかどうかを競います。「リズミカル対決」では、背景のスクリーンにお題の楽曲のMVが(無音性で)流されていて、それと見比べて判定されるって感じです。いずれも、客席の拍手の量で勝者が判定されます。

繰り返し、やっぱり、ちゃんとダンスするメンバーを見ると脳が喜んじゃうみたいで。特に佐紀ちゃんのダンスは、この日のイベントで目に焼き付けなきゃいけませんから。
と、そんな対決のテーマとなった楽曲は次の通り。

ダンス&リズム対決
1公演倍速ダンス対決:『抱きしめて 抱きしめて
リズミカル対決:『ヒロインになろうか!
2公演倍速ダンス対決:『アジアン セレブレイション
リズミカル対決:『本気ボンバー!
3公演倍速ダンス対決:『ジリリ キテル
リズミカル対決:『スッペシャル ジェネレ~ション

倍速のダンス対決なんて、どんどんテンポが速くなっていって、悲鳴を上げてるメンバーたちです(「きゃー!」とか言ってる3人を見ていると、やっぱり視覚系全般が喜ぶみたいで)。
熊井ちゃんは「体がついてこない」とか言ってますけど、それを受けて須藤さんは「客席のみなさんは、もっとですよね」的な、おっさんイジりを。安定の展開ですね。そんな くまぁず を尻目に(息を荒げながらも)ニコニコしてる佐紀ちゃん… …って、そんな構図も、あと何回、目にすることができるやら。

リズミカル対決では、お互いのダンスがお互いにカンニングになってはいけないと(誰かのテンポに合わせてしまってはダメだからと)相互にお互いのダンスが見えないように黒い布でパーティションが運び込まれて隔離される3人。しかし、熊井ちゃんはパーティションの上から覗けてしまうというお約束の展開になり、公演が進むごとに熊井ちゃんを隔離するパーティションがどんどん低くなっていって、友理奈さん「ねぇ~~え!」とご立腹です。そのほか、せっかく隔離してお互いのダンスが見えないように(誰かのリズムが参考にならないように)してるのに、ステップを踏む足音や、無意識に口ずさんでる鼻歌で、互いの(脳内)テンポがわかってしまうことに。茉麻は、パーティションの上からのぞいてる熊井ちゃんの頭を必死に見ないようにしたとかで、熊井ちゃんは他から聞こえてくる鼻歌を「がんばって聞かないようにした」んだとか。

さて、今般のイベント、今更ですけど、公演ごとに全体の進行をメンバーが仕切るわけですが、1公演めは須藤さんが仕切り役だったのに台本を床に置いてクイズに挑んでしまってスタッフさんの天の声に叱られたりしていたわけですが、熊井ちゃん、台本を忠実に読みすぎて、対決が終わってしまってから(台本を読んで)「ご褒美はありません」とか(今更)言ってたりして、2人に大笑いされます。さらに熊井ちゃんの話題を続ければ、リズミカル対決で、客席の判定の参照先となるスクリーンに表示されてるMVのダンスショットバージョンですが、これを「ダンス【ショート】バージョン」と(台本を)読んじゃって、「ん?ショートバージョンのダンスなんて、あったっけ?」とか言っておりましたとご報告です。さすが。

結果、基本的に圧倒的な客席の拍手を獲得していたのは、もちろん佐紀ちゃんってことで、佐紀ちゃんの圧勝に終わったコーナーだったのでした。(で、微妙な拍手の大きさを競い合ってる茉麻と熊井ちゃんだったり)

ミニライブで言い訳する熊井ちゃん

コーナー企画を終えて、イベントはミニライブへと進みます。
がっつり3人とも踊ってくれるので、ほんとに嬉しいんだけど、佐紀ちゃんが引退する11月までに、またこの3人(ないしは雅ちゃんも加えての4人)でのイベントの機会がありますように。

というわけで、ラストの楽曲のみ公演ごとに回替わりとなったミニライブのセトリは、こんなところで。

ミニライブ
1公演
  1. あなたなしでは生きてゆけない
  2. 君の友達
  3. 勇気をください!
2公演
  1. あなたなしでは生きてゆけない
  2. 君の友達
  3. 愛のスキスキ指数 上昇中
3公演
  1. あなたなしでは生きてゆけない
  2. 君の友達
  3. 付き合ってるのに片思い

2曲目の『君の友達』の、あの印象的なセリフ、これも公演ごとにメンバーを代えて披露されるんですが、3公演めでは熊井ちゃん、Bメロを飛ばしたかと思ったら、めっちゃセリフを噛みます。で、ミニライブ終わりで、めっちゃ言い訳してたりして。

*****

やっぱり緊急事態宣言中ってこともあって、お見送りはなしでイベントは終了ですが、終わりのご挨拶でもう一度、冒頭の佐紀ちゃんのお知らせに言及しちゃったりしています。イベント中の楽しさで、一瞬忘れていた切なさが、ここで蘇ったりして。
それでなくともハロプロのイベントは、イベントが楽しい分だけ、終わりの(現実に戻らなきゃいけない)寂しさが痛切なところへもってきて、今回の場合はイベント終わりの切なさが尋常じゃなかったりして。

楽しかったことは間違いないイベントです、そりゃ Berryz工房のイベントなんですから。佐紀ちゃんは可愛かったし、茉麻は綺麗だったし、熊井ちゃんは女神様でした、やっぱり。3人のダンスがたくさん見れたことも嬉しかったし、『BERRY FIELDS』は嬉しい楽曲披露でした。
でもね。
やっぱり、どうしたって、今回のイベントについては、イベントの詳細をいつもの記事のようには伝えられないのはご理解いただきたいな、と。

佐紀ちゃん、今まで、ずっとありがとう。そして、結婚、おめでとう。
私たちにたくさんの幸せをくれたように、これからは自分の幸せをたくさん追求してください。そして、11月まで、限られた時間だけれど、よろしくね。

(文=kogonil)

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