熊井友理奈、どこまでも自由すぎるのにマジレッサー　熊井友理奈ファンクラブイベント～熊子の部屋part2～

黒柳徹子さんをマネた（熊井友理奈さんの親戚である）熊柳熊子さんのファンクラブイベントが開催されました。が、今般のイベントにて「そんなこと言ってたっけ？」とのご本人の発言により、正式名称が “熊柳熊子” から “熊子” に変更されるという歴史的現場に立ち会うことになった次第ですけども、そんなイベントの概要を、以下にご報告したいと思います。
当日参加したくとも参加できなかった方のためもありつつ、何より、熊井友理奈さんという希有な女性の魅力を少しでも世に広めたいから。

まあ、言うまでもないと思うんですけど、熊柳熊子という正式（だった）名称について 「そんなこと言ってたっけ？」とおっしゃることで既に明らかなように、めちゃくちゃ楽しいイベントでしたよ。

熊井友理奈ファンクラブイベント ～熊子の部屋part2～

2018年５月20日の日曜日、赤羽橋のアップフロントグループ本社ビル１階のイベントスペース（昔は飲食店として営業もしていたらしい）パシフィックヘブンにて、モデルやタレントとして活躍する熊井友理奈さん（Berryz工房活動停止中）…じゃない！、その親戚である熊子さんのファンクラブイベントが開催されました。

熊子さんとは、2017年３月３日に新宿ReNYで開催された「くまぁずイベント」にて初お目見えした、熊井友理奈さんの持ちキャラ…じゃない！、熊井ちゃんの親戚で、「徹子の部屋」のパロディコーナー「熊子の部屋」を運営している謎のマルチタレント（後述）です。「くまぁずイベント」が好評だったせいか、2017年５月21日には、早々に熊子さんファンクラブイベントが開催されました。今回は、その第二弾という位置づけ。

熊井友理奈さんのファンとしてファンクラブに登録してるはずなのに熊子さんのファンクラブイベントにちゃんとやってくる奇特な人々が、パシフィックヘブンに参集します。
最初の告知段階では「開場14:30／開演15:00」、「開場16:30／開演17:00」、「開場18:30／開演19:00」の３回まわしでお知らせされたこのイベント、大好評につき「開場12:30／開演13:00」の追加公演まで決定する始末。

というわけで、都合４回まわしのイベントの模様を、以下。

熊子さん（熊井友理奈の親戚）の概要

事前にメールでお知らせされた整理番号に従ってパシフィックヘブンに入場すると、てっきり Berryz工房の楽曲がBGMとして流れているかと思いきや、あれこれのジブリ映画の主題歌だったりテーマ曲が流れています。顔見知りのベリヲタさんと「熊井ちゃんってジブリ好きだっけ？」とか目配せしあったりなど。
そうこうするうち、ジブリBGMが、「徹子の部屋」のテーマ曲である “♪ルールル、ルルル、ルールル” ってのに切り替わって、熊井ちゃん…じゃない！、熊子さんが登場してきます。

熊子さん、黒柳徹子さん風のお団子ヘアーがトレードマークでしたが、今般、それ用の専用玉ねぎヘアーのカツラまで作っていて、クオリティ高すぎです（まず、この段階で会場は笑いに包まれ、同時に熊子さんはイタズラっ子っぽく目の奥で笑っています）。

この日の熊子さんは、その専用お団子ズラに加えて、赤いヒールも高めで、余裕で２メートル超えかと。しかるに、このお団子ヘアーで黒柳徹子さんの玉ねぎヘアーを模したカツラ、熊井ちゃんの、顔の小ささと丸さが際立って、これまた、いつにも増して美しかったのでした。

そんな当の熊子さんは、自分ではお団子ヘアーが作れないのだとか。いつもメイクさんに助けてもらっているけれど「今日はパワーアップしてズラを作ってもらったので15分で準備できる…じゃない！、これは自毛です！」とのこと。
その他、ズラ（じゃなくて？）に合わせてアイシャドウをガッツリ入れているから、今日の私は目つきが恐いのだとか言いつつ、その目の奥がイタズラっ子っぽく笑っていて、相変わらず可愛く愛らしい熊子さんでした。

イベントの概要とレポの方針など

イベントの開始は、「それではまいりましょう、熊井友理奈の…じゃない！」って、ご本人が混乱気味の、熊子さんによるスタートの合図から。

本編に入る前に、４公演とも、冒頭で『熊ネット熊子』のコーナーが挿入され、熊子さん自ら過去グッズを生CMです。「♪くーまねっと、くまねっと～」と、嬉しげにおちゃらける熊子さんですが、３公演目だったか「♪じゃーぱねっと」と言いかけて「…じゃない！」って。「…じゃない！」ってのは、当イベントのキーフレーズではないかと。

事前に参加者さんから募集したアンケートを抽選で引いて、そのアンケート内容を基本にトークが展開します（あくまで「基本に」。たとえアンケートの内容が質問であっても、必ずしもそれに答えるわけではない）。
場合によっては、そのアンケートを書いたファンの方を指名してステージ上（熊子の部屋）に引っ張り上げてトークが展開されるということもわりと頻繁に。

もちろんのこと、このアンケートをきっかけとする抽選結果ひとつひとつについての、熊子さんの「くまくま」したあれこれの一切こそ、このイベントの醍醐味でもあり、その些細で細かいディテールのひとつひとつこそが、熊井友理奈さんという人の愛らしさと真っ当さ、まっすぐさを物語るものではあるんですけど、これを逐一順番に語っていっては（いや語れっていうなら、いくらでも語るけれども）おそらく十万字を費やしても記事が終わらないので、イベントのレポとしては、あくまで概要と印象深い数点にのみ限定することをご容赦くださいな。
抽選アンケートについての応答の概要については、記事末に箇条書きで別途まとめておきますので。

質問は事前に準備するのではなくイベントの流れを見ながら

そんなイベントメインの事前アンケートのお題は、こちら。（クリックするとリンクした記事末の箇条書きへ飛びます）

イベント参加申込み当選者には、事前にメールでアンケートが送付されていたんですけども、これ、律儀に、あらかじめアンケートをきっちり書き込んでイベントに臨むよりは、複数公演当選していたなら、個々の公演の流れを見た上で、その場でアンケートを考えたほうが面白いものができたかと思われます。
たとえば、3公演目用アンケートの「熊子のプロフィール内容を募集」について、それ以前の公演で、回答者を壇上に上げていながら「…で、何でしたっけ？」的なちゃぶ台返しを繰り返すもんだから、「イベントで質問するのが楽しいだけで、回答には基本的に興味がない」といったアンケート結果が飛び出したりして、会場どころか当の熊子さんも爆笑しちゃって二の句が継げないって場面も。

チラ見せしてくれた　熊井友理奈という誠実

さて、個々のやり取りは記事末に箇条書きで…とは言ったものの、特別に印象深かったものをひとつだけ。
それは「【2公演目用アンケート】熊子になら言える！相談したいことを募集します。　“熊井友理奈”に言いたいことでもOK！」の一発目。

娘さんを連れてイベントに参加していた「あ〇りのパパさん」というペンネームの方。曰く、”妻が170cmの身長のせいか、まだ年長さんの娘が、小学生に間違えられるほど背が高く、熊井さんのような長身美人に成長してくれればと思っているのですが、本人も気にしているのか、いつも首をすぼめています。背が高いことのすばらしさを熊井さんから話してあげて欲しい”（趣旨）と。また壇上に呼び込まれて、付け加えて言うには「身長を気にしている娘に、親としてかけてあげられる言葉は？」と。

この「あ〇りのパパさん」へ向けて、つまりファンである大人へ向けて “きちんと” 語りかけるだけじゃなく、一緒にイベントに参加していて、一緒に壇上に上がった、その「あ〇りのパパさん」の娘さん（あ〇りちゃん？）へ向けても、目線を変化させながら、しっかり応答した熊井友理奈さんは、ほんとに「誠実」って言葉を固めて人の形にしたようでした。
それは、「人生で必ず悩む時はくる」けど、いつか「必ず背が高くて良かったと思えるときがくる」という趣旨のお話。
熊井ちゃんのお母さんも背が高くて悩んだ時期があったとのことで、そのことを話してくれた際には、お母さんは熊井ちゃんに「ごめんね」って言ったこともあったんだとか。些細な日常の一場面でしょうけど、そんなやり取りを熊井ちゃんが覚えているのが、ちょっと響きますよね。熊井ちゃんのお母さんも、熊井ちゃんも、いろいろ気持ちが動いているのを想像すると、ちょっと泣けてきちゃいます。加えて、そんな気持ちの揺れ動きを踏まえて、今、熊井友理奈さんが「あ〇り」ちゃんに向けて語りかけているって構図に、ちょっとだけヤバかったことは秘密です。

他にも熊井ママは「大は小を兼ねる」とも、よく言ってくれたのだとか。
熊井ちゃんが「あ〇り」ちゃんに向けて曰く、「小学校に上がったら、絶対に男子がいろいろ言ってくるから、負けないで。くやしかったら、ここまで大きくなってみろ！って言ったら黙るから！…って、これもお母さんに教えてもらったんだけどね、ふふふふ」とか。

ついでに熊井ちゃんが「あ〇り」ちゃんに向けて曰く、「かわいいねー、ハロプロ入る？」って。やっぱり、今でも、一番ハロプロに近いところに居てくれるのが熊井ちゃんみたいです。

*****

また巡り合わせの良いことに、「あ〇りのパパさん」との応対を終えて、数件のアンケートへの応答を経た後、熊子さんは、抽選で当の「あ〇り」ちゃんのアンケートを引き当てます。
「熊井ちゃんって可愛いね、なんでそんなにカッコ良いの？」と。
そんな「あ〇り」ちゃんへ向けて、「パパのこと嫌いにならないでね…わたしもお父さんのことイヤになった時期はなかったな」と話す熊子さん。

熊井友理奈さんという女性の誠実さだけでなく、熊井パパと熊井ママの、熊井家の素敵な関係までも垣間見えた一場面でした。

熊子の基本情報

これだけで残りは全部記事末に箇条書きで…ってのも寂しいので、「【3公演目用アンケート】熊子のプロフィール内容を募集します」より、アンケート抽選結果から熊子のプロフィールが出来上がっていく模様の一端を以下に。

まずは基本情報の各項目を埋めていきます。埋まった結果は以下（実際のプロフィールはボードに熊子さん自書きで：写真を掲載しておきますね）

これが、なんだかいろいろと「くまくま」言いながら書いてる熊井ちゃんが終始可愛くて。

“愛称” について、それは早々に「くまこ」で確定だったけど、「漢字が良い？平仮名が良い？」とか、細かく客席と会話してくれる熊井ちゃんです。

“出生日” と “血液型” は、「偶然、熊井ちゃんとおんなじ」なんだとか。

“出身地” は、この “キャラ” が初登場した新宿ReNYと書くも「だって、ほんとは熊井さんは神奈川だから」とか言い出して “新宿ReNY（神奈川）” とか書き始めます。どう併記してみても “新宿ReNY = 神奈川” ではないので、散々悩んだ挙句、 “or” を挿入することで妥協する熊井ちゃん。この妥協の具合を是非画像でご確認ください。

“ジャンル” について、熊井友理奈のWiki では「J-POP」とあることから激しく悩む熊井ちゃん。客席からの提案がいくつかあるも、”コメディ” は堂々「却下」し、”バラエティ” は「しっくりこない」とのこと。”マルチタレント” には目を輝かせて「おおっ！」とか喜ぶも、こりゃ “職業” だねってことで、結局 “KUMAPOP” に落ち着きます。
あれやこれやで一喜一憂して右往左往する熊井ちゃん、可愛かったっすよ。

その上で、客席からのアンケートを抽選しては、”人物” の項目を取捨していきます。

ご要望に従って「熊井友理奈」のところはリンクしてみましたけども、こんなプロフィールが出来上がったのでしたが、これまた出来上がるまでにはいくつも波乱がありまして。

“鼻声ちっくだけど途中からふつうの声” というのも熊井ちゃんなりの黒柳徹子さんのモノマネなわけですけど、この “鼻声” という直接の形容に「良いのかな、大丈夫かな」と逡巡した挙句、”鼻声ちっく” という言い方に落ち着いたり。

年齢の設定がなかったとのアンケートの指摘により、”年齢不詳” といった内容を加えようとするも、言い方が「ファンシーじゃないから嫌」なんだとか。散々悩んだ結果、「年齢は、ひ♡み♡つ」というプロフィール項目が爆誕する始末。

たくさんある嫌いな食べ物について整理する必要があるのではないかとのアンケートによる指摘に、「なんて重要なことを！」と飛び上がらんばかりにして喜ぶ熊子さんですが、多くのファンに知られた嫌いな食べ物の大部分は「もう、お仕事なら大丈夫」とのことで、タコ焼きもタコを取り除かないで食べられるのだとか。
結局、それでもトマトだけは、どうしてもダメなんだとか、いろいろ（熊子さんのはずなのに）お話ししてくれた熊井ちゃんでした。

「言いたいことはわかるんだけど」な熊井ちゃん

もちろん、こうしたイベントの一切において、熊井ちゃんの熊井ちゃんたるところは相変わらずで、パシフィックヘブン全体が「くまくま」することに。

熊ネット熊子ショッピングで、過去グッズの革製のパスケースの手触りを（革製なのに）「生地感」と言っちゃうあたりは可愛いくらいで。

2公演目用アンケートの「熊子になら言える！相談したいことを募集します」の抽選で、「今日は私の21歳の誕生日です。20代前半でやっておくべきことは？」というお題が読まれまして。「今日は私の21歳の誕生日です」という参加者さんに、熊井ちゃんの提案で、会場全体で Happy Birthday を歌ったりしつつ、熊子さん曰く「すぐに24歳になっちゃうよ。時間はすぐに過ぎるよ。小学校の６年間より短いよ」とのこと。
いや、そりゃね、20代前半の５年間よりも、小学校の６年間の方が長いのは、それは、そのとおりなんですけれども。

もちろん、20歳を超えると時間がすごく速く流れていくように感じるって、そういうことを言いたかったってことはわかるんですけどもね。
熊井友理奈さん、さすがです。

自由すぎるマジレッサー ～熊井友理奈の魅力～

上に述べたように、時にアンケートのお題に真摯に向きあうところから、その誠実なところが垣間見えたりもした今般のイベント『熊井友理奈ファンクラブイベント～熊子の部屋part2～』ですが、とにかく、時に声を上げて笑っちゃうほど、ほんとに楽しいイベントでした。

その楽しさは、多くの熊井ファンが熊井友理奈さんを評する “マジレッサー” というところに由来するように思います。
そんなに真剣に真面目に書いたわけでもないアンケートにも、むしろフザケてウケ狙いで書いたりしたであろうアンケートにも、いちいち真面目にちゃんと応じる熊井ちゃんの（繰り返し、必ずしも「答える」わけじゃない）、その真面目にレスポンスする姿こそが鮮明で、その意味で、熊井友理奈さんという女性の魅力がこの上なく堪能できる素晴らしいイベントでしたよ。

それこそ、真面目に向き合いながら話題がどんどん逸れて行って「…ん？…で、何でしたっけ？」が頻出し、ついには客席からも熊子さんのプロフィールとして「イベントで質問するのが楽しいだけで、回答には基本的に興味がない」とまで言われてしまったり、２公演めの前に麻婆茄子弁当を食べて、お腹がすいてるみなさんの前で、申し訳ないですけどもとか語りだしたりする、マジレッサーなのに自由すぎるという、それこそ唯一無二の「くまくま」した魅力が。

…と、レポ本文はこれにて、おしまい。
くりかえし、いかにも熊井ちゃんらしい魅力にあふれた楽しいイベントでしたよ。

さて、それでは本文で触れられなかった、個々の応答については、以下よりどうぞ（簡略で申し訳ないけど）。

（文＝kogonil）

【1公演目用アンケート】
2週間、旅行できるとしたらどこにいきたいですか？

レポ本文にもどる

レポ本文にもどる

【1公演目用アンケート】 校長先生になれるとしたらどんな学校を作りたいですか？

レポ本文にもどる

レポ本文にもどる

【2公演目用アンケート】熊子になら言える！相談したいことを募集します。　“熊井友理奈”に言いたいことでもOK！

レポ本文にもどる

レポ本文にもどる

【3公演目用アンケート】 熊井友理奈or熊子の名言を募集します。

レポ本文にもどる

レポ本文にもどる

【3公演目用アンケート】 熊子のプロフィール内容を募集します。熊子を語るのに必要なエピソードなどを集めてWikipedia…に出典したいです。

レポ本文 アンケートリストにもどる

レポ本文 「熊子の基本情報」セクションにもどる

レポ本文 アンケートリストにもどる

レポ本文 「熊子の基本情報」セクションにもどる

【4公演目用アンケート】この先ずっとこれ1つしか食べられなくなるとしたら何を選びますか？

レポ本文にもどる

レポ本文にもどる

【4公演目用アンケート】 もう1つの人生を歩めるとしたら何をやりたいですか？

レポ本文にもどる

レポ本文にもどる