2019年にアンジュルムを卒業後、ソロでの芸能活動と並行してバンド活動を行うほか、言論活動にも取り組んできた和田彩花が、結婚したことを公表した。これまでに外国人のパートナーがいることを明かしていたが、2026年4月17日、そのパートナーの母国である台湾で婚姻したことを自身のSNSで伝えている。
和田は投稿の中で、「台湾で婚姻しました」と報告したうえで、台湾を選んだ理由について「以前から同性婚を支持してきたこと、そして夫婦別姓を選択できることが理由です」と説明。「こうした制度のある台湾で結ぶ婚姻は、自分たちが思い描いていた理想のかたちにより近い」としている。
また、「選択的夫婦別姓や同性婚が一日でも早く、日本で実現することを願っています」とも述べている。
和田は近年、音楽活動と並行して、自身の立場や経験に基づく発信を行ってきた。特に、アイドルという立場をどのように捉えるかといったテーマについて、従来のファン視点やビジネス視点とは異なる観点から言及している。また、恋愛や性愛に関するテーマについても発言を行っており、社会的な議論の対象となる領域を含め、アイドルであった自分を踏まえて自身のアイデンティティや価値観に関わる内容に触れてきた。
こうした経緯を踏まえ、当欄の本誌ライターは今回の発表を次のように捉える。
「和田がこれまで行ってきた発信は、従来のファン視点やビジネスとしての産業の枠組みに立脚するのではなく、アイドルという立場や個人のアイデンティティをめぐって、あくまで当事者としての視点から、自分なりの回答を模索するものだったと思います。」
和田はこれまでも、恋愛やアイデンティティに関わるテーマについて、自身のあり方と結びつけながら発信を続けてきた。
「この発言に諸手を挙げて賛成できる人ばかりではないと思います。こと“アイデンティティ”を巡るトピックだけに、人それぞれに様々な意見があって、それは自然なことだと思います。ただ、それでも、和田彩花が、自らの奥底からの声に正直に幸せになったこと、そしてそのことを伝えてくれたことは、やはり嬉しいことだと感じます。」(同ライター)
今回の発表については、SNS上でも様々な反応が見られている。
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