須藤茉麻のベリヲタへの信頼がもはや豪快すぎて「マジか!?」の一語 ~【レポ】 FCバスツアー 茉麻クラスタ in 長野~

はじめに

握手の距離で「○○ちゃん、応援しています」「○○さん、可愛いです」といった発言を投げると、内心はどうあれ「ありがとうございます」と笑顔で返してくれるのがハロー!プロジェクトのメンバーですが、「やっぱり今の茉麻が一番です」と声を掛けようとも、「今でも応援を続けさせてくれて、ありがとう」と正直に話そうとも、こちらが何をどうしようとも、カラっと明るく「うぇーい!」で応じられて、こちらから放った矢が厚い壁に軽く阻まれるのがベリメンですよね。(← 喜んでいる)
いろんな意味で、正しく「ベリメンは威圧感があって怖い」と、ほんとうに思います(後述)。

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活動停止中の Berryz工房メンバーである須藤茉麻さんのバスツアー『FCバスツアー 茉麻クラスタ in 長野』が、茉麻の24歳の誕生日を祝うため、7月2日~3日にかけて開催されました。これに参加してきましたので、ご報告です。

今回の、茉麻のバスツアーには、先だってブログの更新が再開された菅谷梨沙子さんのファンの方も参加されていて「りーちゃんのこと、おめでとうございます」と声をかけたんですけど、そしたら「いやー、みんなに言われますわ」と笑っておられましてね。
そうしたファンの側のあれこれも含めて、実にすばらしい2日間でした。

FCバスツアー 茉麻クラスタ in 長野

今回のバスツアーを端的に表現するなら「マジか!」の一言に尽きます。
どの場面であっても、「マジか!」と言わざるをえないほど、すぐそこに茉麻がいるんですから。「手を伸ばせば」どころじゃなく、ほんのわずかに身体を斜めにするだけで肩が触れ合いかねないくらい「間近」に、茉麻と接することができたバスツアーでした。

どれほどマジに間近だったか、以降、時系列にイベントを追いながら。

東京駅から出発するみなさんのバスをお見送りする茉麻

東京駅は八重洲側の鍛治屋橋駐車場に集合した我々は、割り当てられたバスの座席に陣取るも「今しばらくお待ちください」とアナウンスされ、しばし無聊をかこつことになります。「まーた誰か遅刻してやがんのか」と思っていたら、何やらカメラを抱えたスタッフを引き連れた目立つ女性が乗り込んでくるではありませんか。
そう、須藤茉麻さんが、出発前のバスに乗り込んできてご挨拶してくれたのでした。

「メンバーは目的地に先乗り」などと思い込んでいたもんですから、茉麻がバスに乗り込んできた段階で、投稿者は、実際に口に出す言葉としても、脳内をぐるぐる独語するフレーズとしても、「マジかっ!」しか出てこない始末。
しかも茉麻は出発前のバスでご挨拶どころか、バスの出発をお見送りまでしてくれたのでした。

ご挨拶する茉麻は「みなさん、おはようございます」という意味で、まず最初に開口一番「うぇ~い」って言ってましたけれど。

峠の釜飯を1人1人に配膳する茉麻

なんと今回のバスツアー、1日目の移動中のお昼ご飯まで提供してくれます(※1)。
しかも、昼食会場に通されて待機していると、先回りしていた茉麻が、私たち参加者ひとりひとりに配膳してくれます。「おぎのや」さんでの峠の釜飯!(要検索)

これ、みなさんも、そうなっちゃうでしょ?「いや、マジかっ!」って。
はい後ろから、ごめんなさ~い」とか言いながら、隣の参加者さんに配膳する茉麻が、私とその隣の人の(狭い)間に身を乗り入れて釜飯を配ってくれるんですよっ! すなわち、私が本当にわずかに身体を傾けただけで、物理的に接触しかねない距離で。
いや、そりゃ、それしか思い浮かべられないでしょ。「いや、マジかっ!」って。

本来ならば宿泊施設で部屋に落ち着いてからといったタイミングで、ゆっくり同室の参加者さんと打ち解けていくのがバスツアーの通例ですけれども、今回の茉麻のバスツアーに関しては、この1日目の昼食の段階で「マジかっ!」という点でお互いに共感し合った参観者さんたちと一気に距離が縮まった次第。

  1. 過去、投稿者が参加したバスツアーでは、1日目の移動中のお昼はサービスエリアで各自自己負担で随意に調達してねってのが通例だったので。

メリハリが効き過ぎだった車内DVD

さてバスツアーのお楽しみといえば、移動中のバス車内限定のDVDです。これがまた、ものすごくメリハリ効き過ぎ。

上記「おぎのや」さんでの昼食をはさんで、1日目の初発の移動中に第四弾までDVDが流されます。第一弾は軽くご挨拶。そしてホテル到着を目前にした第四弾は物販紹介。問題は、第二弾と第三弾に分割されたDVDで、これは2日目のカレー作りイベントの予行演習として、あらかじめ茉麻が(大雨の中)ロケをして一通りの段取りを実演して見せてくれるもの。なかなかの長尺というだけではなく、画面フレーム外にいるスタッフさんとの会話だったり、真面目にロケに勤しむ【風】の体裁だったり、その10年にわたるキャリアの重みも含め、アイドルに対して、美しい舞台女優に対して使って良い言葉かどうか逡巡しながらではありつつ、豪放磊落としか形容しようのない須藤茉麻さんでした。面白かったなあ。

いや、バスツアーの車内専用DVDといえば、ほんとうに移動中のバスの中でしか見ることができないので、多くのメンバーは普段以上に「はっちゃけ」るのが定番であって、道重さゆみさんが本気で誰に憚ることなく全開にした毒舌の破壊力も、清水佐紀さんと徳永千奈美さんの、あれだけ Berryz工房に馴染んだファンすら腰を抜かした自由さも、矢島舞美さんと中島早貴さんの「幼い」とすら言えちゃうくらいの愛らしさも、外には漏れないという車内専用DVDだからこそのエンジン全開っぷり。
そして須藤茉麻さんは、思いっきり豪放磊落のアクセルを踏み込んでおりました。

この車内専用DVD、2日目にかけて第六弾まであったのですが、以降はほとんど軽いご挨拶で終了でして、このカレー作りイベント予行演習実演版こそがキモでしたよ。

ホテルに到着しての2ショット撮影

宿泊する白馬のホテルに到着すると、最初に茉麻との2ショット撮影会です。
ホテル前駐車場横の、ちょっとした散策コース山登り編ということで、野外での撮影となります。
過去のツアーでの、メンバーとのポラロイド撮影では、いざ自分が撮影する直前まで、メンバーはパーテションの向こうにいて、その様子を見ることができませんでした。
それが、今回の茉麻のお誕生日バスツアーは(先だっての「しましまバスツアー」も)待機して列を作っているところから、先の参加者がメンバーと接している様子をずっと見ていられたので、ここでも「いや、マジかっ!」に終始する参加者たち(含む投稿者)。

野外での撮影ということで紫陽花の花も美しかったし、浴衣姿の茉麻はびっくりするくらい美しかったです。

その、メンバーの様子をずっと見ていられるという「マジかっ!」具合もさることながら、いわば予行演習的に先行する参加者さんとメンバーが対話する様子を見ていられることから、緊張もほぐれ、実に満足のいくツーショット撮影となりました。こうしたイベントにありがちな緊張からくる挙動不審を抑えて、ちゃんとイベントを楽しむことができました。
ありがとうございます。と言いますか、むしろ「良かったんですか?」といったレベルです。投稿者は正しく茉麻に叱ってもらいました

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夕食を兼ねた大宴会!

ツーショットを終えてチェックインしたら、次の宴会イベント(← すでにこの時点で何かがおかしいですよね)まで、ツアーオリジナルグッズの物販などこなしつつ、同室の参加者さんと「談義」が始まります。
ちなみに、この正規の物販のタイミングで、移動中の車内からチェックしていたグッズを正しく入手してしまって、投稿者は後悔することになります(後述)。

このチェックインのタイミングで、同室のみなさんと挨拶したり(「いかに茉麻と Berryz 工房を愛しているか」バトルをしたり)しながら時間をつぶして、ホテル地階のレストランへ集合し、夕食を兼ねた宴会イベントです。

茉麻も大人ですから、みんなで「乾杯」から始まる宴会。ええ、アイドルのファンクラブイベントとして、どこか何かがズレているんですが、そこはスルーってことで。もちろん会場全体の「かんぱーい」の音頭にあわせて須藤さんは「うぇ~い!」と。

この大宴会イベント、途中で茉麻が3回ほど余興を。
1回目は、事前に移動中に回収されていた茉麻への質問をランダムで。
2回目は、茉麻の好きなモノを(茉麻が)ゲットできる参加者をピンに見立てた輪投げゲーム。「お願いしますね」ならぬ「頼むよ!わかってんね?」といった茉麻の恫喝(?)に、ピンとして選ばれた参加者が、茉麻が投げた輪っかに自らハマリに行く展開。景品の中に、正しく(茉麻の嫌いな)ピーマンが含まれいるお約束に、スタッフに向って「バカじゃないの!」と叫ぶ茉麻までがワンセットで。
3回目の余興は「みんなでBerryz工房」として、会場と茉麻がデュエット(恋の呪縛)したり、イントロの再演をしてみたり(スペジェネ)、茉麻がフリ入れをしてくれたり。ラストは会場全体で「cha cha SING」を。

非常に、非常に楽しいイベントでした。
茉麻が考えてくれたという上述の余興が楽しかっただけじゃなくて、本気で、真面目に、ガチで、各テーブルを巡回する茉麻と一緒に食事ができたんですよ。この日、何度めの「いや、マジかっ!」かと。
あんな風に須藤さんが各テーブルをまわってくるなんて、かえって申し訳ないくらいです。
ありがとうございます。大変、楽しかったです。

でも、余興ついでに茉麻が直接物販するだなんて、先に言っておいてくれないと、もうあらかた購入すべきモノは購入しちゃったじゃないですか!(それでも追加で茉麻から直に購入しましたとも)

茉麻のお部屋訪問!いや、マジで

宴会を終えたら次の深夜の(誕生日を祝う)カウントダウンまで各自お部屋で待機しつつ、その間、茉麻が全参加者の部屋を巡回するという、あまりにも破天荒なイベント。
しかも、直接プレゼント手渡し可という仕様。
この日は「いや、マジかっ!」かと何度自問したことか。いや、ほんまに。

いろいろ細かい規定はありましたが(部屋の装飾、まっている位置、プレゼントを事前に出しやすいように準備していること、クラッカー禁止など)、いずれも十分納得できることで、むしろ、あんなに近い距離でメンバーとお話しさせていただけるとは、実に申し訳なく、感謝の気持ちしかありません。

室内には参加者さんが持参した過去の須藤茉麻マイクロフィーバータオルが装飾されています。
ちなみに、言うまでもなく「マイクロファイバータオル」なんですけれども「うちらの中じゃマイクロフィーバーなんだ。Berryzじゃあ、そう言うことになってんの。うちの熊井がね。わははははは」と、Berryz工房関連のイベントにおいてはマイクロフィーバーこそが公式名称である旨、今回、はっきりと須藤さんの口から宣言されましたので、以降、投稿者の記事においてはマイクロフィーバーってことで(※2)。
で、室内を装飾するマイクロフィーバーを見ながら、茉麻は「なっつかしーなー。けっこう上手に撮れているよねーー」などと感想を漏らしつつ、「えっ?それでも一番可愛いのは今の茉麻だって?もーやだー!わはははははは」と、我々ファンが正しく言うべきセリフを先まわりして促される始末。さすが「須藤の茉麻」(コピーライト徳永千奈美)さんです。

  1. わからない人はいないだろうけど、これはBerryz工房の熊井友理奈さんが、ずっとグッズの「マイクロファイバータオル」を「マイクロフィーバータオル」だと思い込んでいた面白エピソードに由来する。
    ハロメンがいろんな言葉を「音だけで」間違って記憶していたエピソードには面白いモノが多いが、その白眉でもある。
    当の熊井ちゃんは、とっくに自分の間違いにも気付いており、すっかり面白いネタにも自分でしちゃっているが、それでも「マイクロフィーバー」という語感が気に入っていることは、ファンクラブイベントで発言している。

欲を言えば、もう少し時間があれば良かったとか、いろいろありますが、実際のオペレーションを考えると、あれ以上は無理だとも思います。ほんとうに、ありがとうございます。
いや、ほんまにもう、感謝しかありません。
「ありがとうございます」「感謝しかありません」などと妙に小さくなって縮こまっているかのような物言いなのは、「どお?楽しい? あ、楽しいか!そりゃー良かった、どわははははは」と激しく方々磊落な須藤茉麻さんの押し出しに圧倒されたからでもありつつ、その豪放磊落な押し出しこそが、ファンに配慮し気遣ってくれる茉麻の気配りそのものだとわかってもいるので、本当に「ありがとうございます」って思うからなんですよ。

お誕生日カウントダウン

そして深夜23時を回ってから、宴会会場に再度集合して、日付が変わるタイミングでお誕生日のカウントダウンを。ミニライブもセットで。

このカウントダウンイベントのミニライブは以下のような感じで。

1.本気ボンバー!
2.恋はひっぱりだこ
3.初めてのハッピーバースディ!
4.愛のスキスキ指数 上昇中
5.Loving you too much

いつの間にか『Loving you too much』の佐紀ちゃんラップパートまで難なくこなす茉麻でした。こちらも、非常に楽しい、すばらしいイベントでした。
茉麻がトークしている間に飾り付けがどんどん剥落していったり。カウントダウンのVTRで熊井ちゃんが登場した後、お誕生日を迎えた後に「まだVTRがあります」とのアナウンスに、当の茉麻も会場も、たとえば佐紀ちゃんであったりとか他の Berryz メンバーを想像して身構えていたところ、再度熊井ちゃんが登場したのには、茉麻も会場も一緒になって大笑いでした。しかもVTRの中でもくまくましてるし。まさか熊井ちゃんも、自分がいないところで自分があんなに笑いを取っていたとは思いもせずにいたことでしょう。
この全然意図してないところで周囲から面白がられるところって、さすが14年の蓄積ですよね。

翌日2日目の茉麻の(質問への回答としての)トークでは、それでも一番におめでとうメールをくれたのも熊井ちゃんだったとか。

モト冬樹さんのVTR登場は驚きましたが たいへん楽しいイベントでした。
こればっかりが感想になってしまって申し訳ありませんが、本当です。

2日目朝のラジオ体操

昨日、カウントダウンライブを終えてからスタッフさんと飲んでいたという茉麻は二日酔い気味に登場。

体操のBGMが『ももち許してニャン体操』ということで、大勢の参加者さんが「やっぱり」と笑っていましたが、それも含めて「お約束」という意味で、楽しかったです。
参加者へのラジオ体操参加スタンプは、おそ松さんグッズにて。

出発までの室内イベント

本来ならばブルーベリー狩りが予定されていた午前のイベントは、お天気が雨ということで室内イベントに。
で、どうもあらかじめ室内イベントになった場合のプランがあったわけではなさそうで、急遽、参加者全員と茉麻の卓球大会が始まってしまいます。

これが卓球の球なんか見てられなくて、卓球台を挟んだ向こうにいる茉麻ばっかり見ちゃうもんだから、私を含め大勢の参加者が茉麻にボロ負けという顛末。

しかしまあ、参加者全員との卓球とは、須藤茉麻さんも、実にお疲れだったのではないかと思います。ありがとうございます。そして、おつかれさまです。いや、ほんとに「マジかっ!」って思ったまんま2日目になりましたが、「マジかっ!」はここで終わらず。

カレー作りイベントとその周辺からラストまで

そして2日目メインのカレー作りイベント会場へ向います…という流れで、みなさん自然にバスに集合して座席についたりして待機していると、なんと茉麻がバス乗り込んできます。同じ表現ばかりで、ほんとにレポとしても心苦しいのですが「いや、マジかっ!」って思わないではいられませんよね。
移動中もイントロクイズなんかで参加者と遊んでくれた茉麻ですが、イントロクイズで「ねばぎば、ねばぎば」とか言っちゃったらダメでしょ。しかも「言っちゃってるわ、うち。わはははは」と豪放磊落だし。

カレー作りについても、すでに長文となっているので詳細は割愛しますが、本気で各テーブルを巡回して茉麻が一緒にカレーを食べてくれましたよ。DVD撮影用にお為ごかしにその場だけ参加者と馴染んでいる “かのように粧う” のではなくて、マジで、ガチに、本気で、真面目に、参加者のテーブルで茉麻が一緒にカレーを食べてくれました。投稿者なんて、斜め前の座席で茉麻がモグモグしてたんですから!

その後、再度場所を移してモノ作りイベント(ジュエルキャンドル)と、最後の握手会からお見送りで、楽しかったツアーは終了です。
最後の握手会、やっぱり茉麻は、最後の最後まで手を離さないでいてくれました

*****

こんなにメンバーと近くで、こんなにメンバーと長時間、お話しすることができたのですから、文字通り、これ以上ないくらい、めちゃくちゃメンバーと近く長く接することができました。いや、レポで言うことじゃないかもしれませんが…ありがとうございます

なにより、須藤茉麻さんとスタッフさん、私たちヲタを信頼してくださって、ありがとうございます。ほんとうに楽しかったし、ほんとうに嬉しかった。

Berryz工房は怖い

今回のバスツアーでは、つくづく思い知らされたことがあります。
私たちがよく知る豪快な須藤茉麻は、それでも Berryz工房時代は ”気を使って一歩引いていたのだ” ということ。エンジン全開の須藤茉麻は、すでに十分知っていたはずの我々ファンすら驚かされるほどの豪快さであったということ、これです。

Berryz工房では、それなりにバランスを取って抑えていたのですね。
いわば、Berryz時代が【(母×5)+(うぇ~い×2)】だとすると、今は【(おっさん)+(アニヲタ)+(うぇ~い×5)】って感じ。
「わはははははは」と高らかに響き渡る笑い声だけじゃなく、言葉が正しいか自信がありませんけど、何というか、どっしり構える軸のブレなさというか、堂々として微塵も揺るがない感じが実に須藤茉麻です。
その後ろ姿をもって雅ちゃんが「ほんとにお母さんみたい」(出展:『Berryz Days Vol.5』)と述べる茉麻の姿には、ずっと年上の私たちのようなファンもまた、心から安心していられます。心の深いところが癒されるようなところがあって、茉麻が「わはははは」と笑っていると、わけもなく嬉しくなってきますし、そんな姿の頼もしいことといったら!

きっと傍らにスタッフさんがいなければ「わははは」との笑い声とともに、参加者の肩とか背中とかを、バッチンバッチン手の平で叩いていたのではないかとすら。

そんな母のような深い懐と揺るがぬブレなさは、当然、参加者全員が Berryz工房時代から知っていたわけですが、それでも Berryz工房時代は他のメンバーを慮って、一歩引いていたんですね。あれでも流れに配慮して、他のメンバーに見せ場を譲っていたんですね、茉麻。
その配慮が必要なくなって、エンジン全開になってみれば、懐深い揺るがなさどころか、豪放磊落を越えた「豪傑」の域です。

そうとわかってみれば、きっと他の6人もそうだった(個性を全開にせずに、それでも配慮して引き気味にしていた)のではないかと思えば、そりゃ、そんなのが7人揃ったならば恐いッスよね Berryz工房。

と「豪傑」で「うぇ~い」なところを中心に「我々が知っていた茉麻は、まだまだ本物の茉麻ではなかった」といった内容を述べたわけですが、超近距離で間近に接した須藤茉麻は、肌の白さに肌理の細やかさ、顔の小ささ、その整い具合、めちゃくちゃ美人であること、その可愛さや「はにかみ具合」までも凄まじく、我々が知っていたのは、こちらの意味でも、ほんの片鱗でしかなかったと知らされましたよ。
やっぱりキッズは、間近で見れば見るほど、モノが違うと知らされます。
そして繰り返し、その豪放磊落な押し出しこそが、ファンに配慮し気遣ってくれる茉麻の気配りそのものだということ。この意味でも、Berryz工房は恐るべしだと思います。

ベリヲタのベリヲタによるベリヲタのための2日間

かくも楽しかった2日間のバスツアー、みなさん後日発売されるFC限定のDVDなんかを鑑賞して、言うほど参加者の表情が楽しげでないことを訝しむかも知れません。みんな表情作るの下手だから。

バスツアーでの同室といえば、ほぼ初対面につき、微妙に距離を縮められずに困ったことにもなりかねないところながら、投稿者の場合では、道重さゆみさんバスツアーにおいては今でも仲良くしてもらっている「さゆヲタ」仲間を作ることもでき、Berryz工房のツアーでも、よく一緒に熊井ちゃんのイベントやディナーショーに連番する熊井ちゃん推し友達も出来ました。そして、先の「しましまバスツアー」でも、「あの時の誰それがめっちゃ可愛かった」的な話題で「大の大人が」仲良くキャッキャとヲタ話に興じたのでした。
そして今回の茉麻バスツアーでは、上に述べたすべての事例をぶっちぎる速度で初対面のはじめましてな方々と馴染み、茉麻のどこが可愛いか、これまで如何に自分は Berryz工房に入れ込んできたかといった話題でバトルが展開することになりました。
しかも、みなさん、わりと「こぶしファクトリー」にも「つばきファクトリー」にも、ちゃんと足を運んでらっしゃる(笑)。

冒頭に述べたように、菅谷梨沙子さん推しの方と「りーちゃんのブログ再開、おめでとう」「いやー、みんなに言われるんだわ」みたいな会話があったように、あちこちで、どこかの現場で顔だけ見たことがあったようなベリヲタさんたちといろいろ「談義」ができたことは実に嬉しいことでした。そしてその「談義」の内容がたいへんに印象的。

投稿して公開いただいた記事について、個別に「あまりにも陶酔してる」とのお叱りをいただいている私ですが、そんなもんはまだまだ甘いと言わざるを得ないところ。
今回「談義」できたベリヲタのみなさまからは「茉麻には助けられた」「真面目で不器用、それこそが茉麻を愛する理由だ」などと、「それって俺だけじゃなかったのね」といった熱い想いが、投稿者さえも「もうたくさんだ」と言うほど溢れ出たのでした。
まことに、Berryz工房は恐るべしだと思います。

楽しかった。本当に。

*****

繰り返し、「大の大人が」楽しく “どっちがベリを愛しているか” バトルに興じ、楽しく ”須藤茉麻への熱い想い” を何の衒いもなくストレートに語った2日間は、そうしても可笑しくないような雰囲気をあらかじめ須藤茉麻さんが作ってくれていた2日間でした。
本当に、楽しかった。

こんな言葉でレポを終えるのが正しいことなのかどうか自分でもわかりませんが。
須藤茉麻さん、ほんとうに、ありがとう。あなたの24歳の誕生日を一緒に祝えただけで、いろんなことが報われた想いです。

(文=kogonil)

参考:旧エンタメアライブ記事

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