元℃-ute 鈴木愛理、ソロ武道館公演が決定!

元℃-ute の鈴木愛理が、ソロ歌手として復活しようとした途端に、その周辺がにわかに慌ただしくなっている。

鈴木愛理は、2017年6月に解散したアイドルグループ℃-ute のメンバーであり、℃-ute のセンターであると同時にハロプロのエースであるともされていた。他の℃-ute メンバーがグループの解散直後からライブや舞台などのソロ活動を展開していた一方で、鈴木は沈黙を守っていたが、2018年にかけてのハロプロのカウントダウンライブで新曲を披露し、アルバムを製作中であることを明かし、2018年春にかけて、いよいよ本格的に始動することが告げられていた。
そして、その第一弾として、ソロのステージを、丸の内は COTTON CLUB で開催すると先日告知されていたところ、ファンの応募が殺到、とんでもない「落選祭」が繰り広げられ、さすが衰えぬ人気の程を示していた。

しかし、状況は、単なる“ステージ活動再開”に留まらない様相を呈していた。

鈴木愛理のソロのステージは、丸の内の COTTON CLUB での複数回の公演に続けて、4月9、10日に お台場の「Zepp Tokyo」、そして4月16日には大阪は「なんば Hatch」での公演が告知された。

さらにそれらに続けて7月には鈴木愛理の単独で日本武道館公演も開催されるという。

もはや COTTON CLUB での「落選祭」を鈴木愛理復活に味を添えたエピソードとして楽しむ…といった段階はとっくに過ぎて、一部ファンの中には、「武道館をもって、初めて愛理の再始動」と意気込む者から「これまでの15年間は、この武道館への長いプレリュードでしかなかった」と先回りする者までいるほど、大きな衝撃が走っているようだ。

℃-ute時代から、コアなファンを越えて、多くのファンが一致して認めていた鈴木愛理。アイドルの代表であったりハロプロの象徴として名指すメンバーはそれぞれであっても、鈴木愛理が、ある時期のハロプロを牽引する「歌姫」でもあったことは(そのことを当人が重いプレッシャーとして感じていた哀切なエピソードを含めて)衆目の一致するところだろう。

その歌姫・鈴木愛理が、COTTON CLUB、Zepp Tokyo、なんば Hatch と、ゆっくりと「ソロとしてのステージ」の助走を続け、7月には日本武道館の舞台に立つ。2018年は、鈴木愛理が、本格的始動するソロ歌手元年となりそうだ。

(文=椿道茂高)

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