2026年6月23日の火曜日、九段下の日本武道館で、ハロー!プロジェクトのアイドルグループ、アンジュルムのコンサートが開催されました。
この春から継続してきたアンジュルムの春ツアー、そのファイナルという位置づけの武道館公演、『アンジュルム ANGERME 2026 Spring final 陰と陽 DUALITY』と称して、ライブの前半と後半でかなり明白にテイストが異なる演出となりました。
はじめに バラバラではない 陰と陽
これまで、この報告者が当サイトでアンジュルムのライブについて記事を投稿する際には、かなり決まって、”46億年とか大器晩成とか、必殺の超鉄板が複数あるし、それに準じる強力な楽曲を多数保有するアンジュルムは、もはやセトリの構成といった細かいところは頓着せずに、気の向くまま鉄板曲をそのまんまブッ放せば、それでライブが成立する” といった、ある意味、失礼な趣旨のことを記してきました。そして事実、それほど、アンジュルムの保有する鉄板曲は強力であったというわけですが…
しかるに今般、”陰と陽” ということで、ライブの前半と後半で、ずいぶんと趣を異にする演出で、しっかりと構成された形で展開します。
それは、モノトーンで陰影が強調されたスクリーンのエフェクトから、”陰と陽” の前半と後半で、それぞれテイストの異なった楽曲を配置したということだけではありません。なんと、メンバーのパフォーマンス中の表情まで、”陰と陽” よろしく、キリリと凛とした緊張感あふれる真顔の前半と、愛らしく楽しそうな笑顔に満ちた後半… といった具合に、きれいに対照的な構成でお送りされます。これ、見応えありましたよねえ!
そんな見事な構成でお送りされた武道館公演。
さらに、これまで、この報告者が当サイトでアンジュルムのライブについて記事を投稿する際には、かなり決まって、”アンジュルムは強いし、中でも平山遊季さんが飛び抜けて強い” と主張してきた次第ですが…
今般、平山さんだけじゃなくて、みんな強いのよ!
上に述べた演出とも相まって、凛とした緊張感の中で、それこそ後藤花ちゃんや長野桃羽さんまでが、異様に強くて、川名ケロ凜ちゃんや松本わかなさんの佇まいまで確認するに、もはやアンジュルムは、強いどころか、全員そろって超イケメンで、あたかも宝塚を見ているかのようです。
伊勢鈴蘭リーダー、そう宝塚というなら、このリーダーなんですけど、歌唱力もダンスのパフォーマンスも、愛らしい表情管理も、どれを取っても、なんというか申し分のない力量だからこそ、す~~~っと背景に溶け込むようなパフォーマンスで、あんまり表立って主張しないのは、もしかして伊勢さんの性格にも由来するのかも。でも、汗で黒髪が額に張り付いている様子は、実に美しいのね。
為永幸音さん、前半、ヘッドバンギングさながら、髪の毛バッサバサで、めちゃくちゃ躍動的でしたが、後半、そのバッサバサな髪の毛をポニーテールで大人しくまとめてきた… かと思ったら、今度は表情の動きが激しくて、ほんまに、見えない誰かと戦っているかのようなステージングです。
橋迫鈴ちゃん、加入時は、あんなに細くて小っちゃくて “鈴ちゃんがアンジュルムで大丈夫なのか” と心配されました。大好きなリーダー竹内さんが卒業するときは(こちら→2023年の竹内さん卒業時のレポ)あんなに大泣きして、大丈夫なのかと心配されました。… もう、全然、超大丈夫なようです。鈴ちゃん、すっげえ元気で嬉しそう。
川名ケロ凜ちゃん、”陰と陽” の「陰」で表情をスッと消したとき、とんでもなく美人さんだってわかってビビるし、「陽」で笑顔を見せてくれたなら、あまりにも可愛くて驚きます。もともと美人さんで可愛かったけれど、なんか今般の武道館では、美しさも可愛さも、川名凜比でこれまでの250%増しって感じです。
松本わかな さん、髪染めました。背も伸びました。表情も(”陰と陽” の「陰」で)なかなかに大人な雰囲気を見せ始めました。… ええ?なんか、わかな ちゃんが、どんどん大人になっていってしまって寂しいのは私だけ?… ってか、鉄板の『大器晩成』を煽ってるよ、わかな ちゃんが!
平山遊季さん、イケメンですよね。短いボブから少しだけ伸びた髪形で、汗を絞るように髪をかき上げる仕草など、オッサンである私までキュンとなるほど。意図したものではない表情や仕草ですら、そんな具合なんだから、キメるところで意図して放たれる本気の表情の凛々しさ・雄々しさは、ひょっとして、ひょっとしたらハロプロ随一なのでは?
つばき谷本さんが恋焦がれるのも超納得です。
下井谷幸穂さん、最後のご挨拶(後述)で述べたところから察するに、もしかして、もしかしたら、他のメンバーの魅力の強烈さに対して、自分が負けちゃっているって、そう自認しているのかも知れないけれど…(もちろん、そんなことは全然ありませんけども!) オープニングからデコ出しで、頭蓋骨の端正さまでが九段下に輝くことになります。ってか、下井谷さん、美人さんだよね。
後藤花ちゃん、後述する最後のご挨拶が印象的でしたが、しかし、明るく弾むような元気さは加入時のまんま、背丈も表情も目線も、大きく成長して、グループの中核となる強力なパフォーマーとなりました。大きな眼も、嬉しそうな笑顔も、とても魅力的なだけじゃなく、加入時の言葉の幼さを思えば、今ではこんなに感動的なご挨拶をするまでになりました!
長野桃羽ちゃん、あまりにも声が可愛いので、うっかりしがちですが、パフォーマンスの時の脚技が鮮やかですね。膝下を外に蹴り上げたり、内側に蹴り込んだり、他のメンバーがやってないところで、単純に移動する際の脚の弾み具合だけでも、特別な脚技に見えるほど。それほど、全般的に弾むようにパフォーマンスしていて、アンジュルムは、長野さんによってあと10年は戦えます。
しかして、前半のご挨拶のMCで為永さんもおっしゃっていましたが、メドレーとのツナギ部分とか、従来の構成であればMCのブリッジで接続するようなところで、MCなしで突っ切ります。ほとんど楽曲パフォーマンス “のみ” でお送りされたような、そんな武道館公演の印象的な点描は、以下より。
アンジュルム ANGERME 2026 Spring final 陰と陽 DUALITY
OA 『ガオガオガオ』 ロージークロニクル
白を基調の衣装が非常にロージークロニクルにお似合いです。村越彩菜さん、髪をまとめていると、丸いお顔が目立って研修生の頃のようですね。相馬優芽ちゃんの髪形チェンジ、これ、大成功だったのではないでしょうか。島川波菜ちゃん、何度か “悪ガキ” っぽさについてコメントしましたが、可愛いだけじゃなく、元気で嬉しそうな様子が魅力的ですね。植村葉純さん、ちっちゃくて可愛いですね… って、やっぱり Juice 三代目よりも、道重さんに似てるな、って思ってしまって、どうにも、なんか、ごめんなさい(← 私の眼が曇っている可能性大)。
諸先輩の大きなステージでのオープニングアクトもかなり場数を踏んだし、持ち曲も増えてきたから、なんの根拠もないままですけど、30周年を迎えちゃうまでに、来年あたり、ロージークロニクルの大舞台がありそうです。
OPENING
会場からのもの凄い「アンジュルム」コールが巻き起こっている中、レーザー光線のエフェクトが入って…
01・プリズンブレイカー
立ち上がりからハードなサウンドで、しかし、レーザーのエフェクトの中に暗闇から浮かび上がるように登場してきたメンバーたちの衣装や表情と実にマッチしている印象です。すこし髪が伸びた(でもまだショートの範囲内)平山遊季さんの強い目線に最初に眼が奪われますが、橋迫鈴ちゃんの強めな表情に改めて惹き付けられます。… ってか、松本わかなさんまで、なんか強いのね!… ってか、わかなちゃん、背がずいぶん伸びました!
長野桃羽さん、前髪を『ショートカット』よろしく、ぱっつんにしてきて、やっぱり眼を惹きます。後藤花さんの斉唱も、”あれ?オープニングだよね?” と戸惑うほど、いきなり迫力があります。笑顔を消した川名ケロ凜さんの美形さに驚いたりなど。
センターステージにて、ダンスもフォーメーションも “タイト” な印象で、強さが濃縮されている印象すらあるオープニングです。と言いますか、やっぱりオープニングの初っ端は、眼のやり場を落ち着かせるのに苦労するってことで。
02・次々続々
『プリズンブレイカー』から『次々続々』への接続がスムーズでびっくり。むしろ後半の盛り上がりをつなぐ曲であるとの印象が強かった『次々続々』が、こんな序盤で。
平山さんと後藤さんのビジュアルがただ事ではありませんね。美しいというのではなく(いや、もちろん美しいんですけど)物理的に圧力が感じられるほどの強い迫力です。この段階(まだ2曲目)で、すでに髪を振り乱してる為永幸音さんも。
03・マナーモード
オープニングからの強めの押し出しが、今般の青を基調のパンツルックの衣装に良く似合うと思っていると、お馴染みの楽曲がやってきます。
… もちろん、何度もライブで披露され、その都度、実際にパフォーマンスするメンバー構成は変化しているというのに、こうして、とくに笑顔を振りまくわけでなく視線の強さが印象深い楽曲を、現在のメンバーで実演していて、やっぱり “強さ” が伝わる不思議。繰り返し、松本わかなちゃんすら!
04・愛されルート A or B?
楽曲が切り替わったときに、複雑なシャッフルビートから、少し曲調的に “落ち着き” へ向かう感じがあって、その後、『愛されルート A or B?』という楽曲内での上下が繰り返されます。… こうした音楽性みたいなところは、あまり解像度高くお伝え出来ずに、申し訳なく、忸怩たるものがありますが、かなり複雑な調律を前提として、それでメンバーみんな、歌ったりダンスしたりしているわけで、何度見ても、やはり驚愕するところです。
デコ出しで輪郭の美しさが際立つ下井谷幸穂さんも、そして落ち着いた雰囲気でこそ妖艶なリーダー伊勢鈴蘭さんも。
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スクリーンに陰影が強調された動画が表示され、メンバー名が順番に紹介されて… モノクロで陰影が強調されながら、メンバー名の一部だけ、メンバーカラーで彩られて…
うわ、なんてスタイリッシュなのかしら、と思っていたら、急にニコやかに、テトテトと、笑顔で登場してくるメンバーたち。
ご挨拶のMCでは、意気込みを 松本わかな さん(「髪の毛を染めました!」)と 為永幸音 さん(「アンジュルムの世界観を… って、もう、ほとんどMCないんですよ!」)が。
05・BaBaBa Burning Love!
なんだか南アジアの雰囲気というか、ジャワのガムラン的な印象もあるイントロからの新曲です。メンバーのダンスも、どこか大乗仏教モチーフな感じ。パフォーマンスも、どこか幻惑的。
あんなに小っちゃく声が可愛いことが印象的だった川名ケロ凜ちゃん(← 今年2月の関連記事)ですが、パフォーマンス中は、背が小さいって印象がないことにビックリ。… ってか、今のアンジュルム、メンバーの背格好が(わかなちゃんが伸びて来たこともあって)揃っていてバランスが非常に良いのではないかと。
06・全然起き上がれないSUNDAY
イントロとかよりも、メンバーがステージ上で寝ころび出すことで “ああ、この曲だ” って思いますよね。
曲調がやはり急転するわけですが、サビに向かうところや間奏のダンスは、やはり力強い。背が伸びて髪を染めただけじゃなくて、わかなちゃんまで視線が強くなってきました。
07・限りあるMoment
前曲からの続きで、徐々にボルテージを上げて来てる感じの流れ。疾走感が、徐々に醸し出されてきたってところです。
パフォーマンス中に髪をかき上げる平山遊季さんのカッコいいこと!
各グループに、それぞれ男装の麗人風のメンバーは居ますけども、もしかして一番イケメンなのでは、平山さん。… ってか、鈴ちゃんから後藤さんまで、凛とした表情で会場を見渡すアンジュルム メンバーは、そろってイケメンです。 Juice=Juice が妖艶ならば、アンジュルムは “強い” というより、すっかり宝塚の男役といったところ。
08・出すぎた杭は打たれない
為永さんの「にっぽん ぶどーかん!」って煽りから入って、為永、橋迫、川名ケロ、後藤、長野の5名がセンターステージに駆け出して、この5名でパフォーマンスされます。
改めて “勇ましい” 楽曲であることに驚く次第ですが、後藤花ちゃんや、ましてや長野桃羽さんまでが、この勇ましい楽曲をパフォーマンスしていることに驚き、そして、橋迫鈴ちゃんが、こんな勇ましい楽曲をパフォーマンスしていることに、もう驚いていないことに、自分でビックリ。
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といった辺りでライブは中盤のメドレーへと雪崩れ込むタイミングで、レポはいったんページを切り替えます。
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