嗣永桃子　2017年6月30日をもってハロプロと芸能界から引退を表明

2016年11月現在でカントリー・ガールズのPM（プレイング・マネージャー）である嗣永桃子が、ハロプロと芸能界からの引退を表明した。

ハロプロ公式：嗣永桃子に関するお知らせ

その期日は、2017年６月30日。6月30日は、嗣永らハロプロキッズが合格した記念日でもある。℃-ute も解散を予告していることから、2017年の６月をもって、ハロプロキッズは、ついに全員が卒業することになった。

しかも、嗣永の場合、上記の期日をもって芸能活動そのものからも引退することになる。
公式発表にも、次のような文言を認めることができる。

そして、卒業以降の芸能活動も控えさせていただきます。

ハロプロ オフィシャル NEWS 嗣永桃子に関するお知らせ より

Berryz工房が2015年３月３日をもって活動停止し、それに先だってカントリー・ガールズに移籍してから、すでに２年近い日々を重ねていた嗣永桃子。Berryz工房が活動を停止し、℃-ute が解散を決意して、やがていつかは嗣永桃子が卒業する日がくるであろうとは、おそらくはカントリー・ガールズのメンバーも、そして多くのファンも、静かに予感していたところではあった。
それでも、ハロプロからは卒業しても、あれほど多くの番組に爪痕を残してきた嗣永のこと、何らかの形で芸能活動は続けるのではないかと見られていたが、すでに Berryz工房時代に教員免許を取得していたように、教育の分野に新しい進路を見出すようだ。

ベリキューの時代に立ち会えたことを幸運だと言って憚らぬ本誌専属ライターは語る。

「どうりで、握手会で、ももちの表情が柔らかかったはずです。これまで、ももちからは『おうっ！』とか、ぞんざいに扱われるのに慣れていたので、最近のイベントやリリイベなどで、握手して笑顔を見せてくれることに逆に戸惑っていましたが、腑に落ちました。

それから、教育の分野に進むのは、すばらしいことだと思います。
カントリー・ガールズの経験の浅いメンバーを、ここまでしっかり育ててきたPMですから、新しい道でも、きっと大きな成果を残してくれるんじゃないでしょうか。」

Berryz工房が活動を停止するにあたり、メンバーたちがそれぞれの進路を見出し芸能活動に含みを残す中で、あくまで「アイドル活動」に拘ったかに見えた嗣永こそが、唯一、明確に【芸能界引退】を宣言したことになる。

「ももちの今後に幸多からんことを祈るばかりです。
芸能活動を控えると、こうまで明言することからすると、おそらくは、2017年の６月以降は、Berryz工房の復活も、Buono! の活動も、期待できないのでしょう。とても残念なことですが、それでも、一度きりの人生です。私たちに、たくさんの幸せを届けてくれた、ももち先輩の、今後の人生に、遠くからエールを送りたいです。」（前出の専属ライター）

思えば、嗣永が現在のように様々な番組で活躍するのも、とあるバラエティ番組で、率先して切り込んでいったことが切っ掛けだった。同様に、アイドルの転身先として、やはり身をもって率先して、芸能以外の道へと切り込んでいくということなのだろう。