2026年の秋ツアーをもって卒業することが告知されていた、つばきファクトリー秋山眞緒の、その卒業の舞台が決まった。

詳細こそ、後日あらためて発表される予定としているが、つばきファクトリーは8月15日、公式のSNSアカウントを介して、2026年秋ツアーのファイナル公演として、秋山眞緒の卒業公演『つばきファクトリー CONCERT 2026 AUTUMN ~Bloomy Groovy Story~ 秋山眞緒 Final「花音 -はなおと-」』を10月26日に日本武道館で開催することをファンに向けて告知した。
秋山眞緒は、自身の卒業については事前に本人が申し出ており、「これから先の自分の未来」を考えるなかで、やってみたいこと、挑戦したいことが明確になったことが決断の理由だと説明している。つばきファクトリーの2026年秋ツアーの日程が出た段階で、ファンは身構えていた次第だが、その卒業のステージは、日本武道館という大きな舞台に決まった。
秋山眞緒について述べるには、敢えて自分からスベりに行くことも含めて、その明るく(?)奔放な人柄を抜きに語ることはできまい。なお、「明るく」の後にクエスチョンマークをつけたのは、一方で、つばきファクトリーの様々な場面で、一番にたくさん涙を見せてくれたのも(同期の小野瑞歩と並んで)秋山だったから。
研修生時代からその優れた身体能力を高く評価され、℃-ute のツアーに帯同。℃-ute 鈴木愛理が、北海道公演会場の楽屋前で、ツアー裏話として北海道の海産がいかに美味しいかをカメラに向かって力説している背後を、飛び跳ねながら通過していく場面もDマガに残されている。2016年につばきファクトリーへ追加メンバーとして加入し、長い間、つばきファクトリーの最年少メンバーとして活動してきた。
ダンスの実力は早くから高く評価されていた一方で、バックステージやイベントでは、奔放で、自らおどけ役を買って出ることも多かった。ダンスの評価とも通底する高い身体能力から、コミカルなリアクションにもキレがあるとされ、そこに大阪出身らしい明るさと、最年少らしい年上メンバーに甘えるような愛嬌が加味されていたのが特徴的だった。
しかし、年月を重ねるなかで、そんな秋山眞緒も、グループにおける役割を少しずつ意図的に変えていった。自分が目立つことだけを考えるのではなく、後輩にスポットライトを譲り、その活躍をサポートする。それは、もちろん多くのメンバーに見られる変化ではあるが、長く最年少だった秋山だからこそ、この変化は大きかった。実際、多くの後輩からも慕われ、一例を挙げるなら、秋山よりも後輩で先に卒業した八木栞は、場面の展開に応じたコミカルな動きを秋山が繰り広げる都度、その背後で、こっそり、コミカルな秋山の振る舞いをなぞって真似して遊んでいたほど。
そんな秋山眞緒が10月に武道館で卒業する。幾人かの後輩は、秋山を送り出すに際して涙を我慢しきれないだろうと見る向きもある。そうした予測を総合すれば、このところカラっと明るく、未来を見据える形で前向きな雰囲気が濃厚であった昨今のハロプロの卒業劇にあって、実に久しぶりに涙がメインの寂しい卒業となるのではないだろうか。
つばきファクトリーとしての最後のステージで、その涙を乗り越えて、秋山眞緒と、秋山を慕う後輩たちが、どんなパフォーマンスを見せてくれるか。改めて、ファンは続報を待つことになる。
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