Juice=Juice、リーダー宮崎由加卒業後の体制発表…の予告が公開!その行方に注目が集まる。

リーダーである宮崎由加の卒業を来週6月17日の月曜に控えている、ハロー!プロジェクトのアイドルグループ Juice=Juice の新体制が発表された。…いや、その発表の予告が配信されたというべきか。

Juice=Juice 新体制の発表は、事前に Juice=Juice のイベントの現場で告知されたとおり、アップフロント公式のWeb配信番組である『ハロ!ステ』にて。2019年6月12日配信の【ハロ!ステ#293】、その冒頭で、宮崎卒業後の新体制について発表された。

発表された内容は、次の3点。

  1. 新リーダーに金澤朋子が就任
  2. 金澤のリーダー就任に伴って、高木紗友希がサブリーダーに就任
  3. ハロプロ研修生から新メンバーが加入

すでにメンバーも公式のブログでこの話題に言及している。

先程更新されましたYouTubeオリジナル番組【ハロ!ステ#293】はもうご覧頂けましたでしょうか?

Juice=Juice Official Blog ♪.Juice=Juice新体制! 金澤朋子

今日のハロステの中で、 由加ちゃん卒業後のJuice=Juiceについて発表がありました。

Juice=Juice Official Blog 新体制発表。 高木紗友希

Juice=Juiceの新体制について
ついに!!!発表!!

Juice=Juice Official Blog 制 宮崎由加

あたしたちの新体制が
発表されました!

Juice=Juice Official Blog むろ… 植村あかり

そして、新メンバーについては予告だけがあって、具体的に誰が参加するのかについては、6月12日のハロステ配信では見送られ、14日の金曜日に、Juice=Juice のYouTubeチャンネルにて配信されるとこと。

加入する新メンバーが誰か、何人加入するのか、一切は不明なまま、ファンは14日を待たねばならぬようだ。上記の内容を告知した後、思わせぶりな予告動画が流れたが、新メンバーと既存メンバーの顔合わせは収録済みのようだし、加入メンバーも1名だけとも、ひょっとしたら2名なのかもと、どちらとも取れるようなものとなっている。

すでにネットでは、”なんで引っ張るんだよ”、”予告の予告って!”、”ハロステで公表すりゃ良いじゃん” といった声以上に、一体誰が加入することになるのか、Juice ファンと研修生ファンを中心に、研修生北海道のメンバーまで含めてリストアップしながら、様々な予測が喧々囂々と渦巻いている。

明らかなことは、モーニング娘。の新メンバーもYouTube公式チャンネルでお披露目されることになったように、どうやら、これまでMVの公開といった用途以外に、今ひとつ存在意義が曖昧だった各グループのYouTube公式チャンネルが今後様々な告知やイベントに活用されるようになりそうだということだ。

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ハロー!プロジェクトは、20年の節目を越えて21年目の歩みを始めているが、女性アイドルユニットとして、かくも長い歴史を誇っている秘密は、そのフラッグ・シップたるモーニング娘。が、メンバーの卒業と加入を繰り返して、メンバーを入れ替え新陳代謝を続けグループとしてのイメージを刷新しながら、そのコアのアイデンティティを揺るぎなく継承してゆく特異なシステムにある。

その個性と魅力で、一部にモーニング娘。以上に熱心なファンを獲得していた Berryz工房と
℃-ute は、まさにその熱心なファンを獲得した理由でもある、それぞれのユニットの独特な個性を大切にするあまり、モーニング娘。のようなメンバーの新陳代謝制を採用できず、それぞれ無期限活動停止や解散という形で活動の区切りを迎えることになった(一部のメンバーは個人活動を精力的に続けていることを付記)。

スマイレージから改名したアンジュルムも、そして今般、新体制の告知の予告を配信した Juice=Juice も、モーニング娘。に倣って、次の20年に繋がる継続の形を、メンバーの入れ替えによる新陳代謝という仕組みに求めようとしているように見える。しかし、アンジュルムの場合、新メンバーを柔軟に受け入れてきた実績こそ、ひょっとしたらハロプロ最多である一方、リーダー和田彩花の卒業をもって、ついにグループ結成時からのメンバーが、初めて全員いなくなることになる。Juice=Juice の場合も、結成時からのメンバーが卒業するという事例は、宮崎の場合が初めてとなる。はたして、他のグループにおいても、モーニング娘。のような継承の形が機能するのかどうか、この2019年の6月に明らかになるアンジュルムと Juice=Juice の新体制に寄せられる注目と期待は、どうやら単なる新体制というだけのものではないようだ。

(文=椿道茂高)

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