元アンジュルム竹内朱莉、M-line club 加入。さらに書道展開催を告知した意味とは?

M-line music チャンネルが、ちょうど100回めの配信を迎えた2023年7月14日の金曜日、元アンジュルムの竹内朱莉が M-line club に加入することが告知された。

卒業のタイミングで竹内はすぐに J.PROOM のサイトにも登場しており、先だって告知された9月の25周年コンサートのOGゲストとしても名を連ねていたことから、竹内の M-line 移籍は多くのファンにとっても時期だけが問題とされる既定路線だっただろう。

実際、M-line club のサイトの所属メンバーリストにも、早々に竹内の参加が確認できる。それは、横浜アリーナで見せてくれた(丸く)凛々しくも美しい近影だ。

これだけならば、多くのファンも “既定路線” として見ていたように、大きなニュースというわけではなかっただろう。しかるに、M-line 移籍の知らせと時を同じくして、書道の個展が開催されることが併せて公表された。

これは、未だ詳細な日程なども公開されず、あくまで SNS 上で竹内本人から語られたのみ(2023.7.14)だが、それでもやはり特筆されるべきかと思う。というのも、従来、何らかの企画が準備されていた場合でも、それなりの詳細が詰められてからでなければ(ファンが当然のように予測して有給申請などの都合から “はやく告知してくれ!” と悲鳴を上げていようとも)、なかなか前倒しの告知といったことをしないことでアップフロントは有名でもあったからだ。

冒頭で述べた通り、この告知の日は、M-line music チャンネルが、ちょうど100回めの配信を向かえ、レギュラーメンバー(夏焼雅宮本佳林小片リサ田﨑あさひ長谷川萌美)による座談会なども放送されていたが、”レギュラーメンバー” と述べたように、MSMW といった M-line Special のステージには、公演ごとに登壇メンバーを変えて、都度、変化のあるライブを見せるとはいっても、多くの M-line 所属メンバーが満遍なく登壇できるわけでもなく、卒業メンバーの受け皿としての M-line も(多くのOGが相変わらず活躍してくれてファンには嬉しい一方で)微妙に飽和しつつある中で、この竹内の個展開催の知らせは、早々にオリジナルな展開を見せてくれているだけでなく、それを早い段階で告知しているという点で注目すべきかと思う。

竹内のTwitterによれば、大阪での開催も期待できそうで、いよいよ書道家竹内朱莉の全国行脚も期待できそうだ。

アンジュルムの現在の個性と雰囲気を形作った偉大なるリーダー竹内朱莉が、M-line に移籍し、オリジナルな活動も、順調に企画を進めている。

(文=椿道茂高)

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