いつのまにか世代は巡っていたことに想いを馳せる M-line Special 12月のめぐろ公演

はじめに　佳林ちゃん大活躍

宮本佳林ちゃんさん大活躍でした。
ゲストで登場してきた稲場愛香さん、この日の MSMW のメンバーである小関舞ちゃんとは当然カントリー・ガールズで同僚であり、佳林ちゃんとも Juice=Juice で、いわば同じ釜の飯を食った仲ってことですが、小片リサさんとは… ってところで、上手に間を取り持って佳林ちゃん大活躍です。

ライブの後半でも、もう一人のゲスト、佐藤優樹さんとのトークで、相変わらず脈絡をつかみ難い佐藤まーちゃんトークに、しっかり追従するだけでなく、逸脱しがちな話題の焦点を引き戻したり。

そしてライブの終わりのご挨拶直前、５人のメンバーが整列しているところから、佳林ちゃん、急に奥に駆け込みます。佳林ちゃんの抜けたスペースを指して小片さんが「あれえ？」とか言ってることも含め、何かトラブルかと一瞬緊張するパーシモンホールだったんですが、しかし、すぐに（なにやら大きな荷物を抱えて）戻ってきた佳林ちゃんはトナカイの被り物を頭に乗っけています。そう、この日の M-line ライブは12月24日のクリスマスイブってことで、みんなにクリスマスの仮装を強要していたのでした、佳林ちゃん。結果、小関舞ちゃん、稲場さん、佐藤まーちゃんはサンタ帽をかぶり、小片さんは大きめのグリーンのツリーを頭に乗っけます。もちろん、全員可愛いのは言うまでもなく。

そんな具合に、久しぶりのステージとなった稲場愛香さんの対応に、飛び跳ねる佐藤まーちゃんの応接に、ライブ終わりのクリスマス仮装に…　今般、宮本佳林ちゃんさん大活躍でした。おつかれさま！

もうひとつ巡っていた世代

そんな宮本佳林ちゃんさんの大活躍、それは稲場さんや佐藤まーちゃんをゲストに迎えたからでもあったんですけど、そう思ってステージを眺めてみれば、そこには、もうステージを仕切ってくれるお姉さんメンバーはいないことにも気づきます。

そして後述するようにセトリには、この日の M-line ステージのメンバーにとって身近な カントリー・ガールズだったり Juice=Juice の楽曲が中心的な柱として組み込まれています。

もちろん、ハロプロの楽曲を遺産としてカバーするという色彩も強い M-line ですから、往年の懐かしみが強めな楽曲も、当然セトリに組み込まれている次第ですが、そんな『白いTOKYO』だったり、『恋のテレフォンGOAL』だったり、『恋ING』だったり、『ロマンティック 浮かれモード』だったりといった楽曲たちと “並んで“、『書いては消しての “I Love You”』や、『微炭酸』や、『恋はマグネット』や、『傘をさす先輩』や、『禁断少女』が奏でられると、思わぬところで世代が一巡していたことを教えられませんか。

これら、何と言うか、”ついこないだ新曲としてハロコンで披露された” ような印象であった楽曲が、すでに “懐かしい”、”あの頃” の楽曲として、現役を卒業しているメンバーによって、M-line のステージで披露される… そんな時代になってしまっているってことですね。あくまで個人的に、わたくしは、2014年の道重さんの卒業を画期として、以降のベリキューの活動停止と解散をもって、どこかひとつの時代が終わったというか、ひとつ世代が入れ替わったように思っていたんですけど、宮本佳林ちゃんにせよ、小片リサさんにせよ、小関舞ちゃんにせよ、稲場愛香さんにせよ、佐藤優樹さんにせよ、それらベリキュー以降の世代が、すでに、現役を引いた世代であり、彼女たちが新曲としてもらっていた楽曲も順次、遺産のラインナップに連なっている…　すでにベリキューから、もう一巡、世代は巡っていたんですね。

… この感慨をどう形容して良いものか迷いますが、なんか “ハロプロって凄えや” って思います。

M-line Special ～My Wish～ 12月＠めぐろパーシモンホール

はい、というわけで、M-line club 所属のメンバーたちによる（もう「メンバー」じゃなくて「所属のアーティスト」って言わなきゃダメかな？）スペシャルなライブも、ついに2022年ラスト。

2022年12月24日、めぐろパーシモンホールにて開催されたステージのうち、”開場14:00／開演14:45″ となる昼公演の模様を以下（だってさ、昼公演終わったところで仕事の電話が来ちゃってさ！｜怒怒怒）順次お伝えしたいと思いますが、まずはセトリと概要を（↓）

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実際、これでお知らせの任務は完了って感じもしますが、以降はあくまで個人的なところですけども、ライブの進行に応じて以下、ページを切り替えて。