ひなフェス 2024 モーニング娘。’24 プレミアム [承前]
そう、前のページに記したように、どんなところに注目していたか、ある程度、最初っから決め打ちしていた報告者だった次第ですが、そんな目論見が現実によって打ち壊されてしまったことも、述べた通り。
言うまでもなく、これまで投稿して公開いただいた全ての記事と同様、すべての場面、全部のシーン、あらゆるメンバーが、「どれ」と挙げられないくらいに、全部が全部、すべてがすべて、素晴らしかったことは、そりゃもう、言うまでもないので、改めて言いっ子なしってことで。
以下、あくまで個人的に報告者にとって印象深かった点を列挙形式で。
- 加入12年以上を経て、まだこれから花開くか|生田衣梨奈
モーニングの生田さん、めっちゃ可愛らしくありませんか!
髪を暗めにしたせいなのか、リーダーを譜久村さんから引き継いだせいなのか、ここへ来て、なんだか急に愛らしくなっていませんか?私の色眼鏡なのかなあ…
いえね、このところのDVDマガジンなどでも(MORNING MUSUME。’24 DVD MAGAZINE Vol.148 CM)、なんかね、山﨑愛生ちゃんが、やたら生田さんに懐いてるので、もしかしてもしかしたら、生田さん、こちらが(12年間)思っていた以上に可愛らしい人だったのかな、って。実際、この ひなフェス のステージでも、なんだかとても可愛かったのでした。
- モーニング娘。になるために産まれてきた?|櫻井梨央
「モーニング娘。になるために産まれてきた」と、誇らしく宣言したのは、先にも私が崇拝していると述べた道重さゆみ先輩ですが。
しかし、16期の櫻井さん、ほんまに、モーニングになるために産まれてきたとしか思えぬほど、目立つこと、目立つこと!
いや、歌唱だったり、歌割だったり、ダンスだったり、場位置だったり、順繰りに目立つメンバーは、常に差配されていますけれど、そうしたパフォーマンスの巡り合わせの、フォーメーションのやり繰りの結果として、個々の場面で目立つっていうのではなくて、もう、ず~~~っと、最初っから最後まで、その大きい表情の動きから細かい肢体の動きまで、目立つこと!
上に生田さんの項でリンクした DVDマガジン なんかでも、やたら目立つ櫻井さんですけど、ステージの上でも目立つことったら!
おそらく10年後、現在の(たとえば)愛ちゃんだったり道重さんだったりと同じレベルのレジェンドとなっているのではないかと。
- ずいぶんメンバーも入れ替わったはずなのに
3曲目の『Help me!! (updated)』なんですけどね。
この楽曲がリリースされた当時から比べて、もうずいぶんモーニング娘。のメンバーも入れ替わったはずなのに、しかし、揺ぎ無く鉄板曲であり続けているということの、そのためのメンバーの研鑽の積み重ねを思います。
ラスト近くのフォーメーション、センターに小田さくらさんを配して、その左右に野中美希さんと北川莉央さんが陣取ってるパート、鳥肌ものです。
- 円熟味を増している小田さくらと野中美希
『Help me!!』について小田ちゃんに触れてしまったので。
これまでのライブや、ひなフェスでも後半の衣装では、レッグウオーマー風の衣装で膝から下のシルエットが20世紀最後の10年間の女子高生みたいな感じだった小田ちゃんですが、この『ひなフェス』の前半部分の衣装では、ミニスカートに、すらっと生足風の出で立ち。そんな出で立ちで、MC でトチって「ごめんね♪」とか言ってます。小田ちゃん、いつのまに、こんな可愛くなったかと(ずっと可愛かったですけどね)
円熟味を増したと言うなら、上でも言及したDVDマガジン(MORNING MUSUME。’24 DVD MAGAZINE Vol.148 CM)で、自ら「もともと変なオバちゃん風だったけど、年齢が追い付いてきて、いよいよ正真正銘のオバちゃんになった」と自虐していた野中さん、あちこちの楽曲で、実に円熟味のあるパフォーマンスで、譜久村さん卒業後に、モーニングのパフォーマンスを底から大きく支えています。
- それぞれの方向でファンの “萌” を喚起する|北川莉央と山﨑愛生
後半の34曲め『ロマンスに目覚める妄想女子の歌』で、北川さんの頭を嬉しそうにポンポンしてる愛生ちゃん、という場面がありまして。
北川さん、もう批判覚悟で正直に申しまして、私が敬愛する道重さゆみさんに、ソロとなってからも愛し続けている小片リサさんに、どこか似ていたもんですからね、だから敢えて(双方に失礼だと思うから)眼を反らしていたところがありました。でもね、パフォーマンスにも自信が出てきたからか、ほんとに、このところ可愛いし美しいよね、北川さん!
そして、もう、どんな楽曲でも、最初っから最後まで嬉しそうにニッコニコしてるのが愛生ちゃん、ほんとに可愛いよね!
- やはり鉄板では石田さん
モーニングプレミアムってことで、後半戦では、このところ(数年… ってレベルで)お馴染みになった楽曲が連続します。
35曲目から『I surrender 愛されど愛』~『浪漫 〜MY DEAR BOY〜』~『みかん』ってあたり、字面だけ、文字だけのネットのレポだと、「またかよ」的な印象もあろうかと思うんですけど、やっぱり、この辺りは手堅いですよね。確実に盛り上がります。
んで、そうした手堅いお馴染みの楽曲のキモとなるパートには、しっかり石田亜佑美さんが前に出るってことで。順当です♪
- さすがに幼いが、だからこそ!
『天まで登れ!』といった研修生楽曲を見ていて、さすがに幼いし、さすがに熟練度もバラけてるなとは思いましたけども。
でも、上に述べたように、SIOOM(佐藤優樹、稲場愛香、小関舞、小片リサ、宮本佳林)が OGユニットとして登場する2024年にあって、わたくし、佐藤まーちゃんと佳林ちゃんを除く3名には、2015年の段階で NEW FES イベントのお見送りにて握手してもらってたりするんですよ(カントリー、こぶし、つばき の合同イベントだった)。そのことを思えば、なんだか幼い研修生たちが、この先の何年かで、どんな風に化けるか、楽しみですよね。
- まだまだフレッシュ OCHA NORMA
『運命 CHACHACHACHA〜N』と『Good Luckの胸騒ぎ』を聴き比べて、ずいぶんと多彩な楽曲を自在にパフォーマンスするようになったなあとも思いましたし、石栗奏美さんのパフォーマンスが圧巻で、細かい表情(パフォーマンス中のウインクなど)も、すっかりプロの熟練度だと思うところですが、あんなに小さかったのに、こんなに美人さんになって… と驚いていた北原ももちゃん、なんか急に幼く、あどけなくなってませんか!
- SeasoningS の3人に魅せられる BEYOOOOONDS
平井美葉さん、これまで何度か、オーディション前の年齢相応なギャル風味を、メンバーになった途端に封印して幼く変身した… 的なことを述べてきましたが、最近は、幼く愛らしい雰囲気に、違和感なく元来の(?)ギャル風味を融合させて、何段階かルックス的にレベルアップしておりませんか!
ルックス的に飛び抜けつつあるのは、SeasoningS の3人ともですけども、これまで楽曲パフォーマンスに加えてキーボード演奏も担当して労働量が大きいと小林萌花さんを評していましたが、『求めよ…運命の旅人算』の例題どおりに、幕張メッセの会場をぐるぐるさせられた平井さんと江口紗耶さんは、おつかれさまでした。
- BEYOOOOONDS の完成度を惜しむ場面も
BEYOOOOONDS については、辛い知らせもありました。
でもね、モーニングプレミアムってことで、各グループがモーニング娘。の楽曲をカバーするパートがあった次第ですけども、BEYOOOOONDS は『ザ☆ピ〜ス!』をカバーしてくれます。
モーニングの、ハロプロの盛り上がる楽曲をカラオケで披露しようとして、とんでもないことになってしまった経験をお持ちの方は多いのではないかと思うところですが、この辺りの(とりわけ初期の)楽曲って、その盛り上がりを意図通りに再現するのって、かなり難しいんですよね。だから、この楽曲を、しっかり遺漏なくコピーできている BEYOOOOONDS の習熟度たるや、って思うのです。
- アンジュルムの攻撃力?
モーニング楽曲カバーのセクション、アンジュルムは『愛の軍団』をセレクトしていて、さすがに “軍団” です。 なんかね「♪ぅあいの、ぅあいのぐんだん!」どころか、「♪わいの、わいのぐんだん」って歌ってるようで、もう、この楽曲は、アンジュルムに譲っても好いのではないかと思うほど。
一方、オリジナルの『RED LINE』では、あんなに線が細くて大丈夫かとも思った橋迫鈴ちゃんの顔立ちが、なんだか精悍で、驚きます。
下井谷幸穂さんもパフォーマンスが激しくて眼を惹かれまして、なんだか佐々木さんが卒業してもアンジュルムは大丈夫なんじゃないかと思ったり思わなかったり。
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久しぶりに、ずいぶん長くなってしまったので、もう一度ページを切り替えて。
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