Juice=Juice Concert Tour 2024 1=LINE 植村あかり卒業スペシャル〔承前2〕
ここからは植村リーダーの宣言に従ってメドレーが続きます。
(まだ川嶋さんいないみたいだけど、ステージに夢中になっていたので、ちょっと自信ないです、ごめんなさい)
Juice=Juice メドレー
↓↓↓Juice=Juice メドレー↓↓↓ 12・『天まで登れ!』 13・『五月雨美女がさ乱れる』 14・『伊達じゃないよ うちの人生は』 15・『CHOICE & CHANCE』 16・『大人の事情』(NEXT YOU) 17・『チクタク 私の旬』 18・『アレコレしたい』 ↑↑↑Juice=Juice メドレー↑↑↑ |
あれほど報告者が言葉を選ばねばならない雰囲気を醸していた同じメンバーが、どうして『天まで登れ!』みたいな曲をコケティッシュに披露出来るのか心から不思議に思いつつ、『五月雨美女がさ乱れる』に切り替わって、また雰囲気が(同じメドレーの中なのに)大きく変わったことに、もういっちょ驚かされます。
メンバーが2人ずつ組みになって手のひらで押し合いをしているので、ようやく川嶋さんが居ないってわかった『伊達じゃないよ うちの人生は』ですが、工藤タコちゃんの斉唱に引き付けられますね。続けて井上さんのボイパを経て『CHOICE & CHANCE』へ。やっぱり工藤さんが〆のフレーズを。タコちゃん、すげえな。
NEXT YOU のナンバーからも『大人の事情』が。この曲だけじゃなく、メドレーじゃなくてフルで聴きたかったよ、おじさんは。『大人の事情』中にセンターステージから正面ステージに移動して、植村さん以外のメンバーが寝っ転がって、目覚まし時計のエフェクトと共に、植村さんがメンバーたちを起こしてまわる演出の『チクタク 私の旬』、移動して再度センターステージでは有澤さんがヴァイオリンを披露してくれます。
懐かしい楽曲を重ねられて、すでに気持ち的にも盛り上がっていたところで『アレコレしたい』が流れて来て、自分でもわからないんですけど、ちょっと泣きそうになります。楽曲とパフォーマンスに、過ごしてきた時間が重ねられるなんて、ハロプロならではと思いたいところ。
そんでメドレーの途中から川嶋美楓ちゃんが、ちゃんと参加していて、一時ステージに居なかったのは私の錯覚なのかな?と。
実は あどけない んですよ私|石山咲良
うっかりすると銀座のお店にお勤めなのでは?とか思ってしまうくらい、現在の Juice の妖艶さを担う、怪しいお姉さんって感じの石山さんですけど、でも、汗でスッキリした表情を見せてくれると、案外と “あどけなくて” 可愛いですよね。
後述するラストのご挨拶でも、あたかも つばきファクトリーの谷本安美さんか、アンジュルムの佐々木莉佳子さんのように、内心の情動を表に出すまいと表情を固めて、周囲のメンバーから「怒ってる?」とか言われる始末。
石山さん、なんだか(ルックスが大人で妖艶な分だけ)可愛いですね。
その意味でも、どこか植村さんに似てるかも。
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インターバル的に客席煽りで石山さん「サイド席、さぼってませんか?」と。
引き続き石山さんが “やりたいこと” として、特別バージョンの Juice 円陣を(客席のみなさんも参加して)「We are Juice=Juice Family!!」と。
このことを客席に説明して「わかりましたかあ?」って石山さん、幼稚園の先生みたいでした。はっはっは。
19・ナイモノラブ
石山先生の曲フリから入りますが、衣装チェンジ前の妖艶さが(入江さんの笑顔にも関わらず)急によみがえります。やっぱりミニスカートの衣装での、あの足技は微妙なところです。ええ、こっちの見る目が悪いのは言うまでもないんですが。
楽曲中盤で、フォーメーションの中心に段原さんと入江さんが並ぶところがあって、段原さんと比べて入江さんがちっちゃくて、知ってたけど驚きますね。そして、しつこく繰り返しますけど、ミニスカートの衣装での、あの足技はとても困るので難しいところですね。
一枚一枚、縛っているものを解いて|有澤一華
簡単に後述もしますけど、終わりのご挨拶では、いろいろと言いたいことが渋滞してしまって、ちゃんと伝えられなかった有澤さんです(言いたいことが一杯あるんだなってことは伝わった)。その様子を見ていて思うのは、ヲタが、お話し会など個別系のイベントで推しの前で、伝えたいことを伝えられずにアワアワする様子に似てるということ。事実、メンバーとなる前は、ハロプロのファンであったと公言する有澤さんです。
でも、そうした元ファンであったことによる自意識の縛りも、少しずつ解けて来ているようです。だって、ご挨拶では言いたいことが渋滞しちゃうけれど、パフォーマンスでは、ずいぶん軽やかに楽しげに、ちゃんと “メンバーとして” 自信をもって振舞うようになって居ますよね。きっと、これからの有澤さんは、去り行く先輩にも、超感動的なスピーチを送ることになるんじゃないかと。
20・プライド・ブライド
段原さんの斉唱から江端さんが(しかしショートな髪形、ほんとにお似合いです)つなぐオープニングだけで鳥肌です。名曲ですね。ベースの響きがどこか℃-ute のデビュー曲を彷彿させるところもあって、楽曲単体でもちゃんと歴史が刻まれているのだなと思ったり。
21・Fiesta! Fiesta!
いや楽曲単体でもそうなんだけど、『プライド・ブライド』からの流れが、ちょっと凄まじかった。
Juice=Juice 必殺の鉄板です。叫んでいるかのような段原さんの斉唱も凄まじいですけれど、なにより、川嶋さんを始め石山さん遠藤さん江端ちゃん入江さん有澤さんら、ずっと若いメンバーが物怖じすることなく堂々とこの鉄板曲を勢いよくパフォーマンスしている姿に胸が熱くなります。
いえね、Juice=Juice のレポで言うべきことではないと承知の上で、たとえば、つばきの『今夜だけ』なんかをリトキャメたちが堂々と、そして実に見事にパフォーマンスしているのを見ていると、楽曲の鉄板具合を超えて、なんだか胸が熱くなってくる次第ですが、Juice の『Fiesta』も、鉄板であるからこそ、若いメンバーのパフォーマンスに眼頭大ピンチってところです。
松永さんから段原さんへとつなぐソロダンスパートも見応えがありますが、ところどころで斉唱する江端さんに眼をもっていかれますね。
わたしのステージスキルも結晶中|工藤由愛
パフォーマンス中、伏し目がちな表情を見せるようになりましたタコちゃん。
元々、北海道の稲場先輩の薫陶よろしく(→ 参考)そのダンスパフォーマンスには定評があったところですが、しかし、良くしたもので、どこのチームにも、突出した技量を示すメンバーがいると、そのメンバーが悪目立ちしないように、そのメンバーに追従するスキルの冴えを見せるメンバーが出てくるもので、これはむしろアップフロントの育成の勝利ってところかも知れませんが、工藤タコちゃん、段原さんに追従しています。
しかも、一時期の硬さがなくなって、笑顔を見せるところでは、ほんとうに嬉しそうで… 工藤タコちゃん、可愛いですよね。
22・「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?
たった今、若いメンバーのパフォーマンスに胸を熱くすると述べたばかりで恐縮ですが、植村さん、段原さん、井上さんの歌唱の連なりに、うっかり感動しております。素晴らしい。と、そう述べた途端に、そこへ江端さん、入江さんが入って来ると、もう、その素晴らしさを、どう表現して良いかわかりませんね。
ただ、やっぱりミニスカートの衣装で、あの大きな前蹴りのダンスは、やや厳しいものがあります。いや、右足を、一回も着地させずに、何度も蹴り出して、そのまま体全体を回転させるあたりは、ダンスの技量だけでなく、それを可能にする筋力に驚嘆すべきところですけど、やっぱりミニスカートは…
本当は情愛が深いのです|松永里愛
川嶋さんがお休みしてる間も、ブログを含め、ファンに見えないところでも、ずっと川嶋さんにカマっていたいた松永さん、情が深い姐御って感じですよね。
この日の武道館でも、終わりのご挨拶近辺で、川嶋さんを子犬のように持ち上げたりしていて、良い先輩をやってくれています。松永さん、微妙に素直じゃないところも散見されます(バックステージ映像に写らないよう逃げる例が多いです)が、懐が深いですよね。
子犬のようにと言いましたが、今般、卒業する植村さんは(大型犬とも評されますけど)Juice 発足当初、一緒にナルチカライブを回ってくれた Berryz のお姉さまたちに、それこそ子犬のようにまとわりついて、清水キャプテンを持ち上げたり(参考 → Berryz工房&Juice=Juice DVD MAGAZINE Vol.2 CM)、25周年記念ライブのバックステージでは夏焼先輩におぶさっていたりします(参考 → 記念ライブレポ)。
だから。
だから、この川嶋さんを可愛がる松永さんの様子もまた正しくグループの伝統を継いでいると言えるのではないかと。
23・GIRLS BE AMBITIOUS
それぞれの自己紹介フレーズは、自分たちのアンケート結果から創ってると伝えられますが、こういう曲は、ほんとにグループの財産ですね。「黙ってれば美人」っていう石山さんパートは、毎度、どうしても笑っちゃいますが。
楽しいです、Juice=Juice のステージ♪
24・Magic of Love
太陽とシスコムーンの楽曲カバーでありながら、いまや、すっかり Juice 超鉄板の楽曲です。もちろん太シスの姐さんたちも、元々の楽曲の力もあるのは言うまでもないとして、「♪なんかい笑ったろう?」というあたりなど、Juice=Juice が繰り返しパフォーマンスしてくれたことによって楽曲に付与された色合いが、感動を増しますよね。
中盤、センターへ向けて、段原さんと井上さんが植村さんを奪い合っているようなところ、正面のウイングへのつながり部分で、入江さんが川嶋さんの顔をつかんで遊んでいるところ(川嶋さんもピースしたりしてる)、幸せすぎて泣きそうですよね。
そんなところへもってきて「♪ど~こにいるの」からの「ここだよ りさち!」は、Juice=Juice Family じゃなくとも胸に響きます。確信。
メンバーみんなの愛玩犬として|川嶋美楓
上にも触れたとおり、ずっと川嶋さんのことを気にしてくれる松永先輩や、Magic of Love 歌唱中に、ちょっかいかけてくる入江先輩など、川嶋さん、みんなに愛されています。
繰り返し、上にも松永さんについて触れたように、「実は情愛が深い」というところが正しくグループの伝統に則っていると述べましたが、誰あろう、今般卒業する植村あかりさんこそは、結成当初、一番の末っ子として、みんなに可愛がられていたんですよ。
だから。
だから、こうして先輩たちから可愛がられる川嶋さんが、きっと明日の Juice を継いでくれることこそが、ハロプロの正しい伝統の一環であると言いたいところです。
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この『Magic of Love』でライブ本編は終了。
アンコールの衣装チェンジへ向けてメンバーはいったんステージから引っ込むところですが、『Magic of Love』のラストで、メンバーみんなセンターステージへ集まって、逃げる植村リーダーを追いかけて、植村さんを捕まえるかのようにかたまってワチャついていまして(センターステージだから、バックステージへのハケ口から距離があるわけで)、楽曲終わりに、みなさん慌てて駆け足で引っ込みます。
はけるよーー!!
とか言いながら。
「それでは最後の曲です」「え~~~!?」ってお約束も、やってるヒマがないくらいで。
まことに、どこまでも自由で、そして楽しい Juice のステージですが、アンコール以降の様子については、再度ページを切り替えて。
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