ハロコンならではのコントラストも超豊富!Hello!Project 2019 WINTER ~YOU & I~ ~NEW AGE~

新人さんお披露目他、今般の概要など

さて、そんな冬ハロー『Hello! Project 20th Anniversary!! Hello!Project 2019 WINTER ~YOU & I~/~NEW AGE~』ですが、開演前には、中野サンプラザの中央階段を上ったロビーで、PINK CRES. から二瓶有加さん、小林ひかるさんが、2月のライブを告知するチラシを自ら配布していたり。その場で何かしら声をかけるファンと、一言二言会話しちゃったりしていて、こういう辺りも、ハロコンの祝祭感を増幅しているようです。

若干余談ながら、ファンと会話しちゃってる二瓶さん、小林さんなんですけど、(チラシ配布してる2月のライブに)「行くよ~~!」「うれしー!待ってまぁ~す」って定型句の応報だけじゃないことに驚いたとご報告。なんだか PINK CRES.ファンの皆様、ずいぶん激しく “認知” されておられるご様子。(← わたくし、ロビーでしばし観察していたのでした)

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ライブのオープニングアクトは、カレッジ・コスモス言葉の水を濾過したい』で、こちらも、うっかり見ているだけで、目を惹かれるメンバーを発見してしまったりして、たいへん困りますよね。それこそ、2018年10月の熊谷でのパフォーマンスから、素人目にも進歩が明瞭だったりして。

また、今般のハロコンは、新人さんが多数お披露目されていることでも特徴的。 BEYOOOOONDS 新メンバーである平井美葉さん、小林萌花さん、里吉うたのさんの3名に、アンジュルム新メンバー太田遥香さん、伊勢鈴蘭さんの2名、総計5名がこのハロコンでお披露目されます。ライブ中のMCで、しっかり新人5名を紹介するパートも準備されていて、いろんなテーマでのトークが試みられ、新人さんのユニークなところを引き出そうとしています。

後述するように、ライブ本編で BEYOOOOONDS は新曲をお披露目するんですけど、そこに通常のダンスで普通に参加するだけじゃなく、ピアノ独奏でスポットが当っている小林さん、とても新人さんとは思えぬ大活躍です。さらに、この新曲には、そのピアノ独奏についてメタに言及する歌詞まであったりして、なんだか BEYOOOOONDS は、このところ、押し出しのペースも加速しているようです。(後述)

個人的には、事前にいろんな経路で公開されていた新人さんの様子から得ていた印象が大きく刷新されたのがアンジュルムの伊勢鈴蘭さんで、今後、ステージに登ることに慣れていくほどに大きく変貌するのではないでしょうか。期待大ってところです。また5日夜公演では、”仲良くなりたい先輩” というテーマで、里吉うたのさんが、こともあろうに “愛犬つながり” で、つばきファクトリーの浅倉樹々ちゃんと仲良くなりたいなどと言い出しており、 しっかり当人にも拾われている模様(浅倉樹々ブログ「犬好きやから!浅倉樹々」)。はたして里吉うたのさんは地雷を踏んだのか、これまた今後の大注目ってことで。

メドレーとグループ相乗りでのバックダンスと

今般のライブの特徴は(すでに述べたように、セトリはネタバレ回避のため最後のページにこっそり記載)、過去の楽曲を現役メンバーがパフォーマンスする、いわゆる “ハロプロ遺産” のコーナーと、それぞれのグループのパフォーマンスに、バックダンスで別グループが華を添える趣向(「YOU & I 」公演後半)。

ハロプロ遺産は、メドレーの形で、メンバーシャッフルで数名ずつが過去の偉大な名曲を担当します。この企画そのものは、このところのハロコンで必ず踏襲されるものともなっています。それだけでも素晴らしい上に、ハロプロへ思い入れがあるファンにとっては、イントロだけでいろいろと厳しいパートなんですけども、いくつか今般における新しい趣向が加味されていて。

第一に、ハロプロ遺産をパフォーマンスしたシャッフルメンバーが、自ら披露した楽曲のアウトロから次の曲のイントロにかけて、カメラ目線で(スクリーンに抜かれて)昭和の歌謡番組風に次の曲フリをアナウンスするところ。この個々の口上がまた楽しくて。

そして第二に、ハロプロ遺産と言いつつ(そして確かに非常に懐かしい楽曲が含まれている一方)、2013年とか2015年くらいの最近の楽曲も、この “懐古風味のシャッフルユニットによるパフォーマンス” パートに組み込まれているところ(最終ページセトリ参照)。これによって、さほど懐かしいというわけでもない程度の(時間的)距離の楽曲たちについても、改めて懐古して、従って改めて(別メンバーによってパフォーマンスされることによって)その魅力を再発見することに繋がっています。素晴らしい企画だったかと。

そして「YOU & I 」公演後半での、各グループのバックに別のグループが参加する趣向について。これは過去のハロコンでの、楽曲と担当グループの組み合わせをシャッフルさせてくる従来の企画と違って、楽曲をパフォーマンスするメインは、あくまでその楽曲をオリジナルの持ち歌としているグループ。そこに、別のグループがバックダンサーとして(というにはかなり強めに)参加するという趣向で、結果として、それぞれのグループについて、メインとして前に出てパフォーマンスしているときと、サブとして一歩引いてメインを押し出してパフォーマンスしているときを見比べることができるというものになっています。

さらには後述するように、そういった趣向が、とりわけ こぶしファクトリーの特徴的なパフォーマンスの技量を際立たせることにも繋がっていて、いや、実に見応えのある企画でした。

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