はじめに
ダンス部のパフォーマンスについては、下手にアングルやフォーカスを工夫しないで、もう「そのまんま」を見せてくれよ!としか思えない日々を過ごしている投稿者です。こんにちは。みなさまお元気ですか。
そんなダンス部のパフォーマンスも眩しい2016年の冬ハローのブルーレイ映像作品が、先般、発売されました。
夏冬のハロコンだったり、ひなフェスだったり、ハロプロ全ユニット総出演でお送りするお祭りライブは、その祝祭感と高揚感が凄まじいと主張している投稿者ですが、その説得力を補強しようと、お久しぶりに、全曲レビューを試みる次第。
Hello! Project 2016 WINTER~DANCING!SINGING!EXCITING!~ (Blu-ray)
価格: ¥ 6,425
出版社/メーカー: UP-FRONT WORKS(Hachama)(PC)(D)
発売日: 2016/04/27
Hello! Project 2016 Winter DANCING! SINGING! EXCITING!
投稿者は2016年の冬ハローには、1月4日まで参加して、感想をコラムにして投稿させてもらったりしておりますが(参考記事:惜別を経て刻まれる魂)、こうして映像作品も発売されたことですので、今更ネタバレも恐れる必要はなくなったぞ、と。
諸々、従来のハロコンとは異なった試みが取り入れられた2016年の冬ハロー。
従来、2パターンで開催されていたハロコンを1パターンのみにしたり。1公演あたりの時間を、従来の2時間弱から、2時間30分越えに拡大したり。そのかわり、日曜には3回まわしの厳しい日程が組まれていたところ、日曜も2回公演というスケジュールになったり。一般席にSS席というカテゴリーが導入されてみたり。
様々に試みられた中でも、やはり何よりも印象深かったのは、メンバーシャッフルのコーナーにおいて、往年の「楽曲遺産」を積極的に取り上げているところ。
そうした過去の楽曲を、今現在のメンバーたちは、どのように継いでいくのか。そこいらへんに注目しながら、お久しぶりの全曲レビューの試みです。
ハロプロ楽曲遺産の試み
まずはセトリ一式を掲載します(それぞれ曲名のリンクをクリックしたら当記事内の該当個所に飛びます)。
過去の楽曲を現在のメンバーが歌ったり別ユニットの楽曲をカバーするパートだったりと、それらの趣向は恒例ともなっていますが、ブルーレイ盤のみのボーナストラックにおけるシャッフル曲なんかは、かつての、いわゆる「往年の名曲」には必ずしもカウントされて来なかったような楽曲が、ファンが望んで選んできたような過去の名曲リストからは漏れがちでもあったような遺産が、相当にピックアップされています。(このあたりの評価は投稿者の記憶やイメージに左右されているので、異論がある方には申し訳ない)
ディスク1のラインナップは、2016年1月10日の夜公演の模様を収録。
「MC2」以降の『デコボコセブンティーン』からは、メンバーシャッフルで、上述の懐かしいけどご無沙汰だった楽曲が。「MC3」以降の『cha cha SING』からは、別ユニットの楽曲を、いわば胸を借りて歌うパートになります。
ディスク:1
1. OPENING
2. 負けるな わっしょい! (全員)
3. MC1
4. メンバー紹介VTR
5. 白いTOKYO (研修生選抜)
6. Next is you! (NEXT YOU)
7. 気高く咲き誇れ! (つばきファクトリー)
8. ドスコイ!ケンキョにダイタン (こぶしファクトリー)
9. ブギウギLOVE (カントリー・ガールズ)
10.出すぎた杭は打たれない (アンジュルム)
11.冷たい風と片思い (モーニング娘。’16)
12.ありがとう~無限のエール~ (℃-ute)
13.LALALA 幸せの歌 (全員)
14.MC2 (ハロプロなう!!)
15.デコボコセブンティーン (田村芽実・宮本佳林)
16.SEXY NIGHT~忘れられない彼~ (鈴木愛理・石田亜佑美・竹内朱莉・広瀬彩海・小片リサ)
17.BE HAPPY 恋のやじろべえ (萩原舞・野中美希・佐々木莉佳子・谷本安美)
18.Thanks! (矢島舞美・和田彩花)
19.MC3
20.cha cha SING (こぶしファクトリー・つばきファクトリー)
21.悲しき雨降り (Juice=Juice・カントリー・ガールズ)
22.念には念 (念入り Ver.) (アンジュルム)
23.ミステリーナイト! (モーニング娘。’16)
24.泣いちゃうかも (℃-ute)
25.MC4
ディスク2は、本編はディスク1の続き。
迫力のダンス部だけでなく、各ユニットの本気というか、自らの楽曲による全力、といったものが見られる、ハロプロお祭ライブ後半戦の怒濤の高揚感を余すところなく収録中って感じ。
ディスク:2
1. ダンス部パフォーマンス
2. カラダだけが大人になったんじゃない (Juice=Juice)
3. ドンデンガエシ (アンジュルム)
4. One and Only (モーニング娘。’16)
5. 嵐を起こすんだ Exciting Fight! (℃-ute)
6. 愛おしくってごめんね (カントリー・ガールズ)
7. 青春まんまんなか! (つばきファクトリー)
8. 桜ナイトフィーバー (こぶしファクトリー)
9. Magic of Love (J=J 2015Ver.) (Juice=Juice)
10.友よ (アンジュルム)
11.ENDLESS SKY (モーニング娘。’16)
12.アイアンハート (℃-ute)
13.MC5
14.ALL FOR ONE & ONE FOR ALL! (全員)
で、ディスク2には、ボーナストラックが。
回替りのメンバーシャッフルについて、別日のバージョンを2つも収録してくれています。
この特典は、どうやらブルーレイ盤だけのものみたいです(といった情報は各地で確認できるものの、すみません、DVD盤は購入していないので確認はできず)。
ボーナストラックといえば、いつかまた、何らかの形で、ハロコンのバックステージも見せて欲しいですよね。ほんまにハロコンのバックステージ Dマガ希望中です(ティッシュボックス付属のDVDは、ティッシュ持ち帰り困難問題のため、ご勘弁願いたいところ)。
特典映像 2016年1月10日昼公演
1. 桃色スパークリング (野村みな美・井上玲音・山岸理子・岸本ゆめの)
2. Loving you Too much (中島早貴・生田衣梨奈・羽賀朱音・室田瑞希・上國料萌衣・稲場愛香・浜浦彩乃)
3. ヤッタルチャン (岡井千聖・飯窪春菜・尾形春水・植村あかり・船木結・田口夏実)
4. ロマンティック 浮かれモード (嗣永桃子・譜久村聖)
特典映像 2016年1月5日
1. 印象派 ルノアールのように (小田さくら・中西香菜・金澤朋子・小川麗奈)
2. だって 生きてかなくちゃ (工藤遥・宮崎由加・山木梨沙・新沼希空)
3. お願い魅惑のターゲット (牧野真莉愛・勝田里奈・小関舞・浅倉樹々)
4. やったろうぜ! (鈴木香音・佐藤優樹・相川茉穂・高木紗友希・森戸知沙希・梁川奈々美・藤井梨央・和田桜子)
OPENING
客席で掲げられるペンライトが色取り取り過ぎるのもハロコンならでは(笑)。
このあたりの演出(ステージ自体のオープニングの演出も、映像作品として編集するにあたって客席との一体感を意図的に前に出そうとする演出も)日々洗練の度を増しているようで、投稿者はハロコンの現場に頻繁に参戦するようになってまだ 5~6 年ほどしか経験のない新参ですが、毎回、このあたりで微妙に涙腺のネジを緩めるのが通例です。
負けるな わっしょい! (全員)
(発売 2011.8.6)
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作詞 つんく♂ /作曲 つんく♂ /編曲 高橋諭一
かつて New Fes などで、カントリーや こぶつば が着用した衣装に身を包んだ研修選抜組が最初に登場。イントロ中、すぐに左右に割れて、中央から正規ユニット所属のメンバーが、お揃いの白地に赤のアクセントが効いた衣装に身を包んで、順次登場してきます。いずれのブロックも、各ユニットの所属メンバーが適宜分散配置されていますが、最初のブロックは、℃-ute 鈴木愛理さんをどセンターに。手前の一階部分のセンターに愛理さん、二階のセンターには℃-ute 矢島舞美さんと、この2トップは、今でこそ「2トップ」との称号にふさわしいですね。つばき の新沼希空ちゃん、一列目の端っこで頑張ってます。
入れ替わりで前に出てくるブロックのセンターには、手前にモーニングの譜久村聖さんと℃-ute 中島早貴さんに、奥の二階部分のセンターは嗣永桃子さん。お目見えのメンバー紹介的な登場のそれぞれのセンターに、芸歴の長い順からの配置が見て取れるあたり、案外、前例踏襲的なお決まりの流れの中にも、芸の細かさが光ります。なっきぃ、可愛いし。
実際に現場に参加したレポでも、投稿者は「℃-ute メンバーの存在感は圧が違う」的なことを、何度か投稿させてもらっていますが、それは映像作品でも同様。目に飛び込んでくるその存在感だけでなく、こうしてアングルも自在な映像であればこそ、その「余裕のカッコ付けっぷり」までが、明らかに「他と違い」ます。なっきぃ、可愛いし。
途中、5ブロックに別れてダンス部的なパフォーマンスや、過去のハロコン(Dance Mode?)オープニングをパロったような演出を挟んで、アクロバットを入れ込んできますが、実際、モーニングの生田衣梨奈、石田亜佑美ペアは、ほんとに凄まじい。ハロプロは、他にも語るべき魅力が多するから目立たないけれど、生田衣梨奈、石田亜佑美ペアは、ひょっとしたら道重さんとはまた別の意味で、日本の芸能史上に明記されるべきかも。
客席降臨などを挟みながら、細かく倍位置移動を繰り返して、徐々にユニット毎にメンバーが集合していく様は、やっぱりテンションが上がります。
その細かい立ち位置調整とか、メンバーの数を考えただけでも、どんだけ面倒な作業なのかと舞台演出関連の業務の膨大さと、それについて行くメンバーたちの技量に、あらためて感嘆するところ。…って、すでに、この部分だけで、こうも述べるべきことが多すぎるくらい、実に盛りだくさんなコンテンツでもあるハロコンです。
当然、現場ならではの臨場感もありますけど、こうして、様々なアングルで、何度参戦しようとも現場では気付けなかったあれこれに目を留められる映像作品での鑑賞もまた、やっぱり味がありますね。小片さん、可愛いし。
MC1
MC シャ乱Q まことさん によるご挨拶と開演の辞。
まことさん のMC は、後のパートで、こちらの涙腺に攻撃をしかけてきます(後述)。
メンバー紹介VTR
これ意外なんですけども、メンバー紹介VTR が、デザイン的にも演出的にも、こんなに凝ったものになったのは、割合最近の話なんですね。「いや、これはずっと以前から」と思った方、過去のハロコンのDVDとか見てみてくだされ。確かに、まとめてメンバー紹介的なVTRは、ずっと昔からありましたけど、こんなに意識的に「演出」されるようになったのは、ほんまにここ数年のことです。自分も、改めてビックリ中。
そして、ここは人によって趣味が出るところでしょうけれども、投稿者はここ数年の、この「演出」の傾向がお気に入りです。今般については、七つのユニットを象徴しているのであろう七本の矢が中央に集まるところ。ちょっと感動しちゃいました。BGMも、リズム中心で、映像そのものの演出を邪魔しない一方、なかなかに耳に残って、良い感じ。
ってか、ここ数年の、こうしたライブスタートを飾る演出映像集みたいの、販売してくれないかな。買うので。
白いTOKYO (研修生選抜)
矢口以外の5人(梅田えりか、清水佐紀、矢島舞美、嗣永桃子、村上愛)は当時全員小学生。
2015年2月28日のBerry工房祭り第二部において、美しすぎるほどに成長した清水佐紀、矢島舞美、嗣永桃子によって有明コロシアムのセンターステージで再演されたことも記憶に新しい。(発売 2003/12/10)
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作詞 つんく♂ /作曲 つんく♂ /編曲 平田祥一郎
こんな序盤で、イントロだけで泣きそうだから困ります。
この『白いTOKYO』に代表されるハロプロの楽曲の不思議さについては、現場参戦時のレポ代わりのコラムで述べたとおり。上の囲み文でも述べたように、有明のBerryz祭り時の、美しく成長したオリジナルメンバーによる再演で、涙腺に根性を入れねばならなかったことも多くの同志がいるものと確信しつつ、そうしたすべてを踏まえて、今、研修生たちによって、オリジナルのフリ付けに近いダンスで披露される『白いTOKYO』。き、厳しいっすよね。
加賀楓さん、応援しています。
Next is you! (NEXT YOU)
作詞作曲の「つんく」には「♂」マークなし(発売 2016/02/03)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 大久保薫
NEXT YOU としてであっても、宮本佳林ちゃんさんはタイミングを測っては客席に笑顔を振りまいているから、この楽曲の披露中に、植村あかりさんが一切笑顔を見せないのは、やっぱり堂垣内碧さんを演じてるからなんでしょうか。
わたくし、もしかしてもしかしたら、植村あかりさんよりも堂垣内碧さんの方が好きかも(わあ!ごめんなさい!ごめんなさい!物を投げないで!)。
高木紗友希さんが、めちゃくちゃ可愛くなっていることが目立つために、あまり話題になりませんが(しかしハロプロって、この構文{○○が目立ちすぎるから□□が目立たない}で言及されるべきことが多すぎっすよね)、リーダー宮崎由加さんが、めっちゃ踊れるようになってますよね。Juice=Juice、スキル的にも、静かに、着実に、あのお姉さんグループを追いかけているようです。これは楽しみですね。
気高く咲き誇れ! (つばきファクトリー)
案外しっかり歌詞のラップ部分を歌いこなす歌唱力の高さを知らしめただけでなく、弱々しく(?)発せられる「イェー」が「つばき」の味として定着することにも貢献したと話題に。
e-lineUP通販・ライブ会場限定販売(発売 2015/12/31)
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作詞 児玉雨子・Rap部分作詞 角田崇徳 /作曲 Jean Luc Ponpon /編曲 Jean Luc Ponpon
ステージ袖からのアングルだったり、わりと曲中に激し目にアングルが切り替わります。けど、もしかしたら、それも意図的な編集かも。一番に経験が浅い つばきファクトリーですが、真横からでも、どこからでも、ちゃんと正中線がブレずに、しっかりダンスしています。もはや「経験が浅い」とは言わせないと、どこからどう見られても大丈夫な域に達しつつある模様。この観点から、小片リサさんと岸本ゆめのさんのスタイルとバランスの良さは、あまりに多士済々な近年のハロプロにおいても屈指かと。
山岸理子さんと、浅倉樹々ちゃん、新沼希空ちゃんの声の透り方も一聴の価値ありです。小片さん、可愛いし。
ドスコイ!ケンキョにダイタン (こぶしファクトリー)
楽曲中の、和田桜子と藤井梨央の取組みは、圧勝かと思われた和田桜子に土壇場で逆転勝ちを決める藤井の姿が、その後の藤井の腕相撲伝説などの伏線ともなっている。リリースイベントでは、鳴戸親方と琴奨菊関がゲストで登場し、メジャーデビューを夢見ていたメンバーたちの感動に華を添えた。
第57回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞(発売 2015/09/02)
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作詞 星部ショウ /作曲 星部ショウ /編曲 菊谷知樹
投稿者は当初、「Berryz工房のスピリットを継承する」にあたって、その意図しない自由さから つばきファクトリーこそ、色濃くBerryz工房を継承していると見ていましたが、こぶしファクトリーがこうまで楽曲で攻めの姿勢を示すとなると、こぶし による継承を認めざるをえないところ。すばらしいです。
きれいな直立から蹲踞へのスムーズな展開に、8人のメンバーの誰一人として遅れが見られないのは感嘆します。パフォーマンス中のアイコンタクト的なところも見られるようになって、ステージに余裕も感じられるようになってきた こぶしファクトリー、ハローの本流として、ほんとうにこの先が楽しみです。
ブギウギLOVE (カントリー・ガールズ)
新メンバーを迎えた7人体制初のシングルとなる(発売 2016/03/09)
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作詞 三浦徳子 /作曲 星部ショウ /編曲 菊谷知樹・ブラスアレンジ 竹上良成
新人メンバーの末端まで「劇団ももち化」が進む一方、グループとしてコミカル路線に舵を切ればそれだけ、楽曲的なところで正統派回帰を打ち出してくるなど、カントリー・ガールズからは、まったく眼が離せませんね。
とりわけ、この楽曲でのメンバーの衣装の色分けに着目したいです。新人さん2名が黄色、ももち先輩と2名のお姉さん組がグリーンよりのブルー、そして森戸ちゃんと小関ちゃんがレッドという色分け。ももち先輩がお姉さん組という括りであることに安心しつつ、レッド組に刮目したいところです。森戸知沙希さん、そのルックスのあどけなさに注目しがちですけれども(投稿者の場合)、実に端正なパフォーマンスです。
カントリー・ガールズは、残念でならないことに、パフォーマンス面でもグループの雰囲気としても、欠くべからざる大事なメンバーが一時的に離脱することになりましたが、離脱しているメンバーの帰ってくる場所を、レッド色分け組が、その奮闘によって、きっと守っていくだろうと(願いも含めて)思えますね。
出すぎた杭は打たれない (アンジュルム)
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作詞 児玉雨子 /作曲 魚住有希 /編曲 宮永治郎・魚住有希
ハロメンで「美人」っていうと、ずっと、道重さゆみさん、熊井友理奈さん、矢島舞美さんが思い浮かんできて、多くのハロヲタが和田彩花さんの名前を挙げることに、いまいち納得していなかった投稿者ですが、このところ、心から納得しています。あやちょ、美しいです。
上國料萌衣さんの逸材ぶりは言うに及ばず、室田瑞希さんも、すっかり肩の力が抜けて、本来の優れた資質がアンジュルムというグループへ大きく貢献を始めた様子ですし、逸材というなら、佐々木莉佳子さんの「天才」には刮目しないではいられず…だからこそ、アンジュルムは、今こそ田村芽実さんが惜しいです。
中西香菜さんと勝田里奈さんが背中合わせで「誰もいない道を拓け」と歌う、ディスク1、33分32秒前後のシーンは特筆したいところ。中西香菜さん、めっちゃ美しく、一部にパフォーマンスの燃費的なところばかりが話題になりがちな勝田里奈さんと、2人して、その声質が天然EDMな感じです(すいません、よくわかってません)。
冷たい風と片思い (モーニング娘。’16)
文字通りには片思いをシリアスな視点で歌う楽曲だが、朗々とその楽曲を歌いあげるメンバーが背負ったストーリーが、どうしても想定されざるを得ない感動的な一曲。
(発売 2015/12/29)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 大久保薫
こうしたレビューを記すにあたって指が止まらなくなるのは、モーニング娘。こそ。
しっかり表情をつくる工藤遥さんも、いつの間にか大人になっていた佐藤優樹さんも、どんな楽曲であっても全方位的に必ず目立つ小田さくらさんも、当初の印象的な打ち出しと、見ているうちに心に染みてくる印象が真逆で戸惑う飯窪春菜さんも、自分の美形ぶりを自分で認めていないのが、もったいなさすぎる生田衣梨奈さんも、そして美しく成長を続け、自分の人生がそのままハロプロの歩みと重なるという点で、実は誰よりも相応しいリーダーでもあった譜久村聖さんも、もー書き始めたら、言いたいことだらけで止まらなくなるわけですが、ここでは、去って行ったエースからソロのダンスを引き継いだ石田亜佑美さんの凛とした覚悟に触れるだけに留めたいところ(じゃないと終わらないから)。
石田さん、そうした内面の覚悟が感じられるからか、ほんまに美しいです。
「美しい」というにも、いろんな種類があると、そんなことまで教えてくれます。
ありがとう~無限のエール~ (℃-ute)
自分たちが背中を追ってきたグループが活動停止したことを受け、歌詞の内容が、自分たちの来し方に重なることでも、℃-ute ライブの後半の定番曲と化しつつある。
泣かせで押すよね、との声も。でも泣いちゃうよね、との声も。(発売 2015/10/28)
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作詞 NOBE /作曲 KOJI oba /編曲 soundbreakers
この楽曲においては、「ダンス・パフォーマンス」的な部分は、抑え気味な ℃-ute 。でも、だからこそ、大人になったなあ、大きくなったなあ、魅力的になったなあと印象深く、そんな印象に襲われているところへもってきて「あきらめないと誓った」とか歌われると、いろいろ厳しいところです。
それにしても、このブルーレイの、この楽曲パートでの中島早貴さんの可愛らしさ、美しさが尋常じゃありませんので、未見の方は、是非。この なっきぃ、ほんまに可愛いです。
ところで、なっきぃ、泣いてる? もしかして(43分12秒前後)。
LALALA 幸せの歌 (全員)
当初は、「第58回NHK紅白歌合戦」において「ハロー!プロジェクト10周年記念紅白スペシャル隊」によって披露された楽曲だったが、℃-ute のシングルとして発売されることになった。
この時期の ℃-ute の「幸せ」なテイストは、℃-ute 専任のファンでなくとも、響くものがあるという(発売 2008/02/27)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 平田祥一郎
前の曲から、そのまま ℃-ute がイントロをパフォーマンスするのに続けて、全メンバーが、前後左右、あらゆるところからステージに登場。
オリジナルの歌割りに従って ℃-ute メンバーが歌うのに合せて、各グループのメンバーが、それぞれパフォーマンスします。多くの後輩を従えての、嬉しそうにも程がある舞美ちゃんの笑顔は、やっぱり最強ですし、全ハロメンが登場するステージのセンターで、5人で『LALALA 幸せの歌』を「へいわで、あるっためにっ♪」とか楽しげに歌う℃-ute メンバーを見ていると、その前の曲で「あきらめないと誓った」と歌われたことが背景ともなって、この流れは卑怯ですよね。
MC2 (ハロプロなう!!)
ももち先輩と まことさんをMCに「調子にのって失敗した」エピソードをハロメンから引き出すトークコーナー。
これ、どこまで台本で、どこまでアドリブなんですかね。追い込む ももち先輩に「許してニャン」で返す たぐっち先輩や、案の定スベる生田さんちのエリポンだったりと、わりと予定調和かと思いきや、途中、まことさんが質問する場面などもあり、まことさんを ももち先輩がやり込める場面あり、予断を許しませんね。
面白可笑しくステージを仕切る ももち先輩への岡井さんからの逆襲があって、それを受けて、カントリー・ガールズの「劇団ももち」劇場が実演されるという顛末は必見です。まことさんの「何この連携プレー」という感慨がすべてを物語るかと。
個人的な映像MVPとしては、上述の場面場面で、ときに ももち先輩の強引なお約束だったり、最初っからスベりに行くアンジュルムの かななん だったりに、表情だけで「やれやれ」と言っている中島早貴さんが、しっかり場面場面で抜かれているところ。なっきぃ、可愛いよね。
なっきぃ こそ、今、写真集とかソロ ブルーレイ出さないと! 買うから!
デコボコセブンティーン (田村芽実・宮本佳林)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 平田祥一郎
W(ダブルユー)の楽曲を、アンジュルム田村芽実さんと Juice=Juice 宮本佳林ちゃんさんが歌います。
過去にも、歌い継がれてきた楽曲は本物の財産だとか、先輩が歌ったまんまにパフォーマンスしたのでは劣った評価しか得られないので、先輩の楽曲に挑むことは、まさしくメンバーの力量が試される場面だとか、そういったことに言及してきた投稿者ですが、そうした、いわば「ハロプロ楽曲遺産」的な試みは、正しくアップフロント側も意識していたようにも思えます。
後輩たちが歌いたいと願う「往年の名曲」や、ファンの投票によって常に上位に上がる「あの名曲」、そして如何でしょうか、今般の冬ハローのシャッフルにあたって選曲された楽曲たちと、はっきり往年の楽曲を遺産として現在のメンバーたちに歌い継がせることを、明確にひとつの方向性として打ち出してはいないでしょうか。
佳林ちゃんさんと田村めいめいは、投稿者の私見では、辻希美さんと加護亜依さんの試煉を成功裏にくぐり抜けたように思えます。すばらしい。…だからこそ、繰り返し、今こそ田村芽実さんが惜しい。
SEXY NIGHT~忘れられない彼~ (鈴木愛理・石田亜佑美・竹内朱莉・広瀬彩海・小片リサ)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 AKIRA
小片リサさん、自分の歌割りが終わったところでチラっと目線をさまよわせるのが可愛いですね(1時間4分25秒あたり)。竹内朱莉さんも迫力のボーカルだし、オリジナルの ROMANS 現役時代を唯一知っている鈴木愛理さんは、やっぱり、そのボーカルといい、ステージでの輝きといい、どうしたって特筆すべきアイドル性です。
が、真に驚異的なのは、ラップ的なコーラスをまるごとやり切った石田亜佑美さん。ってか、ダンサーとしてもハロプロ屈指(従って日本屈指)であり、愛らしい弾む心をもった得難いアイドルである上に、さらに加えて、ラッパー、コーラス、サブパフォーマーとしても、そのクオリティの高さに驚きです。てか、ハロプロ、どこまで層が厚いのかと。
BE HAPPY 恋のやじろべえ (萩原舞・野中美希・佐々木莉佳子・谷本安美)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 永井ルイ・DJ DRAGON
タンポポの「可愛らしさ」のテイストを、℃-ute の舞ちゃんを中心に再現し切っているだけでも驚きですが、アンジュルムの佐々木さんの、端正に刻んでいるだけのリズムが、ああも弾むように響くのは、どう表現したもんでしょうか。数年後、「ハロプロのフラッグシップ」というモーニング娘。の牙城を、もしかして脅かすグループがあるとしたら、それは佐々木莉佳子を中心としたアンジュルムなのかも知れません。まじで。
そして、つばき の谷本さん、いつの間にかパフォーマンス的な部分で他のメンバーに「追いついていた」などと、とんでもなかった。なるほど、抜擢されるだけある逸材だったのですね。その楽しげなステージングは必見です。つばき のメジャー・デビューが、ますます楽しみになりました。「メンバーの力量が試される」どころか、新しい魅力がどんどん発見されてしまって、たいへん困りますね。
Thanks! (矢島舞美・和田彩花)
松浦亜弥が主演した映画「スケバン刑事」の主題歌でもある。GAMとして紅白にも出場しているが、その際に歌われたのも、この曲(発売 2006/09/13)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 西田昌史
矢島舞美さんと和田彩花さんが美しすぎて、それだけでため息がでます。
松浦亜弥さんも、藤本美貴さんも、ほんとうに偉大な先輩であると、そこは本気でそう思っている投稿者ですが、舞美ちゃんも、あやちょも、その偉大な先輩を超えたのではないかしら(← 恐る恐る)。
いや、ひなフェスでも思ったんですが、舞美ちゃんのダンス、ステップを踏みながら自然な体重移動とは逆方向に腰をひねる、その全体がゆるやかに連続する艶やかながらキレッキレな様子は、なんとか矢島舞美さんの経年変化から切り離して、それだけで保存しておけないものかと。実に眼福です。
MC3
MC の まことさんが登場し、楽曲コーナーの切り替わりを宣言します。次からは、別グループの楽曲をカバーするコーナーが始まるよ、と。
cha cha SING (こぶしファクトリー・つばきファクトリー)
キャッチーな旋律で人気であり、MV撮影時のメンバーの姿は「世界を救えそうだ」とも。ラストとなるライブで、「こうやってライブを作ってきたんだなあ」とメンバーである熊井友理奈が涙したのは、この曲でのこと。加えて熊井は、Berryz工房の「DVD Magazine Vol.40」にて、この楽曲の「激しめ」のダンスを披露している。
(発売 2012/07/25)
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作詞 Mukek Jongmankhong・日本訳詞 つんく /作曲 Sudsan Wongsamut /編曲 大久保薫
こぶつばメンバーが、Berryz工房の名曲中の名曲をカバー。
「ちゃ~ちゃらっちゃ、ちゃちゃらら、ちゃ~ちゃらっちゃちゃ~」と歌うところ、首を左右にふる場面の井上玲音さんは必見です。その菅谷梨沙子さんにも将来的に匹敵しかねないボーカルにも注目ですが、れいれい、こういう細かいフリ付けが実に端正で目を奪われますね。…って、あまりにも嬉しそうな希空ちゃんだったり、こういうことを言い始めると切りがないわけですが、ほんとうに「こぶつば」のこれからは楽しみですね。うっかりすると、登場してきただけで目頭が熱くなりかねないくらい、楽しみです。
曲の変わり目で、『cha cha SING』のアウトロに、登場してきた Juice とカントリーが参加。『cha cha SING』のエンディングは、従って、Juice、カントリー、こぶし、つばき によって演じられることになり、明日のハロプロを垣間見られる一瞬でした。
悲しき雨降り (Juice=Juice・カントリー・ガールズ)
リーダーの矢島舞美は雨女としても有名で、そのエピソードを流用したかのようなMVも話題に。大人路線へと舵を切ったことを鮮明にした楽曲(発売 2013/07/10)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 大久保薫
℃-ute の名曲を Juice とカントリーがカバー。
2016年現在、鈴木愛理さんの実力に裏打ちされたアイドル性は、まさに圧倒的で他の追従を許しませんが、もうしばらくしたら、宮本佳林ちゃんさんが、その愛理さんの立っている地位を脅かすのではないかと思いました。このパートを見て、そう思いましたよ。
いや実際、2016年の春ツアーについてはネタバレ回避でレポ自粛中ながら、℃-ute 姐さんたちの存在感は、まじめに圧倒的で、躍進著しい後輩たちを、それでもまるで寄せ付けないのは、何度か言及してきたところ。しかるに、このように、油の乗り切った姐さんたちの楽曲を後輩がカバーしているのを見ると、いずれ、その立場は脅かされるとも思え、もろもろ含めて楽しみでなりませんね(← と書きながら泣きそうだったりして)。
念には念 (念入り Ver.) (アンジュルム)
インディーズ時代にリリースしていた初オリジナルの楽曲を、再アレンジして発表したもの。キャッチーなリズムとフリに加え、メンバーたちの(フリつけ上の)腰の低さも話題に。(発売 2015/09/02)
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作詞 アベショー /作曲 アベショー /編曲 鈴木俊介
こぶしファクトリーの躍動感だらけの元気すぎる楽曲をアンジュルムがカバー。
上に、圧倒的な ℃-ute 姐さんの地位も、やがて脅かされるだろうとか言いましたけれども、ハロプロのユニットとして、モーニングの一歩抜きんでた牙城を脅かしかねないのは、今のアンジュルムではないかと。
和田彩花さんの美しさに自信が漲り始めているし。中西香菜さんは、ますます美しくなって、グループの語り部を引き継ぎつつあるし。竹内朱莉さんは、堂々としてパフォーマンスに迫力が滲み始めているし。勝田里奈さんは、いかにも楽しそうに余裕を見せて(← あっ!)パフォーマンスしているし。室田瑞希さんは、ゆっくり肩の力が抜けつつあるし。相川茉穂さんは可愛いし。佐々木莉佳子さんは弾みっぱなしだし。上國料萌衣さんは逸材だし。ほんま、繰り返し、田村芽実さんが惜しい。
投稿者は、℃-ute から離れられず、Berryz工房メンバーのイベントも追わねばならず、つばき に流れているといった関係上、リソース的に厳しい判断を続けているところですが、アンジュルムの現状には、ほんとうに厳しい判断を強いられているところです。…さすがにこれ以上、現場は増やせないよ、と。
ミステリーナイト! (モーニング娘。’16)
前回のシングルとなる『ええか!?』でコミカル路線に振り切ったかに見せかけての正統派回帰ともされ、両A面シングルの一方の側である『エイティーン エモーション』がポップな可愛らしい正統派ならば、こちらは妖艶で大人な楽曲となっており、『大器晩成』を待つまでもなく、スマイレージの楽曲リリースは攻撃的であったとも
(発売 2014/04/30)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 平田祥一郎
リーダー譜久村さんが美しすぎるわけですが、上にも書いたように、もー魅力的すぎる今のモーニング娘。それでも、あえて「誰?」と言うなら、上にも散々言及してきたように、石田亜佑美さんと、そしてもう一人、小田さくらさんを挙げないわけにはいかないところ。
曲中、三角形のフォーメーションを作るところ、センターの頂点に小田ちゃんが出てくるところは必見です。
泣いちゃうかも (℃-ute)
いわゆるプラチナ期の代表的な楽曲でもあり、MVのメイキング動画では、当時のメンバーたちが異口同音に歌詞中に出てくる「マリコ」という女性に同情を寄せている点も見逃せないところ(発売 2009/02/18)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 大久保薫
躍進著しい後輩たちを、それでもまったく寄せ付けない℃-ute 姐さんたちですが、そうと知りながらであっても、やっぱり驚くのは矢島舞美さんの誰かと戦ってでもいるかのようなステージングと、そして記述不可能な中島早貴さんの愛しさですね。
舞美ちゃんのあれこれについては、多くの方も承知しているでしょうし、ネットだったり紙媒体だったりでも、ある程度追跡できるところですが、なっきぃ の、この記述不可能な健気さというか愛らしさは、どうしたもんかと。この精妙なところは、是非とも現場で感得いただきたいところ(「おまえが なっきぃ のファンだってだけじゃねーの?」に反論できないのが辛いところ。「そーじゃないんだ」と言いたいけど、事実ファンだから。はっはっは)。
MC4
岸本ゆめの(つばき)、船木結(カントリー)、梁川奈々美(カントリー)、上國料萌衣(アンジュルム)が登場して、新メンバー紹介といったパート。
岸本ゆめのさんの、先輩と仲良くなる「妄想」も、なんか同病相憐れむといった感じで聞きどころっす。
ダンス部パフォーマンス
過去のダンス部パフォーマンスだけを集めた映像集を、それも余計なアングル操作とかいらないから、正面からダンスそのもの追い続けた映像集を販売してくれやしないかと。
買うから!
これ、ダンス部のパフォーマンスは、すばらしいんですけども、ところどころ余計な編集が多くて、個々のメンバーを下手にアップにしたりして、ダンスの全体が見えなかったり、スイッチングも頻繁で、せっかくのパフォーマンスが “よくわからない” んですよね。
ここだけは、余計な編集はいらないから、全体が見渡せるアングルで固定で、ダンス部パフォーマンスだけに集中した映像を販売してくれやしないかしら。
カラダだけが大人になったんじゃない (Juice=Juice)
ってか、これは今に至るも、Juice=Juice の楽曲なのか、NEXT YOU の楽曲なのか判然としないのは申し訳ない。
Juice=Juice は、ハロプロ内のユニットとしては、比較的、ストレートに等身大の女性の恋愛や成長を歌うことが多いような印象も。
作詞作曲の「つんく」には「♂」マークなし(発売 2016/02/03)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 平田祥一郎
ここから怒濤の後半戦。各ユニット、先輩の楽曲や他のユニットの楽曲ではなく、いよいよ自分たちの楽曲をもって全力を出し始めるので、「さー来たね」といった感じが伝わるところ。
Juice=Juice は、ほんとうに、いつの頃からか、まさしく「歌って踊れる」グループになった。その「歌って踊れる」ところが伸びてくるに従って、佳林ちゃんさんの表情も、自信が見えるようになって、だからこそ、いっそう可愛らしく輝くようになったように思います。Juice ヲタのみなさまの慧眼に感嘆しているところ。
ドンデンガエシ (アンジュルム)
(発売 2015/11/11)
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作詞 星部ショウ /作曲 宇宙慧 /編曲 鴇沢直・関口Q太
今のアンジュルムの、この曲のパフォーマンスを見るためだけでも、安くないお金を払って、余裕があるわけではない時間を使って、中野やパシフィコに通う価値がある。それくらいの楽曲です。
勝田りなぷーの高音の伸びと、自分の歌割りを終えた後のニヤリとした笑みを漏らすところなど、ほんまに今のアンジュルム、すばらしすぎて、リソースに限りがある身としては、実に苦しい。
「やーがーてー」と憎々しい表情で決めてみせる相川茉穂さんのアップ(ディスク2、10分40秒前後)は、ハロヲタならば、見ないままで年は越せません(何を書いているか意味不明で申し訳ない)。
One and Only (モーニング娘。’16)
アップテンポなリズムに加え、小気味良いメロディーと、楽曲としての完成度の高さも特筆されるべきだが、やはり “One and Only” と、このシングルをもって去ってゆくエースへの、エールと感謝が込められていることは読み取らずにはいられないところ。
(発売 2015/12/29)
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作詞 つんく・英訳詞 ALISA /作曲 つんく /編曲 平田祥一郎
イントロだけで上がります。ほんとに、過去の一切を通して、屈指の名曲となりました。2015年を通じて「’15」名義でリリースされた曲は、全部名曲ですが。
全員二列に展開して、右斜め上を指さす「by my side」とか「more and more」のところ、カッコ良すぎますよね。
嵐を起こすんだ Exciting Fight! (℃-ute)
頂上までの苦難の道のりを乗り越えた後の「頂の上からの風景」への言及が、℃-ute の新しい歩みと決意を語る一曲ともなっている。
それにしても、泣かせで押すよね、との声も。(発売 2015/10/28)
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作詞 三浦徳子 /作曲 星部ショウ /編曲 鈴木俊介
岡井さんの周りをクルクル移動する中島さんが可愛いですよね(← しつこくて申し訳ない)。
リリース歴的には新しくとも、この辺りの ℃-ute の楽曲は、リリース以降あまりに押しすぎて定番化を狙いすぎ、どことなく “置きに行った” 感が漂わないではないところですが、それでも(こうした他のユニットの鉄板曲も惜しげなく披露されるハロコンという舞台であっても)奏でられるや、ステージを自分たちの色に染めてしまうのは、さすが ℃-ute といったところ。
愛おしくってごめんね (カントリー・ガールズ)
当初は、インディーズでのリリースとなる予定であったが、あまりの人気沸騰に、急遽予定を繰り上げてメジャー化した(と思われる)。
そのスタートダッシュの起爆剤ともなったメンバーの脱退以降は封印されていたが、2015~2016年 のカウントダウンライブにて、新メンバーを迎えて、劇的に解禁された。
プレイング・マネージャーである嗣永桃子必殺の「許してニャン」を一瞬で過去のものとした「ごめんね」ポーズは、カントリー・ガールズを越えて一時期ハロプロ内部にも蔓延し、ももち先輩を封じ込めるのに非常に有効だったとも(発売 2015/03/25)
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作詞 児玉雨子 /作曲 加藤裕介 /編曲 加藤裕介・A-bee
その語りが、年齢と芸歴の割りには、しっかりし過ぎていると評判の、やなみん こと梁川奈々美さんですが、足が長くて、この曲のパフォーマンスが非常に映えるのは注目です。
確かに、いろいろ痛恨でした。でも、今、この楽曲をステージで奏でる山木梨沙さんを、小関舞ちゃんを、そして誰よりも森戸知沙希さんを見るに、それでも踏み止まった者を賞賛しないではいられません。とりわけハロプロにおいては、続けることは、そのままスキルやパフォーマンスを磨き続けることに直結するわけですから。カントリー・ガールズに限らず、様々にファンを直撃してきた「痛恨」はいろいろあれど、誰よりもその「痛恨」を感じ、それでもファンの側の「痛恨」を和らげてくれたのは、踏み止まってくれたメンバーだから。
そんな踏み込んだことまで感じさせるような、現在のメンバーのパフォーマンスです。やはり必見。
青春まんまんなか! (つばきファクトリー)
初々しい新人ユニットであるはずが、MVのダンスを見ていると微妙に艶めかしくて、こうした観る者に与える印象のちぐはぐさが、今となっては、実に「つばきらしい」とも。
「生タマゴShow」会場先行販売(発売 2015/09/06)
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作詞 もりちよこ /作曲 KOUGA /編曲 CMJK
ほんとうに、よくぞ選んだとも言うべき逸材揃いだと思います。過去の投稿の繰り返しになりますが、数年後を見据えて厳選されたとも思えるハロプロの未来の希望です。
浅倉樹々さんをベースに、山岸理子ちゃんと新沼希空ちゃんの声がハーモニーを奏でるなら、これほど声質のそろった美しいリエゾンもないだろうと。小片リサさんと岸本ゆめのさんが左右に配されたら、これほどバランスの取れた美しいシンメもないだろうと。
つばきファクトリー、2016年の躍進を心から楽しみにしています。ハロプロのためにも。そして、Berryz工房を失った私の心のためにも(はっはっは)。
桜ナイトフィーバー (こぶしファクトリー)
桜前線を追跡した動画企画と連動するなど、今後の「こぶし」の代名詞ともなりかねない一曲となった。(発売 2016/02/17)
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作詞 KAN /作曲 KAN /編曲 ダンス☆マン
KANさんの曲が、ここまで こぶしファクトリーにマッチするとは思いませんでしたよね。そして、この『桜ナイトフィーバー』という楽曲が、こぶしファクトリーによって、ここまで、その「楽しげなポテンシャル」を引き出されるとは、ほんまに思いませんでしたね。
こぶしファクトリー、ほんとに楽しげで、腰をかがめて「えっちらおっちら」と前後する たぐっち先輩も、「なぜにぃ~、な~ぜ~」と歌い終わってニヤリとする井上玲音さんも、いや、ほんとにこの先が楽しみすぎて、リソースに乏しい投稿者にとって厳しい日々が続いています。
Magic of Love (J=J 2015Ver.) (Juice=Juice)
この楽曲は、 Juice=Juice のライブでも定番となっており、初となるアルバムのボーナストラックとして「通常盤のディスク3」に収められている。記載の発売日時は、この楽曲が収められた Juice=Juice のアルバム発売日。いろいろ思って、どうしても泣く。
(発売 2015/07/15)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 村山晋一郎
イントロが終わるタイミングで「たいようとしすこむーん」とあったオリジナルのコール部分、Juice=Juice 版では「we are Juice=Juice」とあって、こういう「継承」というか、しっかりオリジナルに敬意を表しているというか、こうしたところに目頭を熱くしないではいられませんね。
検索すればオリジナルの『太陽とシスコムーン』の楽曲は出てきます。これと引き比べて Juice=Juice のパフォーマンスを比較するのも一興でしょうが…きっと、シスコムーンの姐さんたちも、Juice=Juice がカバーしてくれたことを、コピーするだけに留まらず、Juice=Juice 自身の鉄板の盛り上がり曲として自家薬籠中のものとしていること、高木紗友希さんや佳林ちゃんさんの斉唱などを、嬉しく思ってくれているんじゃないでしょうか。
ある種のファンにとって、涙腺に根性を入れるのが一番にキツイ楽曲でもあり、そして見事に自分たちの最高の盛り上がり曲としてしまっている若いメンバーたちの力量に、やっぱり目頭を熱くする曲です。すばらしいですよね。ほんとうに。
友よ (アンジュルム)
どこかで見たことある感じとはいえ、昨今のアンジュルム曲のキラーチューン化は著しい。これは泣く。(発売 2015/11/25)
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作詞 児玉雨子 /作曲 中島卓偉 /編曲 鈴木俊介
友達だろ? 迷ったらここに必ず集合な、前向いてろよ、こんなもんじゃねーだろ? 遠慮すんなよ、そんな仲じゃねーだろ? 急がなきゃ置いてくぞ?
これらのセリフは、やがてミュージカル女優を目指す田村芽実さんから、ハロプロのステージに残るメンバーたちに言われることになるんでしょうか。それとも、アイドルであることに踏み止まったメンバーたちから、新しい道へと踏み出した めいめい へと語りかけられることになるんでしょうか。繰り返し、ほんとうに、これからのアンジュルムにとって、田村芽実さんが惜しい。
どうしたって泣いちゃう楽曲でもあり、スマイレージ時代からアンジュルムの楽曲のキラーチューン化は著しいですよね。
ENDLESS SKY (モーニング娘。’16)
旅立つエースが自らの選択を高らかに歌いあげる歌詞とも相俟って、多くのファンにとって、すべてのハローの楽曲中でも屈指の名曲となった。これも泣く。
(発売 2015/12/29)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 平田祥一郎
多くを語る必要はないくらい、つい先日リリースされたばかりの楽曲でありながら、全ハロプロを網羅した上でのオールタイムでのトップ5に食い込みかねない「屈指の名曲」となりました。投稿者の個人的ランキングでは、『Happy大作戦』と『愛あらば IT’S ALL RIGHT』と、モーニングにおけるオールタイムベストを争うレベルにまで上昇中です。
その楽曲を高らかに歌いあげる生田のエリポンも、小田ちゃんも、明日のエースである牧野さんも、実にすばらしいのは言うまでもないんですが、上述の一切を受けて、まだ見ぬ未来のメンバーが、きっと歌い継いでくれるであろう、その時にもきっと涙するだろう楽曲でもあります。
アイアンハート (℃-ute)
自由に楽しんでいたら、それが正式なフリツケになったことや、イントロ段階でメンバーである岡井千聖が毎回コミカルなコメントを入れてくれることなど、2015年の秋ツアー以降、℃-ute ライブの新たな定番となった、最高の盛り上がり曲。
(発売 2015/12/23)
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作詞 SHOCK EYE /作曲 SHOCK EYE・草野将史 /編曲 草野将史
岡井さんがコミカルにコメントしているときも、自由にわちゃわちゃしているときも、しつこいようですが、それぞれの場面での中島早貴さんが愛らしすぎて、言葉を失います。思うに、岡井さんのコメントに反応したり、自由にわちゃわちゃしている場面で、それが目立つというのは、℃-ute のメンバー相互の関係性が熟成してきて、グループとしても、ある程度達成があった、今だからこそなのかなと。なっきぃ は、その意味でも、℃-ute の有り様を知らしめるバロメーターなのかな、と。
なっきぃ が楽しそうにしている限り、℃-ute は大丈夫だと。
とにかく、なっきぃ、可愛すぎて言葉がありません。
叱られるかもしれないけど書いちゃお。
もう、おばちゃんくさいところすらも可愛いから、無敵ですよね。
MC5
まことさんが、ハロプロの歴史を感じるとコメントし、若い命を燃やしているメンバーたちの頑張っている姿が心に響くと、応援して下さってるファンの方を嬉しく思うと述べたMC。
「なんだか歳を取ると涙腺がゆるくなっちゃってね」と述べたことは「テレビで動物を見てると」といった発言に掛けられ、明示的に、はっきり、「頑張っている今のメンバーを見ていると涙が出てくる」とは述べないものの、この MC にて、まことさんが示唆したことは、きっとすべてのハロヲタに伝わっていると思いますよ。
ALL FOR ONE & ONE FOR ALL! (全員)
冬夏のハロコンや、2013年から開催されている「ひなフェス」など、ハロプロ総出演のライブでの定番となっており、「ここまで見越してリリースしたわけではなかろうに、どうして、リリースから何年もたってからでも、こうも見事にハマるんだろう」と感嘆せざるを得ないハロプロ楽曲にまつわる不思議を体現しているとも。どうしたって泣く。
(発売 2004/12/01)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 鈴木Daichi秀行
最後のご挨拶を兼ねているから、メンバーたちがユニット毎に集まっていて、編集の上でも意図的にかグループ内のアイコンタクト的なところが多く抜かれている場面です。
ハロプロを知り得て良かったと、心から思う一幕。このためだけに、この映像作品を入手しても悔いはないと思えます。マジで。
最後のご挨拶は、すべてを背負って満面の笑みの矢島舞美。このためだけに、この映像作品を入手しても悔いはないと思えます。本気で。
桃色スパークリング (野村みな美・井上玲音・山岸理子・岸本ゆめの)
(発売 2011/05/25)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 平田祥一郎
以降は、特典映像。
若き「こぶつば」メンバーによる ℃-ute 曲のカバーです。若い「こぶつば」メンバーとか言われつつ、実際には、研修生時代をカウントすれば、それなりの芸歴になるとはいえ、井上玲音さん、ほんとは芸歴20年とか言われても信じそうです。ボーカルがしっかりしているだけじゃなく、なんかパフォーマンスに腰が据わってる。
理子ちゃん、間奏で、メロディーを口ずさんでるところすら「ほんわか」してます。
Loving you Too much (中島早貴・生田衣梨奈・羽賀朱音・室田瑞希・上國料萌衣・稲場愛香・浜浦彩乃)
カップリングながら、非常に高い人気を誇り、当時としては珍しく、カップリング曲なのに事後的にMVが公開された。自由な様子を意図的に演出したそのMVも名高く、名曲揃いのBerryz工房においても、この曲を「最高」と評するベリヲタは、今日においても多いとか
(発売 2012/07/25)
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作詞 Apisit Opasimlikit・日本訳詞 つんく・ラップ部分 U.M.E.D.Y /作曲 Thana Lawasut /編曲 鈴木Daichi秀行
ハロメンのステージスキルは、そうと明示的に言及されない場合であってすら、すごいものがあると確信しているというか、そうであると「知っている」私ですが、それでも、この『Loving you Too much』は、℃-ute の中島早貴さんすら、上手に楽しげな旋律を再現するのに苦労してるところがあって、そう思えば、いかに Berryz工房のスキルが(目立たないながらも)卓越していたか、改めて感嘆するってところですね。
生田のエリポンは、どうしたって楽しそうですけども。そして、なっきぃ は、可愛いけれども。
ヤッタルチャン (岡井千聖・飯窪春菜・尾形春水・植村あかり・船木結・田口夏実)
「ヤッタルチャン」という語感といい、スマイレージ(とりわけ2期メンバー)らしいテイストが前に出ていることに今更ながら驚かされる。キラーチューン化が激しいスマイレージ/アンジュルムの楽曲だが、それに「今」になって気付いている段階で、いかに遅れているかということかと
(発売 2013/07/03)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 大久保薫
この『ヤッタルチャン』という楽曲で、植村あかりさんが配されるとなれば、当然、あーりーの大阪弁を期待してしまうのは無理のないところ。しかし、大阪弁パートは、モーニングの尾形さんが一手に引き受けてます。
それでも、植村あかりさんの美人なのに可愛らしいところ、たぐっち先輩の なんちゃってBボーイ風の出で立ちと、見所満載ですよ。
ロマンティック 浮かれモード (嗣永桃子・譜久村聖)
しかし「往年の名曲」として多くの後輩に歌い継がれ、とりわけ2011年の秋にベリキューが合同で開催したライブツアーでの、抽選による回替りソロ曲として、℃-ute の岡井千聖が披露したものが名高い。とか思っていたら、2011年に岡井さんの名前でソロシングルとしてリリースがあったりして
(発売 2002/09/04)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 上杉洋史
譜久ちゃんと ももち先輩がシャッフルでユニットを組むなんて、きっとステージ裏では「いつか私も矢島さんと」と、こぶしの藤井ちゃんが希望を抱いてしまったのではないでしょうか。
しかしながら、これ、すばらしいんです。これまた、そうと明示的に言及されることは少ないけれど、全音域にわたって高い歌唱力を誇る嗣永桃子こと ももち先輩(逆?)と真っ向から互角に渡り合うモーニング9代目リーダー譜久村聖って構図は、やっぱり、いろいろ響きますよね。譜久ちゃん、きれいになっただけじゃなくて、上手になった。
考えてみれば、その人生のほとんどをハローに捧げてきたという点でも、ももち先輩たちキッズに決して負けていないですもんね、譜久村さん。
この二人が登場するからと、ピンクのペンライト一色の会場も。そして、こうした映像商品が現場の臨場感を今ひとつ伝えきれない原因のひとつに、客席からのコールの音量を絞って編集している点が挙げられるかとも思うのですが、それでもきっちり収録されている「大の大人が」というコールも含め。
印象派 ルノアールのように (小田さくら・中西香菜・金澤朋子・小川麗奈)
(発売 2005/06/22)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 鈴木Daichi秀行
オリジナルの雰囲気を最も正しく伝えているのは、きっとJuice=Juice の金澤さんってあたりを企画側は意図したんじゃないかと思うんですけどもね。あのね、小田ちゃんが実に妖艶でびっくりします。そして、脚線美に釘付けって点では、中西香菜さんが抜群でした。いやー…叱られるかもしれませんが、エロいっす、これ。
だって 生きてかなくちゃ (工藤遥・宮崎由加・山木梨沙・新沼希空)
(発売 2004/06/02)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 鈴木Daichi秀行
サビ前の部分が、それまでの旋律から自然につながらない難しい楽曲です。
工藤さんも山木さんも宮崎さんも希空ちゃんも、がんばった。大丈夫です、先輩たちの難しい楽曲も、こんなにしっかり歌い継がれています。
ポニーテールの希空ちゃん、可愛いです。
お願い魅惑のターゲット (牧野真莉愛・勝田里奈・小関舞・浅倉樹々)
(発売 2007/09/05)
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作詞 上田ケンジ /作曲 田中秀典 /編曲 宮永治郎
メロン鉄板の盛り上がり曲を、実に楽しげに歌いこなす勝田りなぷーが可愛くて目が離せませんよ、私が保証します。
冒頭の数フレーズが、思った以上にキーが低くて、牧野ちゃんも樹々ちゃんも苦労しているのが見て取れるや、やっぱり先輩たちは偉大だったのだなと改めて思うところもありますね。でも、りなぷー可愛いっすよ。
やったろうぜ! (鈴木香音・佐藤優樹・相川茉穂・高木紗友希・森戸知沙希・梁川奈々美・藤井梨央・和田桜子)
(発売 2007/12/05)
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作詞 つんく /作曲 つんく /編曲 ダンス☆マン
Juice=Juice の高木紗友希さんが、とにかく目立つ一曲です。スタイルを絞っていることだけじゃなく、このところビジュアル的に、いろいろ変化が目立つ高木紗友希さんですが、従来からのボーカル面で卓越したところだけじゃなくて、絞ったスタイルで、ちゃんと下半身、腰、腹、上半身、首と、ダンスがきれいに連続しており、このように他のユニットメンバーと共演することで、スキルが頭一つ抜きんでていることが、かえって明瞭ですね。
いや、Juice=Juice 、着実に、パフォーマンスの冴えで名高い姐さんグループを、しっかりと射程圏内に収めつつあるようです。年内の武道館にも期待しちゃいますよね。
*****
そんなわけで全曲レビューと言いつつ、ちゃんとした楽曲レビューって言うよりは、いつもどおり、投稿者の主観的印象を述べることに終始したような気もしますが、往年の名曲を見事に歌いこなすだけじゃなく、今の味をのせて、ちゃんと自分たちの楽曲として披露する現役メンバーの技量もさることながら、それを見て取ることから、今現在の楽曲もやがて未来のまだ見ぬメンバーによって歌い継がれていくであろうところまで見えるような、すばらしい趣向に満ちた2016年の冬ハローでした。
繰り返し、自分の推しの登場が薄くなるからと、夏冬のハロコンを忌避するファンも多いと聞きます。それは、もったいないですよと、さて少しでも説得できたでしょうか。
とりあえず、今年の夏も楽しみですね。ええ。
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