小片リサが2025年3月21日に、新たに YouTube チャンネルを開設した。
2024年9月をもってアップフロント系の事務所を離れた小片は、新たな事務所に所属しているのか、それとも個人で活動しているのかが不明なまま、11月には個人サイトを立ち上げ、非常にマイペースな形で情報を更新してきた。そのような状況の中での今回のYouTubeチャンネル開設は、小片の活動における新しい展開となる。
実は、具体的な内容こそ不明な一方で3月21日に何らかの動きがあることは、すでに多くのファンの間で予測されていた。というのも、3月中旬に小片が自身のインスタグラムに投稿した動画内で、ノートに “321 up” とメモする様子が映し出されていたからである。これを見たファンは、「次に何らかの動きがあるとすれば3月21日なのではないか」と推測していた。そして、まさにその予測通り、3月21日にYouTubeチャンネルが公開されたことになる。
公開されたYouTube動画では、小片が久しぶりに歌唱する姿を披露している。彼女の囁くような繊細な歌声に、改めて心を動かされたファンも多い。また、かつて「焦らせ上手」と評された小片のことゆえ、今回の情報公開も、歌声だけで姿はほとんど映らないのではないかと予想するファンもいた。しかし、実際には動画内で彼女の姿がはっきりと映し出されており、その美しさに改めて感嘆の声が上がった。これにより、ファンの間では大きな喜びと興奮が広がることとなった。
しかしながら、今回の YouTube 動画公開において特筆すべき点は、彼女の歌声や映像表現だけではない。
この YouTube 動画では、小片は『裸の”Mew”』を歌っているが、これは2023年に制作され、2024年にアップフロントワークス(zetimaレーベル)よりリリースされたオリジナル・アルバムに収録されているものだ。また M-line 関連アーティストの解禁されたサブスクにも含まれている。つまり、アップフロント系の事務所を離れても、アップフロント時代に制作・リリースされた楽曲を歌っているという点が、多くのファンによっても指摘されているというわけだ。
このことが示唆するのは、小片が今後独自の活動を継続していくとしても、過去のアップフロント時代の楽曲を引き続き歌うことが可能であるという点である。これが一時的なものなのか、それとも継続的に許可されるのかは不明であるが、少なくとも現在の段階では、その可能性が開かれていることが確認できる。
さらに、小片はすでにオンラインショップで卓上カレンダーを販売するなど、独自の活動の幅を広げつつある。今回のYouTubeチャンネル開設を契機に、今後どのような展開を見せるのか徐々にその輪郭が明らかになりつつあり、引き続き注目が集まりそうだ。
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