ハロプロの1年を総括する楽曲大賞、’19は Juice=Juice が受賞! MV部門はBEYOOOOONDS躍進

昨年末に行われた、第18回ハロプロ楽曲大賞の結果が発表された。

ハロプロ楽曲大賞とは、ファンによる非公式ながら、今回で18回を数える人気イベントで、ハロー!プロジェクト所属アーティストが発表した曲を1年間で区切って、ファンによる投票で順位付けするというもの。その楽曲大賞の候補は2019年の11月の段階で公表されていたが(参考|ハロプロの1年を総括する『ハロプロ楽曲大賞』、サイトオープンして今年のノミネート曲が確定!)、このほど、結果発表イベントを経て、公式サイトで結果発表ページが2019年の年末に更新されている。

それぞれの部門でのトップ10は次のとおり(それぞれ画像をクリックすると公式サイトへリンク)。

推しメン部門がモーニング娘。の強さを示すものとなっている一方で、楽曲部門について、前回、大いに気を吐いた つばきファクトリーが、今回、まったく目立たなくなっていることや、MV部門での BEYOOOOONDS の躍進など、ファン側が想定している以上に、事務所のプロモーションへの力の入れ様が結果に如実に影響しており、その意味でも、この『ハロプロ楽曲大賞』は、ハロプロの1年を総括する有力な指標ともなっているようだ。

さらに、昨年は大きく躍進した つばきファクトリーが大賞確実とも見られたが、複数の候補曲に票が分散したこともあって、アンジュルム『46億年LOVE』が大賞となり、その結果を つばきファンも認めるといった経緯があって、参加者側としても実に熟したイベントとして成長してきたことが伺われた。

今年の得票数やポイントで見てみると、1位の楽曲でも昨年の2位レベルの得票数やポイントしか獲得しておらず、この点をもって一部に “低調” とする向きもあるが、楽曲ランキング自体は昨年よりも10曲以上がラインナップされており、より幅広く、ハロプロ全体が見渡された結果であるとも言えよう。

第18回ハロプロ楽曲大賞’19、楽曲部門では Juice=Juice から、『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』が大賞を獲得した。

(文=椿道茂高)

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