【超短報】PINK CRES. 寒空の下、それでも元気がもらえたスカイステージのミニライブ!

イベントが開催された24日のクリスマスイブから見て、その前の週の後半くらいから、メンバーのSNSで、思わせぶりな告知というか微妙なリークがないではなかったのです。しかし、どこで何があるのか、なかなか詳細が開示されず、クリスマスイブの当日、他の予定との天秤(もちろんプライベートが云々ってことではなく、当日の、別現場で別グループのイベントとの天秤)で悩むファンも、けっこう困惑していたりしたんですが。

蓋を開けてみれば、スカイツリーがそびえる東京ソラマチ4Fのスカイアリーナにて『テレ東 冬のあったかパーク』内に設けられたステージで、PINK CRES. がミニライブを開催してくれるということだったのでした。

PINK CRES. ミニライブは、クリスマスイブの24日、19時15分から。
ややダッシュめに東京ソラマチの4Fのオープンフロアに駆け込んでみると、いろんな飲食ブースやテレ東のキャラクターがチラ見えしているブースが並ぶ中、ステージと(飲食スペースとは独立した)客席が設えられていて、すでに最前列から3列目くらいまで(全体で5列くらいか)が埋まっています。

公式サイトにも情報がのっかっていないくらいの急遽さで、どこで開催され、どうやって参加すれば良いのかが(観覧無料でフラっと現場に行けば参加できる)、ギリギリまでわからなかったという割には、見知った Berryz工房のファンの方々、比較的みんな来てます

もちろん、顔を見たことがあるハロプロファンだけでなく、クリスマス風のデコレーションが満載の東京ソラマチの4Fフロアには、若いカップルもたくさん訪れていて、スペシャルステージの客席にも、そうしたキラキラしたカップルがちらほら座ってたりして。

それでなくとも東京スカイツリーです。イベント中に夏焼雅さんご本人も触れていましたが、』なるライティングパターンもあったりするスカイツリーですから(懐かしの『ハロプロTime』で、雅ちゃん本人がレポート済)、ゴージャスに登場してくる雅ちゃん率いる PINK CRES.の舞台にふさわしいといったところ。寒さ以外は

定刻の少し前にリハーサルとして PINK CRES.の3名が登場してくれます。
この段階では、分厚い丈の長めなダウンジャケットを3名とも着込んでいるので、衣装はあんまりはっきりしません。このリハーサルでは、オリジナルナンバーから『キレイ・カワイイ・ミライ』を歌ってくれます。

この段階ですでに「寒いのに足を運んでくれて」的なことを客席に向けて話してくれる PINK CRES.の3人ですが、どちらかと言うと、我々としてもようやく着席したところだったりして、慌てて駆けつけたり、事前に現場に入っていても、いろんな飲食ブースなり東京ソラマチ内を散策していたりした分の火照りや温もりがまだ持続しているし、 PINK CRES.の3人も、もこもこのダウンを着込んでますんで、暖かそうです。この時点では。

むしろ、このイベントの一週間前に髪を切ったという短いショートの雅ちゃんの美しさを、噛み締めるように堪能していたのでした。ってか、めっちゃめちゃ美人さんですよね(しつこいようですけど、『Be元気』の頃の雅ちゃんの印象が鮮烈すぎて、活動停止時の DVD Magazine Vol.41 BOX で、熊井ちゃんと一緒に渋谷でファッションの話題に興じている企画で「次にショートにするのはお母さんになるときかな」とか言っていたことに、微妙にダメージを受けていた報告者としては、心から嬉しいばっかりの光景なのでした)。

しかし、まあ12月24日の19時を回ってからの野外ステージって、甘いものではなかったり。

ライブ本番ってことでダウンジャケットを脱いで登場してきたメンバー3人も、あまりの寒さ(というか、たまに吹いてくる強めの風)に、時折、満足に口が回らず歌詞がちゃんと出てこない場面すら。歌っていないところでも、お互いに「大丈夫??」とか、「やばいやばい」とか言い合っているのが口の動きでわかります。二瓶有加さんによれば、寒さでかじかんで、ダンスの中での指先の繊細な動きが出来なくて困ったとすら。

客席の我々も、着席して落ち着いて時間が経過するにつれ、吹きっさらしの上にスカイツリーからの吹き返しなのか、横から襲ってくる風も強烈で、どんどん体温を奪われるという次第。

雅ちゃん、「これ、止まったらダメだわ。ずっと動いてないと」とか言いながら、客席にも、みんなも動いてねと声をかけたり、小林ひかるさん、寒さに耐えてる客席を形容して、「だってもう、みんな首が肩に埋まってる」とも。

https://twitter.com/miyaaa0825pink/status/1209439910425321472

そんな厳しい環境の下、PINK CRES.の3人が披露してくれたのは、こんなミニライブです。

2019/12/24(火) PINK CRES. ミニライブ セトリ
01.Sweet Girl’s Night
02.キレイ・カワイイ・ミライ
03.fun fun fun
04.Sing To The Sky
05.It’s You

クリスマスイブってことで、会場(含むその周辺)にたくさん観測できたカップルについて、ステージの上から、雅ちゃんは「カップルはくっついて、イチャイチャしちゃってください」と指示。「その方が、わたしたちも、それを見て幸せな気分になれるから」と。もちろん、報告者を含む、この PINK CRES. のイベント目当てに現場に駆けつけていたファンに対しては「皆さんは、わたしたちとイチャイチャしましょーー♪」と、この辺りは、さすが夏焼雅ってことで。

上にも言及したとおり、スカイツリーには「雅」って(しかも紫の)ライティングパターンがあって、かつて地上波のテレビ番組(『ハロプロTime』)で現役時代の雅ちゃん当人が、そのことをレポートすることがあったりしまして(浅草のパフェのお店を訪問した際に知らされるという体裁で)。だから、ずっとスカイツリーでお仕事するのが夢だったという雅ちゃん、「雅」ってライティングパターンがあるからには、いつかオファーがあるだろうと待ち構えていたんだけど、事務所に電話は来なかったそうで、こうして今、この場でライブできるのが嬉しいとコメントを。

ライブ中のMCトークでは、毎回、異様に生き生きとしたアドリブを決めてみせるトークマスター二瓶有加さんですが、興に乗って話始めようとする途端に強めの横風がステージを襲って、話の筋を見失います。”寒さにやられる二瓶有加” の図ということで。

ファッションブラントの展示会であったりラジオのイベントであったり、個々に告知を済ませて、おおよそ30分弱のミニライブ・イベントは終了です。

いろいろと過酷な環境であったわけですが、それでも楽しげに(寒さにステージを追われて、ステージ脇のテントに駆け込むことすら楽しそうに)している3人が、やっぱり艶やかであったし、ショートに髪を切った夏焼雅さんが美しかったことは大きく報告したいなと。
私たちも(立ち上がってフリコピとか出来るわけでもなく)かなり寒くて、イベント終わりに東京ソラマチの施設内に入ったら、思わずホッとしたくらいだったんですけど、なにげに短くないファン歴を振り返ってみると、印象に残っているのは、こうした過酷な環境下でのイベントだったりして。

その上で、30分弱という短い時間であっても、やっぱり自分が好きで追っかけてるアーティストがステージの上で笑っているのを見ていると、ほんとに体の奥底から謎の前向きさが湧き出てくるのも事実なので、こうした公式のお知らせに乗っからない急なイベントについても、今後とも目を光らせておかねばってことで、ごく短いお知らせを終えたいなと。

(文=kogonil)

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