工藤遥、帯番組復活の『MBSヤングタウン』月曜パーソナリティーに就任!

元モーニング娘。10期メンバーの工藤遥が、MBSヤングタウンに帰ってくる。

50年以上続く伝統ある『MBSヤングタウン』だが、21世紀を迎える前に、週末だけの放送となっていた(2018年から金曜日も放送)。それがこのほど平日の編成を大きく変えて、月曜から木曜にかけて『MBSヤングタウン』が放送されることになり、帯番組として復活することになる。その新生ヤングタウンの月曜パーソナリティーに、工藤が抜擢されたのだ。

工藤は、2016年の年初から2017年末まで、おおよそ2年にわたって、土曜日のヤングタウンにレギュラー出演していた。MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」は、明石家さんまが何十年もメインパーソナリティーをつとめ続け、済々たる歴代レギュラー出演者を産み出してきた伝説のラジオ番組だが、近年では、モーニング娘。のOG、現役メンバーをレギュラー出演者として、ゲスト出演者もアップフロント所属の女性タレントという形が定着している。その「ヤングタウン土曜日」に、工藤遥はレギュラーアシスタントとして出演していたのだ。

上に『MBSヤングタウン』が週末のみの放送となっていたことに触れたが、巷間ささやかれるところでは、21世紀を迎える前に、番組自体が終了するはずだったのだという。それを阻んだのが、土曜日メインパーソナリティーの明石家さんまであったという。果たして実際のところはどうだったのか必ずしも明らかではないが、明石家さんま本人が「ヤングタウン土曜日」上で、何度かこの件に触れているところからすれば、少なくとも、ヤングタウンの命脈を繋いだ立役者の一人が、明石家さんまであったことは、疑えないようだ。

そんな明石家さんまは、芸能界の大御所でもありながら、「ヤングタウン土曜日」において、モーニング娘。の現役メンバーだけでなくアップフロントからのゲスト出演者にとても明るく、やさしく、接してくれている。とりわけ、60代も中頃の声を聴いてから、ゲストで番組に訪れるアップフロントの若いメンバーに、ことのほか、やさしく接していることが、リスナーにもある種の驚きを呼んですらいる。いわゆる「お笑い界の重鎮」とされる面々が、徐々に強面な一面を隠さないようになってゆくなか、この明石家さんまの振る舞いは、ハロプロのファンを超えて、強い印象を残している。

そんな「ヤングタウン土曜日」でレギュラーを務めた工藤が、この10月4日からの『MBSヤングタウン』新編成で、元乃木坂46の若月佑美とダブルで、月曜日のパーソナリティーを務める。このことを報じる会見上で、工藤は、上述の “明石家さんまに受けた薫陶” についても言及したとのことだ。

業界視聴率が異様に高いという「ヤングタウン土曜日」。
かつては道重さゆみも、そして現在は飯窪春菜も、明石家さんまに面白おかしくイジられることで、外の仕事につながるキャラを見出していった面があったと言えよう。この工藤の月曜パーソナリティー就任も、必ず「ヤングタウン土曜日」で話題になるだろう。工藤の『MBSヤングタウン』パーソナリティー就任が、女優 工藤遥の明日へとつながっていくことを祈りたい。

(文=椿道茂高)

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