アンジュルム 佐々木莉佳子、体調不良で生配信から離脱しインターネットサイン会も欠席

アンジュルムの佐々木莉佳子が、2022年5月12日に予定されていたインタ―ネットサイン会を欠席した。

欠席したインタ―ネットサイン会は、2022年5月12日の「19:30」から配信が予定されていたものだったが、佐々木の欠席に伴って、その時間でのインターネットサイン会の配信は、佐々木と一緒に登場する予定だったメンバーの為永幸音のみで開催されることになり、佐々木の配信は、別途5月24日に順延されることになった。

アンジュルム佐々木莉佳子ですが、昨日夕方頃から体調不良を訴えたため病院で診察をしたところウィルス性腸炎と診断されました。
未だ体調が優れない為、本日5/12(木)に出演を予定していた<リミスタ インターネットサイン会>は欠席させていただきます。

コンサート&イベント イベント詳細 アンジュルム~佐々木莉佳子 5/12(木)リミスタ インターネットサイン会 欠席のお知らせ

佐々木欠席のお知らせは、その欠席する生配信の数時間前に公式サイトのニュース欄にて告知されており、いかにも急なものだったかのような印象だが、さらにそのサイト上での告知の数時間前に公式の SNS で欠席のお知らせが予告されていた。

事前に SNS であらかじめアナウンスされていた… というだけではない。
アンジュルムは、その前日である2022年5月11日に、新曲『愛・魔性/ハデにやっちゃいな!/愛すべきべき Human Life』のリリースを記念した YouTube 生配信を敢行しており、メンバーが3つのグループに分かれて2時間弱の動画を公開していた。佐々木は、このうち、真ん中のグループ(佐々木莉佳子伊勢鈴蘭川名凜平山遊季)に出演していたが、いつもの激しめなテンションではなく、すでに視聴するファンには “どこかおかしい” と感じられていたようだが、動画の経過時間で1時間数分した辺りで忽然と姿を消すことになる。それに先立つ58分少々のタイミングでは、何やら画面外のスタッフに合図をしているような様子も見られ、上記のインターネットサイン会を欠席することになる体調不良については、多くのファンが予測していたところだった。

急に消えた佐々木について特に大きく動揺することなくイベントを乗り切った伊勢、川名、平山には称賛の言葉しか見つからないが、アンジュルムについては、先日もリーダーの竹内朱莉が一時的にライブステージから離脱するというハプニングがあったばかりで、やはりメンバーには疲れがたまっているのではないかとの見方が大勢を占めるようだ。

それには、コロナ禍で2年にわたって封印されていたホールツアーをこの春から3年ぶりに再開したことが大きいようだが、それだけではないとする意見もある。そのライブツアーが封印されていた間、活動が制限された分を取り戻すべく、インターネットを介した(上述のような)サイン会やお話会といった新機軸のイベントが打ち出された。コロナ禍以前のリリイベ行脚に匹敵するほどの頻度で、ネットを介したリモートでの販促活動が実施された次第だが、これらが、これまで易々とリリイベなどの現場に足を運べなかった地方在住のファンなどにとっても望ましい流れでもあって、それなりの盛況を見ることになった。そして今年になってホールツアーが再開されたわけだが、それに伴って、抑制されていた期間に実施されるようになったネット上のリモート販促活動がなくなるわけでもなく、それなりの負荷がメンバーにかかり続けている点を懸念する声がある。また、今般、その久しぶりの開催であったことや、ハロプロのグループがそろって単独の武道館を踏むこともあって、新曲リリースといった、ファンの注目を惹く企画も矢継ぎ早ですらある。

もちろん、ライブツアーも復活し、それに伴って様々なイベントが打ち出されることはファンにとって嬉しいことではある。武道館の競演といった趣向もファンにとっては喜ばしく、そうした一切(ライブツアーが再開されたこと、武道館公演を実施できること、イベントが多数であること)は、メンバー自らも喜ばしいことだと受け止めているようでもある。それでも、やはり、急な稼働率の上昇は、それが旧態に復するだけだとはいえ、やはり大きな負担だろう。

佐々木の無事な恢復を祈ると同時に、繰り返し、改めてメンバーのケアへの注力を期待したいところだ。

(文=椿道茂高)

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