アンジュルム新体制、6/19 以降は、新リーダー伊勢鈴蘭、サブリーダー為永幸音

現リーダー上國料萌衣が6月18日に横浜アリーナで卒業するアンジュルムは、その横浜アリーナがファイナルとなる春ツアー(アンジュルム 10th Anniversary tour 2025春「桜梅桃李」)を敢行中だが、5月13日には、日本青年館ホールにて、通常の桜梅桃李ツアーとは異なるエクストラのライブ(「桜梅桃李+」)を開催していた。

そして、この「桜梅桃李+」公演の場にて、上國料卒業後のアンジュルムの新体制が正式に発表された。

上國料卒業後の新体制は、リーダーが伊勢鈴蘭、サブリーダーが為永幸音となる。

伊勢のリーダー就任については、ファンの間でも以前から予想されていた人事であり、自然な流れと受け止められている。SNSやファンのコミュニティにおいても、上國料卒業後は伊勢がグループを牽引していくという前提で、アンジュルムの雰囲気や方向性がどう変化するかについて、多くの意見が交わされてきた。

一方で注目を集めたのが、サブリーダーに指名された為永である。グループの加入順や年齢順といったいわゆる “序列” からすれば、彼女より先に加入した橋迫鈴や、同期メンバーで年上の川名凜がいる。しかし、今回為永が選ばれたことについて、多くのファンが注目している。6月に横アリで卒業する上國料も、リーダー就任時には、グループ内の順番通りではなかったことが知られるが、その際にも、順番通りではないことに触れられながら多くのファンが上國料リーダーに納得したように、この為永も、そのサブリーダー就任には納得だとする声もある。

研修生時代から、自主的に行っていた研鑽が(深夜番組で)明かされた際には、多くのファンの感動を呼んだ為永。
アンジュルムに加入してからの初めての ひなフェスシャッフルユニット登壇の際も、他グループのプレミアム公演であったことや、ペアとなったメンバーがプレミアムのグループでの歴の長い実力派メンバーであったことなどから、”きっと自分のメンバーカラーを振ってくれるファンは少ないだろう” と覚悟してステージにあがるも、パフォーマンス後、「ちゃんと私の色もあった」と泣いていた為永。

DVDマガジンの企画などでは、”他のグループのメンバーとも仲良くなりたい” と、密かに望んでいることが明かされ、そのためのアドバイス(今日、この収録のあと、そのままお誘いしてお茶しなさい)をもらいながら、”いや、でも今日は、今日に限っては予定があるから” と控えめなのか照れ屋なのか、一歩を踏み出せないところも見せる。

表面的には “しおんぬ大暴れ” と称されるようなコミカルで自由奔放なキャラクターを演出することもあるが、実際には空気を読み、控えめながらもバランス感覚に優れた一面も持ち合わせている。それゆえに、新リーダーである伊勢をしっかりと支え、新体制のアンジュルムを安定させる存在となるだろう。

上國料萌衣卒業後のアンジュルム新体制は、リーダーが伊勢鈴蘭、サブリーダーが為永幸音となった。

(文=椿道茂高)

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