モーニング娘。12期 羽賀朱音&13期 横山玲奈、2025年秋に卒業 芸能活動も終了へ

これは、かなりの不意打ちだったのではないだろうか。
長年ハロー!プロジェクトを応援してきた古参のファンにとっても、今回の発表は相当な衝撃だったはずだ。これまで数々の “衝撃のお知らせ” を乗り越えてきたファンでさえ、今回ばかりは言葉を失ったのではないだろうか。

つい先日(2025.7.8)行われた日本武道館公演では、最後の9期メンバー生田衣梨奈がグループを卒業し、ひとつの時代に幕が下りたばかり(参考)だったが、次の卒業予定としては、2026年に予定されている小田さくらの名前が発表されており(参考)ファンの多くは、ショックである一方、来年までは大丈夫だと、しばらくは落ち着いて応援できるという安堵の気持ちを抱いていたはずだ。

そんな矢先、まさかのニュースが舞い込んできた。12期メンバー羽賀朱音と、13期メンバー横山玲奈が、この秋のツアーをもって卒業することが発表されたのである。しかも2人は、卒業と同時に芸能活動からも退くという。

近年はグループ卒業後も芸能活動を続けるメンバーが多く、「卒業=完全な別れ」ではなくなりつつあった中で、今回の発表はより一層の衝撃をもって受け止められている。

モーニング娘。’25 羽賀朱音、横山玲奈 卒業に関するお知らせ

メンバーの羽賀朱音および横山玲奈ですが、
今秋予定されているコンサートツアーをもって、
モーニング娘。’25並びにハロー!プロジェクトを卒業することとなりました。

羽賀・横山ともに、これまでの芸能活動に一区切りをつけ、新たな世界に身を置き、
新しい道へと踏み出したいという申し出があり、2023年頃から卒業の時期も含めて話し合い、
今回の結論に至りました。
卒業公演の詳細や今後については、決まり次第、改めてお知らせいたします。

公式サイト ニュース詳細 モーニング娘。’25 羽賀朱音、横山玲奈 卒業に関するお知らせ

12期メンバーの羽賀朱音は、2014年9月にモーニング娘。に加入。
加入当初からその整った容姿で美少女として注目を集めた。11年の月日を経た現在は、凛とした美しさを備えた成熟した存在として、グループ内でも独自の輝きを放っている。地元である長野県への愛情も深く、地方を盛り上げる仕事やバラエティ番組でも活躍。パフォーマンス面では、加入当初はやや苦戦していたものの、努力を重ねて着実に成長を遂げ、今ではその美しさと同じように、モーニング娘。のステージを固く支える柱のひとりだ。

13期メンバーの横山玲奈は、2016年の12月に、最短の研修生歴をもって正規メンバーに昇格した(参考)。
その愛らしいルックスは、加入当初から多くのファンを引き付けたが、抜擢された大御所とのラジオ番組のレギュラーや、大きな不幸を乗り越えてツアーのステージを完遂するなど、当初からそのプロ意識には称賛の声が集まっている。同期であり、一足先に卒業した加賀楓参考)とのアンビバレントな関係にも多くのファンが注目していたし、そのためもあってか、バックステージでの後輩へ(とりわけ15期)の善き姐さんとしての振る舞いは、コミカルさも手伝って、多くの好感を獲得していた。

そんな2人は、この秋をもって卒業する。繰り返し、芸能活動からは身を引くことになるという。それぞれのコメントも同時に発表されている。

モーニング娘。’25 羽賀朱音、横山玲奈 卒業に関するお知らせ

皆さまの中に存在する私は、”モーニング娘。の羽賀朱音”であり続けたいという気持ちがあり
卒業と同時に芸能界も引退する決意をしました。

卒業後は、”羽賀朱音”として自分に出来ることを追求していきたいです。
モーニング娘。’25 羽賀朱音

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モーニング娘。’25 羽賀朱音、横山玲奈 卒業に関するお知らせ

自分らしく、やりたいことに一直線に生きたい!
その思いが今は強く、ワクワクしています。

卒業後は芸能活動を終了し、新しい道を歩んでいきます。
今後の自分の未来、とっても楽しみです!

15歳だった私も、24歳になりました。
ここまで関わってくださったみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。出会えたこと、一生の宝物です!
モーニング娘。’25 横山玲奈

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グループの歴史にその名を大きく刻印した12期の羽賀と13期の横山。
9期・10期が姿を消したモーニング娘。にあって、このダブル卒業は、ある意味で、世代の移り変わりを象徴しているのかも知れない。その卒業の詳細は、後日の続報を待つことになる。

(文=椿道茂高)

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